ついに完成しました、、、田舎の町あるき地図、その名も「ありまっぷ」!!
OTONAMIEでも3回に渡ってまち(?)あるきの様子をお届けしましたが、去る3月10日に地図の舞台になっている有間野地区で贈呈式が行われました。
【まち(?)歩き】松阪の小さな田舎のイラストマップ作りを追ってみた【the☆追跡】
【これはまちあるきではない】続・松阪の小さな田舎のイラストマップを作りを追ってみた
(前編)【山中探検やな】
【やっぱりまちあるきではない】続・松阪の小さな田舎のイラストマップを作りを追ってみた
(後編)【山中捜査やな】
有間野地区にちなんだ名前がついたそのまちあるき地図ですが、思い起こすと山の中を分け入ったり、、、
山の中を分入ったり、、、、
山の中を分入ったり、、、、、
と、町よりも山を歩いていた記憶ばかりなのですが、もう知りません。とにかく完成したものがこちら!
かわいらしく見ていてほっこりします。 この絵を描いたのはイラストレーターの森谷あつこさん。今までも他地区のイラストマップを描かれていて、まちあるきの地図を作るのは経験豊富な方。現地でもスケッチを描かれていて、その絵はさすが、特徴を捉えつつも森谷さん特有の優しい線で描写されていました。
鉛筆で下描き。まず試作用紙に地図を描いて、情報を描き込んでいきます。
そして画用紙に清書すると、、、!
水彩の柔らかなタッチが暖かい雰囲気を作り出しています(^^)
また裏面は有間野地区の情報がビッシリ! 表面もですが、マップ全体をまとめたのはコーディネーターの安宮勝之さん。 情報を聞き取って、集約して、掲載する記事を検討して、、、その作業を中心になって進めていただいていたのです。
地区の皆さんとのまちあるき、打ち合わせは2016年7月から約10回、更に別の機会で森谷さん、安宮さんが中心になって更に10回程度の製作ミーティングを行って完成に至ったのです^ ^
入念に情報を擦り合わせ、地区の歴史やローカルフード、年間行事など、ふんだんに有間野地区の情報が掲載されています。
これだけ充実した内容になったのも、約8ヶ月の間、何度も対話を重ねて情報を整理整頓したおかげ。誰が欠けてもここまでできていなかったのは、裏面の森谷さんの似顔絵からも読み取れます。
地元出身の筆者ですが知らない部分がたくさん。足元の方が見ていなかったりするものだなあと実感しました。そして今地域の輪郭をはっきりとさせて情報を残すという事は、地域の歴史を未来のために鮮やかに記憶を残すのと同じということ。自分たちの子どもへの贈りものにもなっていくんだろうなと思った次第です。
このマップは飯南、飯高各地域振興局、リバーサイド茶倉、道の駅 飯高駅、道の駅 茶倉駅で問い合わせると手に入るほか、今後イベントでも配布されるとの事。
また、森谷さんのこれまでのイラスト地図の原画の展示も道の駅 飯高駅内の「飯高茶屋」さん※で4月13日(木)~5月16日(火)まで開催されますよ!暖かくなってきた今日この頃、この小さな田舎を歩いて春を見つけに来てみてくださいね(^。^)
※営業/7:30~16:00(喫茶営業は14:00まで)、水曜定休
hiromi。OTONAMIE公式記者。三重の結構な田舎生まれ、三重で一番都会辺りで勤務中。デンマークに滞在していた事があるため北欧情報を与えてやるとややテンションが上がり気味になる美術の先生/フリーのデザイナー。得意ジャンルは田舎・グルメ・国際交流・アート・クラフト・デザイン・教育。