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熱いぜ!鈴鹿の産直 みどりの大地。

どうも、鈴鹿で農家してます。記者のぽたけです。

みなさん、野菜直売所いわゆる産直行きますか?

今回、あたしの出荷してる激アツな産直『みどりの大地』をご紹介したいと思います。

鈴鹿市内から鈴鹿インターへと向かう途中、畑の真ん中にオレンジの建物があります。ここがみどりの大地。

お店に一歩入って正面ドーンと、旬のイチオシ野菜や果物がズラリ。

この時期はイチゴです。こまめに通うとスーパーには並ばないジャム用なんていうお得なイチゴに出会えることも。

スーパーでは なかなか見かける事のないカラフルな野菜や珍しい野菜に出会うことが出来るのも産直の楽しみの1つです。

写真の野菜は、スイスチャード。サラダにしたり、サッと火を通したりして食べる葉物野菜になります。

食べ方の分からない野菜は、店員さんに声をかけると食べ方など教えてもらえます。

もちろん、定番の野菜もズラリ。

直売所の楽しみの1つは、生産者名がすぐにわかる事。

この大根の生産者の麻生くん、お友達の農家なのですが、一児の父で頑張り屋です。

県内マックスバリュにみどりの大地の産直コーナーがあるお店があります。何軒か覗くと、あっ!この人の野菜 見た事ある!なんて 嬉しい気持ちになれると思うので、ぜひ、誰の野菜を買ったのか覚えておいて、美味しかったなら、指名買いしちゃってください。

みどりの大地はスイーツも充実!

個人的にこのガトーショコラとカステラは食べてもらいたい!

四酪牛乳を飲みながら、カステラとか最高です。小林ファームの豚肉、臭みゼロ。

他の豚肉が食べれなくなっちゃいます。

こちらのコーナーでのあたしのオススメは豚軟骨!お肌は曲がり切ってますが、トロトロに煮込んでコラーゲン補給。三重県、実はお茶の生産量の多い県!お茶コーナーも充実してます。新茶シーズン到来 素通り出来ないコーナーです。


時々、お茶の生産者が試飲販売してるので 見かけたら飲んで、淹れ方の質問などもドンドンしちゃってください。

で、みどりの大地が激アツなのは この方が激アツだから。

みどりの大地の後藤社長。

前職は県職員。37年間、畜産や農業技術指導に当たり三重県の農業支援をするうちに『農家が生活できる場所を作らなければいけない』との思いが強くなり『自分たち生産者の思いが出せる店をつくろう』と、みどりの大地を設立。

時に厳しく時に優しく、的確なアドバイスをしてくれる頼れる社長です。

そんな熱い思いを秘めてる社長なので、出荷する農家も自然と意識が高くなります。

そんな激アツな思いからできた直売所、足を運んでみたくなりませんか?

みどりの大地の横には 安心、安全、生産者の顔の見える野菜が食べれるレストランもあります。そちらのご紹介は次回!お楽しみに。


みどりの大地

〒513-0001 三重県鈴鹿市広瀬町2722

TEL.059-375-3388


 

三重県の木にこだわって60年 -ウッドクラフト廣田 廣田利夫さん79歳-

「この木は、昭和58年12月から、工場で乾燥さしてます。
歪みが出ないように、しっかり抑えていますので、製材した時に狂いが、出ないと思いますよ。」IMG_4553三重県大台町で60年以上大工をしてきて、傘寿を前に今もなお現役で木工製品を作り続けている、ウッドクラフト廣田の廣田利夫さん。ますます意欲的に、新しいものを作ることに挑戦しています。
<荻原神社の宮司さんと一緒に>

また、地域の神社やお寺の建築も手がけてこられました。

私が廣田さんに初めてお目にかかったのは、自分で里山について学びたいと思って、カメラを背負って、母の実家があった三重県大台町へ取材を兼ねて休暇を過ごしに行った時のことです。

最初はとにかく農業や木のことをお仕事にされている方にお話を伺ってみたいと思ったのがきっかけで、ウッドクラフト廣田さんのお名前をインターネットで見つけてからずっと気になっていました。

取材を申し込んで初めてお話を伺った時は、廣田さんも私も少し緊張していましたが、お話を進めていけばいくほど、どんどん深いところまで聞かずにはいられなくなる衝動を抑えることが大変でした。

私が「里山」に興味を持った大きな理由の一つは、そこに暮らす人生の先輩方に、人生にとって大切なことを、様々な観点から伺ってみたいと思ったことでした。

廣田さんは60年間ずっと大工をしてきたことから、お仕事を通して、様々な、人生にとって大切なことを教えてくれました。

三重県の木にこだわって大工仕事をし、今は木工製品を作っています。伊勢神宮に流れる宮川の源流を有する大台町に生まれてずっと、この神の川とも呼ばれる宮川の水や三重県の大地の栄養を吸収して育った木を使って仕事を続けてきています。

お父さんが厳しい職人さんだったことから、こんなに厳しいのはかなわないなあと思って、早く一人前になって、厳しく言われないようにしようと、一生懸命仕事に精を出したんだそうです。

また、木のことをするのが本当に大好きで、大工道具はそのために必要に応じて自分で作ったりもしたそうですが、世の中のいろんな道具がコンピューター化されていく中で、大工道具は今でも昔からの形のまま、今も使われています。大工道具ほど完璧なものはないと思います。と話す廣田さんの言葉から、大工道具に対する敬意と愛情も感じられました。

廣田さんから他にもいろんなお話を伺って、その全てをたくさんの方々と共有したいと思ったのですが、私がここに文字にしてしまうと、なんだか廣田さんのお話が損なわれてしまうような気がします。

ウッドクラフト廣田さんは、見学も大歓迎ですので、もしよろしければ、ぜひウッドクラフト廣田さんへ遊びに行って、直接お話してみてください。職人としての廣田さんは、お父さん譲りの厳しさも持っていらっしゃいますが、普段はとっても暖かいお人柄で、人を思う気持ちを大切にしていらっしゃる素敵な職人さんです。

ウッドクラフト廣田
代表:廣田利夫
電話:0598-76-0767
FAX:0598-76-0767
住所:〒519-2506 三重県多気郡大台町天ケ瀬209番地
営業:朝9時〜午後5時(ご訪問の際はご予約をお願いします)
http://woodcrafthirota.blogspot.jp

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今廣田さんがもっとも関心があるのは、ご自身の工場の1階に四半世紀も前から乾燥させている木を使って何かを作っていくことです。

これまで培った大工の技をいたるところに散りばめる廣田さんの、60年間休まず動かしてきた手から生まれてくる木工製品は、どれも見事で美しく、寸分の狂いも許さいない匠の息づかいと緊張感さえ漂うのに、優しさと温もりも感じられる、素晴らしい作品となって生まれてきます。

そして、それらの木工製品は、どれも使う人のことを考え抜かれた工夫も散りばめられています。

下の写真の積み木は、大人が遊んでも楽しそうですが、子どもも使うことも考慮して、角はみんな綺麗に削ってあります。しっかりと磨かれた木肌は滑らかで、ずっと触っていたくなる触り心地です。

また、着色する際は植物の天然の色を塗るようにしているんだそうです。でも着色しなくても十分、様々な木々の本来の色がカラフルに並んでいますよね。
椅子とテーブルのセットも、木本来の優しい風合いを大切にしています。この下の写真の可愛らしい椅子は、座ったり立ったりしやすいように、天板が回転する仕組みになっていたりしています。
廣田さんは、新しいアイデアが浮かんだと言って、テーブルの天板の上にも、回転する部分を作っていたので、「回転」は廣田さんにとって、大切な表現の一つでしょうか?と伺ったら、ものすごく真面目な顔になって、「はい、人生は回転です。」とおっしゃいました。なんだかじーんとしました。

ほら、私が文字にしても、この空気が上手く伝わらないような気がします・・・。

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79歳になって、ますます精力的に新しい製品を作ることに挑戦を続ける廣田さん。広報用に廣田さんのビデオを作ってみたいということになって、改めて工場へお邪魔しました。

初めて廣田さんにお目にかかった時から、廣田さんの言葉の虜になっていた私は、ビデオでもぜひインタビューをさせていただこうと思って、廣田さんと一緒に時間を過ごさせていただいて、一緒にお食事をさせていただいたり、仕事場にずっと一緒にいさせていただいてお話を伺ったりしながら、木のこと、大台町のこと、お客さんとのエピソード、家族のこと、お仕事仲間との何気ない会話まで、いろんなお話を伺いました。

そしてできたビデオがこちらです。
ウッドクラフト廣田「木のことに携わって60年」

 

また、廣田さんは、地域の子どもたちのために小さな椅子をいくつも寄贈したり、仕事場や仕事の内容を伝えたりもしていらっしゃるそうです。

工場の中には丁寧に手入れされた道具や機械が、きちんと整頓されて並んでいます。それを見ると、廣田さんのお仕事に対する気持ちが伝わってくるようです。

カクカクだった木の棒が、あっという間に綺麗に丸く削られていきました。これも、力の入れ具合や職人の勘と技術がなければ、こんなにまん丸でスベスベに削れないでしょう。

あと、これらの機械と、その電源を入れて電気をつける廣田さんの60年続けてきた様式美を見るだけでもかなり価値があるのではないかと思っています。

廣田さんの技術を見せていただいたり、作品に会いに行くこともさることながら、廣田さんに会ってお話を伺っていると、帰る頃にはきっと、ほっこりした気分になって、また明日から頑張ろうって思えることが、何よりも、廣田さんを訪問する時間を豊かにしてくれています。

廣田さん、いつもありがとうございます。

伊勢志摩の萌えキャラ「碧志摩メグ」アニメPVクラファンの返礼品が届いたよ!

去年の11月22日からはじまったあの伊勢志摩の萌えキャラ「碧志摩メグ」アニメ制作プロジェクトのクラファン。目標額の400万円を遥かに上回る715万8千円で終了しました。SHIMAZINEの運営元の「おおきんな」でも支援して先月にその返礼品のグッズがすべて届いたのでご紹介したいと思います!

おおきんなが支援したコースの返礼品の一覧はこちら!

・メグ クリアポスター【非売品】(Makuake限定デザイン)
・メグからのお礼メッセージ(画像付)
・完成PV映像ファイル
・デジタルコンテンツ
・メグデザイン クリアファイル(伊勢志摩サミット開催地 賢島背景 伊勢海老バージョン)
+HPにお名前掲載
+碧志摩メグのお守り【非売品】(Makuake限定デザイン)

今回は届いたグッズを中心にご紹介したいと思います。

まずはこちらメグクリアポスター(Makuake限定デザイン)!幅15cm×高さ40cmの薄いプラスチックでできたポスターです。

ポスターの絵柄は今までに見たことがない釣り竿を持っているデザインです。

そして次がメグデザインクリアファイル(伊勢志摩サミット開催地 賢島背景 伊勢海老バージョン)。サイズはA4サイズです。

伊勢海老を持っているデザインは以前ポスターでもありましたが、今回はクリアファイルになっています。

今回の目玉の碧志摩メグのお守り【非売品】(Makuake限定デザイン)!厳重に三枚折にされた紙袋に入っています。

一枚捲ると碧志摩メグが登場。

そして2枚目を捲ると・・・じゃん!

碧志摩メグのお守りの登場です!今回のお守りはなんともめでたいデザインになっています!

裏面には碧志摩メグがお参りをしているとされている宇賀多神社の刺繍があります。

どうやら今回のお守りは志摩市に実際にある宇賀多神社がご祈願した上で発行しているようです。

今回さらに追加分として碧志摩メグ Makkuakeバージョン描き下ろし厚紙A4フライヤー碧志摩メグ伊勢海老マークステッカーが同梱されていました!

こちらが碧志摩メグ伊勢海老マークステッカー!直径約4.5cmほどですのでスマホやタブレットに最適です!

もう一つが碧志摩メグ Makuakeバージョン描き下ろし厚紙A4フライヤー

海岸を走っている碧志摩メグ。今まで見たことがないような表情をしています。

これで返礼品のグッズの紹介は終わり!4月中には設定資料集が届く予定です。さらにアニメPVがもうすぐ公開されるとのことですのでこちらも非常に楽しみ~♪

そしてアニメPVのプロジェクトが一段落ついたかと思ったら今度は痛単車に碧志摩メグです!こちらは現在Makuakeで支援者を募っているところです。

WEBページの概要を見てみると

”三重県伊勢志摩海女萌えキャラクター『碧志摩メグ』
鈴鹿から世界で活躍する姿が見たい!痛車(痛単車)で望む!
みんなと一緒に盛り上がりながら沢山のレースやイベントに登場させる!”

とのこと!興味があるかたはぜひ支援してあげてください!

碧志摩メグの快進撃!痛単車で世界へ! みんなと一緒に挑戦していくプロジェクト!
https://www.makuake.com/project/meguracing/
SHIMAZINE-伊勢志摩の萌えキャラ「碧志摩メグ」アニメPVクラファンの返礼品が届いたよ!

voice. 風の島、菅島。美しい離島の暮らし。こどもが見ているカメラの先は・・。小学校廃校問題。

風の島、菅島。

昨年12月から、私は三重県鳥羽市の離島、菅島を取材で追っている。

菅島には、近鉄鳥羽駅から徒歩約10分。鳥羽マリンターミナルから定期船で15分くらいで到着する。

菅島は人口約600人の漁村だ。
日本の灯台50選に選ばれた菅島灯台がある。

答志島、神島、坂手島、菅島。
どの島もそうだが、名古屋から電車と船で約2時間ちょっとで、まったく違う世界観のある離島に行けることに驚く。

菅島にあるスーパーとコンビニが合わさったような商店。
お総菜なども売っている。

島を散策しているだけでも島の暮らしが垣間見られ、楽しい。

島を離れて暮らす、学生になった孫の無事を祈っていたという島のおばあちゃん。

シャッターを切れば島独特の世界観。フォトジェニック。

島の家も住民の方のご厚意で拝見させていただいた。
そこにも島独自の風習があった。

 

菅島の産業

菅島は天然魚の漁に加え、海苔、ワカメ、最近話題のアカモクなど海藻の生産も盛んだ。
伺った12月、海苔の加工場では黙々と出荷作業をしていた。

近々、このような個々の加工場はなくなる。

そして個々の海苔加工場が共同で委託する新たな加工施設を建設中だった。
島は産業活性のために、前へ向いている。

冒頭に風の島、菅島と書いた。
島を歩いていると、いろんな干物に出会う。

伊勢海老の干物もあった。

 

島に唯一ある菅島小学校

島に唯一ある菅島小学校も取材させていただいた。

G7伊勢志摩サミットが開催されたこともあり、給食を通じてサミットを学習しているようだ。

またこの日が、秘密の献立 “ミステリー給食” の日だった。
こども達からワクワクしている感じが伝わってくる。

全校生徒、みんなで準備して食べる給食。

写真からもわかるように、全校生徒数が少ない。

以前、答志中学校の廃校問題(記事はこちら)も記事に書かせていただいたが、菅島小学校も廃校問題が迫っている。

廃校は島の暮らしへの影響が大きい。
学校がなくなると島に暮らす理由が減る。

島に暮らす人が減るということは、島の産業や伝統にも影響がでる。
そういった事例は日本の各地にある。

海苔の加工場で出会った赤ちゃん。繁忙期を迎えると家族総出での作業となる。

私は島民ではない。
果たして、島民の方は廃校に反対なのだろうか。それとも鳥羽の本島に統合されることに賛成なのだろうか。

島に暮らす方にお聞きしたが、やはり島としても廃校に反対とのことだ。
離島の廃校問題は、基本的に何らかの手段で学校に通うこどもの数を増やすことが課題だ。

となると、移住者を増やすことが重要になる。

菅島の船着き場で出会った赤ちゃん。むかしながらの乳母車がお洒落。

島はとても魅力的な場所だと、島外に暮らす私は感じている。

 

そこで、想う。

外目線で島の魅力を発見し、伝えていくことの重要性。
そして伝えるの次にあるコト。

菅島に暮らすOTONAMIE記者のかめさんと双子の息子さんと娘さん。

始めは小さな小さなアクションかも知れない。
いま、OTONAMIEの外目線と、島に暮らす記者という内目線で、島の暮らす方にも相談しながら新たなアクションを模索している。

まずは、風の島菅島に廃校問題があることをお伝えしたかった。
また、大変厚かましいと承知の上で、課題解決に向けたアイデアやアドバイスを記者や読者の方からいただけると大変ありがたく思います。

mail otonamie@gmail.com
Facebook https://www.facebook.com/otonamie/

菅島小学校の壁面に書かれた絵。

 

Voice. そこにあるリアルな声を届けたい。

 

 

青春のドムドムハンバーガー。東海地区唯一の店舗は三重県にある。

ファーストフード界の絶滅危惧種といわれているドムドムハンバーガー

ダイエーの子会社”オレンジフードコート”が手掛ける
ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー

国内初のハンバーガーチェーン店で、初出店は1970年。
(マクドナルドの初出店はその翌年の1971年)
ピーク時には全国350店を超える時もあったが、
ダイエー衰退により販売が低迷。

今や約55店舗にまで減少。

更に今年7月、オレンジフードコートは
「ドムドムハンバーガー」の事業を売却し、
55店のうち36店を新会社に譲渡。

残った店はクレープ店に切り替えたり、
閉店したりする方針との報道があった。

青春の味として馴染みの深いドムドム。

ファンがざわついた。

 

東海地区唯一のドムドムは三重県にあった

東海地区唯一の店舗は、
桑名駅直結の桑栄メイトの中にある
ドムドムハンバーガー桑名店
昭和なビルに、昭和なドムドム。

非常にしっくりくる風景である。

店内は喫煙OK。

雑誌や新聞も置いてあり、
ファーストフードというよりも老舗の喫茶店。

テーブルと椅子は固定式。

落ち着いた雰囲気で客層は幅広い。

特にモーニングの時間帯には、シニア率高し。

ファーストフード=ヤングの法則は、
ここでは崩れる。

一人席も充実。

甘辛祭り??

 

一番の人気メニューは甘辛チキンバーガー

ドムドムの一番人気は、甘辛チキンバーガー

ふんわりバンズに挟まれる、
柔らかくジューシーなチキン。
かぶりつくと、
衣がカリっと音を立て、
チキンの旨味と甘辛のたれ、
くどさのないマヨネーズが調和する。

隣テーブルの青年グループの会話が聞こえてきた。

「このマヨネーズうまっ!」

「最近、意識高い系のハンバーガー多いけど、ハンバーガーって本来これだよなー」

――青年、いいこと言うね。

そうそう、
以前にレモンティーを頼んだら、
ちゃんとスライスレモンが入っていて驚いた。

液体レモンじゃないんだ!って。

ドムドムのコンセプトは、
まじめにおいしい、楽しい

▲公式ホームページより

コアなファンが多いのは、
”まじめにおいしい”からというのはあるけれど、
ドムドム桑名店にファンが多いのは、
あのお二人がすごいから」ではなかろうか。

 

最後の砦 桑名店を守るあのお二人とは・・・

あの二人というのは、
東海地区最後のドムドム”桑名店”を営むご夫婦

なにがすごいって、
もう何十年も変わらずに、
お二人が笑顔で元気に切り盛りされているということ。

▲恥ずかしがりやのママさんはフレームアウト

学生時代よく、
このドムドムに
寄り道していたというお客さんがいらした。
青春時代を過ごした懐かしのドムドムに、
娘さんと来店。

お客さんの中には、
親子3代に渡って通っているという方もいた。

皆さん共通して仰るのが、
「マスターとママが当時からずっと変わらない」ということ。

もはやクローン説も耳にするほど。

友人曰く、
自分が学生だった頃から
ドムドムマスターはおじいちゃんだったけれど、
今も変わらぬおじいちゃんだというのは
桑名七不思議レベルなのだそう。

それほど桑名店を語る上で、
お二人の存在は欠かせない。

 

都市伝説レベルのマスターにお話を伺った

ドムドム桑名店はいつも温かい。

なぜならば、
マスターとママが
注文を受ける時も、
商品をテーブルに届ける時も、
初めてのお客さんにも、
もちろん常連さんにも、
コミュニケーションを取っているから。

「今日は暑いですね~」

「可愛い赤ちゃんですね、おいくつですか。」

「かっこいいカメラ持っていますね」

所謂マニュアル通りのファーストフードでは
中々みられない光景だ。

噂のマスターにお話を伺った。

——桑名店を始めて何年になるのですか??

マスター:「うーん、44年くらいですかね」

——以前、駅前で”寿がきやラーメン”を営まれていたと聞きました。

マスター:「おやおや、よく知っておみえですね。
実はその昔は和菓子屋をやっていました。
その後、パル(昔あった駅ビル)で寿がきやをしていましたね。
そしてこの桑栄メイトに入れることになり、弟がダイエー系に勤めていた縁からドムドムを始めました」

——マスター、菓子職人さんだったのですね。ドムドムは常連さんが多いですよね。

マスター:「そうですね。特にモーニング帯は多いです。
もう常連さんは何を頼むかわかっているから、注文聞く前に「〇〇ですね」と言いますね」

——声かけてもらうと温かい気持ちになります。

マスター:「私たちが話しかけたいんですよ。
お客さんとお話しできるのは楽しいですから」

——ドムドムの象のマーク「どむぞうくん」可愛いですよね。

マスター:聞いた話では、本部がマークを考える時、小学生にいくつか動物の絵を見せ、一番人気の動物が象だったということで決まったらしいです。「どんどん安く、どんどん売る」からドムドムになったとかね。

ーー桑名店での人気メニューは何ですか??

マスター:「うーん、やっぱり甘辛チキンバーガーですかね。
あ、チーズポテトも結構出ますね。私がよく食べるのはフレッシュ野菜バーガーやチーズバーガーです」

——マスターも食べるのですね。

マスター:「はい、朝も昼も食べますよ」

 

お客さんとの印象的なエピソードを聞いてみた

マスター:「色々ありますが、25年程前に、桑名市内の高校の卒業生アンケートで”行きたい場所はどこか”という質問があり、”ドムドムバーガー”という回答がいくつかあったと聞き嬉しかったですね」

——わぁ、それは嬉しいですね!

マスター:「はい。あと最近ドムドム閉店のニュースが出たりすると、心配して来て下さるお客さん多いです。大垣や常滑など県外から来て下さったりするんです」
——想い出の味なのでしょうね。

マスター:「有り難いですね。無性に食べたくなると仰ってくれますね」

——皆さんがご心配されている通り、この桑名店の存続は・・・

マスター:「営業存続する方に入っているから無くなりません。私が生きている間は続けたいと思っています

 


最後に力強いお言葉を頂き、ほっ。
見送られながら店を出る。

入れ替わりで入店されたお客さんは、
20代らしきヤングのペアと、
50代らしきミドルのグループ。

本当に客幅が広い店だ。

どうかこれからも、
思い出を呼び起こす”懐かしの味わい”を
守ってほしいと願うばかり。

▲インタビュー後、「ご苦労さんね」とくださったソフトクリーム券は無期限。ずっとずっと続いてほしい。

hamburger, just Dom Dom!

 


ドムドムハンバーガー桑名店
住所:桑名市桑栄町2 桑栄メイト
電話:0594-21-2537

 

哀愁と妄想の向こう側。グッド・バイというバンドのお話。

2017年1月から伊勢で活動しているロックバンド「グッド・バイ」が会場限定で1st DEMOをリリース。
そんな勢いのある彼らにインタビューを決行。
結成からCD 完成までの経緯やバンドに対する思いを伺いました。

<左からBa.Cho/浦田 樹、Dr/たかぼー、Vo.Gt/伊藤 祐大>


結成の経緯を教えてください。
祐大>元は全員別々のバンドで活動していたんですが、それぞれ同じタイミングで解散したのがキッカケでした。
樹>このバンドでの初ライブは2017年1月ですね。
たかぼー>僕は最初はサポートって形で参加していたんですが、4/29につくばにライブへ行った時に結構深い話をしてそこで正式に加入となりました。元々自分のバンドが2017年3月に活動休止になって正規バンドはやらないつもりだったのですが、つくばでの話で吹っ切れたというか、バンドとして力になりたいと。

結成から約5ヵ月と短いスパンの中で着実に活動を広げていますが何か原動力があるのでしょうか?
祐大>とにかくバンドをやりたいという気持ちだけですね。今までバンドとしての活動に憧れてるだけで何も出来ていなかったので。周りの仲間はどんどん活動をしているのに俺達は…の連続で。
樹>僕も同じですね。ライブハウスに行く度にその欲が強くなっていった感じです。

そんな中で今回、1st DEMO「生活のブレス」が完成したわけですが、何故CDを作ろうとなったのですか?
祐大>音源をずっと撮りたいとは思っていたのですが、如何せん知識や、やり方が分からなくて後回しになってました。そんなタイミングで三重バンドのオムニバスCDの話をもらって1曲レコーディングを経験したのが大きかったです。
樹>撮ってみて気づくことが沢山あって、これを活かして一つの作品が作りたいなって純粋に思ったんです。
祐大>自分達の事を客観的に見たり聞いたりする事が全くなかったので、1曲撮れてイメージが出来たというか、より楽曲へのインスピレーションが増した感覚があって。1曲しか撮らないつもりがどんどん曲が出来てきてこれなら作品として世に出そうと思いCDを作ろうと思いました。

楽曲に対して常に気にしている事はありますか?
祐大>特にはないです。ただ病んでないと曲は出来ないです。
樹>CDを聞いてもらえば分かると思うのですが、とてもネガティブな要素が多いので。
祐大>歌詞とかも特に根暗な感じありますよね。それが売りというか特徴として出していければなと。
たかぼー>僕もサポート前からライブを見たりしてますけど、楽曲の雰囲気の暗さが良さになっているのがうちの売りですね。

ライブも続々と決まっていますが、どんなライブにしていきたいですか?
祐大>とにかく貪欲に泥臭くやりたいです。やりたいようにやりたいだけですね。
樹>まずは自分達が楽しんで、その先に何か感じてもらえたら嬉しいです。
たかぼー>さっきも言ったんですが、バンドが持っている雰囲気とかを感じてもらえたらと。

とても意欲的な皆さんの次の目標はなんですか?
たかぼー>まだ新しいCDを出したばかりなんですが、早く次のCDを作りたいです。今回は僕が叩いた作品ではないので余計にそう思いますね。
祐大>確かにそれはあります。この3人で作った楽曲を早く撮りたいですね。
樹>あと、自主企画とかもどんどんやっていきたいです。地元の若い子達にもこういうバンドがいる事を発信出来たらと。
祐大>とにかくバンドしたいです。レックもイベントも。バンドが出来なかった分膨らんだ妄想を一つずつ形にしたいです。


グッド・バイ 1st DEMO
【生活のブレス】1.失態
2.メンヘラ
3.感情線
4.生活のブレス
price/¥1,000-(out tax)
ライブ会場で販売中


ライブ予定
5/20(土)松阪 ROCKERS CLUB
5/27(土)鈴鹿 ANSWER
6/3(土)松阪 ROCKERS CLUB
6/11(日)愛知 鶴舞DAYTRIP
7/23(日)伊勢 QUESTION


OFFICIAL TWITTER
@goodbye_mie

家具というモノ。アートというコト。三重でローカルな旬のアートに触れるなら・・・@VOLVOX

 

“社会的視点と言えば大げさですが、そもそも私は大量生産の家具に対して一点物の家具を作っています。この地に育った木で、この地に暮らすためのモノを作る。これが自然だと思うのです。”

そう語る、家具職人の油田陽一朗さん。
三重県津市美里の工房にお邪魔した。

自然を眺めながら家具を作れる環境に羨ましさを感じつつ、作品や工房を見せていただいた。

家具に使う塗料は環境にいいものを使っている。

食材は国産のモノ、できれば県産のモノを食べたり、地酒を楽しむ。
そんなローカライゼーションの風潮のいま、家具はどうだろうか。

三重県に限らず、日本は森に恵まれている。
でもその地に暮らしていると、それは当たり前のことであまり意識したりはしない。

三重の木でつくる家。こんな感じの宣伝は、チラシやCMでよく触れる。確かに地元の木で家をつくれたらいいなと思うが、やはりそこは懐事情を優先させてしまったり・・・。

家具、特にイス。
地元の木と接する媒体として、イスはとてもキャッチーだと思う。
ズラッと地元の木で作られたイスが並んでいたら、特に何も考えることなく座ってみたくなる。

そして “おぉーこのイスは地元の木でできているのだな” と体と心のイスに対する馴染み具合が心地よかったりもする。

“素材はおおきい”
油田さんはいう。
北米、北海道、長野、三重など・・・。それぞれの木に特徴があり、家具をつくる場合にもその特性は大きく異なるという。
そして地元の木を使うことで、新しいモノができる。

三重の木とつくる子どもクラフト展で作られたブランコが工房にあった。

油田さんは、三重の木とつくる子どもクラフト展を昨年(平成28年3月、三重県主催)行った。
また今年の11月に、三重の木で作ったイスの展覧会(三重県民美術館県民ギャラリー)にも協力していて、自らも作家として参加する。複数の作家が参加予定だ。

VOLVOXが入っている四天王会館。
四天王会館には人気カフェpecorinoもある。

そんな油田さんは、三重県津市にあるアートギャラリーVOLVOXを運営している。三重県津市という地方で、アートギャラリー・・・。何だかいろいろと気になってインタビューさせていただいた。

—なぜVOLVOXを始めたのですか。

油田:3.11がきっかけです。ものすごいショックでした。
多分、日本中のみんなが、当たり前の日常の素晴らしさに気が付いたと思います。私もそう感じました。三重県津市という地方都市での暮らしが、自分にとっていかに大切なことなのか。地域の中で生きるということ。

—私も取材などを通じて、地域をみんなが見つめ直していると感じることがあります。

油田:以前はメディアからの情報は都会からの情報でした。それも刺激的でいいのですが、地域にはそれぞれに活動している、ものづくりの人や、絵を描いている人がいます。そのような人がいるのに、この地域はとてもクローズドだと感じていました。
私の役割として、再発見。プロデュースする場所と人がなかったので、ここならできると思いました。

—地方にある潜在的なニーズを顕在化させるのは、所謂見えないモノやコトを創り出すというのは、とても大変だと思います。どのような流れでVOLVOXをつくったのですか。

油田:3.11があって、いろいろと気持ちの変化がありました。そんなときに、この建物の所有者である四天王寺の住職さんからお話しをいただきました。2012年の春、当時はこの場所は幼稚園だったのですが、見た瞬間、ここでギャラリーをやったらいいと閃きました。
しかし、家具職人として自分の仕事でいっぱいいっぱいだったのに、本当にできるのかハードルの高さは感じていました。
でも、地域の日常への想いがあり、決心がはっきり着かないまま始めることになりました。
地元の作家さんに声をかけ、28名の作家が賛同してくれました。
事務局をお願いした方も “ヤッター!50代でやることが見つかった(笑)” と協力してもらっています。

—話は変わるのですが、VOLVOXの雰囲気、特に床材がとてもいいなと思っていたのですが。

油田:これね!足場の板なんです。昔の大工さんはこういった足場を使っていました。壁との相性がいいなと思います。これもVOLVOXをつくることが決まって、譲っていただいたモノです。この床材が譲っていただけると決まったときは、大げさですがなんだか神様が後押ししてくれているような気がしました。

 


 

今回の取材を経て、いろいろと頭に想いが巡った。

家具というモノ。アートというコト。
それと時代という風。

戦後、高度経済成長、バブル崩壊、3.11、地方創生。
暮らしが変わるのは意外と突然で、地方に吹く追い風はすぐそこまできているのかも知れません。

 


 

アートギャラリーVOLVOX
add 〒514-0004三重県津市栄町一丁目888四天王会館1階106号
hp http://www.volvox-stnk.net
fb https://www.facebook.com/volvox.stnk/

家具工房 NEW FOREST
add 〒514-2104三重県津市美里町家所4324
blog http://newforest4160.blog.fc2.com
tel/fax 059-279-3887

 

素敵なBBQ場なんですが…閲覧注意(笑)

亀山市街から20分程国道1号線を滋賀方面にクルマを走らせた鈴鹿峠の麓にあるバーベキュー鈴鹿峠。手ぶらバーベキューはなんとも嬉しい限り。バーベキューの準備と後片付けが面倒…そんな面倒な手間がないのが魅力のバーベキュー場です。

日帰り入浴があるバーベキュー施設

このバーベキュー鈴鹿峠はなんと!日帰り入浴が可能なんです。BBQって美味しいし、楽しいんだけど女子には匂いが気になりますよね!そんなお悩みを解決してくれる日帰り入浴。暑い夏でも汗の匂いスッキリ〜

そしてバーベキュー以外にも鱒釣りが出来るんです!釣った鱒はお好みの調理方法でその場で食べる事が出来き、子供も大喜び♩

フライに塩焼き、あらいとどれにしようか迷いますね。

さて本題⁉︎

このバーベキュー場はすぐ側に清流が流れ、周りを散歩するのにもってこいなんですが…散歩をしていると毎回こんな物が橋に干してあるんです!


見ての通り、鹿の皮?毛皮?
何故かいついっても無造作に干されています。こんなに無造作に干していて、そのうち動物愛護団体からお叱りがこないのか、関係ない私がハラハラしています。

何に使うのかは不明…まだお店の人に聞けずにいます。バーベキューに行った方は誰か聞いて下さい!そして教えて下さい(笑)
中身は、鹿肉として食べられているのかしら…。普段はあまりみる事がないので貴重といえば貴重。女性や子供にはちょっと刺激が強いかもしれませんね。


バーベキュー鈴鹿峠

住所:三重県亀山市関町坂下722
TEL:0595-96-2012
http://www.suzukatouge.com/sp/

隠れ家的なお店発見! 「カラオケ味処 うたや」さんへ行ってきました

年度末と年度始めの忙しさで、半分魂の抜けきった面構えをしていたところ、元気出せよということで連れてって貰いました。

お店の名前は「カラオケ味どころ「うたや」」
カラオケ喫茶みたいなものかな、と思いつつ、いざ、お店へ。

星川のサンシティーから、結構な角度の坂を登りきった辺り。
地元の方くらいが通る道を曲がったところに、本当に隠れ家的なお店がある。

(地図:赤丸のところです)

隠れ家的って言ってもここまで隠れないでー。初見で全然分かんなかったよ。
と、外観に本気で驚きつつもお店の中に。
扉一枚開けると、その向こうに、また扉。
二枚目の扉を開けると、

じゃーん!!!
(店内の写真)
あっれー、広い! キレイ! 想像とぜーんぜん違う!

店内は薄型で大きなモニタが3台!
スピーカーも某チェーン展開のカラオケ店と遜色のないものが6台!
機材は最新機種ですかい!?

さてさて、室内はチークダンス(古い)でも出来ちゃうような開放的な空間。
特に目を引くのが、カウンター席。

ゆったりとした席の間隔。
座り心地の良い肘置き付きの椅子。
木目の綺麗なカウンター・・・って、繋ぎ目ないんですけど。
店長さんに聞いたところ、なんと無垢の一枚板を使用とか。
贅沢過ぎません?
突っ伏してだらけたい気持ちをぐぐぐっとこらえつつ、飲み物で喉を潤しつつ、ご飯をいっただきまーす!

お飲み物の種類も豊富で、サワー系は目の前で作ってくれます。
なので、濃いめ薄めの調節をお願いできちゃうのもありがたい。

食べ物については、和洋中と取り揃っていて、気分で色々と摘まめるのが嬉しい。

(色鮮やかな青椒肉絲)

(お口でほろほろと蕩ける、角煮)

他にもお刺身、カルパッチョのお魚料理もありますよ。
今回は口に出来なかったけれど、なんとクジラがメニューにありました。すっごーい!
お料理は季節によってメニューを変えるみたいです。楽しみ~!

綺麗で開放的な店内、飲んで食べて歌ってとストレス発散させて頂きました。
また行きたいと思いまーす!

あ、マイク持つとき、小指は立ててないですよ? ホントですよ?

カラオケ味処 うた屋
〒511-0943 三重県桑名市森忠889番地
TEL:0594-87-6477
13:00~23:00(LO 22:00)
月曜定休日

引き潮フォトジェニック。滋賀県の写真作家が撮る、三重県津市の海の写真が美しい。写真展「津の海−再生−」開催。

“誰だって心の深いところに、人には見せたくない暗い場所がある。
そこをほわっと照らしている光がある”

町屋海岸の朝 ©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

この写真は三重県津市の町屋海岸の写真。
撮影をしたのは、篁ゆかり(たかむら)さん。

透き通るコバルトブルーの海に、白い砂浜。
燦々と降り注ぐ太陽の光と椰子の木。
海と言えばこのような写真が多いなか、
津市の海を撮影のために、滋賀県から通っているという。

この写真はガラケーで撮影した一枚 ©YUKARI TAKAMURA

津市の海はとても穏やかだ。
しかしコバルトブルーでもないしリゾート感もない。
ワタクシゴトで恐縮だが、三重県津市に生まれ育ったが、
篁さんの写真を観て、まさか津の海だと思わなかった。
その美しさに、正直驚いた。

なぜ篁さんは津の海を撮り続けるか。
また、どのような感覚でシャッターを切っているのだろうか。
インタビューさせていただいた。

左:篁さん 右:VOLVOX代表の油田さん

篁ゆかりさんプロフィール

写真作家
元舞台照明家の経験を活かし、写真、映像、あかりなどを用いて、舞踏家・俳優・音楽家らとともに作品展示や上映ライブ多数参加。

1991年 劇団銀色昆蟲館「マドンナの宝石」の参加を機にフリーの照明を始める。
1995年 パララン翠光団を中心に“見えない世界こそ見える”をテーマに芝居や舞踏の場で活躍を続ける。
2002年 照明家・岩村原太主宰“光の塾”に参加。
2003年 写真活動-ひかりのヒ-シリーズを始め、舞踏家・俳優・音楽家らとの 即興実験ライブを手がける。
2009年 Amanto天然芸術研究所にてソロ晩シアター、LOGOシリーズなどの照明担当や劇場運営に携わる。
2011年 観察記録として撮りだめした写真で個展「白河夜船」シリーズを開始。以後、関西を中心に活動を続ける。

 

Yahoo USAの三重県津市の天気予報ページにも採用された写真 ©YUKARI TAKAMURA
Yahoo USAの三重県津市の天気予報ページにも採用された写真 ©YUKARI TAKAMURA

—津の海を撮影することになったきっかけや、その魅力を教えてください。

:きっかけは友人を訪ねて津にきて、たまたま町屋海岸に行ったことです。
滋賀県に生まれ育ったので琵琶湖はあるのですが海がなくて、町屋海岸を初めて観たとき、何もないのがいいなと思いました。

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—なるほど。なにもない海の魅力。

:こんなにきれいなのに、なんで誰もいないの!?って思いました。
琵琶湖とは違って、引き潮と満ち潮があるのに驚きました。
引き潮のときは、遠浅の海岸が奥まで広がるのがとても不思議でした。
誰かが、水の栓を抜いたの!?って(笑)

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—たしかに、引き潮のとき、砂浜の海岸線は違った表情ですね。

:ポコッとした地形が現れたり、風が吹いて小さな波立ちが起こって太陽の光がその波に反射すると、まるで光の海の中にいるような気分になります。ナウシカの世界みたいって。
そんな瞬間、だれもいない海なので、一人で写真を撮りながらはしゃいでしまうほど楽しいです。

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—篁さんの作品は光がテーマのように感じるのですが、やはり元舞台照明家の影響ですか。

:そうですね。高校生の時に演劇部で舞台照明を始めて、その頃から光を意識する習慣がついています。

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—篁さんにとって光って何ですか。

:私にとって光とは、影を引き立たせるもの。
それと同時に、燦々と浴びる太陽ではなく、ほわっとしている灯。
誰だって心の深いところに、人には見せたくない暗い場所がある。
そこをほわっと照らしている光がある感じです。

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—撮影するときは、引き潮を狙って撮りに行く感じですか。

:それを調べていくときもあります。
でも良い作品が撮れたときって、
朝起きて海が気になる。なぜか気になるので三重に行こう。
山の向こうで海が呼んでいる、みたいな感じです。

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—それ、なんかわかるような気がきます。直感って偶然ではなく蓄積された何かが引き起こす必然なのかと。

:普通は雨の日は海にいかないのですが、この作品(上のモノクロ)を撮った日はいきました。
いかなければと。

©YUKARI TAKAMURA
©YUKARI TAKAMURA

—狙ってはだめ、みたいな感じわかります。エゴと純粋さ。

:その場所の空気、神々しいなにかと自分が混ざり合ったとき、場所のチカラを借りると意外と面白いです。なんか “撮らされた” っていう感じ(笑)。

忘れもの。海にきた子どもが、楽しすぎて忘れて帰ってしまったのかな。そんな想像をすることも楽しい。とお話しする篁さん。©YUKARI TAKAMURA
忘れもの。海にきた子どもが、楽しすぎて忘れて帰ってしまったのかな。そんな想像をすることも楽しい。とお話しする篁さん。©YUKARI TAKAMURA

—篁さんは海が好きなのですか。

:海が好き・・・、海も好きです。
三重に向かうときに一号線で行くのですが、鈴鹿の山も撮影しました。
一号線でトンネルを越えて三重に入ると、
東海の渇いた感じの光を感じます。
関西は湿気の多い光です。
三重は風が通るイメージがあります。

 


 

今回、いろいろと篁さんとお話しさせてもらい印象的だったお話しがあった。

町屋海岸で写真を撮っていたとき、地元のおじさんが近づいてきて
「こんなとこ撮らんと、伊勢志摩スカイラインの方がええで。」
と仰ったそうです。

わたしもそうですが、生まれ育った身近にある魅力は、気が付きにくいのかもしれません。
でも、外の人が発見する自分にとって身近な魅力は、言われてみればそうだなと、妙に深く納得してしまいます。

記事を書き終え、
むずむずと、なにもない海に行きたくなっている自分がいました。


 

篁ゆかり写真展
「津の海 ―再生―」
2017.5.18ー5.23

アートギャラリーVOLVOX
add 三重県津市栄町一丁目888 四天王会館1階106号室
hp http://www.volvox-stnk.net
fb https://www.facebook.com/volvox.stnk/

2017.5.20には三重県津市が誇る、大岡英介さん(タワーレコードのカテゴリー別ランキング2位)との即興ギターライブによるイベントもあります。

また、会場にて限定のCD、DVD、写真集も販売しています。

ぐちゃぐちゃ、という名の会社。桑名の若者が手がけるシェアハウスが魅力的。

2017.04.21-20.24.22DSC_0291新幹線や電車の高架下。 そびえ立つビル郡が見える。 時代に置き去りにされてしまったかのような、昭和の長屋。 しかし、しっかりと暮らしの匂いがする。

2017.04.21-20.25.56DSC_0294
長屋の玄関とキッチン。
2017.04.21-20.32.10DSC_0311
レトロな細工の窓ガラス。
2017.04.21-20.31.12DSC_0306
神棚のよこに十字架。ワールドワイド。

2017.04.21-20.32.20DSC_0312 2017.04.21-20.28.14DSC_0299名古屋にきた。 三重県桑名市出身の若者が、名古屋、大阪、などの都市部に残る、このような古い家屋を仲間とリノベーションをして、シェアハウスとして様々な住人を受け入れている。

2017.04.21-20.35.38DSC_0321
長屋に隣接する木工のアトリエ。
2017.04.21-20.30.34DSC_0304
住人のギター職人作。

住人の中には、ギターを中心に木工を扱うクリエーター、アメリカからきた人もいる。

2017.04.21-22.21.34DSC_0341
映画KUHANAで子ども達の音楽指導を自宅のスタジオで。

たけちゃん。 そう桑名の人に言われて親しまれている、水谷岳史さん。 庭師であり、シェアハウスの発起人の一人であり、もうすぐ古民家を改装して飲食店も始める予定だ。
2017.04.21-20.45.00DSC_0337 2017.04.21-20.43.10DSC_0331シェアハウスの運営のやり方が興味深い。 都市部で暮らすにはどうしても高額な家賃が必要。 でも、名古屋駅からほど近いこのシェアハウスは格安だ。

2017.04.21-20.27.38DSC_0298
たまごは贅沢品!?しっかりマーキング。

しかも、住人の食いっぱぐれがないように米やうどんなど生きていく上で最低限必要な食材は、運営側が供給するというユニークな仕組み。

2017.04.21-19.52.42DSC_0269
改装中の飲食店。

2017.04.21-19.50.36DSC_0265 2017.04.21-19.59.02DSC_0274クリエーターの駆け出しである若いシェアハウスの住人などが、コンビニなどの食事に頼りっきりにならないように、ちゃんとした食事を食べて欲しいとの想いから飲食店を開業するらしい。

2017.04.21-20.39.16DSC_0324
改造中のアトリエ。

取材させていただいたとき、もうすぐシェアハウスに住み始める新たなクリエーターのために、シェアハウスのすぐ近くにアトリエを建設中だった。

2017.04.21-20.10.34DSC_0284
長屋の近くにある、別のシェアハウス。

2017.04.21-20.10.16DSC_0283ここのシェアハウスでもうひとつ印象的だったのが、個室がほぼないこと。所謂、生活様式も昭和だ。昭和の家族みたい。 なんだか、とても気になっていろいろと考えていた。 モノを消費するために、時間を浪費し続けた時代。 そして、そんな時代に少し疲れてしまった現代。 楽しいと思える暮らし。 そんな暮らしを真ん中に考えた時間の使い方。 そうすれば、仕事の仕方も変わってくる気がした。

2017.04.21-20.29.24DSC_0303
シェアハウスの住人の一人である、とても優しいマイケルさん。

ユーチューバーになるとスマホで動画編集に夢中だったマイケルさん。 なんとなくやってきて、楽しむことに前向きでシェアハウスに暮らしはじめた住人たち。
2017.04.21-20.33.52DSC_0316そんな住人たちが暮らすシェアハウスのすぐそばを、通勤列車が通り過ぎていく。

Day Trip. オシャレでスタイリッシュ、オトナのセンス溢れる松阪を巡る!

Day Tripとは!?

ジモトの魅力はジモトに暮らす人の方が知っている。またはその地を愛する人の方が知っている。これはOTONAMIEのポリシーでもあります。 それでは、三重県の各地に暮らす方々やその地を愛する方に、その地の魅力をナビゲートしていただき日帰りの旅ができれば、読者の皆様の休日の過ごし方に微力ながらお役に立てるのではないか・・・。そして三重県のまだ知らないディープな魅力を発見し、発信できるのではないか・・・。 そんな想いからDay Tripを企画しました。可能な限り続けていきたいと思います!

今回のDay Tripは松阪市

旅先:三重県松阪市
ナビゲーター:OTONAMIE公式記者 もりまっちゃん
かねてからお会いしたいと思っていた方に会いに行く。 桑名駅を出発。

DSC_0764-300x200 近鉄電車に乗り込む。 ココロオドル。

Day Tripの始まりは近鉄久居駅。

近鉄久居駅で待ち合わせ。 まずは松阪農業公園ベルファームを散策。

DSC_0776 お会いできたことが嬉しくて、うきうき。

DSC_0780 思わず、スキップしそうな勢い。 お聞きしたいことが、いろいろ。 矢継ぎ早に質問をしそうになる気持ちを抑えて、ゆっくり、ゆっくり。

オシャレなお花屋「のばら」でワークショップ

散策で緊張していた気持ちもほぐれ、 次にご紹介頂いたお店は、お花屋「のばら」さん。

DSC_0788

なんともオシャレな雰囲気。
センスあふれるお花屋さん。
DSC_0790
それぞれのお花に表情があって、うっとりと見つめちゃう。
DSC_0802

ステキなお花に囲まれて、 アロマワックスバーを作るワークショップに参加。
アロマワックスバーとは⁉︎ 火を灯さない天然の香りの芳香剤。 大豆由来のソイワックスにハーブやスパイス、木の実などを飾り 100%ピュアなアロマ精油で香りをつけます。

講師は、 JAAアロマコーディネーター Nardアロマアドバイザーのレナ先生。

DSC_0800とってもパワフルでキュートなレナ先生。
作る人の個性を大切にしながら、丁寧に教えて下さいます。


DSC_0829

自分の感性のままに、作品作りに没頭。

DSC_0852

できたっ!

DSC_0864

売り切れ御免のベーグル

DSC_0877 「のばら」を出て、歩いてすぐの焼菓子&ベーグル「あいうえお」へ。

DSC_0878あっ!看板、可愛い。

DSC_0880 店内には、見た目も可愛く、丁寧に手作りされた焼菓子が並びます。

DSC_0882 オーナーさんのセンスとキャラクターがステキ過ぎるのです。
ショップカードやラッピングには、 オーナー手作りの消しゴムはんこが使われています。

DSC_0895 「消しゴムはんこって、誰でもできるんですよ。」 とおっしゃるオーナーさん。

DSC_0901
消しゴムハンコを語るオーナー
いやいやこのセンス、誰にもできませんって!
オーナーさんとの、このゆるっとした会話も楽しい。
DSC_0879この日は、午前中の早い時間にベーグルは全て売り切れ。

むむむ残念。ますます食べたくなりました。
また来ます!

期待度高まるランチは。

DSC_0914
cafe Tomiyamaさんをご案内いただきました。
店内は、感度の高い洗練されたオシャレさんが集っています。
DSC_0936 特製カレー スパイスの風味とやさしい甘みのカレー。
甘みとうまみがつまってる。
DSC_0938

もりまっちゃんオススメの「大地のおやつ」シリーズもずらり。

会話とお料理でパワーアップできる場所。

DSC_0946「太陽さんさんごはん風車 かじまや」

オーナーさんとオーナーさんのお母様との会話が楽しくて、 元気と笑顔がこぼれてきます。

DSC_0956 沖縄の空気が感じられる場所。

DSC_0973ジーマーミ豆腐のデザート。 甘さひかえめで、ヘルシー。
初めて訪れたのに、ほっとできる。
ただいまー。と言ってしまうような温かさ。

散策して見つけた、お気に入りベスト3ショット。


DSC_0905第3位 「あいうえお」さんに貼ってある”ゆるかわポスター”
それぞれオーナーさん・娘さんの作品です。


DSC_0939第2位 「太陽さんさんごはん 風車 かじまや」さんの看板。
見ているだけで元気もらえます。


DSC_0832

第1位 「のばら」さんでのワークショップの一コマ。
お話しながら、考えながらの制作、本当に楽しかったです!

戦利品!?

ワークショップで完成した作品をひとつずつ交換

DSC_0866
もりまっちゃん作 さすがの作品!

これ、女の子が好きなやつー!
おうちに飾った作品を見るたびに、今日のことを思い返す。

オシャレ花屋さんで作品作りに没頭し、絶品カレーに満たされ、沖縄の風を感じた、
松阪市のDay Trip。

訪れたお店はどこもオシャレでセンス溢れる雰囲気。
無機質ではなく、オーナーさんやお客さんの温もりが伝わってきました。

お会いした翌日もりまっちゃんから頂いたメッセージが心にしみる。

お会いできてよかった。

もりまっちゃん、ナビゲーションありがとうございました!


松阪農業公園 ベルファーム
住所:松阪市伊勢寺町551-3
TEL:0598-63-0050


野ばら
住所:三重県松阪市川井町846-16
TEL:0598-30-5180
定休日:火曜日・第一月曜日 (不定休あり)
http://www.nobara23.com/

 ロータスマイル
JAAアロマコーディネーター Nardアロマアドバイザー
メール lotusmile88@gmail.com
ブログ http://lotusmile.exblog.jp/

焼菓子&ベーグル あいうえお
住所:三重県松阪市川井町340−10
TEL:090−3567−6230
OPEN:11:00〜17:00
CLOSE:日・月曜日

cafe Tomiyama
住所:三重県松阪市本町2188
TEL:0598-21-1389
OPEN:11:00〜17:30(Lo 17:00)
CLOSE:火・水曜日 http://cafetomiyama.blog.fc2.com/

太陽さんさんごはん 風車 かじまや
住所:三重県松阪市川井町617−13
TEL:090-3252-1188
OPEN:11:00〜15:00(Lo 14:00)
営業日:水・木・金曜日


三重の皆さん、otonaってなんでしょうか?

こんにちは、こにちゃんです^ – ^

すっかり春の陽気で、気持ちも清々しいです!


僕はこういう時にぼーとすることが多いです。

でも、このぼーとしてる時間が僕の中では意外と重要なんです。

これからの記事には特に写真がありません。

そのぼーとしてる時にふと思ったことを言語化しました。

自分の文章力だけで試してみたいと思って。

短いですので、お付き合いください。


今年度 三重大学の3年生に進級して、就活を意識し始めたからわかりませんが、「otona」になるってどういうことなんだろって思うようになりました。

僕は今、20歳。

法的には「成人」として扱われています。

しかし 自分が大人である自覚は一切ないし、親との同居生活で 生活費なども払っていないのでまだまだ子どもであると思っています。

それでは「社会に出て 1人暮らしを始め、生活費を自分でまかない生活できる人物」がotonaなんでしょうか?

聞いてみました、何人かのotonaに。
まずは otonaじゃないですが僕の身近な友達から。

守るものが出来たらotonaなんじぇね?

彼の言う「守るもの」とは奥さんとか子どもといった「家族」のことです。同じ歳にしてはしっかりした答え。
そして普段 お世話になってる大学の先生に。

人を許すことが出来るようになること

感情のままに怒りを相手にぶつけるのではなく、理性で自分をコントロールして、相手に注意することができる人、という意味だと思います。

先生という立場になると、僕たち生徒関して多くのストレスを感じているのはないでしょうか。授業中の私語、居眠り、スマホ、怒るのではなく、全て注意するという許しの上に僕たちは授業を受けることが出来るのか。

もう授業中の居眠りをやめることをここに誓います。
さて、少し外に出て、市議会議員に会いに行きました。(ちょっと別の団体でのツテがありまして)

この議員は僕たち若い人の意見や提案に関して必ず

やろう!

という一言から協力してくれます。

僕たち若い人たちの提案に、否定せずに応援出来る人。この方もotonaだと思います。

そして最後に、自分の親に聞いてみました。

自分の成長より他の人の成長を喜べる人

ちょっと酔ってる時に聞いたから なんですけど、いつもと違う雰囲気で、こう返してくれました。
なるほど。全ての意見に納得できて、様々なotonaがいるのだと知りました。

皆さんの考えるotonaってどんな人ですか?

教えて欲しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

婚活中のそこのキミ!!頼れる先輩方がお世話を焼いてくれる婚活事業が大台町でスタート

みなさんこんにちは!キャスターマミです!

 

結婚を真剣に考えているのに、なかなか出会いがなくて・・・という婚活中の方!

大台町があなたの婚活を応援します。

「大台町縁結びラボ・婚活サポーター事業」がスタートしました。

「婚活サポーター」とは?

大台町から委嘱を受けた、あなたの出会いをサポートしてくれる大台町在住の先輩方のことです。

大台町の未来を見据え、あなたの希望に合ったパートナーをマッチングしてくれるサポーターさん達は、ボランティアでのご協力。

話しやすくて頼りがいのある先輩方ばかりです。

誰でも登録できるの?

女性は20歳以上の独身者ならどなたでも登録できます。

男性は20歳以上の独身者であることと、次に挙げる要件に該当する方でお願いしています。

  1. 大台町に住所がある
  2. 大台町に移住する意思がある。
  3. 勤務地が大台町内。
  4. 親が大台町に住んでいる。

 

登録の方法は?

大台町ホームページからダウンロードできる「婚活サポーター事業申込書(仮登録)」に必要事項をご記入の上、役場企画課(事務局)・宮川総合支所・大台町内各出張所へ直接、または郵送かメールでお送りください。

後日サポーターさんから連絡が入ります。

サポーターさんとお話しをしていただき、本登録に進みます。

「婚活サポーター事業利用登録所(A)~(C)」、本籍地の市町村長が発行する独身を証明できる証明書(1ヶ月以内に発行されたもの)、運転免許証か健康保険証の写し(裏表)、3ヶ月以内に撮影された本人写真(上半身・全身)を利用希望者本人が事務局、またはサポーターさん本人へ手渡ししてください。

 

登録後の流れは?

マッチングされたお相手との面会の日時・場所を、サポーターさんが調整してくれます。

お引き合わせの場にはもちろんサポーターさんも同席してくれます。

飲食代が発生した場合、サポーターの分のご負担は各登録者さんでお願いします。

 

利用や登録にお金はかかるの?

大台町が行う事業ですので、料金は一切かかりません。

 

10名の婚活サポーターさんって、どんな方?

婚活サポーターに任命されたおひとり、小掠元子(おぐらもとこ)さんにお話を伺ってみました。

Q. どうして婚活サポーターになったのですか?

昔は身近な相談に乗ってくれる「世話焼きさん」という方が周りにいたんですよ。

私も自分の子供たちが結婚してから、「世話焼きさん」のようになりたいと、若い方と一緒になった時には自己紹介の直後に「独身?」と聞いて、個人的にお引き合わせをしてきました。

親の立場からすると、結婚適齢期の子どもがいると、いつ結婚するのかは気がかりなもので・・・。

そんな親御さんを安心させるためにも助けたいという気持ちと、真剣に結婚を考えているけれど良い出会いがないという人を何とかしてあげたいという気持ちで婚活サポーターになりました。

 

 Q. この婚活サポーター事業はどんな方に利用していただきたいですか?

婚活パーティーを見学させてもらったことがあるんです。

男女ともに、ひとりひとりと話しているととても魅力的なんですが、大人数の中では積極的にいくことができない方がいました。

この事業なら、私たちサポーターがマッチングした相手と1対1なので、魅力を伝え合えます。

私たちがアシストすることも出来ます。

婚活中の方は、まず登録をしてください!

特に女性は20歳以上なら誰でも登録できます。

悩んでいる時間が勿体無いですよ!

また、結婚適齢期を過ぎた方でも、老後にパートナーと過ごしたいという方にもご登録いただければと思います。

年齢の上限は設定していません。

 

 Q. 大台町での暮らしについて

大台町は町全体がユネスコエコパークであり、自然が豊かです。

私は毎朝ウォーキングしているんですが、緑の広がる景色にウグイスの声を聞きながら、贅沢な時間だなぁと毎日実感しています。

農地がたくさあるので、農業をやってみたいという方にもおすすめです。

私も上手にはできないんですが家庭菜園をしています。

土いじりは健康のためにもなるし、癒されますよ。

自分で作ったものを食べる喜びも格別です。

大台町には都会からの移住者の方も多く住んでいるので、交流しながら楽しく過ごせると思います。

 

 Q. 大台町での子育てについて

大台町は子育てがしやすいと言われます。

保育園にも入りやすいですし、学童を活用されて働いているお父さんお母さんが多くいます。

自然に囲まれたこの町で子育てをしたいと移住してくる方もみえます。

地域で健康作りのためのラジオ体操をやっているんですが、小学生の子どもたちも一緒にやってくれるんです。

子どもたちが一緒だと大人はみんな喜んで楽しく体操するんですが、ダメなことはダメとみんなが注意するんです。

挨拶するようにも促しますしね。

自分のところの子どもではないから注意しない、関係がない、ではないんです。ここでは。

 

 Q. 読者のみなさんへメッセージを!

私たち婚活サポーターは、3ヶ月に1度の会議で情報交換をしながら、みなさんを応援するために一生懸命取り組んでいます。

登録すれば、道は開けます!

私たちが全力でお手伝いします!!

 

 

最後に

婚活サポーターのみなさんは楽しくて優しくて頼りになる方ばかりです。

サポーターさん達は、お付き合いしてからの結婚の相談にも応じてくれます。

サポーターさん達との交流が楽しくて、出会いのサポートだけでなく人生についての相談までしてしまいそうになっちゃうかも!?

ぜひお気軽に登録・利用してみてください。

大台町で素敵な出会い、素敵な未来が待っているかもしれません♪


 

大台町縁結びラボ・婚活サポーター事業

【お問い合わせ】 大台町役場 企画課

〒519-2404
三重県多気郡大台町佐原750番地
電話:0598-82-3782 内線:221
ファックス:0598-82-1618
お問い合わせフォーム

http://www.odaitown.jp/soshiki/honcho/kikaku/shinseisho/1488762601415.html


 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪

出ました‼️ジャーン‼️ 松阪牛のフィレステーキ‼️ 老舗の名店【本家はり本】

三重県桑名市からホルモンで有名な老舗の名店【本家はり本】が名古屋の【錦】へ進出でーす‼️

\(^o^)/

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錦三丁目にあります【東京第一ホテル錦】の2Fに2月7日にオープンしていました。

普通に【東京第一ホテル錦】に入って行き、ホテルのエレベーターで2Fに上がると宴会場になっていて、一瞬あれ???って迷子に…。σ(^_^;)

食べログ片手に見ながら行ったから、ホテルの2Fで間違いないはずなんだけど…???
ロビーに戻り、ホテルのスタッフさんに聞きました。

一旦、外に出るっていうか、北側の飲食店街の専用エレベーターで上がらないと辿り着けなかったの。
な〜んだぁ。焦った〜!(≧∇≦)

もうちょっとホテル側もロビーにレストラン街はこちら→って案内板作るとか、分かりやすくしといて欲しいなぁ。

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落ち着くカウンターと掘りごたつ席があります。

三重県のお酒がずらっとならんでいますね!

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お店の案内のペーパーはありましたが、メニューが日替わりで手書きで、お値段書いてなかったから、最初ちょっと焦りました。

桑名で庶民的だった【はり本】も、もしや名古屋の【錦】価格?しかも、夜だしね。

((((;゚Д゚))))))) と、ちょっぴりチキンハートなシンデレラはドッキドキ。

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でも、はっきりお値段聞いてみるとそんな事はありませんでした。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

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【錦】にしたらリーズナブルな価格設定なのかも?

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今回は2人で、お酒は別で15000円のお任せコースにしてもらいました。

もちろんコースだけじゃなくアラカルトで注文も可能。

まずは、酒屋八兵衛で乾杯!♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
白ワインみたいに日本酒を頂くのっていいね❤

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突き出しもお刺身も彩りが綺麗です。

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ホルモンで有名なはり本が、和食も手がけるなんて!

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お刺身だけじゃないの!

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天ぷらの海老もぷりっぷりでめっちゃ美味しい!

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お塩は伊勢茶のブレンドの塩。

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特にはまぐりの天ぷらがお気に入り❤❤❤❤❤

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松阪牛のネギマとホルモンを串で。

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ヤバっ‼️やっぱり【はり本】だわ‼️
ホルモンめっちゃ美味しいーーー‼️
♪───O(≧∇≦)O────♪

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味噌焼きなんてお代わりしたかったくらい‼️
さすがに昭和20年からしている老舗なだけありますね。

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しかも、握りまで出来るんですよ〜!

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シェフのご実家が四日市でお寿司屋さんをしているんですって!(◎_◎;)

なかなかないよね?
お肉もお寿司も食べさせてくれる所って!

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そして、出ました‼️ジャーン‼️
松阪牛のフィレステーキ‼️

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添えてあるにんにくを中身をカットしてねっとり付けて頂いて下さいって。
ステーキソースとかないの。
にんにくだけで食べるの?
まぁ、塩で食べるのが一番お肉が美味しく食べられるとは言うけれど…。
へええぇ〜!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

桑名のステーキハウスで、これまた老舗の【江戸川】さん(相当な繁盛店なのに、なぜか食べログ未登録店)の焼き方そのものなんだとか。

味はね〜。う〜ん、どうかな。
赤身が多くて胃にもたれない感じ?
さっぱりしてるかな。

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最後ははまぐりのお吸い物で〆ました。

隠れ家的で、まだまだ知られてないから秘密のデートにも最適なのでは⁉️❤️❤️❤❤❤

お肉ダメな彼にはお刺身とお寿司食べてもらって彼女はガッツリ松阪牛のステーキとホルモンを頂いちゃうってのもアリ!

ぜひ、ぜひ、行ってみてね‼️
私もまた、そのパターンで行かせて頂きま〜す‼️

\(^o^)/


桒名 本家はり本
住所: 愛知県名古屋市中区錦3-18-21 東京第一ホテル錦 2F
営業時間: 17:00~24:00
TEL: 052-253-6039


転載元:プリンセスシンデレラ 本家はり本

たまにはテーマを決めてゆったりと宿籠り。ドはまり率の高いとろんとろんな温泉。

いつでもどこでも情報が入ってくる今。

常に繋がれるし、繋げられちゃう。

本を読む時間がないと言いながら、
気が付けばいじっているスマホ。

家でも、向き合っているのは家族よりパソコン。

便利だなーと思う反面、時々思う。

オフラインになりたい・・・」って。

 

そうだ、デジタル・デトックスしよう。

名古屋から電車で約1時間の
三重県菰野町湯の山にあり、
気張らず気楽に行ける温泉「希望荘

一見普通なんですけど、 DSC_0249

至って普通なんですけど、 DSC_0250

それがいいんです。IMG_1449

チェックイン時、一応、聞きました。

「 Wi-Fiって飛んでますか??」

念のためです、念のため。

※ 因みにWi-Fi環境ありました。

 

自分でお呼び出するケーブルカー

フロントから、
温泉施設がある本館への移動手段はケーブルカーIMG_7791

このケーブルカー、自分でお呼び出しするのです。 IMG_7794

ボタンをポチッと押すだけなので、
「ちょっとすごいエレベーターじゃん」
と言ってしまえばそれまでですが、
結構楽しくなっちゃいます。 IMG_7795

パノラマ~。 DSC_0254

 

むりやりのんびりとさせてくれるラドンの泉

ボケーっとする時間をむりやり作ってくれるのが、
熱気浴ラドンの泉

地下1500ⅿより湧き出る源泉を床下全面に張りめぐらせ、
気化する際に出来る低放射線のラドンを吸入することにより、
細胞が刺激を受け、
身体の免疫力や自然治癒力が高められるという熱気浴施設。

血圧を測った後、作務衣に着替え、
専用ラウンジにて、スタッフさんがくるまで待ちます。 IMG_9676ここでのポイントは、
スタッフさんが中々来てくれないこと。

こういう時、いじりたくなるスマホはロッカーの中。

ひたすらボケーっと窓の外を眺めます。

 

まずはパノラマ展望の「自助の湯」

スタッフさんから、
まずは大浴場 自助の湯にて
身体を温めてくるよう案内があります。

onsen
※希望荘公式HPより

標高369mの菰野富士と同位置で、
目の前はパノラマ展望。

10分程浸かって身体を温まったら
また専用ラウンジへ戻ります。

 

とにかくボケーっと。

ラウンジに戻り、
またスタッフさんが来てくれるまでボケっとタイムです。

思う存分ボケッとタイムを堪能した頃に、
スタッフさんがラドンの泉へ案内してくれます。

main_v
※希望荘公式HPより

落ち着く薄暗さの浴室内。

真っ裸で椅子に寝転び、
ラジウムが気化したラドンを吸いこみます(男女別室)

サウナのようなしんどさはなく、
じんわりと心地よい暑さ。

出る汗はなんだかさらっとした感じ。

ホルミシス効果を感じながら、気持ちよーく爆睡。

 

源泉100%とろんとろんの温泉へ

ラドンの泉を出た後は、自由行動。

ラドンの泉利用者または宿泊者のみが使える、
湯けむりの里へ。 IMG_1412

湯けむりの里内の木漏れ日の湯は、
檜風呂で、県下で最も高いラジウム濃度を誇る源泉。

ここ、驚くほど、
お湯がとろんとろんなのです。 IMG_1453

浸かった瞬間に、
あれ?石鹸つけたっけと思うほどぬるぬる。

鰻になったようなぬめぬめ。 IMG_1406

とにかくまとわりつくようなとろみのあるお湯で、
お肌がとぅるとぅるになるのです。

 

湯けむりの里はまだまだ続く

木漏れ日の湯の奥には、IMG_1418

自然の中にワイルドにある望山の湯 IMG_1421

雨も風もあるがままの自然を感じ、
心を癒す野天の湯溜まりとのこと。
(ここで素っ裸になる勇気はまだ持てなかった。。)

休憩したくなったら、
伊勢湾岸を望める休み処 坐忘庵 IMG_1415

菰山亭では、
だるまストーブの火をBGMに、 IMG_9694

おくどさんで蒸かした、 IMG_9696

ふかふかの温泉まんじゅうを頂けます。 IMG_9698

お饅頭でお腹も満たされたから
もう一回、温泉入ろうっと。

※2020年現在、菰山亭は完全予約制

 

この日は1泊。最近ずっとしたかったこと。

この日は希望荘に1泊。

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▲行く先に心を読まれた一文字。

こじんまりとした和室。 DSC_0262

出た、温泉まんじゅう!
被りました。 DSC_0265

最近ずっとしたかったこと。

だらだらごろごろしながら、
ひたすら漫画をよむこと

IMG_1425
※漫画は希望荘にはありません。

漫画読んで、お饅頭食べて、ウトウトして、
身体が冷えてきたら温泉に入る。

贅沢です。

無意義かもしれないけれど、
一周回ってむしろ有意義。

 

夕食は囲炉裏料理を楽しむ。

夕食は、
昭和の地域食文化を伝承する
田舎料理を楽しめる菰山亭へ。IMG_1434

あぐらをかいて囲炉裏を囲み、
菰野会席を頂きます。

DSC_0301
▲菰山亭での菰野会席は限定。予約要

先付3種盛りの後にお刺身、 DSC_0316

三重のカドワキ牛。 DSC_0317

さっぱりとしたけんちん汁。 DSC_0332

炭火焼のうなぎ。 DSC_0330

デザートは、
菰野の鈴ヶ峯のマコモくず餅 DSC_0337

少し休憩したら、また温泉に入ろう。

 

 

月明りの温泉で、心も身体もぽかぽか

夜景がきれいな大浴場「自助の湯」と、 DSC_0344

月明りの「木漏れ日の湯」を行ったり来たり。 IMG_1446

のんびり浸かっていると、
湯質の評判を聞き関西から来たという
おばあちゃまと一緒になった。

道中、ご主人と
「あと何回旅行にいけるかしらね」
と話しながら来たのだとか。

女湯と男湯は隣同士。

板で仕切られてはいるが、
少し大きな声を出せば会話ができる造りで、
男湯から「おーい、いい湯だなぁ
とご主人と思われるおじいちゃまの声。

おばあちゃまも少し大きな声で、
ええ。気持ち良いですねぇ」と答える。

ふぃ~、極楽だな。
大げさにくつろぐおじいちゃまのため息。

なんだかほっこりするその光景に、
思わずおばあちゃまと目を合わせて笑ってしまった。

 

また夜な夜な漫画を読みふける

部屋に戻った後は、
深夜まで漫画を読みふけり、いつのまにか寝落ち。

そして朝もひとっ風呂。 IMG_1449

 

テーマを決めた宿籠り

情報に気を取られず、
マイペースに過ごすオフラインな1日。

観光目的で旅に行くのも楽しいけれど、
たまにはテーマを決め、ゆったりまったり宿籠り。

そんなプランも良いなと思える充実した休日。

これは癖になりそうです。

 


希望荘
住所:三重県三重郡菰野町湯の山(鈴鹿スカイライン入口)
電話:059-392-3181
※写真撮影は希望荘許可済

サスティナブルな里と海の循環。お洒落な野菜で美味しい食事、無理のない暮らし。

美味しい食事って何?

忙しいと、どうしても食べることを疎かにしてしまう。最近、ふと我に返って ”ゆっくりと美味しい食事をできない生活って虚しい” と思った。クルマを運転中に、コンビニのおにぎりをがっつきながら。

ワタクシゴトで恐縮だがグルメではない。正確に書くと、ある一定以上の美味しい食べ物の差が分からない。もちろん缶コーヒーとドリップしたコーヒーの違いくらいはわかる。そして思う。”美味しい食事って何?”

 

無理のない暮らし。未来ある農業。

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今回、鈴鹿市の椿大社の麓にある、こだわり栽培野菜ユニットすいーとぽたけさんにお伺いした。

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約2町(約10,000㎡)の敷地に、年間約200品種の野菜を育てている。多品種の作物をつくるのは、農家としての持続性を考えているからとのこと。

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すいーとぽたけ 吉川 文さん

またそれらの作物に、白うども含まれている。今、全国的に昔からその地で作られていた地場野菜が減少傾向にあるという。白うどは昔、鈴鹿で生産され京都に出荷されていた地場野菜であるが、減少傾向にあり、鈴鹿の文化を保存する意味も込めて、吉川さんは生産を続ける。

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以下、取材時に撮影した野菜の写真。(文脈との関連性はありません)

農地の一部では、浦村の牡蠣の殻からできた肥料を使っていて、吉川さんは牡蠣の養殖業者の方や販売業者の方とも繋がりを持ちながら、一緒に活動をすることもあるという。里と海の循環。

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また吉川さんとお話しをしていて印象的だったのが、のんびりとしているけど楽しく、農家として食べていける無理のないサスティナブル(持続可能)な暮らし方。そんなお話しを吉川さんとするにつれ、ここの野菜をモリモリと食べたくなってきた。

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吉川さんは椿縁結びプロジェクトにも参加していて、椿を使った椿油をジモトの新たな特産品にする活動を行っている。椿の木を植え、育て、50年後の未来にもしっかりと農業者が食べていける場所にするために。

 

循環。三重はサスティナブルな暮らし向き!?

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いろんな取材先や知り合いとの会話の中で、”循環” ”サスティナブル” という単語をよく耳にする。世界の先進的事例として、アメリカオレゴン州のポートランドがよく取り上げられている。
ローカル&サステナブル、全米で一番住みたい町、ポートランドの魅力とは!?(引用:IN YOU)

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こういった暮らし方は、実は日本のローカルの将来に当てはまるのではないかと思う。日本人が本来もっていた、人との縁を大切にした感謝という循環がある、心豊かなゆったりとした暮らし。

2017.03.14-11.18.48DSC_0042人間が生き物を食べるという循環。
自然が豊かな三重県は海、山、里の循環があり豊かな食材に恵まれた地形。また三重県人は、のんびりしていて、人情味と温かさがある県民性(引用:プレジデントOnLIne)と言われている。つまり、実は三重県はサスティナブルな暮らし方に適している、土地柄や人柄なのではないだろうか。

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帰り際に、味は美味しいけどカタチが悪かったりして出荷できない野菜を山盛りいただいた。

今夜は少し早めに帰宅して “美味しい食事” にありつけそうだ。

 


 

取材協力

こだわり野菜栽培ユニット
Sweet Potake(すいーとぽたけ)
FB https://www.facebook.com/SweetPotak

 

Young Mie 始動!!

「otonamieの記者で20代って何人いるんですかね?」

この一言から全ては始まった。

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こんにちは!こにちゃんです!(^^)

新年度が始まり、フレッシュな気持ちですね!

僕もとうとう3年生。

就活の文字がちらほらと(^_^;)

いやいや就活なんて気にしない!もっとワクワクすることやろうっ!

と思い、僕は20代otonamie記者に声をかけて

「Young Mie」

を 結成しました!!!

このotonamieで記事を書かせてもらって半年が経ち、20代記者が少ないことに気づきました。

「他の20代記者ってどんな人なんやろう」

という思いから始まり、20代記者のみを集めたYoungMieというグループを作ることで「otonaじゃ考えつかない、新しくてワクワクすること」をやりたい!と。


そこで集まっていただきました、我が三重大に!!

こうしてYoungMie第一回目のアイデアミーティングを行いました!


撮影協力は otonamieのボス村山さん

参加者は僕を含めて3名!!

NPO法人で働くsakaさん!!

【OTONAMIE4コマ第1回】株式会社宮﨑本店・宮﨑由至社長

こう言った記事を書いていらっしゃいます!要チェックです!

そして

三重大学4年、いとうふみかさん!

大学の先輩で、熊野を愛し、熊野に愛された方です!

記事もチェックです!

わくわくが止まらない!海と山に囲まれた波田須の暮らしってどんな感じ?

そして


僕といったメンバー3名でYoungMie始動です!

今回は、youngなアイデアを出しあって、YoungMieのビジョンを決定することをゴールに設定しました!


それに伴い

4つの課題を考えていきました。

1、youngmieのロゴを考える。

2、youngmieのフレーズを考える。

3、youngmieのテーマソングを考える。

4、youngmieのポーズを考える。


僕には絵の才能がなく困っていると、お二人から様々なデザインが、、!


なんとも可愛らしい。。。


ちなみに僕はotonamieのシルクハットをyoungのYに被せただけ。

自分の絵の才能の無さに泣ける。

村山さんによると、このotonamieシルクハットは「逆さまにするとなにか出てきそうだから。」だそうです。

フレーズも思考錯誤。



YoungMieメンバーのココロのテーマソングとしての案として

「ヤングマン」が出ましたが、曲がすでにyoungじゃないのでボツ笑


ともに/WANIMA

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どれだけ過去が苦しく暗くても、昨日よりも不安な明日が増えても、悩んだり泣いたりする今日も、君へ進め君らしく心踊るほう

——————————————————————-

僕の案がみんなのココロに刺さりました!

この歌詞がすごく好きで若者らしいフレッシュさでいつもテンションが上がります⤴︎⤴︎

この曲のPVを見て新たな発想が!?

「走り出したくなるような爽快感があるよね」

そう呟いた。

これがキッカケでポーズが決定。

走り出すポーズ!ちなみに手元の3は三重の「三」ですね。


以下2枚はボツ案笑


そして、フレーズ・ロゴも決定!

おおおおおおおおお

ワクワクして来たぁぁぁぁ!

まとめます!

——————————————————————-

YoungMieビジョンは「つながり

└20代のコミュニティを三重の各拠点に作り、三重に残る20代や三重に帰る20代を多く創出すること。

行動指針

・20代記者10人集める

・YoungMieの企画として年3回は実行する(#youngmie)

活動内容

・YoungMieのキャラクタースタンプをリリース

・動画の導入

・Twitter の有効利用

——————————————————————-

以上で 第1回アイデアミーティングを終了します!


走り出せ!20代記者!YoungMieをよろしくお願いします!!!!

隠(なばり)タカラモノ農産加工所が誕生!

ビッグニュース!ビッグニュース!

\(^o^)/

 

ついに、ついに、この日がやって来ました!
もう涙ちょちょぎれる程、超うれしいっっ!!!
(๑˃̵ᴗ˂̵)

これで、今までみなさんに秘密にしていた事がようやくお伝えする事が出来ます!

時は遡る事、半年前。
三重県名張市からお話があり、地元名張の農産品を使って何か新しい物(食べる物)を作りたい!

全国に発信していける新商品開発プロジェクトチームにブロガーとして参加してみないか?と…。

食べログでの活動ぶりや(一応、三重県内の女性で1位)エキサイトブログ全国で80名しかなれない公式プラチナブロガー(食べ歩き部門で全国1位)としての認知度により、白羽の矢が当たったようです。

この日の式典でようやく何を作って来たのか、何度も名張に足を運んで作り上げてきたシークレット会議の完成品をみなさんにお披露目することが出来ました。

それがこちらです!ジャジャーン!

まず今回、新商品として完成したのはお肉に合うステーキソース2種類と…

お料理全般に使えるお塩3種類。

しかも、それぞれ名張で取れたぶどうを使ってワインを作る時に出たぶどうの搾りかすを再利用する!
って言う超、難しい難題付き。

産廃にかかる費用をプラスに転じて行こうという画期的な試みですが…

正直、ぶどうの搾りかすですってー?
そんな物どうやって加工して何を作るのー?
と思ったのが本音です。
(>人<;)

ワイン製造時のぶどうの搾りかすの事を専門用語で【パミス】と言います。

みなさんだったらパミスを使って何が作れると思いますか?

まずは粉末状にするしか、次の手が思いつかないでしょう?
だって搾りかすにはアルコールがまだ大量に残っているから…。

ワインそのものと言っても過言ではありません。
粉末状にしたパミスを少し舐めただけで酔っ払ちゃうほど顔が赤くなるんですから。

 

東京まで出向いて料理研究家の方と何度も味のテイスティングを重ねたりして来ました。

パスタに合わせてみたり、あられに振ってみたり試行錯誤の繰り返し。

私の好みとしては本当はスイーツが良くて、アイスクリームの中に混ぜてワイン風味のアイスクリームがいいのでは?

とか素人的な意見を出したのですが、冷凍しておかなければならず、そもそも大量に保管しておく冷凍庫がないとか、全国発送するのにクール便で送らなければならないとか賞味期限の問題だとか頭をかかえる事ばかり。

1つの商品を作るのに保管状態やコスパ的な問題も1つ1つクリアしていかなければならず、こんなに大変だったとは!(◎_◎;)

そして考え出されたのが、ショップでも常温で置いておけると言う観点から、お肉に合うステーキソースとお塩に絞られました。

名張にある伊賀牛で有名な【奥田】さんにご協力頂き、定休日にお邪魔してお肉にソースを合わせてみたり…

 お塩はどのお肉に合うか食べ比べてみたり…

勝手に厨房をお借りして焼いてみたり…

奥田社長にご協力頂き、何でもやってみました。

まだまだ寒く、雪が舞い散る夜中までみんなで白熱の試食会は続きました。

そして大まかな味はこれで行きましょうと絞り込めました。

大切に作り上げた来たこの子たち…
全国のみなさんの食卓に並べて頂けたら…

あとはラベリング。
デザイナーの方と打ち合わせです。
綺麗にお化粧してもらいましょうね!

 

白がいいか、赤がいいかとか、カレー風味は黄色でしょ?などなど意見を出し合います。

そしてついに完成したのです!

この日は名張にある滝之原小学校の体育館を借りてご協力頂いた農家や事業者、市の関係者などを招き式典と試食&販売会が行われました。

乾杯の挨拶と共に、あっと言う間にお肉の前に行列が出来ました。

ローストビーフに合うんですよ!このソースが!

鹿肉にもいいですね〜!

美味しいです!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

お値段はこんな感じです。

お肉に合うソースは各950円、200ml
賞味期限3ヶ月〜6ヶ月
*トマトレモンオニオンソース
*ガーリックオリーブオイルソース

3種類のお塩は各640円、65g
賞味期限6ヶ月〜1年
*ハーブソルト バジル風味
*ピンクソルト ワイン風味
*スパイシーソルト カレー風味

ちょっと高級路線ですが、東京の40〜50代の成城石井でお買い物をされるマダム向けと言いますか…。

5月下旬より都心を中心に【成城石井】、東京の【三重テラス】などで販売開始。

それまでは名張の加工所で直販可能です。

この他にも、名張って本当に色々な物を前から作っていたんですね!

今回、私も肉みそなど、たくさん買っちゃいました。

お土産に最適!

プリンセスシンデレラ。
初の新商品開発プロジェクト参加商品の完成です。

 

 

このラベルを見たら、ぜひ手に取ってみて下さいね!

 

 

1つの商品を作る事の大変さ…
たくさんの人の思い…
知らなかった裏側…
本当に色々な事に気付かせて頂きました。

今回このような貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
たくさんの方々に感謝します。


お問い合わせ&注文先

イーナバリ株式会社
隠(なばり)タカラモノ農産加工所
三重県名張市滝之原1050番地
TEL0595-41-1505
FAX0595-41-1510
info@enabari.world

*お支払いについて:郵送の場合は代引きのみの扱いになります。
名張近隣地域の方は、加工所での販売か、まとめて頂ければ配達可能です。


転載元:プリンセスシンデレラ 隠(なばり)タカラモノ農産加工所が誕生!

桑名市福島に昨年11月オープンの「Cafe KOBA」

IMG_1744昨年11月1日にオープンしたケアガーデン「つきのこみち」に併設される

Cafe KOBAにお邪魔してきました。

14884519_1115658288503556_2917112195115526508_o

 

店内はこのような感じで

とても明るい雰囲気です。⇒ ⇒

 

 

IMG_1274モーニングは 7:30 ~ コーヒーのお値段でサラダとゆで卵が付きます♪♪

IMG_1741ランチはメインを2種類から選べてさらに、サラダ、スープ、コーヒーまたは紅茶のセットで、800円

プラス 150円でミニデザートも追加できます(#^.^#) お得でしょ!!

 

IMG_1742窓側を向いた、低いカウンター席もあり、お一人様でもごゆっくりして頂けますので

是非、行ってみてください!(^^)!

 

「Cafe KOBA」

桑名市福島853-1

TEL0594-49-5377

7:30~ 16:00 (木曜日定休)

@CafeKOBA.Kuwana

https://www.facebook.com/CafeKOBA.Kuwana/

 

 

鈴鹿で頑張っているママ発見!

県外からの転入者である、1人のママが今鈴鹿の子育て環境を変えたい!と奮闘中!奮闘中のママの名前は坂本麻美さん。
坂本さんは、旦那様の転勤により3年前に鈴鹿市に引っ越してきた2児のママ。

県外転入者からみた鈴鹿の子育て環境

県外からの転入者であるママ達からみた鈴鹿の子育て政策って一体どうなんだろうとお話しを聞いてみたところ、ずっと鈴鹿市内に住んでいてそれが当たり前と思っていた、私には衝撃の回答。


保育園の一時預かりのハードルの高さや、病児保育の難しさ。県外からの転入者には中々入れないママ友の輪などなど。あまり考えた事がない、あまり気にもしていなかった事がとてもハードルが高いという事実!

ママの声をアンケートで集計

まず坂本さんが一番初めに取り組んだのが、ママの声を集めること!開始当初アンケートの回答は8人しか集まらなかったが徐々にSNSで拡散され、現在は当初の予想を上回る数の回答が寄せられている。アンケートの回答をしてくれたママは、鈴鹿に住んで5年以内のママが半数以上!鈴鹿市は転入者が多いという話を聞いてはいたが、ほんとに転入者が多いと判る集計結果。このアンケートは17項目からなり、地域のこと、医療のこと、保育のことなどを主としています。

アンケートが行き着く先は

末松則子市長との座談会!
リアルなママの声、切実なママの声を行政に届け、課題の改善に繋げたいと、末松則子市長に座談会を提案。それがなんと5月に開催決定!

いやはや母は強し…なんという行動力!これからの鈴鹿市の子育て政策の動向がすっごく気になります!
市長との座談会がどうなったか気になる保護者もたくさんみえると思いますので、座談会も取材してきます!

志摩市の代表駅「近鉄鵜方駅」の看板がオシャレな件!@志摩市

SHIMAZINEライターのヒルタです。

私は愛知県岡崎市で働いてたり、「ここやる」という活動をしています。
活動拠点は岡崎市。たまに三重県志摩市へ戻ってくるわけです。
実家が志摩市ですからね!

先日も、志摩市へいったときに電車で移動して鵜方駅を利用しました。

なんか、鵜方駅のウェルカム看板がめっちゃオシャレ!!

英語表記なので志摩弁に訳してご紹介!

WELCOME TO SHIMA CITY
ようきたなー、志摩市やに

PLEASE COME TO SHIMA CITY AGAIN
また志摩市来てなー

WELCOME TO SHIMA CITY
志摩市よう来たなー

PLEASE COME TO SHIMA CITY AGAIN
またおいないな、志摩市に

WELCOME TO SHIMA CITY
志摩市来てくれておおきんな

かかか、カッコイイ!!
オシャンティ!!!
鵜方駅のホームから見える看板がとてもカッコよい!
志摩市の名所やステキな景色を写真で上手に切り取っている!!

この記事で気になった方はぜひ鵜方駅へ。
そして、ぜひ、ご自身でこの景色をご覧くださいッ!

・位置情報

SHIMAZINE-志摩市の代表駅「鵜方駅」の看板がオシャレな件!

託児付き☆無料☆桑名市のママ応援セミナーに行ってみた!

桑名のめちゃめちゃ意識高いおせっかい(←これ重要。押し付けるくらいがちょうどいい)ママさーやんから、こんなお誘いをもらいました。

 o0480064013876103376
「え!また怪しいの持ってきたね!(笑)」
って思わず引いた私w
働く女性の仲間づくり!!!!一人目の産後、ママ友ってものにビビって、引きこもってた私には、

なんとも怪しい企画にみえてしまうのですw
しかし、「わたしも大切!仕事も大切!家族も大切!」はほんとにそうだと思う。
そして、子育てをシェアする仲間を作ることも今となってはほんとにそうだと思ってる!
しかも託児無料!(メディアライブの託児を使ったことがなかったので、一度使ってみたかった!)
「さーやん行くなら行く!」
と、女子にありがちな、一人は嫌だよ、ひっつき虫根性で申込み。
当日、メディアライブの託児所に娘2人を連れて行くと・・・
さーやんとこの息子ちゃん2人がすでにいたので、
「あ!〇〇くんだ!わーい!」と速攻で溶け込んでおりました。
ラクチン♪
会場入り

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4人テーブル×4チームで着席し、講師の先生の話を聞き、ワークをしました。

o0480036013863263956テーマは、「働くうえでの問題提起と、その解決方法」

o0480036013863263971o0480036013863263980o0480036013863263991o0480036013863264009

このワーク、初対面のママ同士なのに、

めちゃめちゃ盛り上がります(笑)

「わかるーーーーーー!!」の連発www

そして時間はあっという間に過ぎ、先生が「そろそろ時間です~」と止めに入るも、
ワークは白熱しなかなか終わらず(;^_^A

さすがに時間がないということで、
無理やりワークを終了し、まとめの時間。

2月5日の講師は高田短大の教授で、キャリア教育のベテラン。

お話もわかりやすかったです。

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そしてもちろん、

11時からの茶話会時間には、真ん中のテーブルを囲み、

中断されたワークが再開。

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白熱!!!!!!

11:30の終了時刻を超えても終わりそうになく、

「あ、やばい!託児11:45までだよ!」

というママの一声で、託児チームがダッシュ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
やっと解散できました(笑)

参加していた女性は育休中が多く、
(子どもは手が離れたという先輩ママもいらっしゃいました)
保育園事情や、その後の学童の話にも敏感でした。
夫との家事・育児の分担をどうしていくか、
時短はママがとるのが当たり前って夫も会社も思ってるから、
あえてフルタイム復帰しようとか、
頼もしいママもいて、

「私も頑張ろう!」(ママだけがあれもこれも頑張るんじゃなく、周りを整えるために働きかける努力をするということを頑張る)

と思えるセミナーでした。

この桑名市の取り組みは、今回が初の試み。

今後も継続して行っていく予定だそうです。

正直、私はセミナーとか講演会とかは苦手で、
極力行きたくないタイプなんですが、
こういうのはおすすめしまくります!

まずは私たちが参加をすること。

それが、結果的に市に直接働きかけるいい場所になると思います。
「子育てしやすい街≪桑名≫にするために、市が設けた場所に参加する」

「政治への参加・街おこし・自分の子どもたちにいずれやってくる子育て」をよりよくする一歩になりますように。

次回情報が入りましたらお知らせしますo(〃^▽^〃)o

人里離れた世界遺産へ。神様に呼ばれた人だけが行けるという神社を外国人が目指す。

の終わり。18042745_1333427103404892_819063_o ここは三重県南部の熊野

かつては陸の孤島といわれる程であったが、
2013年、紀伊自動車道開通によりアクセスが良くなった。

とある日、
県内・県外・海外から
東京の某企業が運営するゲストハウスに、
吸い寄せられたかのように集まった面々。 18049721_1333426946738241_103371065_o 皆ほぼ初対面。

関係性は謎。

目的はそれぞれ。

 

朝食は自家製パンが絶品の喫茶「寿」

珈琲を頼むと付いてくる、
自家製無添加パンのモーニング。 18043051_1333426963404906_50086255_o焼きたてパンにかぶりつきながら自己紹介。

学生時代にパリで過ごした一人が、
「It’s like a French cafe」とつぶやいた。

 

生まれて初めてみた桜。

奥熊野を目指すことにした一行。

道中、思わず車を停めた場所があった。 18015568_1333426956738240__o熊野市の山間部に位置する神川町。

人口300人、
高齢化率58%を超える限界集落。

フェンスの向こうに見えるのは、 18049725_1333426960071573_112420026_o 神上中学校の旧校舎。 18049892_1333426966738239_204621325_o薄桃色の木造校舎に、
ピンクの桜がよく映える。 18042903_1333427093404893_67399299_o はらはらと舞う桜吹雪。 18013040_1333426943404908_111596720_o 散り積もる桜の絨毯。 18043047_1333426933404909_8532784_o たまらずに、
花びらをかき集めるメンバーがいた。

世界的に活躍するインドネシア人デザイナー
Francis Surjaseputra(フランシス・スルジャセプトラ)だ。

惜しむように花びらを、
集めては舞わす。 18012935_1333427083404894_67630936_o 生まれて初めて、
桜を見たというフランシス。

泣きそうになった

そう言っていた。

儚いからこそ、
その風景を、今この一瞬を、
心に焼き付けておきたいと願う。 18015567_1333427226738213_208909942_o

荘厳で神秘的。息を飲むほどのコバルドブルー

奈良県・三重県・和歌山県にまたがる大峡谷。 17976800_1333427630071506_121680366_o 国特別名勝の瀞峡18049573_1333427620071507_183663085_o古くから知られているというその幽水美。

荘厳な岩に囲まれ、
息をのむほどにコバルトブルー。 17949837_1333427600071509_192084960_o 断崖絶壁の上に佇む、
食堂・喫茶「瀞ホテル」

18049529_1334709133276689_1958887797_o
▲オフシーズンの営業は土日のみ

築100年以上の歴史ある老舗旅館であったが、
一度閉館。

現在は食堂・喫茶として営業を再開している。

静けさの中で、
ブランコや朽ちた吊り橋を眺めていると、
まるで時が止まっているかのよう。 18042903_1333427626738173_40093446_o

神様に呼ばれた人だけが行けるという異次元のパワースポット

目指すは、
選ばれし者しか辿り着けないといわれる玉置神社

霊峰 玉置山の
標高約1000メートルの場所に鎮座する。 18042812_1333427243404878_185720837_o呼ばれる」というのは、
急に気になったり、
何となくの流れで行くことになるような感じらしい。

実際、この日、 体調不良等で
急遽来られなくなったメンバーが数名いた。

彼女たちにとってのタイミングは
きっと「今」ではないのだろう。

玉置神社へ向かう道中は、
曲がりくねった険しい崖際の道

阻害に合うという噂通り、
通行止めにも遭遇したし、
カーナビも利かなくなった。

到着予定時間を過ぎても、
一向に着かない。

たまに車と行き交うと、
「神様のしもべなのじゃないか」
と思ってしまうほどの山深さ。

 

修験道の開祖によってひらかれた聖なる道

奈良吉野山と熊野三山を結ぶ、
世界遺産 大峯奥駈道に入った。 18015982_1333427363404866_1023779827_o修験道の修行場として開かれた道で、
1300年の伝統をもつ
熊野古道の中で最も険阻なルートだそう。

 

神様?八咫烏?そう思えてしまう不思議な空気。

玉置神社へ続く鳥居に到着。 18049449_1333427526738183_34825385_o神武天皇東征の際、
八咫烏の先導にてこの地にみえ、
「十種神宝」の「玉」を鎮め、
武運を祈願されたことから
玉置神社の名が付いたのだそう。

あまりの疲労から邪念が出て、
鳥居脇の売店のおじさんに、近道を聞いた。

「あんたら、参道は人生と同じ。近道なんてないよ。」

そうおじさんは言い、
細く険しめの道の入口を案内してくれた。

その時、私たちの足元に、華奢な蛇が横切った。

神様??

そしておじさんは八咫烏??

 

山あり谷ありの参道に、感じる人生。

景観や山道の植物を楽しみながら進む。 18015503_1333427360071533_167154326_o 玉置山の山頂にたどり着いた。 17949704_1333427346738201_55618386_o定番ルートと比べて
だいぶ回り道となったがそれが良かった。

本殿よりも先に礼拝すべき、
末社玉石社にも行くことができた。

参道は産道。

熊野には「黄泉の国」の入り口があるとされる。

更に参道脇には、枕状熔岩がみられる。 18012907_1333427500071519_62710922_o 深さ4000m以上の海底で噴出した
玄武溶質が固まったもので、
地殻変動で陸となり、 玉置山を形成。

もともとはグアムの海底だったという。

日本列島の成り立ちを物語る
貴重な資料になっているとか。

日本のルーツかもしれない。

 

熊野詣は生まれ変わり

山頂から直下9合目に位置する玉置神社。

御鎮座は約2060年前18049876_1333427343404868_123222364_o 境内にはそびえ立つ樹齢3000年の神代杉。 18042926_1333427530071516_46331119_o熊野詣は、
黄泉の国にふれ、生まれ変わり、
現世へ戻っていくという意味があるらしい。

何かが漂っていてもおかしくはない空気感。

神道と日本人の心に感銘
フランシスは静かに言った。

壮大な歴史と、
雄大な自然が調和した厳粛さに、
気持ちが浄化され、
エネルギーを得た聖地 熊野から
各々帰路につく。

結局、今日のメンツは何だったのだろう。

不思議さは残るが、
大切なのは、この日、ここに呼ばれた意味。

考えさせられる旅であった。

撮影: y_imura


■喫茶 寿
住所:三重県熊野市井戸町355-1
電話:0597-89-0459

■神川町
住所:三重県熊野市神川町

■瀞峡
住所:三重県熊野市紀和町木津呂

■玉置神社
住所:奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
電話:0746-64-0500

 

OTONAMIE×MieMu=OTONAMieMu展が決定

OTONAMIE×MieMu=OTONAMieMu展が決定しました!
ディープな三重の魅力が詰まった内容に、乞うご期待ください!
詳細は決まり次第、またご連絡いたします。

三重県のホームページ
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0013700066.htm

最後になるかもしれない 諸戸徳成邸の特別公開

三重県桑名市にある六華苑はみなさんご存知かと思います。

六華苑は、二代目諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。本苑には、鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による4層の塔屋をもつ木造2階建て天然スレート葺きの洋館、和館や蔵、池泉回遊式庭園などがあります。和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な文化遺産であり、国の重要文化財に指定されています。また、庭園は国の名勝に指定されています。現在は、一般公開され、人々が語らい、憩い、交流する空間として、また、文化を創出する空間として多くの観光客でにぎわっています。(桑名市HPより)

 

洋館と日本家屋が素敵に融合している施設となっています。

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そしてもう一つ、二代目諸戸清六さんが手がけた建物「諸戸徳成邸」が桑名市西方あたりにあるのはご存知でしょうか?

 

諸戸徳成邸は愛宕山と人々に親しまれてきた段丘に、長男民和が旧制桑名中学(現桑名高等学校)に進学する際、通学が便利なように中学から近いところを選んだといわれています。

ですが、昔は2階から木曽三川を望むことができたと言い高台から眺望がきく立地だったこともありこの土地を選ばれたそうです。

徳成邸の前には諸戸水道があります。(諸戸水道についてはこちら → http://www.zenkin.jp/list/%E8%AB%B8%E6%88%B8%E6%B0%B4%E9%81%93%E8%B2%AF%E6%B0%B4%E6%B1%A0%E9%81%BA%E6%A7%8B)

建てられてから90年近く経ちます。

90年前の最高級のものを使い建てられた、その諸戸徳成邸が取り壊されることがほぼ決定したそうです。

 

自分も同じ苗字の諸戸。

子孫でも何でもないのですが、このまま諸戸徳成邸がなくなってしまうのはとてもさみしいし悔しい。

桑名市で保存してほしいのに!!!それもできない。(http://www.city.kuwana.lg.jp/news/index.cfm/detail.24.49873.html

 

何か少しでも記録として残せないかと取材を申し込んでみました。

諸戸徳成邸の保存・活用を考える会 代表の集山さんも快く承諾してくださり取材にお伺いしました。

 

諸戸徳成邸桜160327

(写真:諸戸徳成邸の保存・活用を考える会の提供)

案内してくださったのは「諸戸徳成邸の保存・活用を考える会」の皆様。

副代表の西羽さんに案内していただき諸戸徳成邸の事をいろいろと教えていただきました。

 

諸戸徳成邸の保存・活用を考える会の皆さんが月に1度集まり徳成邸の清掃や風通し、今後についての話し合いなど沢山されてこられました。

諸戸徳成邸清掃(2)150418

なんとかして沢山の方に諸戸徳成邸のすばらしさを伝えようと特別公開を設け

2016年5月の特別公開には1200人

2016年12月の特別公開には1800人来場されています。

 

こんな素晴らしいところがなくなってしまいます。

取り壊すまでには愛宕山にあったお城の土塁の発掘調査があるそうで、それまでの間は少し公開できるかもしれないと言っていましたが、実際にはこれが最後。

取材をしていく中でも保存会のみなさんがいろいろなことを教えてくださいます。

「どこのお部屋からお庭を見ても庭と建物の調和がとれて一体になるように設計された空間になっているんだよ。庭屋一如というんだよ。

「玄関を入ってすぐのところに時計のような物があるでしょう?あれは気圧計で二代目は米相場を気にしていたからお天気を見るためにここに気圧計を置いていたんだよ」

 

20170312_023419037_iOS「ここは地下通路の入り口で、洗濯室横に出てもう一つの通路を通って内玄関につながっているんだよ」

「女中さんが2つの地下通路を通じて主庭に出入りしていたんだよ」

「奥様の部屋はみたかい?机が傾いているのは気づいた?あれは新聞を読みやすくするために作らせたんだよ」

などなど。

皆さんとてもうれしそうに私に教えてくださいます。

これだけ愛されている徳成邸を皆さんみにいってみませんか?

私のこの紹介だけでは伝えきれないほどの素晴らしいものであふれています。

 

○主 催 諸戸徳成邸の保存・活用を考える会

○場 所 三重県桑名市東方1524番地 諸戸徳成邸

○日 時 平成29年4月29日(土)30日(日)

午前10時から-午後3時(ただし入門は午後 2時まで)

○見 学 無料・申し込み不要

○写真撮影は庭園のみで建物内は不可とさせて頂きます。

○駐車場  諸戸徳成邸には駐車場がございませんのでご了承ください。

【駐車場は桑名市役所 立体駐車場(有料)をお使いください。現地まで徒歩10分】

*近鉄・JR桑名駅西口から現地までは徒歩で約10分です。

問合せ先:主催:諸戸徳成邸 の保存・活用を考える会

 

カフェにハンターが集う?

鈴鹿市算所にハンターの集うカフェがあるという…。


くまちゃんのマークが可愛い。

お店の名前は『茶飯事』

猟友会から支給されるオレンジと黄色のベストや帽子を身につけたハンターらしき人はいないが…


店内は渋い茶色と白を基調にした落ち着く空間。乙女心をくすぐる可愛い雑貨、しかもお値打ち!!

ファイアーキングのマグも売っている。

あっハンターーー!!!


人気タイトルのゲームのハンターの集うカフェ!!


店主のこだわりでファイアーキングのカップで出してもらえるコーヒー。

今回は、カフェオレ。一杯、一杯 注文を受けてからハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。冷めても酸味の出にくい銘柄をママさんがチョイス。

ハンターとか抜きに美味しいコーヒーで ほっこりしたい時に利用して欲しい。


もちろんフードメニューも充実。

自分好みにカスタマイズできるパスタ。トッピング2つとベースのソースを選ぶ。

あたしのオススメはオイルにアサリと大葉。

茶飯事ママさんの一押しは『エビとアスパラのトマトクリーム』だそうです。


雑貨コーナーの一角に 好みにドストライク!な和雑貨。つまみ細工のピアスや髪飾り。


洋服の時にでも使えそう!

こちらのつまみ細工、不定期だけどワークショップもしてるそうで、開催予定などはお店のフェイスブックページでお知らせがあるそうです。

ハンターの集うカフェは、座り心地の良い椅子と  ほっこり空間で美味しいコーヒーやランチの食べれる素敵カフェでした。

➖店舗情報➖

茶飯事(sahanji)

鈴鹿市算所5-15-8ニューライフ鈴木1D

営業時間、定休日

水曜日定休日、9:00〜18:00

ミッシェルランチカフェからパスタ屋MICHELLEになって夜営業も始まったので行ってみた!@志摩市

外食する際に何食べよかなぁ~?ってなったらよくパスタが食べたいと思うSHIMAZINEライターゆみです。

以前はMichelle Lunch Cafe(ミッシェルランチカフェ)という名前で営業をしていたんですが、去年12月にパスタ屋Michelle(ミッシェル)という名前で、夜の営業がはじまったので早速行ってきました。

こちらがパスタ屋Michelle(ミッシェル)

夜の営業時間帯の事をよくディナーと呼ぶことが多いですが、パスタ屋ミッシェルでは「夜ランチ」と読んでいる様子。夜ランチの時間は17:30~21:00です。

新しくなった看板。

店内。静かでおしゃれな雰囲気。ゆったりとした時間を楽しめます。

黒板メニュー。

メインの料理と一緒にセットメニューもあります。今回はミッシェルランチセットも一緒にオーダーしたよ。

こちらがセットのサラダ、スープ。

メイン1: オムライスデミグラスソース980円

ふわふわの卵(こちら通常より固めにお願いしました)にソースがたっぷり。ライスがあるのにパンも付いていてお得な気分。

メイン2:ベーコンとブロッコリーの自家製トマトソース980円

注文したのは乾麺でしたが+100円で生パスタにも変更できます。見た感じ色が薄く見えますが、味がしっかりついています。

メイン3:水菜とシーフードのペペロンチーニ1180円

オイル系。ブラックペッパーがよくきいていて、イカとの相性ばっちり。こちらは乾麺のみの提供です。

オムライスもパスタもひとつずつ丁寧につくってくれるのがよくわかりました。メインをいただいたらお決まりのデザート!

ガトーショコラ。パウダーシュガーとチョコソースの一手間がケーキを素敵にしてくれます。

チーズケーキ。

バニラアイス。

他にはパンナコッタ、りんごのパウンドケーキが選べるよ。

私はお酒が飲めないのでこのアルコールセットを選びませんでしたが、夜はお酒を呑みながら楽しめます。

今回お邪魔したパスタ屋ミッシェル。ランチと夜ランチの間の時間帯のみ、フレンチトーストが食べれるらしい!ので次回のミッシェルレポートはフレンチトーストに決定!!!ということで今回のレポ終わります。

・店舗情報

店舗名:パスタ屋Michelle
営業時間:ランチ11:00~14:00 カフェ14:00~17:30 夜ランチ17:30~21:00
住所:三重県志摩市阿児町神明2180-6
電話番号:080-9738-9618
駐車場:有り

SHIMAZINE-ミッシェルランチカフェからパスタ屋MICHELLEになって夜営業も始まったので行ってみた!

えっ!カモシカはシカではなくウシなの!?さわれるカモシカ★パラダイス展がシュールで楽しい!@MieMu

知ってた!?カモシカって鹿じゃないらしい・・。

へー、こんなに大きいんやー。

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MieMuのフロント

ん!?違和感が・・・。

カモシカの仲間、ジャコウウシ。
牛?

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カモシカって鹿じゃないの!?
牛なの・・・。

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行ってきました!
“きて・みて・さわって カモシカ★パラダイス@MieMu”

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MieMu大野館長
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MieMu学芸員の田村さん

今回は開会式・内覧会を取材ということで、館長のお話を聞いたあと、学芸員の田村さんに解説していただきながら館内を巡りました。

カモシカが鹿ではなく牛の仲間とは知らなかったほど、カモシカについて知識ゼロの私ですが、何気にMieMuファンです。MieMuならきっと楽しい企画展になっているとワクワクしながらスタート。

 

ナント!あの超有名パンダが!

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ドーン!した存在感のカンカン。

カモシカ展の入口に、いきなりパンダ・・。
カモシカは牛の仲間なんでしょ!?
パンダは牛?ではなく熊・・。
では、なぜパンダが展示してあるの!?

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丸顔美人のランラン♪

ナント!このパンダの剥製は、あの一大パンダブームを起こしたという、カンカンとランランでした!

1972年、日中国交正常化を記念して中国から初となるジャイアントパンダ(カンカンとランラン)が贈られて、その代わりに中国にお返しをする際、カモシカが欲しいと中国から要望があったそうです。

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カモシカ君。あんた、すごかったんやね・・・。
パンダクラスなんやね。
ごめんよ。おじさんは、ちょっとすごい鹿くらいに思っていたよ。

今回の企画展には、カモシカの仲間の剥製などがいっぱい。

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北極の寒気から守るために厚い毛皮のジャコウウシ
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中国などに生息するゴールデンターキン

テレビでしか見られないような、いろんな動物。

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寒く乾燥した土地に生息するサイガ。鼻で空気に湿気を含ませる。
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愛嬌のあるサイガのメス。

個性的でついついじっくり観察。

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長ーいツノが特徴的なチルー。

ある種アート的であり、もののけ的な世界観を感じました。

 

みんなニヤニヤしながらカモシカの骨や毛をさわっていた。

今回の見所でもある、“きて・みて・さわって” のさわって。

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“やさしく” おねがいします!

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スタッフの方がさわっているのは、カモシカの骨。

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関節を曲げたり、ツノを抜いてみたり。

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カモシカの毛
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鹿の毛

続いてカモシカと鹿の毛をさわさわ。
わぉ!獣感!
さわると妙にテンションが上がります。
みんなニヤニヤしながら、骨や毛をさわっていました。

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カモシカの内臓

カモシカは牛の仲間。
なので、4つの胃があって一度胃に入れた食べ物を再び口の中で噛み戻す “反芻” という牛と同じ特徴があります。

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カモシカの胃の中を、実際に動いてみよう!

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ここがセンマイ、ここがギアラ、ここがハチノスですね!
ホルモン焼肉の呼び名で、楽しく教えてくれる学芸員さん。
子どもと一緒にいったら、体を使って、とーっても楽しい学びになりそう。

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ちなみに子ども向けのワークやクイズのブースなんかもありました。

 

御在所の日本カモシカセンターって行ったことある!?

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何だか、おもしろい絵がありました。

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手ぬぐいを振り回すと、カモシカは手ぬぐいに目が行って、行動が止まるみたいです。

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その習性を利用して捕獲。
昔は鹿や猪同様にカモシカも食べていたとのこと。
クドいですが、カモシカは牛の仲間。
うーん、確かに鹿より美味しいかも知れない・・・。ふふふ・・・。

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ダメダメ!
食べちゃダメですよ!カモシカは特別天然記念物。
明治時代以降に盛んな狩猟によってカモシカの個体数は減少。そして1955年に国の特別天然記念物として保護されるようになり、今は数が増えてきているとのこと。よかったよかった。

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写真提供:御在所ロープウェイ

ワタクシゴトで恐縮ですが、津市に生まれ育ちました。そしてカモシカ=御在所のイメージがありました。でもカモシカって紀伊山地でも生息しているらしいです。

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では、なぜカモシカ=御在所のイメージ!?
平成18年に閉園してしまいましたが、御在所岳の山頂に “日本カモシカセンター” という施設があったそうです。(そういえば小さい時に行ったことがあるような・・)

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日本カモシカセンターは、世界で唯一のカモシカ専門の動物園でした。またカモシカ類の飼育・繁殖でも有名で、世界初となる飼育下でのカモシカの完全繁殖に成功をしたすごい施設だったとのこと。

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そして今回、菰野町とMieMuのコラボ企画で、MieMu、道の駅菰野、御在所ロープウェイを巡るスタンプラリー帳を見せると、御在所ロープウェイの割引やポスターなどが貰えるキャンペーンもあるそうです。

 

シュールでお洒落なグッズにワクワク!

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カモシカ★パラダイス展に向け準備を進める、館内のミュージアムショップを見学。

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なんともシュールでお洒落な、三重に因んだノートやTシャツなども販売していました。

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正直、私はいままでカモシカに興味がありませんでした。
そして、今回の企画展は「子ども向けだったら、ちょっと嫌だな」と余計な心配をしていたのですが、オトナでも全然楽しかった。

どこかに出かけたい気分になる春。
お花見もそろそろ終了。

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MieMuでカモシカ★パラダイスを楽しんで、その後に御在所ロープウェイからカモシカを探すのも楽しそうです。

 


 

【タイアップ】

三重県総合博物館 MieMu(ミエム)

MieMuとOTONAMIEのタイアップ、OTONAMieMu(オトナミエム)。
MieMuの企画展を連載!(予定)

住所:三重県津市一身田上津部田3060
TEL:059-228-2283
ホームページ:http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/
Facebook:https://www.facebook.com/mie.pref.museum
Twitter:https://twitter.com/mie_pref_museum

※きて・みて・さわって カモシカ★パラダイスは2017.4.15〜6.25まで開催。関連イベントもあるみたいです。詳しくはMieMuホームページで。

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MieMuにある大きな広場。
春になったのでここでゆっくり過ごすのも気持ち良さそうです。

 

昭和にタイムスリップ@ヨコモク

鈴鹿市に住んで早30年ですが、こんなにotona女子心をくすぐるお店が鈴鹿にあったなんて!

おばあちゃんの家にあったようなミシンが‼︎
小さい頃に遊んだような人形が‼︎

まるで昭和50年代の田舎のお家にタイムスリップしたような空間!


このレトロな懐かしさがたまりません♡

おばあちゃんの家に来たような懐かしさ♡


今時の子供には、見るもの全てが珍しいらしく興味津々。今は売ってないような貴重なものばかりで私は、壊さないかハラハラドキドキですが…。

奥の部屋には、アンティークな着物や帯の数々。


何枚でも欲しくなってしまいます(笑)鈴鹿市は、伊勢型紙や鈴鹿墨などの伝統工芸も栄えた場所なので、こんなアンティークな着物が残っているのでしょうね^^


ほら!大人女子が夢中で着物を選んでます!一体何枚あるのだろうという豊富さ♡


この鍋とかポットも懐かしくないですか?この花柄は昭和では主流でしたよね!


とても懐かしい雑貨達に無我夢中で楽しんでいたのですが…牛に引かれ…いや息子に引かれ泣く泣くお店を後にして来ました。

今度は一人で思う存分昭和に浸りたいと思います♡


ヨコモク(横田材木店)
住所 鈴鹿市白子本町18-27
ヨコモク http://yokomoku.exblog.jp/

全てが美味しくて❤4人ともが完璧にイナバウアー 平和寿司

桑名で絶品のお寿司を食べにGo!

\(^o^)/

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1919年、大正8年から続いているお店なんですって。

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今の4代目の大将は津市の【東京 大寿司】さん(今はもう閉店されています)で修行されてた事があるんですって。

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今回は食べログ仲間の4人で19:00過ぎに伺いました。

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落ち着く個室もありますよ。

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カウンターにて、10800円(税込)のコースを予約。

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ドリンクメニューはこんな感じ。

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まずは、のれそれ(穴子の稚魚)
鈴鹿では昔から『おばさん』と呼ぶらしい。
何でおばさん…なのかしら?(=゚ω゚)ノ

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三重県産のカワハギ
上に乗ってるのは肝、寄せポン酢

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はまぐり3年物の酒蒸し

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桑名産、朝採りの白魚

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大阪湾のトリ貝

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生の関サバ

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三河産天然のとらふぐ

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長崎産の本マグロ

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白子焼き
(手前は自家製のカラスミ)

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握りは〜
さよりの昆布締め

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ボタン海老(めちゃ大きい)

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金目鯛

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富山の白エビ

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ボタン海老のお味噌汁

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みそ汁は信州の合わせ味噌

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中トロ

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三重県産ヒラメの昆布締め

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大トロ

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三河産のノドグロ

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コハダ

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スミイカ(藻塩)

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鞍掛にぎり 赤身の漬け

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玉子

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干瓢巻き

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いちご(完熟紅ほっぺ)

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全てが美味しくて❤❤❤❤❤

こんなにたくさん頂いて10800円だなんて!
信じられませんっっ‼️
なんて、なんてCPがいいんでしょう(((o(*゚▽゚*)o)))♡

特に白子…アッツアツで中はとろっとろ‼️
低温で焦げないようにじっくりと焼き上げ、あんなに美味しく出来るなんて、びっくり‼️
こ〜れは、最高に美味しい‼️

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

4人ともが完璧にイナバウアーしました‼️

めちゃくちゃ大満足!
おっすすっめで〜す!

\(^o^)/


平和寿司

住所:三重県桑名市矢田800

電話番号:0594-22-0989


転載元:プリンセスシンデレラ 平和寿司

お姉さんの結婚祝いにスペシャルな珈琲を焙煎しようとするイケメン体育教師を直撃した。

老若男女が夜な夜な集う場所。 IMG_0262~Authentic Coffee Beans~
BENIYA FACTORYIMG_9980過去記事:【R20指定】今夜はまだ帰りたくない。大人が浸る至福のサードプレイス。

ゆったりと椅子に身を沈めた大人たちは、
珈琲を片手に、
このスタイリッシュな空間に浸る。 DSC_0159
ある夜、 真剣な表情で、
オーナーと打ち合わせをする男性がいた。 DSC_0173彼は、小学校教諭のゆうじさん。

週の半分はBENIYAに通う珈琲フリーク

DSC_0180
▲毎朝、珈琲はミルで豆を挽いて飲んでいるそう。


お姉さんの結婚式

何か特別なものをプレゼントしたいと
オーナーに相談したところ、
珈琲豆を自分で焙煎し、
オリジナルブレンドを作ることになったのだそう。

なんてステキな姉弟愛。

そして本日が決行日!!  

 

◇早速、焙煎室へ移動しましょう。

はじめに、
豆を焼く時のポイントについて、
オーナーから説明を受ける。

使用するのは、半熱風式の焙煎機。

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▲気さくなオーナー。でも店の豆を焼く時は、真剣な職人の姿にかわる。

大切なのは、
なるべく豆に、
火をかける時間は短く
なおかつ芯まで火を入れること。

目安にして12分~20分の間。

因みに、BENIYAには
半熱風式の他に焙煎機が2台ある。

直火式と、 IMG_1646 完全熱風式

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▲品番0号機。なんと数百万するという噂。

個人店で3台も所持しているというのは、
見る人が見ると、超絶☆異常事態!!  

 

◇生豆を通して、その先の世界を感じる。

生豆を計量し、
欠陥豆がないかをチェックする。 DSC_0260 ゆうじさんは学生時代、
大手外資系コーヒーチェーン店で
働いていた経験がある。

ただ、豆は焙煎された状態で
輸入されてくるため、
生豆を見たのは、
このBENIYA FACTORYが初めてだという。

DSC_0267
▲この日焼くのは、ブラジル2種・コロンビア・ガテマラの計4種。

 

BENIYA FACTORYの面白さの一つは、
オーナーが
珈琲を愛しすぎちゃっているところ。DSC_0212 地球の反対側から、
何日も何日もかけて日本にやってくる珈琲豆。

オーナーはいつも
「どんな人が作っているのだろう」と
農園を想像するそう。

かつては、
国と国が命をかけ、
取り合っていた農作物。 IMG_1338
各農園の特徴や、
生産国の歴史・背景、
珈琲カルチャー・国柄の好みの違い等々、
オーナーがとっても楽しそうに話してくれるため、
ぶわぁっと珈琲豆の向こうの世界が広がっていく感じ。

IMG_1337
▲モカの酸味は農園のおばちゃんたちが手摘みした時の手垢や汗が融合しているのだそう

嗜好品として、
多くの国で飲まれている珈琲の貿易額は、
一次産品の中で石油に次いで多いらしい。

伴って、
豆が良い状態で輸出出来るよう、
日々研究も進んでいる。

その中で、
ブラジル・ダテーラ農園から届く豆は、
最新の真空スタイルIMG_002 真空にされた珈琲豆が入っている、
段ボールの側面をみると、蛙のマークIMG_1649 これはレインフォレスト・アライアンスといって、
下記の条件を満たした農園に与えられるラベル。

・熱帯雨林の日陰で育てること
・野生生物を保全すること
・化学肥料の使用を管理し、削減すること
・労働者に適切な労働条件を与え、地域社会全体が恩恵を受けること  

おっと、
すっかりオーナーの珈琲愛に感化されてしまった。  

 

◇珈琲豆が焼ける匂いは、ほんのり甘かった。

ガスを入れ、
温度がしっかりと上がったところで豆投入DSC_0278 使ったのは今年の新豆

フレッシュな新豆は、
若干の青臭さがあるため、
少し時間をかけて焼くのが良いそう。 DSC_0285
均等にが入るよう、ぐるぐる回る。

DSC_0298
▲焙煎機の小窓から見える豆

ナッツを炒るような、
甘~い匂いが漂ってきた。

DSC_0293
▲「熱が上がってくると心配になってくるなぁ」とジッと見守る。

豆の水分が飛び、
焼けるが軽快なリズムに変わると共に、
今度はほわ~んと焼き立てのパンのような匂い。

DSC_0313
▲中身をちょっとチェック。「うん、いい感じだ」

 

◇取り出しは、豆の状態をみながら五感で判断!!

音・色・香りにて豆の状態を確認し、
自分の納得するところで・・・出す!!

DSC_0319
▲ジャラジャラジャラ~。

わぁ、珈琲のとってもいい香りDSC_0448
一粒食べてみて、 DSC_0384
思わず笑顔!!DSC_0326
取り出した豆をパッキングし、
1種類目の珈琲豆が完成!! DSC_0433

 

 ghreuhgreご自分で焙煎してみていかがですか?  

 

 

DSC_0432 - コピー

普段手にしている珈琲豆の前工程を知れてとても嬉しいです。
これから数日、味の変化や経過を知れるのが、また楽しみです。

 

 

ghreuhgre

そうそう、
珈琲豆の焼き立ては味がほぼなく、
焙煎後2,3日熟成させた頃が美味しいんですよね。
私もオーナーに飲み比べさせてもらい、初めて知りました。

 

 

◇次の豆はコロンビア。どんどん焼いていこう♪

今回のオリジナルブレンドは、
ベースはブラジル、
コクはガテマラで出す調合。

豆の種類により、
弾け方や香りの違いを感じられ、
とても興味深い時間。

DSC_0452
▲真剣なお二人を後ろから見守る。

 

 

◇4種の焙煎を終え、感想を聞いてみた。

とりあえず、早く飲みたい

これが今一番のお気持ちのよう( *´艸`) DSC_0491
ghreuhgreお姉さん喜ばれるでしょうね。
どんなお気持ちでプレゼントしますか??

 

DSC_0432 - コピーそもそも、姉にプレゼントをあげた記憶がない程なので、ちょっと緊張しますね。
でも姉も珈琲好きですし、自分が好きな物を手作りで渡せるって気持ちが伝わるかなと思っています。

 

  ghreuhgre手作り珈琲豆ってレアですものね(笑)

 

 

DSC_0432 - コピーはい。 僕が焼いたと言ったら、
まず『どういうこと?』ってなると思います。
それから『あんた何やってるの』と言われそうです(笑)
まぁ、お互い好きなものには熱中するタイプなので。

 

ghreuhgre

楽しみですね~。
ところで、ゆうじさんの感じる珈琲の面白さって何ですか??

 

DSC_0432 - コピーお酒と似ているかもしれないです。
種類も多く、組み合わせやアレンジの幅がひろい。
またエスプレッソやドリップのように飲み方でまた全然変わる。 スイーツとの合わせ方も考えると奥が深いですよね。
とにかくゴールがない感じがはまります。

 

ghreuhgreあゝ、これは間違いなく、
珈琲を愛しすぎちゃっている」予備軍ですね♪      

 

 

 

◇後日、お姉さんの結婚式にて

お姉さんの幸せを想いながら焙煎した
世界で一つだけの珈琲豆。

とても喜んでもらえたという報告を頂きました。 17362514_1118355174940424_6083977990285303704_n Best wishes for a lifetime of love and happiness!  

 


BENIYA FACTORY
住所:三重県桑名市西別所2005番4
時間:17:00~24:00
定休:月曜日
※R20のお店です  

 

世界のボードゲームが集まる場所『SANTAS』本格始動!@津市

春になって新しい環境に変わったという方もいらっしゃるかと思いますが、そんなタイミングでこそ言いたいこと、それは「ボードゲームは誰かと仲良くなるのに一役買う!」ということです。

さてそんなボードゲームですが、以前集めた場所が津市にオープンすること、OTONAMIEで書かせていただいたのを覚えていますか?

【初心者さんも】約100種の世界のボードゲームが集う場所@津市【猛者も】

実はその場所がプレオープン期間中だったので行って(遊んで?)きました!世界中のボードゲーム約100種が集まる、その名も「SANTAS(サンタス)」

津駅で電車を降りて最寄りのバス停「岩田橋」で下車、ひたすら東に向かって歩くこと約5分。ほのかに灯る明かりの奥に、、、遊んでいる皆さん!

outside

外から

クラウドファンディングで改装資金を集めて造られた空間は、構造そのままながら暖かさのあるつくりになっています。そして一番目立つカウンターにはずらりと並んだボードゲームやカードゲームが!

シンプルだけれどこれからまだまだ改装していくとの事。楽しみです^ ^

counter2

早速ちらっと遊ばれている皆さんのところへ、、、昼過ぎから居るという学生さんや仕事帰りの会社員の方が年齢問わず一緒にわいわいと楽しまれていました。

こういうところがいいんですよね、ボードゲームって。

さてさて、各テーブルをのぞいてみます。こちらは「アイスクール」というボードゲーム。ラトビア生まれ。流石寒い国のゲームですね。

学校をカチコチに凍らせてしまうなんて。ハコの中はペンギンたちの学校。授業をサボりたい生徒たちは先生ペンギンから逃げる!という、先生という職に就いている身としては笑えない設定です。

アイスクール

ペンギンたちは起き上がり小法師みたいになっていて指でおはじきみたいに弾いて移動させます。

アイスクール2

アイスクール3

また別のグループは「キャメルアップ」というすごろく+順位予想みたいなゲームをしていました。白熱しててなかなか話に入っていけない^^;

キャメルアップ

どちらのテーブルも一区切り、ということで私も混ぜてもらうことになりました! なかなかゲーム慣れしてませんがよろしくお願いします!!

まずは「いかさまゴキブリ」というカードゲーム。配られたカードを1番早く無くした人が勝ちです。

いかさまごきぶり2

特徴的なのがカードを少なくするためにバレないように隠したりテーブル下に捨てたりしてもOKなこと!

えぇそんなのありか、、、と最初は戸惑いますが、プレイしていくうちにどのタイミングでカードを捨てられるか?という事を見極められるようになります、、、でも捨てているところを見つかったらカードを落としたり隠したりする人を見つけるために監視役が回ってくるため、監視しないといけないわカードを減らさないといけないわで頭の中はかなり混乱します。

いかさまゴキブリ

結局2回プレイして勝ち抜けする事が出来ず何とも悔しい結果となってしまいました、、、

気を取り直して次のゲーム「シークレットムーン」というカードゲームに移ります。

secretmoon2

ある国の姫が旅人と駆け落ちできるか、それとも大臣に捕らえられるか、、、?という、味方と協力して敵を負かすという人狼ゲームみたいな系統のゲームですね。

それぞれ姫や旅人、大臣や兵士など、役割が当てられますが、自分の番の時に的確に質問できると自分の陣営に有利に働きます。ただ、誰がどの役割かは最初は分からないので、まず味方を探さないといけません。

secretmoon1

もう初心者な筆者は仲間な参加者さんにすがる思いです。教えてもらいながら何とか1度勝つことができました! ここでゲーム体験は終了。ルールが分からなくても参加されている方やカウンターに入っている方に聞きながら最終的には「楽しかった!」という思いが残りました(^^)

 

さてプレオープン中のSANTASですが、4月15日にグランドオープンするとの事!当日は13時から「親子ゲーム会」15時からは「人生ゲーム会」があるみたいですよ! そして17時からは通常営業、世界中のボードゲームを楽しめます!

また、その後の通常営業は以下の通り↓↓↓

【平日】

一般    … 300円/1時間 (遊び放題:1,500円)

学生    … 200円/1時間 (遊び放題:1,000円)

12歳以下   …  100円/1時間 (遊び放題:500円)

 

【土・日・祝日】

一般    … 400円/1時間 (遊び放題:2,000円)

学生    … 300円/1時間 (遊び放題:1,500円)

12歳以下   …  200円/1時間 (遊び放題:1,000円)

 

【オープン時間】

火~金曜   … 16:00-22:00

土曜     … 13:00-22:00

日曜     … 10:00-17:00

祝日     … 10:00-17:00 又は 13:00-22:00

 

【定休日】

毎週月曜、お盆、年末年始、その他臨時休業あり

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平日に来たら1時間だけなら300円で遊べるとは!

しかも入店時はいつでもワンドリンクも付くんです!!

海外のボードゲーム、ちょっとやってみたいけどきっかけが無いなぁ、と思っている方は1度試しに行ってみてはどうでしょうか?新しい人とのつながりもできるかもしれませんよ^ ^

【SANTAS Facebookページ】

https://m.facebook.com/サンタス-santas-1229520410448372/

 

伊勢・おはらい町のいちご大福を食べ比べてみた♪

いちご大福大好き♡な私。

先日、お宮参りの撮影を終え、おはらい町を歩く私の目に飛び込んできたのが、

赤福の“いちご大福”の文字。

あ、赤福と言っても、「五十鈴茶屋」のほうです。

そしてその後、利休饅頭で知られる「藤屋窓月堂」にも同じ文字が。。。

これは両方買うしかない!!

ということで、五十鈴茶屋まで戻り、両方購入♪

赤福と藤屋窓月堂のいちご大福

左が五十鈴茶屋で、右が藤屋窓月堂。

パッケージが結構違います。

お値段は、

五十鈴茶屋 ¥270

藤屋窓月堂 ¥170、

だったかな?たぶん。

お払い町のいちご大福

買うときは気付かなかったけど、白あんと黒あんの違いがあるっぽい。

ちなみに私は、白あん派。

赤福と藤屋窓月堂のいちご大福

原材料も見てみました。

五十鈴茶屋

砂糖、いちご、手亡豆、もち、米粉、馬鈴薯でん粉、水あめ、トレハロース

藤屋窓月堂

いちご、砂糖、小豆、羽二重粉、水飴、トレハロース

でした。

ふむふむ。

五十鈴茶屋のいちご大福

半分に切って、半分ずつ。

藤屋窓月堂のいちご大福

あ、いちごの角度が違った?

気にして切らないといけなかった。。。

で、結果。

やはり、白あんの五十鈴茶屋のほうが好きかなぁ。

ただ、甘さがちょうどいいのは窓月堂。

原材料にも表れてますね。

まあ、好みかなぁ。

この食べ比べから1週間以上。

今、どっちが食べたい?と聞かれたら、窓月堂かも~。

甲乙つけがたい。。。

 


 

☆五十鈴茶屋☆

住所 三重県伊勢市宇治中之切町30

TEL 0596-22-3012

URL http://www.isuzuchaya.com/

☆藤屋窓月堂☆

住所 三重県伊勢市宇治中之切町46-1

TEL 0596-22-2418

URL http://www.passage-mall.cwj.jp/fujiya/

桑名はいろんな種類の桜が咲く素敵な街なんです・2017

どうして人は毎年に惹かれるのでしょうか・・・
この時期になると、沢山SNSで桜の画像がアップされるので、春が来たなぁと感じる日々です。

みんなが楽しみなお花見♪・・・ですが、今年は咲くのが遅かったり、週末天気が悪かったりで、いつもとは違う春。
でも、だからこそまだまだ楽しめる春!!

というわけで、桑名市内の桜スポットのほんの一部をまとめてみました。


この桜から始まる、桑名の春河津桜3ますはこちら、桑名の春を告げる寺町通り商店街の「河津桜」。
3月上旬から咲き始め、今はソメイヨシノに主役が移っています。

寺町 寺町2寺町通り商店街は中小企業庁の「がんばる商店街30選」に選定されました。
「高齢者にやさしい商店街」として、三と八のつく日の「三八市」や、最近ではマルシェを毎月開催するなど、大人から子どもまで楽しめる商店街です。
桑名 寺町通り商店街2017
http://teramachi38.html.xdomain.jp


その他の早咲きの桜としては、桑名市民会館改め、NTNシティホール前の「薄墨桜二世」や

市民会館
岐阜県本巣市の「淡墨桜」を譲り受けたもの

桑名市役所南側、光風中学校側の桜が有名です。

市役所2


さくらの超メジャースポット 「九華公園」
中国に九華扇という扇があって、桑名城の形から「扇城」と呼ばれていたからという説や、「桑名→くわな→くはな→九華」と江戸時代から桑名を表すものとして使用されたことが由来とされるその名前。
IMG_4012近年では、春に「桑名城お堀めぐり」が行われています。お堀めぐり

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夜は幻想的な雰囲気に包まれています
IMG_4221
公園の南側の橋には、堀にせり出す桜が!!

桑名市観光ガイド・桑名水郷舟めぐり
http://kanko.city.kuwana.mie.jp/event/suigofune/index.html


せっかくなので立ち寄りたい、近くのスポット
桑名は旧市街地はコンパクトな街なので、せっかくなので歩いて散策を。

九華公園北側入口前には、桑名の町並みの基礎を作った、徳川四天王の一人「本多忠勝」の像があり、まずはこちらから。

本多忠勝
背後に避雷針として使われている、槍の蜻蛉切(とんぼきり)

吉之丸コミュニティパークを北上すると、水門管理所として外観を復元された蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)があり、蟠龍櫓

近くにはジョギングやウォーキングコースとして多くの人が行き交う揖斐川「鍋屋堤」や、春と秋に一般公開をする「諸戸氏庭園」前のレンガの水路も素敵です。

揖斐川堤防
7月下旬には「桑名水郷花火大会」の会場で賑わいます
諸戸氏庭園2
桑名にこんな素敵な場所があったんですね!!
諸戸氏庭園
「諸戸氏庭園」は平成29年4月29日~6月11日に一般公開(GW以外の月曜日休園)

諸戸氏庭園 | The Moroto garden
http://www.moroto.jp


ちょっと足を伸ばすと、桑名の総鎮守の「桑名宗社(通称・春日神社)」や春日神社 桑名宗社(春日神社)
http://www.kuwanasousha.org/yuisho

東海道の江戸(日本橋)から京(三条大橋)までを模した片町堀にある「歴史を語る公園」

歴史公園
向かいには「桑名城」の遺構が残る貴重な石垣があります

「内堀公園」も桜を楽しめます。内堀公園


家族でカップルで楽しめる郊外スポット

(1)アイリスパークみぞの
春と秋に「草競馬」が行われる「アイリスパークみぞの」
みぞの1みぞの3

桑名市観光ガイド・アイリスパークみぞの概要
http://kanko.city.kuwana.mie.jp/machi/irispark/

(2)藤が丘デザイン公園
遊具や展望台がある「藤が丘デザイン公園」
デザイン公園 ここは広い公園なので、ピクニックで年中通して訪れたい場所。

(3)走井山公園
また、馬道駅の北側に広がる「走井山公園」
IMG_4332 戦国時代には矢田城というお城があったり、妖刀村正を生んだ村正一派がこの辺りに住んでいたとされています。
村正屋敷跡IMG_4327

IMG_4341
鐘楼からの桑名市街の見晴らしは最高!!

桑名市観光ガイド・走井山公園概要
http://kanko.city.kuwana.mie.jp/leisure/hashiriizan/index.html


その他、歩いては観るよりも車に乗っている時によく観る場所ですが・・・

長島県道
長島町の国道23号線以南の県道の桜並木
星川子安観音前堤防
星川の嘉例川沿いの桜は、今が満開!!
消防署前
陽和中学校前の「新堀川」

沢山の桜がある街・三重県桑名市。
咲き始めが遅いので来週末でもまだまだ残っている・・・と信じて、
桜の街・桑名」にお出かけをしてみませんか?

(来年は空が青空のときに、写真を撮りたいです・・・)

山奥にOPENした美味しいジビエ料理店に行くと、都会出身のイケメン店主に会える!!

昨年秋、秘境大杉谷に一人の若者が東京から移住してきた。

大杉谷とは、仙人の住む場所だ。imura記者のこの記事で、私も衝撃を受けた一人。

   ヤバい!三重県の秘境には仙人がいる・・・ @大杉谷

日本三大渓谷の一つに数えられる大杉渓谷

美しく神秘的ではあるが、交通の便は大変不便。買い物に出掛けるのも一苦労。

こんな山深い場所をわざわざ選んでやって来た東京からの移住者とあって、どんな人なんや?都会から来てやっていけるんか?と瞬く間に町中で噂になった。

まるで、転校生がやってくると聞いて妄想を膨らませてはしゃぐ小学生状態。

噂の渦中にあった彼は、移住早々地域の人に溶け込んだ。

彼の名は、中村康一氏。

IMG_8393そう、イケメンなのだ。「大杉に来た移住者、イケメンらしいよ」と、町の女性たちがキャーキャー言う声も何度か耳にした。

そんな彼に話を聞いてみた。

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  Q. 東京ではどんな仕事をしていましたか?

「自営業でした。もともと旅行が趣味だったんですが、仕事で地方を回ることもよくあり、地方に行った時は周辺の田舎の観光をしていたんです。ゆくゆくは田舎に住みたいと思っていました。」

 

  Q. 田舎に住みたいと思い始めたのは何歳頃からですか?

「20歳頃からですかね。現実的に田舎暮らしに向け動き出したのは、2年前頃からです。

それまで新宿に住んでいましたが、埼玉県志木市に移住しました。駅前は栄えている志木市ですが、自分が住んでいたところは畑が多いところ。

さらなる田舎への移住するため、まずはワンクッションおいて慣れるために過ごしました。」

 

  Q. 最終的な移住先としてどうして大杉谷を選んだのですか?

「大台町雇用・定住推進協議会主催の起業セミナーに参加したことがきっかけでした。

会場となった『花・・・咲くところ』というレストランを営んでいるお母さんと知り合い、とんとん拍子で移住先の家も決まりました。

セミナー参加が2016年3月。5月にもう一度こちらに来て、8月に家が決まり、9月に移住。あっという間でした。

この地域は、『日本の秘境』というイメージ。山深い緑豊かな自然に感動し、この場所に決めました。」

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  Q. 関東から距離がありますが、不安はありませんでしたか?

「会社勤めだったら、仕事はどうしようと思ったと思います。私は自営業なので、思ったらすぐ行動することに慣れている。

不安はなく、面白そう!!という期待感しかなかったです。」

 

  Q. 地域に溶け込むために、どんな努力をされましたか?

「地域の人に誘われたらとにかく一緒に行く!

会う回数が多くして馴染むことが大事だと思い、何かあったら外に出て、どこにでも一緒に行かせてもらうようにしています。

地域のみなさんは体力があってスゴイ!自分も頑張ってついて行かなくては。鍛えられそうです(笑)」

 

  Q. 移住してみて、思い描いていた田舎暮らしとのギャップはありますか?

良い意味でのギャップはたくさんあります。

『椎茸あげるから手伝って!』と声をかけてもらえたりとか。

地元の地域おこし協力隊の方ともたくさん知り合えて、私も地域を盛り上げたいという気持ちが強くなりました。連携してイベントなどをやっていきたいです。」

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  Q. こちらに移り住んで、仕事はどうされていますか?

「この3月から、大杉谷地区にあるレストラン『花咲くところ』を任されています。

『花咲くところ』は、ご縁の達人、クロフネカンパニー代表の中村文昭氏のお母様、中村賀代さんが、地域の方が集まってゆっくり話せる場所をと作られたレストランです。

ちなみに、私も中村といいますが、親族ではありません。よく聞かれますが(笑)

 

このお店で料理を任せていただくことになり、新しく趣向を変えて営業をさせていただいています。

3月からの当店の一番の特色は、地元で獲れたジビエ(狩猟肉)をメインに提供することです。

奥伊勢産の質の高いジビエ。奥伊勢で育まれた天然の草や木の実を食べている、畜産物でない肉を楽しんでもらえたらと思っています。

地元の特別な仕入先からのジビエは全く臭みもなく、その美味しさに感動していただけることでしょう。」

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  Q. ジビエメニューを教えてください。

「奥伊勢産のいのしししゃぶしゃぶ(2,500円~)、鹿のしゃぶしゃぶ(2,300円~)は、自家製のポン酢でお召し上がりいただきます。ご希望の方には天然の塩をお出ししますのでお試しください。

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                          奥伊勢産のいのしししゃぶしゃぶ 2人前

いのしゃぶ

いのしゃぶポン酢

奥伊勢産のいのししぼたん鍋(2,500円~)は、猪のガラで出汁を取り、自家製味噌と共に炊き合わせて作った当店自慢の特製スープでお楽しみいただきます。

しゃぶしゃぶとぼたん鍋は、事前にご予約をいただきますようお願いします。

美味しさをそのまま味わっていただくなら、奥伊勢産の鹿のステーキ(1,800円)もございます。赤身肉はヘルシーで、女性の方には特に美容効果・ダイエット効果もあると聞きましたのでおすすめですね。

そして、近くに宮川ダムがあるんですが、そこのダムカレーとして、鹿のカレー(1,200円)を提供しています。14種類のスパイスをふんだんに使った、インド風のカレーです。

ダムカレー

仕入れの状況によって提供させていただけない時も出てくると思いますので、お電話でお問い合わせいただけると幸いです。」

 

  Q. どうしてジビエのお店にしようと思われたのですか?

「東京にいる時ジビエが珍しかったので、ジビエを出しているお店巡りをしていました。地方に行ったときも、ジビエ店があれば行ってみていたんです。色々な場所で試してきて、この地域のジビエはすごく美味しいということが分かりました。

また、お店ではジビエ料理だけではなく、地元の方にも飽きが来ないよう各種定番メニューも用意しています。

地元の方と、遠方からお越しの方双方のお客様に喜んでいただきたいと思っています。」

 

  Q. 他にも、料理に使用する食材は全てにこだわりがあるんですよね。

「調味料も全て無添加のものを使用します。

水も大杉谷で汲んだ天然水を使用します。

出汁作りからこだわっています。

野菜など他の食材も、地元の良いものを選んで使っています。

ホっとできて美味しいなぁと落ち着けるお店作りを目指しています。都会で日々頑張っているお兄さん、お姉さん方にも喜んでいただけることと思います。」

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  Q. そういえば、去年の夏にこちらで鮎つかみ取りイベントを取材&体験させていただきました!

     この記事です。 大人も鮎に振り回される!大自然での「鮎つかみ取り」 

     今後もイベント開催は継続されていくんでしょうか?

「大杉谷で楽しみたいイベント依頼などがありましたらおっしゃってください。

去年の鮎のつかみ取りや、鮎の伝統漁法「しゃくり」、今年も開催します。お気軽にお問い合わせください。

大人気のSUPのイベントもやっていけたらと思っています。」

 

  Q. お店を拠点に、これからどんなことをここ大杉谷地区でやっていきたいですか?

「遊びや観光などでお越しになる方へのお弁当や、地元の高齢者の方への宅食もやって行きたいです。

土日の夜は、事前予約制で営業させていただく予定です。是非お問い合わせください。

狩猟にも興味があります。

また、日本屈指の多雨気候を生かした極上原木栽培の椎茸栽培にも取り組みます。

この田舎を盛り上げたい。お客様に喜んでいただきたい。 この素敵なところで住みたい人を増やしたい。

素晴らしい山々の景観、日本一の清流宮川の美しさをお楽しみいただき、自然の恵みを受けた美味しいお料理を、当店でごゆっくりとご堪能ください。」

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美味しいもの、身体に良いものを追求して、それを食べてもらい心身ともに健康になってもらいたいという中村氏。

例えば出汁作り。鰹節を削るところから徹底して行っていて、全く手間を惜しんでいない。

自然豊かなこの地で、丁寧に調理された自然の恵みをいただく。

自然体で生きる彼と話しながら、秘境大杉谷の空気の中で堪能した最高の料理は、身体にも心にも沁みわたった。

 

秘境大杉谷の食事処 花咲くところ

住所:三重県多気郡大台町桧原547-2

電話:0598-78-3088

営業時間:11:00〜16:00

定休日:月曜

伊賀焼の里にあるクチコミで人気の隠れ家カフェ&ギャラリーを訪ねてみた@伊賀

伊賀焼の里として知られる伊賀市丸柱に昨年秋にオープンしたカフェ&ギャラリー「Gentil Bake(ジャンティベイク)」。

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大正時代の木造建築をリノベーションした店舗で、レトロな雰囲気と店主自ら塗装した水色の外観が目印です。

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▲さり気なさ過ぎて見逃されてしまうという看板も素敵。

自然豊かな山間にあり、ドライブがてら出かけるには気持ちの良い場所ですが、逆に言うと車じゃないと行けません。冬は雪も積もります。

オープンは金、土、日のみ。

さらに、取材などはまだほとんど受けておらず、知る人ぞ知る隠れ家カフェなのですが…

インスタグラム(@gentil_bake_coffee)のセンスあふれる写真からクチコミが広がり満席の日が出るほどの人気ぶり。

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▲gentil_bake_coffeeのスクリーンショット。

 

今回はWEBということで、OTONAMIEの取材を受けてくださいました!

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笑顔で迎えてくれたのは店主の本田智子さん。美人さんですね。OTONAMIEもときどきチェックしてくださっているとのこと!(嬉)

「いつか自分のお店を持ちたい」という長年の夢を叶えた本田さん。

・モノづくりが好き

・カフェ巡りが好き

・コーヒーが好き

・作家モノの器が好き

そんな彼女の“好き”がたっぷりと詰まった念願の「Gentil Bake」は、どちらを向いてもフォトジェニック!!センスがいいってこういうことを言うのだろうなぁ・・・と感心しつつ、インスタ風にご紹介!

#隠れ家カフェ#インテリア#カフェ巡りで研究#DIY#レトロ#落ち着くIMG_20170108_172546-COLLAGE

木のぬくもりあふれる店内は、テーブル席、カウンター席、座敷の3つのエリアで構成されています。統一し過ぎない統一感、本や器、雑貨などさまざまな物があるけど多く感じさせない心地よさ。席につくとなんだか落ち着いてついついゆっくりしてしまう…そんな空気に満ちています。

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▲入口を入ると正面に広がるテーブル席。程よい高さの間仕切りカウンターの上には、伊賀焼の作家さんの作品が。

「大正時代に建てられたこの建物の雰囲気を活かしたかったのでテーブル席はレトロに、カウンター席は真新しい木で今っぽい感じにとイメージを変えつつも、ともに落ち着く雰囲気を大切にしました」と本田さん。

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▲明るい木色が爽やかなカウンター席。

インテリアは趣味のカフェ巡りで見てきたものや蓄積してきた情報を参考に。「オープンにあたってはいろんなお店に足を運んで研究もしました。たくさんの方のご協力のおかげで、イメージした空間づくりが出来て良かったです」と、にっこり。外壁や内装のペンキ塗りなど、自分でできることは楽しみながらDIYにもチャレンジしたそうです。

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こちらはテーブル席の奥にある座敷。小さなお子様のいる若いママたちにもカフェでゆったりくつろいで欲しいと言う思いから設けたスペース。このスペースではヨガイベントなどもしています。「今後はギャラリー部分の充実も検討中で、企画展などもしていきたい」と、夢は尽きません。

#スイーツ#選ぶ楽しみ#ワクワク#優しい気持ちIMG_20170108_154608_1-COLLAGE

お菓子の種類の豊富さも「Gentil Bake」の魅力。美味しそうなのはもちろん、見た目も可愛くて、あぁ、どれにしよう…全部食べたい!!って嬉しい悲鳴が止まりません。IMG_20170322_155226_1

ケーキやスコーン、マフィンなどが常時10種類、クッキーなどの焼き菓子は常時20種類もあるそう。これを全部、本田さんひとりで手掛けているというからスゴイ!

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「ずらっと並んだスイーツを「どれにしようかな♪」って選ぶのって楽しいじゃないですか?そんなワクワクを味わっていただきたくて…。あと、そもそもお菓子づくりが好きなのでついついいろいろつくっちゃうんです」と、楽しそうに語る姿に、こちらまでにっこり。

ーーー数量限定「旅するコーヒー」

「Gentil Bake」のもうひとつのこだわりは店主も大好きなコーヒー三重県津市にある「HOME COFFEE ROASTER」のホームブレンドをはじめ、数量限定メニューなど、すべてのコーヒーをハンドドリップで煎れています。P1130595otomie

注目は今も定期的なカフェ巡りを欠かさない本田さんが、旅先で出会ったコーヒーを仕入れて提供する「旅するコーヒー」。伊賀ではなかなかお目にかかれない&数量限定というレア感はもちろん、店主と旅の話を楽しむのにうってつけのメニュー。定期的に変わるので来店時にはぜひチェックを。

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コーヒーのほか、紅茶、ハーブティー、ホットチョコレート、自家製はちみつレモネードなどそのほかのドリンクメニューも充実。P1130591また、お店で使っているコースターや空間を優しく区切っている布にもご注目を。こちらは伊賀の布作家・今山綾香さんの作品。オープン前に出店していた地元のマーケットを通じて知り合ったのが縁だそうで「今山さんの作品をはじめ、コーヒーや食材の仕入れ先、器の一部もマーケットで知り合った方のものをけっこう取り入れています。こういうつながりが持てたのもお店をはじめて良かった点です」と、笑顔。

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▲素朴で丈夫、優しくてシンプルな今山さんの作品は店内の雰囲気にもぴったりです。

落ち着くインテリアに美味しいコーヒー、ワクワクする焼き菓子…そして、その向こうに見える楽しそうな店主の笑顔。少し遠くても、オープン日が限られていても、派手に宣伝してなくても、心地よい場所には人は集うんだなぁ…と実感。

―――優しい気持ちになる焼き菓子

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▲たっぷりの抹茶とホワイトチョコを合わせた濃厚な味わいの抹茶のテリーヌ単品¥420。

店名の「Gentil」はフランス語で“やさしい”、「Bake」は“焼く”。楽しみながら選んで、食べてほっこりして、「優しい気持ちになる焼き菓子」を手掛けていきたい…そんな思いを込めたスイーツは、甘さ控えめの優しい味わいが特徴。ハーブやスパイス、旬のフルーツを使った洗練された大人な味わいも魅力です。IMG_20170322_155213

ちなみに一番人気は売り切れ御免の「カヌレ」。

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▲ある日のケーキメニュー。

全メニュー、テイクアウトも店内飲食もOK(テイクアウトは一部例外もあり)なので、カフェでゆっくり楽しむも良し、お土産やギフトに購入するも良しです。IMG_20170212_105547

あまりの充実ぶりに「やはり子供の頃から菓子職人を目指してたんですか?」と問いかけてみました。「そうなんです!」という返事を期待して・・・。

すると「実はメイクの仕事につきたかったんです」と、意外な答えが。

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伊賀で生まれ育ち、高校卒業後はメイクの専門学校へ通おうと考えていたと言う本田さん。周囲の反対もあり、ひとまず京都の大学へ進学しましたが、メイク熱はおさまらず、卒業後は化粧品会社へ就職。さらに仕事をしながらメイクの専門学校へ入学し勉強をしたそう。24歳のときには東京でプロのヘアメイクのアシスタントとして修行をするも、あまりの過酷さに体調を崩して、1年ほどで実家へ戻りました。

「メイクは今でも好きですが、いろいろ体験して仕事としてはもういいかなと思ってたときに、東京時代の友人からホームメイドのベーカリーを手伝わないかと声をかけてもらって。もともと食べるのもカフェ巡りも好きでしたし、また東京で働きたかったのでOKしました」と。

そのベーカリーで焼き菓子製造を担当したのが本田さんのお菓子づくりの原点。日々の仕事をする中で「いつか自分の店を持つ」という夢を意識しながら月日は過ぎ・・・。

2012年に独立を視野に入れて退職。伊賀にもどり、ベーカリーやカフェへ勤めながらの修行に励みます。2015年には伊賀市内で物件探しをはじめ、地元でのマーケットやイベントへの出店、レンタルスペースでの販売、店舗への卸し、オーダー対応など個人としての活動も活発化。

そして…2016年10月23日「Gentil Bake」OPEN!IMG_20170108_161109

「自分のお店が持てて本当に幸せ。遠方から来てくださるお客様もいて、いろんな方とのつながりができてうれしいです。まだまだやりたいことはたくさんあるので、少しずつ充実させていきたいですね」と、本田さん。

ーーーこれからの「Gentil Bake」

現在の「Gentil Bake」は金、土、日の週末3日間の営業で、平日はカフェ営業をせずに、工房での仕込みやオーダー対応にあてています。「普段は私と母の2人体制なので、お水はセルフサービスでお願いしていますし、週末だけでもお客様が多い日などは行き届かないこともあるので…あまり無理はできませんが、季節が良くなったらランチ営業や、平日はテイクアウト対応をしたいなぁ」と、検討中だとか。P1130580

オフシーズンと言われる冬場もたくさんの人が訪れた隠れ家カフェ。これからは伊賀焼の里にも人が訪れる観光シーズン。そして5月の2~4日には丸柱で「長谷園窯出し市」もあります。

「優しい気持ちになれる焼き菓子」に出合いに、伊賀の隠れ家カフェへお出かけしてみませんか。


IMG_20170322_142004Gentil Bake

住所:三重県伊賀市丸柱474

TEL:0595-44-1003

OPEN:金・土・日 10:00~17:00(変更の場合はインスタグラムで告知)P あり

Instagram gentil_bake_coffee


 

 

 

【完成☆】松阪の小さな田舎のイラストマップ作りを追ってみたfinal【いなかまちあるきマップ!】

ついに完成しました、、、田舎の町あるき地図、その名も「ありまっぷ」!!
OTONAMIEでも3回に渡ってまち(?)あるきの様子をお届けしましたが、去る3月10日に地図の舞台になっている有間野地区で贈呈式が行われました。

【まち(?)歩き】松阪の小さな田舎のイラストマップ作りを追ってみた【the☆追跡】

【これはまちあるきではない】続・松阪の小さな田舎のイラストマップを作りを追ってみた
(前編)【山中探検やな】

【やっぱりまちあるきではない】続・松阪の小さな田舎のイラストマップを作りを追ってみた
(後編)【山中捜査やな】

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有間野地区にちなんだ名前がついたそのまちあるき地図ですが、思い起こすと山の中を分け入ったり、、、

有間野公園

山の中を分入ったり、、、、

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山の中を分入ったり、、、、、

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と、町よりも山を歩いていた記憶ばかりなのですが、もう知りません。とにかく完成したものがこちら!

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かわいらしく見ていてほっこりします。 この絵を描いたのはイラストレーターの森谷あつこさん。今までも他地区のイラストマップを描かれていて、まちあるきの地図を作るのは経験豊富な方。現地でもスケッチを描かれていて、その絵はさすが、特徴を捉えつつも森谷さん特有の優しい線で描写されていました。

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鉛筆で下描き。まず試作用紙に地図を描いて、情報を描き込んでいきます。

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そして画用紙に清書すると、、、!

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水彩の柔らかなタッチが暖かい雰囲気を作り出しています(^^)

また裏面は有間野地区の情報がビッシリ! 表面もですが、マップ全体をまとめたのはコーディネーターの安宮勝之さん。 情報を聞き取って、集約して、掲載する記事を検討して、、、その作業を中心になって進めていただいていたのです。

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地区の皆さんとのまちあるき、打ち合わせは2016年7月から約10回、更に別の機会で森谷さん、安宮さんが中心になって更に10回程度の製作ミーティングを行って完成に至ったのです^ ^

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入念に情報を擦り合わせ、地区の歴史やローカルフード、年間行事など、ふんだんに有間野地区の情報が掲載されています。

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これだけ充実した内容になったのも、約8ヶ月の間、何度も対話を重ねて情報を整理整頓したおかげ。誰が欠けてもここまでできていなかったのは、裏面の森谷さんの似顔絵からも読み取れます。

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地元出身の筆者ですが知らない部分がたくさん。足元の方が見ていなかったりするものだなあと実感しました。そして今地域の輪郭をはっきりとさせて情報を残すという事は、地域の歴史を未来のために鮮やかに記憶を残すのと同じということ。自分たちの子どもへの贈りものにもなっていくんだろうなと思った次第です。

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このマップは飯南、飯高各地域振興局、リバーサイド茶倉、道の駅 飯高駅、道の駅 茶倉駅で問い合わせると手に入るほか、今後イベントでも配布されるとの事。

また、森谷さんのこれまでのイラスト地図の原画の展示も道の駅 飯高駅内の「飯高茶屋」さん※で4月13日(木)~5月16日(火)まで開催されますよ!暖かくなってきた今日この頃、この小さな田舎を歩いて春を見つけに来てみてくださいね(^。^)

※営業/7:30~16:00(喫茶営業は14:00まで)、水曜定休

 

 

 

感動はいつも突然。漁村の神社で見つけた絶景。

感動はいつも突然。漁村の神社で見つけた絶景。

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志摩市の大王崎の漁港。
あの山のようなところから眺めた海はどんなだろう。

行ってみよう。
神社だった。
お参りも兼ねて・・・。
愛嬌のある、狛犬三兄弟。 
トトロに出てきそうな道を抜けると・・・
視界に広がる海と空。
楽園みたいな場所。
カラフルな二艘の船。
切り立った岩。
地球のほとんどは空と海。
ここから観ると
灯台がロウソクみたいだ。
美しい景色だった。 感動はいつも突然。
準備する間もなく。
帰りに見つけた
三重ならではの専門。

波切神社

三重県志摩市大王町波切1

https://ja.wikipedia.org/wiki/波切神社_(志摩市)

【公開日2017.3.4】

pray. 伝えなきゃ。三重の山奥の暮らしで見つけた感謝の連鎖、いのちの記録。

【 P r a y 】

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鳥羽市の菅島にて。

祈る姿は美しい。
この写真は三重の離島、菅島を取材した時に撮影したものだ。
お聞きしたところ、島を離れ、学校に通うお孫さんの無事を祈っておられたのだという。
漁村や離島、農村を取材していると、そこに神社仏閣が多いのに気が付く。

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生まれ育った住宅街

私は住宅街に生まれ育ち、家は仏教だ。
しかし、信仰心みたいなものは殆どない。
父が次男ということもあり、幸い健在なので家にも実家にも仏壇がない。
墓参りは行くがそこにお寺はなく、観光以外でお寺に行く機会も少ない。
つまり、仏教感のある暮らしから遠い。
いや、今回の取材をするまで、遠いと思っていた。

 

【 目 に は 見 え な い 絶 対 的 な 何 か 】

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鳥羽市の答志島にて

最近、農村や漁村に暮らすおじいさんやおばあさんに、とても強い “何か” を感じる。
私のようなものでは到底得ることのできない、幸福感に満ちた安心感のような魅力。

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津市の石山観音にて

そして昔からその地に根付いている、目には見えない絶対的な “何か” を感じる。
冒頭の写真を撮影した時に、それはもしかしたら、 “何か” 絶対的な存在を信じているという根源から派生しているのではないか、と感じた。
私の場合、それは仏教であり仏ということなのだろうか。

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グローバル企業が率先して取り込んでいる、仏教の教えに根ざしたマインドフルネス。
仏教って何なのだろう。
教科書に書いてある歴史や宗派ではなく、仏教感のある暮らしを取材してみたい。
今回、OTONAMIEの山間部に暮らす記者の協力で、三重県津市美杉(旧美杉村)の山奥に暮らす、とあるシニア夫婦を取材させていただくことになった。
語弊を恐れずに表現すると、田舎で普通に畑暮らしをしている、おじいさんとおばあさんだ。
山奥には仏教感のある暮らしが残っていることを期待しながら、クルマを走らせた。

 

【 よ ぅ お い で な さ っ た な ぁ ー 】

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復旧した名松線を眺めたり、手書き感がグッとくるドラえもんに癒されながら

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くねくねした山道を進む。津ICからクルマで約一時間。

son0330DSC_0234峠を越えて、津市美杉町下多気の上村区に到着。
上村区には現在、約40軒の家に暮らす方がいて、60代が一番若いという高齢化した集落だ。

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左 田上多一さん 右 田上百合さん

「よぅおいでなさったなぁー。」
今回取材させていただく、田上多一さん(86歳)と奥様の百合さん(79歳)が出迎えてくれた。
お二人とも生まれも育ちも美杉だ。

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写真を撮る前に、多一さんの服を整える百合さん。

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結婚歴61年。

百合さん:おじいさんは86歳でここらで一番年長。いつまで二人で暮らせるかなー。

と微笑みながら話す百合さんと、微笑みながら聞く多一さん。

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ペットボトルの風車はモグラ対策

今も仲がよさそうなお二人は、家の周辺で田んぼや畑をしながら暮らしている。

 

【 土 の 香 り 】

son0330DSC_0350お茶をいただく。おいしい。

son0330DSC_0359百合さん:私らが育てたお茶やでおいしいかどうかわからんけど、無農薬やでな。自分たちの食べる分を育てるの。

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田上さんの畑より
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田上さんの畑より

春にはきゃべつ、なばな、からしな。
夏にはきゅうり、なす、とうもろこし、すいか。
秋にはだいこんなど。
米やお茶、漬物もつくる。すべて無農薬。

son0330DSC_0332多一さん:野菜の種のコトとかはお母さんの方が詳しいんですよ。わたしはこうしてチカラ仕事(笑)。

son0330DSC_0328土の香り。春の農村。
山里にいのちの循環がまたはじまる。
現代風に訳すなら、オーガニック指向のサスティナブルなライフスタイル、だろうか。
西洋文化を取り入れなくても、日本の山里には昔から続くいのちの循環があったのだと実感した。

 

【 お 寺 さ ん の あ る 暮 ら し 】

son0330DSC_0281田上さんの家の前にはお寺がある。下多気にある唯一のお寺だ。

son0330DSC_0265 son0330DSC_0262 son0330DSC_0260津市の市街地に暮らす息子さんの家族が帰省したときは、まずはお寺に参りその後、家の仏壇を参るという。
お寺の住職は若く、野菜などをお裾分けしたり親子のような関係とのことだ。

son0330DSC_0273百合さん:昔はこの地域も子どもが多てな。学校帰りの子どもが、お寺の水はひやかくておいしいちゅーてな、井戸の水を飲んでました。境内で縄跳びをしている子どもがいたりなぁ。

son0330DSC_0278そして本来、お寺とはその地域に暮らす方々の場所であり、住職はそこに住んでお寺を管理をしてもらう方だと教えていただいた。

近所のお寺に参る習慣がない私には、すこし不思議な感覚を覚えた。
お寺って住職のモノじゃないのだなと。
現代風に訳すと、地域のコミュニティスペース。

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今まであまり関心がなかった地域のお寺という存在が、ふと身近なものに感じた。
このお寺では月に一回、30名くらいが集まってみんなでお経を唱える念仏会があるらしい。

son0330DSC_0267百合さん:念仏会のあとは、家に帰ってもココロが落ち着きます。

なんとなく理解できるが、なぜココロが落ち着くのだろうか。不思議だ。

 

【 無 い と 不 安 。 朝 夕 の お 参 り は 習 慣 だ か ら 】

私の場合、仏壇に参るのは親戚の家などに行ったとき。幼いころ、親や祖父母から「なむなむしておいで」と言われ、なにもわからないまま手を合わせ、目を閉じた。寒い冬だと仏壇が違う部屋にあるので「寒いのにジャンパーまで脱いで、なむなむするの嫌だな。」と思ったことを覚えている。

son0330DSC_0291ご自宅の仏間にお邪魔した。
毎朝、田上さんは起きたらまずご飯とお茶を仏壇に供える。
そして「今日一日を無事で過ごさせてください。」と祈る。
夕方には「今日も一日無事に過ごさせていただき、ありがとうございました。」と仏壇の前に座る。

son0330DSC_0285なにか頂き物をしたときには、まずは仏壇にお供えをして、その後にお下がりを頂く。

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なるほど。私が疑問に思っていた “何か” の答えを垣間見た。
つまり、家の中に仏(ご先祖)という、絶対的な存在があるのだ。

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私:もし田上さんの暮らしから仏壇がなくなって、朝夕のお参りがなくなったら、どう感じますか。

百合さん:習慣だから、それが無いと不安です。仏様は私たちを守ってくれとるから。

絶対的な存在に守られているという安心感を、特に古き良き日本の文化が残る農村や漁村のおじいさんおばあさんは、持っているのだと感じた。
そして、絶対的な存在に感謝をしている。
日々の暮らしの中に、しっかりとそれが根付いているという安心感。
それは、強さであり魅力だと感じた。

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農村や漁村という小さなコミュニティ全体に、感謝の連鎖が根付いている。
その象徴、集合体としてお寺が存在する。
高齢化している集落でも、お寺が健在である理由が少し分かった気がした。

 

【 少 し 気 が 楽 に な っ た  】

私:お父さん(多一さん)が好きな食べ物はなにですか。

百合さん:味ご飯とか炒飯かなぁ。好き嫌い多いでなぁ(笑)

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そんなたわいもない話。でも気分が解かれていく。

son0330AdobeStock_62511512人のいのちは、いつの日か終わる。
でも、仏教感のある暮らしでは魂は生き続ける。
生きた記録は、子孫のココロというメモリに焼き付く。
ジタバタとしか生きられない、私というエゴの塊。しかし・・・、
“ココロがうなずく方に身をまかせて生きなさい”
と、どこかで大切な人が言っている気がした。
“悪いことしたら仏さんが見とるからね”
と微笑みながら諭してくれた人。
そう、幼き日、しわしわの手で、一緒になむなむしていた大切な人。

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生きている間に、全てを伝えることはできない。
そう知っていながらも、全てを伝えようとして無理をする。
しかし、いのちの火が消えても伝えることができるのだと思うと、少し気が楽になった。

 

【 仏 教 感 の あ る 暮 ら し は 、 遠 い も の で は な か っ た 】

今回、仏教感のある暮らしを取材させていただいた。
仏教に限らず、絶対的な存在に祈り、感謝することは、豊かな暮らしに繋がっている気がした。

仏壇も通うお寺もない私だが、一日3回、感謝する機会はすでに伝えられていたことに気が付いた。
そして、幼き日に大切な人から伝えられたように、私も大切な人へ伝えていきたいと思う。

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手 を あ わ せ て 、 い た だ き ま す 。

 

【 お ま け 】

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私:ちゃんと残さんと食べなよ。仏さん、見とるからね。

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息子:うん。

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息子:・・・仏さんってだれなん?

 

取材協力:田上ご夫妻、西向院


タイアップ

走井山善西寺

add:三重県桑名市西矢田町27-2
tel:0594-22-3372
HP:http://mytera.jp/tera/zensaiji30/monk/
FB:https://www.facebook.com/zensaiji987/

善西寺では定期的に、おてらこども食堂を開催しています。
また春季永代経法要を4月17日に開催予定です。


 

善西寺に関するOTONAMIEの記事

pray. 伝えなきゃ。三重の山奥の暮らしで見つけた感謝の連鎖、いのちの記録。
記者 yusuke.murayama

明日、僕が死んだら。
記者 OTONAMIE運営部

自宅で看取るって、大変ですか?
記者 OTONAMIE運営部

ひとりをツナグ場所に行ってみよう。
記者 OTONAMIE運営部

夏の風景 蝉の声とお寺と流しそうめん。
記者 OTONAMIE運営部

住職にお焼香のあれこれを聞きに行ったら、いつのまにか深~いところへ。
記者 福田ミキ

愛着のある街の住み慣れた家で、最期まで暮らし続ける。
記者 福田ミキ

【ミイラ、お寺へ行く。Part.1 】 仏教の世界に触れた1日。そして驚きの入棺体験とは・・・
記者 タナカマユミ

人生を整える。デトックス足りてる?野草茶をつくるおばあちゃん、坂本幸さんの田舎暮らしが素敵すぎる@津市美杉
記者 yusuke.murayama

【 ミイラ、お寺へ行く。Part.2 】なんだこら、こんなお寺ありなのか!?ご住職のお寺&仏教への愛が、もう半端ない。
記者 タナカマユミ

voice. 日本で子どもが餓死。立ち上がった住職と未来をつくる住職@善西寺
記者 yusuke.murayama

地域の人たちに愛される「相棒」二人の、 “服を通して福を与える”取り組みとは
記者 ミカミ ユカリ

“死では終わらない物語について書こうと思う” の著者 釈徹宗先生の話を聞いて “30代女子が思った死についてを書こうと思う”
記者 ミカミ ユカリ

子育てしながら里親に!子育てはいったい誰のもの?くわなアンジープロジェクト@善西寺
記者 ハネサエ.

 

海辺のアイドル【ミユビシギ】

昼間はポカポカ陽気に植物や花の香りがふわっと香る春らしい季節になってきました。

暖かくなってきたので海岸に散歩に行くことがあるのですが、干潮時刻付近に行くとときより見かける小さな小鳥をよく目にします。

そう海辺のアイドル【ミユビシギ】です。

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カラッと晴れた朝、散歩をしに志摩市の国府の浜へ散歩に行った時に遭遇。

砂浜や岩場、河口、干潟などに生息する数十羽単位で行動していることが多いようです。

引き波と同時に海の方へとと一斉にダッシュし砂の中のゴカイや貝、甲殻類等を食します。

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みんなで一緒にグサッ!!

 

波が戻ってくると「逃げろ〜!!」と慌てて戻ってくる姿が可愛い、とても愛嬌のある小鳥です。

太陽光に照らされた国府の浜の海はキラキラと輝き波のザーッという音に癒されながらミユビシギを追いかけまわしながら朝の散歩を楽しむ。(本当に追いかけまわすのはやめましょう

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ここ国府の浜はサーフィンのメッカだけあっていい波が入ってきます。

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国府白浜の南に隣接する海水浴場には阿児の松原海水浴場があります。名前の通り、砂浜の頂上に松林が広がっている。こちらは比較的波が穏やかで、サーファーは少ないです。 平成22年の水質調査では「AA」(最高)と判定されました。

海水浴場周辺には民間の駐車場が多数存在し駐車料金は1日約1000円で有料のシャワーを併設していたり様々なレンタル用品があるところが多いです。

付近に水着のまま入店できる喫茶店がいくつか見られ、夏季は海の家が開かれます。


 

さて後日津市河芸にありますマリーナ河芸へ用事があり向かいました。

少し早く到着したため、浜辺を見に行くと

 

ここにもいました\(^o^)/

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貝がすごく重たそう!!頑張れo(^_-)O

国府の浜ではゴカイを食べていましたが、こちらではアサリを食べていました。

2017-3/13-4無事食べることができましたね♫

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追いかけっこしてるように見え、ちょこちょこ走り回る姿がもうひたすら可愛いのですヽ(;▽;)ノ

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昼間の暖かくなってきたこの季節、海辺のアイドルに会いに行ってみてはいかがでしょうか?

尚ミユビシギは国際自然保護連合により、準絶滅危惧種に三重県は指定されています。

愛らしいミユビシギ、大切に守りたいですね。

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偉人は僕に何を伝えたいのか。

img_4094-1img_4095-1img_4096-1こんにちは。こにちゃんです(^^)

ただいま 取材に来ております。。

2月28日、四日市で開かれたNPO法人ユナイテッドビューローネットワーク主催の「四日市の泉ミーティング」

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『四日市の名士の方々が、醉月陶苑 山の陶房に集まり、四日市の現状と未来について話あう会合が開催されました。』(パンフレット一部抜粋)

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僕は学生唯一 特別に参加させていただくことになりました。

お声がけをいただいたのは、

株式会社CSV PARTNERS 藤本修司 代表取締役のおかげ。

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そのほかにも

メインスピーカーの

醉月陶苑 清水醉月当主

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そして

九鬼産業(株) 九鬼紋七代表取締役会長

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株式会社四日市柿安 赤塚直子代表取締役社長

有限会社伊藤鰹節店 川村公博代表取締役

有限会社夢菓子工房ことよ 岡本伸治代表取締役

釜屋株式会社 山本佳孝 代表取締役社長

その他にも 多くの「偉人」がこのミーティングに参加している。

一体、この偉人たちは なぜここに参加しているのか。

清水当主は 語られた。

img_4075「私は チャレンジすることを忘れない。そうしないと 陶器は残っていかない。伝統は守るものではなく、伝承に加えて新しい価値を加えていかなければならないのだ。だから 私はいくつになってもチャレンジし続ける。」

他者に認められるとはどういうことか、という質問に 九鬼会長は

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「認めるとは4つのパターンが存在する。1つ、目標数字の達成という結果承認。2つ、目標達成のためのプロセスを評価する行動承認。3つ、事業の中の点と点の変化を認める変化承認。4つ、最後は自己承認。この積み重ねしかない。」

合同会社M&P 細谷恵一顧問は

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「四日市には100年企業が集まっている。100年とはあくまでも結果であるが、自分の置かれた環境という枠組みの中で いかにOnly Oneを持つか。本物を磨いていった結果であると思う。」と語る。

遠州流茶道 昌平庵 中川宗津教授は

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「子育てを終えて 第二の人生を歩みだした今、子どもたちが自分の国に自信を持てなくなっている現状に不安を覚えた。私は お茶×着物を利用して 日本の子どもたちに「大事なこと」を教えていきたい。」

僕はふと考える。

偉人は僕「たち」に何かを伝えようとしている。

それはなんだ?
最後に 藤本代表はこう締めた。

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「この会を、四日市の泉ミーティングと名づけました。みなさんの経験を源泉とし、その源泉から湧き出る想いが流れとなって川になる。そういうムーブメントが必要なのではないかと。私は これを社会的事業にしたい。」

川の流れを作るのは 誰だ?

僕らなんじゃないの?
僕らが動かないでどうする。。。

ミーティング後の懇親会の場。

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醉月陶苑 清水きし代の手料理や三重の地物野菜や鳥羽市の安楽島カキが並ぶ。

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「少しお話し聞かせてもらってもいいですか??」

記者として 話を聞いたつもりが、
「僕は 将来 記者志望で otonamieで文章の勉強をさせてもらってるんです。」
いつの間にか、僕の将来の話に。
偉人たちが、僕を囲み、将来について 耳を傾けてくれている。

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第一印象、偉人は記者が嫌いなんだと思った笑笑
あまりいいことを言ってくれないから。

言葉に説得力がありすぎて 僕が記者になってしたいことに希望が見えなくなりそうになる。
だけど
「今後 メディアの形態は、めまぐるしく変わっていく。その流れを作るのが キミだ。頑張れ。」

源泉から流れを作る ムーブメントへ。

僕の進むべき将来が はっきりと見えた気がした。

Day Trip. 太陽燦々の絶景カフェと、一番短い熊野古道を散策!

Day Tripとは!?

ジモトの魅力はジモトに暮らす人の方が知っている。またはその地を愛する人の方が知っている。これはOTONAMIEのポリシーでもあります。
それでは、三重県の各地に暮らす方々やその地を愛する方に、その地の魅力をナビゲートしていただき日帰りの旅ができれば、読者の皆様の休日の過ごし方に微力ながらお役に立てるのではないか・・・。そして三重県のまだ知らないディープな魅力を発見し、発信できるのではないか・・・。
そんな想いからDay Tripを企画しました。可能な限り続けていきたいと思います!

 

今回のDay Tripは熊野市

旅先:三重県熊野市波田須(はだす)
ナビゲーター:いとうふみか(以下:ふみさん)
※今回は特別に熊野地域興し協力隊の近藤さんにもご協力していただきました。(近藤さんに関する記事はこちら

 

お洒落なジモトの商品も!太陽燦々な絶景茶屋に集合!

今回はナビゲート頂くのは「熊野が大好き!」という、三重大学のふみさん(桑名出身)。

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訪れたのは最近ふみさんが来店して、その絶景ぶりに感動した徐福茶屋。

私も以前、この絶景に感動したことがありました。しかしその時は徐福茶屋が閉まっていたので、茶屋の中を拝見。

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お洒落なジモトの商品や、ちょっとしたお菓子や食品も売っています。
絶景を見ながらコーヒーとお菓子。いいですね。日常を忘れるひととき。

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そしてこの徐福茶屋を運営する、熊野地域おこし協力隊の近藤さん。徐福茶屋のある波田須(はだす)という地域に惚れ込んだとのこと。

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少し歩けば海。ここで読書をするのが近藤さんのオススメ。

 

おすすめ!一番短い熊野古道を散策

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熊野古道に興味あるけど、長距離や山道歩くのは・・・。そんな方におすすめの波田須の道は約300mと熊野古道で一番短い距離なので、軽い散歩感覚でOK。場所は徐福茶屋の目の前です。

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一番短いとは言え鎌倉時代からの石畳みなどに歴史を感じる熊野古道。
苔の鮮やかで深い緑、木々のさわやかな緑、太陽の光に癒されながら散策する時間はとても気持ちがいいです。

 

絶景の天女座カフェに行ったら、驚きがいっぱい!

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みなさん凪のあすから、というマンガ(TVアニメになった)をご存知ですか?わたしは知らなかったのですが、徐福茶屋の近くにあるカフェ天女座を含め、ここ波田須も舞台になっているそうです。お店に訪れた時も、凪のあすからのファンの方々が県外から訪れていました。

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それにしても、絶景!

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そして何故かパズルが多い。

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ふみさんは凪あすカレー。

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わたしは野菜カレー。(女子みたいなメニューですみません。野菜不足かなと。)

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そして突如始まったお店のオーナーさんによるマジックショー。

なんでもオーナーさんはマジシャンでもありますが、有名な音楽家とのことです。海外にも演奏で呼ばれることもあり、先日も京都での公演をされてきたということです。そしてこの建物自体、カフェ 兼 音楽ホールであるらしく、少しご案内していただきました。

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とても古いピアノ。そしてオーナーさんの演奏。素晴らしい音色に、聴き入るたのしい時間。

 

波田須で出会ったジモトの方

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散策していると、波田須の方に会いました。

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いろいろと波田須の情報をお聞きしていると、何でもお洒落でこだわりのある雑貨屋があるという情報を教えていただきました。同行していただいた近藤さんもお知り合いということで、取材の連絡を入れていただいたのですが、臨時休業でした。次回リベンジしたいと思います。

ジモトの方とのなにげない会話。娘さんのこと、山を見ると落ち着くこと、波田須の伝統行事のこと。なんだかホッコリとした気分になりました。

 

散策して見つけた、お気に入りベスト3ショット。

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第3位
波田須の海に抜けるノスタルジックなトンネル。

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第2位
波田須の大きな石がある海。

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第1位
近藤さん夫妻の海を眺める後ろ姿。

 

戦利品!?

近藤さんにみかんをいただきました!

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▲自宅の畑で「天然の武器を見つけた!」と近藤さん。
▲自宅の畑で「天然の武器を見つけた!」と近藤さん。

近々、大きなみかん畑も始める予定とのこと。

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サーファーでありスケーターでもあり波田須を遊ぶように暮らす、遊び心溢れる近藤さん。彼が運営するみかん畑って、何だか楽しそうです。またお伺いしたいと思います。

熊野古道に癒され、絶景カフェでくつろぎ、海と太陽のチカラを肌で感じた、熊野市波田須のDay Trip。

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JR波田須駅もあるので、今度はリアス式海岸の海沿いを走るローカル線に揺られながら、ゆっくり訪れるのも楽しそうです。

 


 

徐福茶屋
住所:三重県熊野市波田須町454-3
ホームページ:https://jofuku-chaya.jimdo.com
FB:https://www.facebook.com/KUMANOHADASU/

天女座カフェ
住所:三重県熊野市波田須町640-15
ホームページ:http://www.tennyoza.com
TW:https://twitter.com/tennyoza2014

熊野古道情報
熊野古道センター
ホームページ:http://www.kumanokodocenter.com/index.php
熊野古道伊勢路
ホームページ:http://www.kodo.pref.mie.lg.jp

スーパーじゃなくてグローサリーストアと呼びたい!マルヤス西条店

3月10日に鈴鹿市西条のスーパーマルヤスがリニューアルオープンと聞いて、
広告を握りしめウキウキと買い物に。

もともと ちょっとオシャレな輸入食材、ワインにチーズの種類も豊富な見ているだけで
楽しいお店。

さて どうなってるのやら。

おぉー!入って正面にはスムージーバー


甘酸っぱい苺と蜂蜜のスムージー、小松菜とパイナップルなどなど、美容と健康に気を使うアラフォーのあたしの心はくすぐられまくりです。


オレンジジュースを搾るマシンも!

その横には地元産フレッシュ野菜の産直コーナー。地元農家の自信作がズラリと並んでます。


お店の雰囲気も海外マルシェのよう。農民的には青果コーナーは 外せないとキョロキョロ。

国産バナナ 発見!国産のバナナがある事に驚くけど お値段にも驚く。2度びっくり。

鮮魚コーナーには、丸ごとマンボウ。水族館でしか見た事ない!!

マンボウに足止めされそうになったけど、ズンズン進む。


初めて見たーーーーーーーー!!

ピーナツバターの機械。完全無添加のピーナツバター。コッテリ濃厚なピーナツのみ。ローストビーフとか合いそう。お砂糖とお醤油少し足して春野菜のピーナツ和えも美味しそう。

自分好みにカスタマイズして、色々 楽しめそう。

惣菜コーナーからは焼きたてパンの良い香り。

欲しいものばかりだったけど、お財布と相談して、レジを通過。

帰りの車の中で、買ったバケットにかぶりつく。皮はカリッ中身はモッチリ。

もう1本、買えば良かった…。


店舗情報

マルヤス 鈴鹿 西条店

住所〒513-0808 鈴鹿市西条5-26

TEL059-384-2400

FAX059-384-2411

営業時間AM9:00〜PM9:00

駐車場台数100台


 

 

地味だけど便利な機能を追加!過去の季節記事一覧が便利。ジャーごとのルーツ記事が感動的。

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福田(副代表):時系列で、OTONAMIEの過去記事を検索できたらいいのにと思うのですが。

 

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村山(代表):確かに・・・。(でも検索系のコードとか書けないし、なんかめんどくさそう・・・。)

 

ghreuhgre

福田:季節系の過去記事とか読めるし!

 

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村山:う〜ん・・・。そ〜ですね・・・。(コード書きたくないなぁ〜。いろいろ調べればできそうだけど・・・、めんどくさいな・・・。)

 

ghreuhgre福田:せっかく記者さんが書いた過去記事が、埋もれているのはもったいないですよね!

 

s_DSC_0292_1124052303-e1488956785725村山:まぁ〜、そうですね〜。まぁ〜、う〜ん。(もっともなことを言われてしまった・・・。)

 

ghreuhgre福田:・・・・・・・。

 

s_DSC_0292_1124052303-e1488956785725村山:実装します!

 

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なんと、30秒で実装完了!
ありがとう!テクノロジー。

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さっそく使ってみよう!
どんな記事があったんかなー。

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こ、これは!

DSC_0237thジャーごと記事一覧 

OTONAMIEが市長などの偉い方インタビューのときに、なぜか定番となっている、炊飯ジャーごと持参する、通称ジャーごとのルーツになった記事だ。

ところで、どんな記事だったかな!?

立春の頃、天気の良い日が続く。鳥羽湾の海の中には例年より少し早い春が来ていた。その事を知って私は突如メカブが食べたくなった。

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鳥羽の中でも、小浜沖から答志島の海はワカメの成育に非常に優れた海だ。それは宮川から養分を大量に含んだ水が流れ込むからだ。

_IMY1442下見で訪れると焚き火をている漁師さんと出会った。メカブを手に入れたい事を尋ねると、明日漁に出るとの事で手に入る事になった。

_IMY1347それで私はあるものを用意した。それは炊きたてのご飯。それもジャーごとだ。それにまな板、包丁、お茶碗といった食卓セットを持ち込む事にした。

今回出会った漁師のお父さんと一緒にお昼を食べてみようという作戦だ。

約束の場所

 

午前11時に約束どおり港にきた。綺麗な海だ。その中で尾崎 繁一(70歳)さんが作業をしている。

_IMY1257今朝は、暖かくなってから作業を始めたという。働く姿は70歳には見えない。私は少しお手伝いをしながら尾崎さんを撮影する事にした。_IMY1254

 

 

 

尾崎さんはメカブの美味しい食べ方を話してくれる。

_IMY1278メカブは少し乾燥させてから食べるのが良いという。調理のしやすさが断然変わってくると言う事だ。生をカットすると、どうしても大きくなってしまったり、粘りがあるので扱いにくいからだ。そして茎の部分を洗濯バサミで挟み天日干にする。今日の天候だと2時間ほど干すと良いらしい。そして扱いやすくなったメカブを、茎の部分とヒダ状になった部分に包丁を入れ切り取る。

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まず炭火で焼くことを薦められた。切ったメカブを乗せてみると綺麗な緑色に変化していく。_IMY1328

そのまま何もつけずに食べる事をすすめられた。

美味い!

 

これは是非試していただきたい食べ方だ。ごはんのおかずと言うより、お酒の一品になる。_IMY1336

 

そして次は熱湯をかけ、色が変わってから納豆のように混ぜ、ご飯の上にかける。_IMY1367

 

 

これが一番すきだ。

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口の中に広がる春!この時期だけの特別な採れたてのメカブの味だ。

 

 

 

春のソウルフード

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ソウルフードを勝手に定義付けしてみた。まず何年たっても変わらない味であること。そして食べる事で記憶がよみがえり、いろいろな思い出が溢れ出る事。すると、このメカブは食べる事で幼い頃も、大切な事も想い出す、まさにそんな食材だ。

 

 

腰を据えて話す

取材をする前にどんな言葉が出てくるだろうかと、いろいろ想像していたが、やはり昔を思い出す会話となった。

「漁に出てメカブを取りに行くのは、求められるからだ」と最初に話し出した。どうやらメカブ漁は金銭のためだけではなかった。近隣の人や、子どもや孫、そして尾崎さんを訪ねてくる人のために漁をしていた。

 

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きっと奥様はこんな目線で尾崎さんの働く姿をみていたのだろう。

彼は一人でできる範囲の仕事量に調整をしているが、時おり「おばあさんがいたら」が口癖になっていて、3年前に奥様を亡くされている事を知った。こうしてみると今までも二人で仕事をしている面影を感じさせる。彼にとってメカブの作業場は、今でも共にいた人と一緒に暮らせる場であった。

 

特別の味

私も大切な人にもう一度会える味がメカブだ。この地域の多く人は、幼少のころから母親に食べさせてもらっている味だからだ。「おふくろの味」がメカブだと言う人は少なくないのだ。

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どんな時も愛をくれたのが父であり母親である。いい歳の大人になってくると、だれでも当然の別れも経験する。会いたい人に会えない、そんな時このソウルフードを食べたくなる。気がついたら自分も親父となっている年齢だ。だから歳を重ねるたび、この味が恋しくなっていくのだろうか。

そんな春が、またやってきた!

食べてみてはどうだろう!

 

 

誰に?

 

尾崎さんの「求められるから採りにいくんだ」という言葉は好きだ。彼が周りの人に信頼されている言葉だ。この漁村では以前40軒あったメカブ業者が、今では4軒となっている、きっと尾崎さんとおなじ様な想いをしている事だろう。

親から受け取る側はその愛や、温かさが混ざっている事を、分かっていると言う。でもその事が薄れてしまいそうな時がきっと来る。そんな時メカブの味で、彼らの心の深さをまた知る時がくる。そして言葉にはない、愛情をいっしょに噛みしめるのだ。 

 

この地元で漁をする側から言うと、大切な人に食べさせてあげたい味が、春のメカブだと言えるのだ。

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漁村のおとうさん達は愛にあふれている。

あなたは大切な人に、食べさせてあげたいと思う何かがありますか。私はそのひとつが、このメカブだと強く言える。

食べる事で涙するような、そんな食事をしてみたいと思いませんか。そして大切な人をあなたも想い出せますように。

 

 


 

尾崎さんは 4月から秋まで、鳥羽湾で釣り筏を経営している

新希丸 小浜釣りセンター 電話 0599-29-2009

 

 

おまけの動画めかぶ編

https://youtu.be/8iFMcVErVsI

 

 

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胸が熱くなった。
記事を読み終わった時に、想い浮かんだ大切な人の笑顔。
忘れていた大切な何か。

 


 

じーんと感動して、他にも過去の素晴らしい記事がないか探した。

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こ、これは!
OTONAMIEをテスト的にスタートさせていたときに書いた、私の記事。

はじめてこのお店を見たときは、「蛙!えっ蛙料理?まさか〜」と思ってしまいました。
知り合いに聞いてみると「行ったことないん?あんた大門にちょいちょいおんのに」と。
グリル蛙さんは大門に古くからある洋食屋です。

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ハンバーグ、美味しかったです。カウンター席だけで、料理を作っている工程が見えるのですが、ハンバーグを揚焼きのように調理していました。そのため食感が中は柔らかく、外は揚がっているのでサクッとしています。

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昭和な店内。ナイターは鉄板です。

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飲み屋街のお店でよく見かける「名刺の壁」。知っている人の、えらい古い名刺もあってちょっと驚いたりします。

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深夜2:00まで開店していますので、夜の会議前の腹ごしらえや、飲みのシメにもありがたいです。

グリル蛙さんは津市大門(センターパレスうら付近)にあります。電話059-226-6685

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て、適当すぎる・・・。
(恥ずかしいので皆様は検索しないで・・・。いいね!2って・・・。)

 


 

他にも何かないかなー。そうだ!
OTONAMIE本始動をした、2015年10月24日にタイムスリップ!

長島温泉を取材したいって言ったのに…。
行ってきました!ナガシマスパーランドのうつ伏せジェットコースター。
▼動画レポート▼ご覧ください!!

いかがでしたか?

次は三重県のどこに出没するのか!?乞うご期待くださいね〜。

ナガシマスパーランド
住所:三重県桑名市長島町浦安333番地
電話:0594-45-1111
ホームページ
伊勢湾岸自動車道 湾岸長島ICよりすぐ

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おぉー、チャンさんの動画記事。
実はけっこうな無茶ぶりロケにも関わらず、快く対応したいただいたチャンさん。ありがとうございました!

そう、OTONAMIEは、短い文章でも、文章じゃなくて動画でも情報として発信できます。
また、情報を発信したい記者(初心者でもOK)を随時募集していますので、お気軽に!

皆さまに支えられて、OTONAMIEは本始動から1年半。
今、次のステージ「第3フェーズ」を計画中です。
わくわく、ぞくぞくするような新たな展開に、ぜひご期待くださいね!

 

 

 

 

【桑名市】ゆるい日差しとハーブティー、シフォンケーキを君と【はあぶ工房Together】

時は3月の日曜の昼下がり、車の中から見る風景は皆散歩したり、買い物をしたり。

穏やかで日頃の急いた気持ちはいつの間にかに溶けてなくなっている。

 

今日お邪魔するのは桑名市にあるカフェ「はあぶ工房Together」さん。

天然素材でできた小さな一軒家カフェ、実は昨年開催された伊勢志摩サミットにてファーストレディ、ジェントルマンにシフォンケーキを振る舞ったという経歴を持っている。そして、障がいを持っている方の自立支援、社会参加の場という役割も担っている。

外観2

その存在を以前から知っていたけれど、このタイミングで出向くことにしたのは前途の通り、サミットにも出品したケーキを食べてみたいということがあったから。そしてもう一つ、一緒にゆるりとした時間を共有したい人ができたから。普段ハーブとは無縁な彼でも、満ち足りるデートコースになるような気がして。

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少し湿気を含み、しっとりとしてきた春の空気に似合うボタニカルな佇まいの外観。木でできた扉を開けると一番先に感じるのは清涼感のある香り。ハーブの香りだとすぐにわかる。 入ってすぐにはカフェメニューが。ボードにはピザの文字。なばなとしらすのピザだなんて、何て食欲をそそる組み合わせ。メニューはケーキやハーブティー以外にもサンドイッチ、うどんなどの創作香草料理がページを彩る。ランチ時に来ても満足できそう。しかも使っているハーブは全て無農薬栽培されているなんて。

 

メニューボード

 

さてオーダーは…やっぱり食べてみたい、伊勢志摩サミットで振る舞われたシフォンケーキ。そして2人ともやっぱり定番のハーブティー。私は一番人気の「オリジナルブレンドティー」を、花粉症気味の彼は、緩和効果が期待できる「まろやかブレンドティー」を。

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料理を待つ時間にもぽつりぽつりと話す言葉の中にお店の事が顔を出す。鼻づまり気味でもわかる店内のハーブの香りのこと。ハーブとうどんという意外な組み合わせに挑戦してみたいという気持ちが湧き出てくること。そして窓の外に見える陽だまり、暖かな休日。 他愛もない会話が続く中、最初に運ばれてきたのは2種のハーブティー。 オリジナルブレンドティーを飲んで口内に広がるのは清々しい風味。飲みやすくてもう一杯オーダーしたくなる。 一方、まろやかブレンドティーも鼻に通る香りがスッとして心地よい、とのこと。

それぞれのハーブティーを楽しんでいると、運ばれてきたのは2色のシフォンケーキ。 ピンクはさくら、黄色はカモミールミルク。ちょっと特別に2色をワンプレートに盛り付けていただいている。 まずはさくらのシフォンケーキ。 生地の色は鮮やかな桜色。「紅こうじ」という天然素材からできた着色料を用いていて、見た目も華やか。ふわふわのスポンジ生地を口に運ぶと、練り込まれた桜の花の塩漬けからふわっと香りが広がる。少しの塩味が甘みを緩和させて控えめながら上品な味が楽しめる。

次にカモミールミルクのシフォンケーキ。プレーンなシフォンケーキながらも生地はさくらと同様にやわらかに、そして口の中に入れた時の食感のやさしさは、ほのかなカモミール風味と共に体内に染みこむ。

どちらも今まで食べたシフォンケーキの中でも一番かも、と思うぐらいの美味。程よい甘さに、普段甘いものに手が伸びづらい彼も頷いた二品に、さすがは各国首脳の奥様、旦那様の舌を楽しませたものだわと、感慨深さもこみ上げる。

シフォンみせ ティーメイン シフォン

 

そしてもう一品、実は店内に入った時から気になっていた瓶入りの黄色いジュース。味が濃いと評判の多度みかんを丸絞りしたジュースもグラスで追加オーダー。

見るからに濃厚な山吹色の果汁を一口、すると一瞬にして柑橘系の強い香りが爽快。でも酸味が想像よりもまろやかで甘さと風味が後を引く。太陽をいっぱい浴びて育ったのだろうな、という想像の風景が浮かぶ。

みかんジュース

 

***

 

折角なのでスタッフの方にお話を聞くことに。説明してくださったのは勤務して間もなく丸4年という三浦いぶきさん。

みうらさん

 

―まず、どのようないきさつで伊勢志摩サミットへの出品が決まったのでしょうか?

 

話は長くなるのですが、ある日、お客様の中ではなかなか見かけないスーツを着た男性が「女性にシフォンケーキを贈りたい、おすすめのものをホールでください」と言って訪ねてこられたんですね。そこでおすすめしたのがさくらのシフォンケーキだったんです。実はその男性は県の職員の方で、シフォンケーキを贈りたい女性というのは安倍晋三首相の奥様・昭恵さんだったんです。もともと昭恵さんはサミット内で障がい者雇用の場で作られたものを食べていただきたい、という想いの下三重県内で提供するのにふさわしいものを探されていたみたいで。その話を聞いた鈴木英敬知事が当工房に白羽の矢を立ててくださったんです。 実は4年前にこのカフェで「みえの現場・すごいやんかトーク」という、鈴木知事と市民の談話会が県主催で開かれたのですが、その時に鈴木知事もシフォンケーキを召し上がっていて。サミットを開催するにあたって推薦していただいたとのことなんです。連絡をいただいた時は驚きましたが、同時にとても嬉しかったですね。普段お出ししているメニューが世界7か国の代表のパートナーの方の口に運ばれるのですから。

 

ーこのきめ細かく、舌触りのよいスポンジならファーストレディ、ジェントルマンも納得するのが分かります。 では次に。話は変わって、多度みかんのジュースについて。とても濃くておいしかったのですが、何か特別な手法で栽培されたみかんからできているのですか?

 

このジュースを作るのに使われるみかんは、ハーブと同様、農薬を使わず作られています。昔、この辺りはみかん農家が多い地域でした。でもやはりここにも後継者不足の波が押し寄せていて。どんどんみかん畑が無くなっていったんです。そこで、そのみかん畑をお借りして無農薬栽培したところ、濃くて甘みの強いみかんがたわわに実を付けて。収穫直後にジュースにするために県内唯一のみかんをジュースにできる機械を使う為に熊野まで輸送もしているんですよ。

 

ー桑名から熊野であればその距離はゆうに片道100キロを越えますよね。そんな苦労を経てこんなに濃いジュースができるんですね。でもそうしてまでも作りたくなるのはバックグラウンドや、何よりも味わったら思いますね。

それでは最後に、何か伝えたい事はありますか?

 

実は4月1日に桑名市内にある九華公園のさくらまつりに合わせて「春を楽しむハーブ祭り」を開催します。本日お出ししたハーブティーやシフォンケーキ、みかんジュースも出品しますし、他にも焼きそば、フランクフルトの出店、焼き蛤コーナー、動物のバルーンやフラダンスのステージなどがある楽しいイベントです。 また、今年当工房は活動を始めて20周年になるのですが、それに合わせて桑名が生んだ画家、小林研三氏の展示も4月4~15日の期間、店内で行います。

それぞれ詳細はウェブサイトに掲載してありますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

 

おいしくてリラックスできる時間をありがとうございました^^

 

内観1

内観2彼とシフォンケーキ

 

***

 

カフェを後にして車の中、サミットにシフォンケーキを出品するまでの経緯やスタッフの方の思い、そして今日食べたハーブのメニューそれぞれの味を思い返していた。そして常に包み込むのはやわらかな空気。

ふと彼に「今日来てよかった?」と聞いてみると、「こういう場所って、男1人だったら来づらいけど、たまにはいいね。おいしかったし。」その返答。言葉は少ないけれど充実感は読み取れる。やっぱり、デートコースを提案してみて正解だったと実感。 味覚のみならず嗅覚や視覚まで、五感においしい時間を誰かと共有したいならきっと満足できる場所。一度訪れてみてはいかがでしょうか?

未知のオトナの寿司屋さん!(・o・)ドキドキしながら食べてみた。志摩市に行くなら『鮨暁』へ!

皆さんこんにちは!
3度の飯より寿司が好き、ライターのsakaです。
でも、魚に詳しいとかではありません!
好きなネタはサーモンとハマチです。

そんな私は、伊勢志摩の旬を握るというコンセプトの「鮨暁(すし あかつき)」さんへ行って参りました。
三重県志摩市にあります。
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▼店内の様子

DSC_0903DSC_0904落ち着いた雰囲気のお寿司屋さん。

 

▼お寿司たち

本日のおすすめメニュー表を見ると…

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サーモンは?

ハマチは?

寿司好きと自称しているのが恥ずかしくなる程、知らない名前の魚ばかり!
その日の朝に志摩や鳥羽の海で捕れたもの、ばかりだそうです。

うまづら?

わらさ?

のれそれ?

よ…こわ?

オーケー。全く味が想像できない。これはピンチ。

店主の寺田信也さん。大将と呼ばせてください。

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「アマダイが入ったと聞いたら、あの方、この方ってお客さんの顔が浮かんでくるんです。」と、とてもお客様思いの寺田さん。

とても気さくで、穏やかな方でした。

大将!志摩のお魚について、教えて下さい!
未知の寿司、ドキドキしながら注文スタート!

DSC_0960
「ヘイ!お待ち!」

 

いただきます。

 

うまづら
DSC_0911顔が馬に似ているハギ。シャリとネタの間に肝が入ってます!
ポン酢とおろしでさっぱりした美味しさ。

 

まとうはぎ

DSC_0914皮に的の模様があるハギ。やわらかい!

 

めばる

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かわいい色。めばるって煮付けのイメージだけど、お寿司でいただけるのは地元の海で捕れたての証拠。

 

わらさ

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ブリの出世前。
ブリよりコリっとした食感です。

 

のれそれ

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アナゴの出世前。こんな透明の細長い魚が…

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軍艦にドーン!
食感は、細長いいくら?プチッとしそうでしない。ツルッとした感じ。新しい。

 

よこわ

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マグロの出世前。やわらかい。安定感。

 

とらふぐ

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蒸した白子(塩味)と一緒に。絶妙なバランスの塩味!!やった〜!
白子が乗っているは年明けくらいから。

 

牡蠣

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プリップリで美味しい!!!
見た目も美しい。大将と志摩の海に感謝。
牡蠣って磯の匂いがして少し苦手だったのですが、
この牡蠣は爽やかで食べやすかったです。清潔感。
ちなみに今日の牡蠣は鳥羽市の答志島桃取のブランド牡蠣「桃こまち」です。なんでも焼いても煮ても縮まないらしい。

メニューには載っていませんが、お伝えすれば出してもらえます。

 

あまだい

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身がフッカフカや〜!!皮付きで、少し炙ってあります。特に、皮と身の間に旨みが。
あまだいって日本海のイメージですが、志摩でも捕れるんですよ!

 

タコDSC_0952この志摩で捕れたタコ、伊勢海老とアワビを食べているものもあるそうです。
贅沢すぎる!!!セレブか!!
それを食べるヒト。贅沢な食物連鎖の頂点ですね。

塩で食べるとタコの味がよくわかります。風味も食感も一段階上です。さすが。

 

さわら

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なんじゃこりゃ美味しい!!!!

取り乱しました。
重みのある、しっっっとりとした食感。美味しかった〜。
また食べに行くっきゃない。

 

サバ

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ほんのり塩と酢の味が付いていてさっぱり。

 

金目だい

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ツヤツヤ!!
見てくださいこの光沢。まるでアート。CG加工はしていません。
SAKANA ART 2017という展示会で飾られていても違和感がありません。

味も高級さを感じました。やわらかい〜。

 

しまあじ

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志摩のシマではなく、縞模様のシマだそうです。味はTHE・アジ!

 

アナゴ

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関西の有名寿司店で修行をした大将だけあって、箸休め的な押し寿司。美しい丁寧さ。食べやすい。

 

ヒラメのエンガワ

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噛み応えがあって美味しい。

 

イサキ

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ふわっ・・・といつの間に消えて無くなりました。やわらかい。

 

なまこ

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噛み甲斐がありました。さっぱりした味付け。

 

めかぶ

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ワカメの根元の部分。噛んでいるうちに粘りが出てきました。

 

生わかめ赤だし

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ダシが奥深く美味しいです。お、美味しい〜〜〜。
ワカメもやわらかく、かつ食感もあり、香りもよく、
「いつも食べているワカメは一体何だったんだ」と思わず声が出ました。

 

ごちそうさまでした。

 

▼出てくる魚、どれも美味しかったです。
それもそのはず。
大将は毎朝8時頃、お店から移動距離20分程の場所へ

そこでその日に水揚げされた新鮮な魚を大将自ら厳選

開店の午前11時半までの間、すべてを大将自ら血抜きなどの処理

その日だけ、その日が一番おいしい魚たち。毎晩閉店後には破棄しなくてはなりません。
しかし、「ごめんなさい!その魚売り切れちゃったんです。」とならないよう、
毎朝どの魚も多めに仕入れているそうです。
お店の利益よりも、お客様の喜ぶ顔を第一に考えていらっしゃるその熱意に
とても心打たれました。愛ですね。

いろんなコースもあるみたいです。

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今日から使える!
▼お魚豆知識
①どうやって脂の量は決まるのか?
水温が低いと、魚は体を守ろうとして脂が多くなる。
人間が冬になるとコートを着る流れと同じ。

②赤身魚と白身魚はどう違う?
赤身魚…長距離ランナー。常に泳ぎ続けている。
白身魚…短距離ランナー。のんびりしている。※瞬発力はスゴイ。

③なぜ志摩の魚は美味しいのか?
三重県の栄養豊富な川が流れ込んだ伊勢湾に栄養豊富なプランクトンが発生。
それを小魚が食べ、それを中くらいの魚が食べ、さらにそれを大きな魚が食べ…
とオイシイものたちの食物連鎖!
なんてったってタコが伊勢エビ食べてますからね。

④美味しい魚の見分け方は?
★目が透き通っているか。 濁っているものは×
★エラをめくり、色が鮮やかな赤色か。茶色く変色したものは×
★(触ってもよい場合)指で押すと跳ね返ってくるか。弾力がないものは×

⑤「出世魚」とは?
ツバス→イナダ→ワラサ→ブリなど、
成長にしたがって名称の変わる魚。

大将の詳しい解説を聞きながらだと、より一層お寿司も美味しく感じました。

 

 

DSC_1009美しい志摩の海

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そういえば、シャリも三重県産の「結びの神」を使用していました。絶妙なカタさと粒の大きさがお寿司にピッタリ。
三重県は魚介類はもちろんお米、お酒、お肉、野菜、お菓子など、書き出すと切りが無いくらい、食に恵まれていますね。

スクリーンショット 2017-03-02 16.34.58

そういった三重の食について、キチンとまとめられた
三重の食結びhttp://www.shoku.pref.mie.lg.jp/jp/(三重県)のサイトがあります。皆様も三重の食について、もう一歩踏み込んでみませんか!?

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鮨暁(すし あかつき)
●所在地:517-0505 三重県志摩市阿児町甲賀 1460-2
●TEL&FAX:0599-45-5586
●営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00ラストオーダー
●定休日:水曜日
●HP:http://sushi-akatsuki.com

この度は素敵なおもてなしと、美味しいお寿司をありがとうございました。皆さんも、志摩に遊びに行った際は是非「鮨暁」へ!!

 

わくわくが止まらない!海と山に囲まれた波田須の暮らしってどんな感じ?

「OTONAMIEで熊野の記事書かせてください。」

と勢いで言ってしまったのが、1か月前。

でも何から始めていいかわからない、と相談すると

村山代表の取材に同行させていただけることに!

はじめまして、いとうふみかです。

――

朝8時に津駅で待ち合わせして、連れてっていただいたのは熊野市の波田須
熊野市街地から車で15分くらいのところにあります。

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この景色!朝は海がキラキラ(*´▽`*)

この景色を見渡せる絶好の場所にはお茶屋さんがありました。

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オーナーは、ここで地域おこし協力隊として暮す、近藤久史さん。

今日は一日、波田須を案内していただきました。

波田須のまちを遊び倒して、でも堅実に仕事してる姿がかっこいい!!!

 

徐福茶屋のテラスからの景色を楽しんでいると、気になるかかしが。

ピンク目立ちすぎ(笑)写真でわかるかな…

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茶屋から見える段々畑の一角に、近藤さんの麦畑も見えます。

ということで案内していただきました。

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近藤さん曰く、「パンの材料はすべて波田須産」でできるそう。小麦も酵母も塩も。

茶屋から見渡せる景色の中で調達して、奥さんが焼いたパン。幸せの塊ですねー(*´▽`*)

 

「トンネルを抜けるとノスタルジックな世界」と案内されて、冒険心をくすぐられる線路下のトンネルを抜けると、

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さらに探検家の気分が高まる!

昔は段々畑だったところも今は自然に戻っていたり、放置された農機具も植物に絡まれていたりして、アートっぽい雰囲気出してる。ジブリみたい。

ふと、近藤さん「これハンモックかけるのにちょうどいい木なんですよ」って、なにそれ楽しすぎる!

 

緑のなかを通り抜けると、海岸へ到着。

大きいのにまんまるな岩ってあんまり見たことないから新鮮でした。

座っているのは近藤さんお気に入りの「椅子」

波の音だけが聞こえて、ここで休憩したり考え事には最高の場所ですね。

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近藤さん、マリンスポーツが趣味だそうで、新鹿によく行くそう。

自宅にある趣味小屋

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私、熊野のあたりでみかん農園やりたいんです。って話をしていたら、

まさかの近藤さん、みかん農園やる予定地もあるんです!さすが!

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うぁー!いい景色!気持ちいい。

見渡す海は、新鹿の海。

”海で遊んで、その海の見えるみかん畑の中でキャンプやって。

朝は海から昇る朝日を浴びて、奥さんが得意なヨガを(笑)”

そんな夢が叶っちゃう場所です。

これはまた絶対遊びに来たい!

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新旧の良き出逢いが素敵な空間を作り出す@ダンデライオン・チョコレート


チョコ好きにはたまらないチョコレート店ダンデライオン・チョコレート

チョコ好きの私は、話題のお店が東京に続いて日本での2号店が伊勢に出来た!行きたい!行かなくてはと伊勢に美味しいチョコを求めて行って来ました♩

洋館の中に入ると、いい匂いに心躍りながら早速チョコ選び♡

チョコ、チョコ、チョコ、チョコレート一色♡もーチョコ好きにはたまらない空間♡

ほら、レジ前にもチョコレートを使ったスィーツが♩



でも何故、東京の次が大阪や名古屋といった都会ではなく、伊勢だったのかと疑問じゃありませんか?

そこでダンデライオン・チョコレートの広報の方に伺った所、快く取材に応じて下さいました。

-何故2号店が大阪や名古屋といった都会ではなく伊勢だったのか?
ダンデライオン・チョコレートは、基本的なポリシーとして、働く人が気持ち良く仕事ができる環境と場所に店舗を作るということを考えています。
働き手のポジティブな雰囲気は必ずお客さまにも良い形で伝わると考えているからです。
伊勢外宮前店のオープンには、大変素晴らしいご縁をいただきました。もともと2号店については、コミュニティが確立していて、クラフトの価値を享受できる人々の住むキャラクターのある街で、さらに気のいい場所であれば、日本中どこでもいいと考えておりました。伊勢神宮外宮前で、大正12年築の洋館という奇跡的な環境で、日本人にとっては非常に特別な場所とご縁が繋がったことはとても幸運でした。
伊勢神宮は三重県民にとっても、特別な場所ですから、これは嬉しいですね!あの素敵な外観は大正時代の建物だったとは!なるほどです!

-ダンデライオン・チョコレートのこだわり
Bean to Barとは豆(Bean)からバー(Bar)になるまで、豆の選別、焙煎、磨砕、調合、成形といった過程のすべてを1つの作業所で完結することを指しています。
日本でも2014年ごろから広がりを見せ、今では数多くのBean to Barメーカーがあります。
Bean to Barブームによって様々な手法が展開される中、ダンデライオン・チョコレートの製品は、カカオ本来の味を純粋に味わうために、シングルオリジンと呼ばれる特定の産地にこだわったカカオ豆とオーガニックのケインシュガーのみを使用し、カカオバターや乳製品を一切添加せずにつくられています。
100年以上前からある本来の製造法に立ち返り、自分たちの表現したい味を作ろうと創意工夫、奮闘して突き詰めた結果が、素材本来の個性を引き出すことにこだわり抜いた我々のBean to Barチョコレートです。ダンデライオン・チョコレートでは、現在13カ国以上のカカオ豆を使用していますが、使用するカカオ豆の全ての農家を訪れ、時には発酵から乾燥までのプロセスを指導し、生産者と交渉を行った上で、直接輸入しています。
このこだわり凄くないですか⁈全ての農家!全てですよ!全て!

みなさん!東京のお店も気になりませんか⁈すっごく気になったので東京のお店について聞いてみました!

-東京のお店と伊勢のお店の違いは?
蔵前店は弊社の旗艦店であり、カフェを併設したファクトリーになっており、伊勢の店舗はカフェと小売がメインとなっております。
蔵前店で生産されたチョコレートバーやペストリーは、ほぼ毎日伊勢に運送されています。
ということは、日本の最先端東京の味が伊勢でたべるということやん!!

じゃ逆に伊勢店のコンセプトが今度は気になります!

-伊勢店のコンセプト
ダンデライオン・チョコレートとしてのコンセプトは他店舗と同じですが、伊勢という特別な地域性を意識した店舗デザインになっています。
お店のこだわりとしては、伊勢神宮外宮前にある逓信省旧山田郵便局電話分室の一角、「うみやまあいだミュゼ」内にあります。
大正12年に建造された重厚で趣のある佇まいの洋館の雰囲気をできるだけ活かしながら、居心地のよさ、人の温かみを感じられるような空間をご用意させていただきました

-最後に伊勢店のお勧めの商品教えて下さい
1)伊勢外宮前店用に特別にデザインされたチョコレートコレクション(2枚入りと3枚入りボックス)
2)イセホットチョコレート
伊勢外宮前店オリジナルのホットチョコレート。
三重県中部の度会町(わたらいちょう)にある中森製茶で自園栽培、自家工場焙煎されたほうじ茶を加えました。

イケメン店員さんが丁寧に子ども向けのチョコレートも教えて下さいました♩

そうそうダンデライオン・チョコレートは三重県の全力広報”続きは三重で”でも紹介されていますので宜しければ見てみて下さいね♡
http://www.mie30.jp/eat/3290


ダンデライオン・チョコレート伊勢外宮前
うみやまあひだミュゼ店
住所:伊勢市本町20-24
tel:0596636631
https://dandelionchocolate.jp/#Ise

2017年5月に開催【第1回清流宮川マラソン】ユネスコエコパークの大自然を満喫

2016年6月。梅雨の大杉谷地区。

「月35日雨が降る」と言われる場所。「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど。

もちろんこの日も、雨ではないはずがなかった。

多くの人の想いが重なり、叶った日。

第0回清流宮川マラソン。

大杉谷地区の美しい景観を楽しみながら、この土地に足を運び、そこに住む人びとの温かさを感じてもらいたい。「ユネスコエコパークを走ろう」というキャッチフレーズで開催された大会だ。

スタッフと参加者に意見をもらうため、次年度の本大会に向け、

プレイベントとして「第ゼロ回」が行われた。

宮川マラソン1

この日は、ハーフの部、ジョグ&ウォークの部で事前申し込みのあった方々が参加。

9割以上が町外のランナー。遠くは、東京都や山口県からランナーが参加した。

宮川マラソン2

タイムを計り、記録を出すため全力で走るランナー以外にも、仮装して走るランナーや、

友達同士や家族で参加する方々も。

大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークの大自然を満喫しながら、それぞれのランを楽しんだ。

宮川マラソン3

集まったランナーは約150人。当初のプレ大会参加見込み人数を大きく上回った。

宮川マラソン4

また、メイン会場となった大杉谷地域総合センターでは、

大台町の美味しい特産の数々が販売された。

定番の「きゃらぶき」とNEW FACE「柚子かすていら」。

宮川マラソン6

地元のお母さんたちが用意してくれた

朴の木だんごや手作りこんにゃく、アマゴ塩焼き、アマゴ甘露煮。

宮川マラソン5

マラソン終了後提供されたおにぎりとお味噌汁と共に、ランナーたちの疲れを癒していた。

宮川マラソン7

表彰式のあと、清流宮川マラソン実行委員会を代表するスタッフそれぞれの挨拶から、

熱い思いが伝わった。

宮川マラソン8

【写真:左から 中村文昭さん・浮田美里さん・岩井由美子さん・中村賀代さん】

有限会社クロフネカンパニー 代表取締役 中村文昭さん

「限界集落となってしまった大台町大杉谷地区。このまま寂しい場所になっていくのは・・・と母と何度も話していく中、今日司会してもらった20年以上の友人の大坪さんに『マラソンなんてどう?』と提案してもらったのが最初でした。岐阜県のランナー岩井さんに20回以上大杉谷に打ち合わせ等で来てもらい、その思いを形にするためにどうすればいいか浮田さんが考えてくれました。大杉谷地区の人口は260人。いつか人口の倍以上の人が走っている不思議なマラソン大会が実現すれば嬉しいです。」

NPO法人大杉谷さいこうプロジェクト代表 花咲くところ 中村賀代さん

「中村文昭の母です。遠方からこんなにも多くの人が集まってもらえて夢のようです。きっかけを与えてくれた大坪さん、壇上にいる岩井さん、浮田さんに背中を押されながらだんだんと自信がついてきました。限界集落真っ只中のこの大杉谷でひとつ花を咲かせてほしい、その思いから始まりました。この年になって、自分がどう生きたのかも残したいという思いも私の中にありました。地元の人、関係者、地域全体で形になったのが本当にうれしいです。みなさんの力でこの日が迎えられました。今、私は次のことを考えてワクワクしながら生きています。」

岐阜県のランナー 岩井由美子さん

「最初は大坪さんから声をかけてもらい、賀代さんにマラソンの話をすると、『マラソン?なにそれ?』という感じでしたが、話していくうちに、『実現したらすごいね!なんだか私、わくわくする!』と言ってくれました。その無邪気な言葉、表情に私は胸がキュンとなって、この人と一緒にワクワクしたい!と思うようになり、今日が実現しました。」

大杉谷地区住民(大台町役場職員) 浮田美里さん

「この大会の開催にあたりご迷惑をおかけした部分もあるかもしれませんが、ご協力いただきましてありがとうございました。私は大学時代の大台町でのフィールドワークがきっかけで大台町に住み、翌年大台町役場に就職しました。そして大台町の方と結婚しました。大台町にご縁を感じ、どうにかここを元気にしたい!という色々な人の思いがひとつになって形になりました。今回は第0回、来年の第1回に向けての大会です。次回の本大会に向けて、またみなさんのお力を貸してください。」

そして、第0回の開催の後も何度も打ち合わせが重ねられ、このイベントが今年スタートする。

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第1回清流宮川マラソン、2017年5月7日(日)開催。

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ハーフマラソンの部、10kmの部、ウォーク(ファミリー)の部、中学生の部として、

現在参加者募集中

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大台町観光協会大杉谷自然学校クロフネカンパニーの各HPで

大会要項と申込用紙をダウンロードすることができます。

記念すべき第1回目の清流宮川マラソンを、一緒に楽しみ盛り上げましょう。

メイン会場となる大杉谷地域総合センターには、飲食などの出店も並びます。

応援にも是非お越しください。

清流宮川マラソンFacebookページ