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田舎のお洒落古民家カフェ葉流乃音(はるのん)。元教員の移住者は伊勢本街道をそっと灯す@津市美杉

のんびり。

そんな言葉がよく似合うここは、津市美杉町(旧美杉村)。

JR名松線の終着駅「奥津」から徒歩10分くらい。
伊勢本街道に古民家カフェ「葉流乃音(はるのん)」へ訪れた。

玄関から、スタイリッシュな雰囲気。
靴を脱いでお店に入る。

お洒落な空間。
ゆっくりとくつろげる雰囲気。

アンティークな子ども用の机。

暖炉の火が、やさしく揺れる。

カメラには詳しくないが、きっといいやつ。

おもしろそうな本もいっぱい。

冬限定のココアは、チョコレートメーカー「サロン ドロワイヤル」特製を使用した本格派。

自家製スイーツやサンドウィッチもあった。

まずは、コーヒーをいただく。
ゆっくり、ゆっくりと味わいたい。

写真には写っていないが、葛もちから湯気がでていた。
たっぷりのメープルシロップときなこ。
あたたかく、やさしい、上品な和の甘味。

店を営んでいるのは、南野さんご夫妻。
お二人とも元教員で、大阪府堺市からの移住者だ。
移住し、店をオープンしてもうすぐ2年になる。

当初、物件を探していたとき、不動産屋に「こんな田舎、誰もこないよ。サルくらいしか、こないよ」と、いわれたという。

しかし、今では常連さんも多いと聞いた。

都市部から田舎の暮らし。
実際にどう感じているのだろうか。

ご主人:やっぱり、きてよかったです。時間がゆったりしていて、星空や月がきれいでね。今でもたまに用事があって都市部に戻ることあるのですが「よくここで暮らしてたなー」と思うこともあります。

私:でも、田舎の暮らしで困ることはないですか?

奥さん:クルマで町内のスーパーに買い出し行けるし。んー・・・、特にないですね。

ご主人:寒すぎて水道管が破裂したりはするけど、それはそれ(笑)。ここでは人らしく生きる、人間本来の暮らしができている、と思います。

そう話す、ご夫妻の穏やかな表情からは、幸福感がにじみ出ていた。

気負わず、焦らず、穏やかに。
そして、のんびりと。

気が付けば肩のチカラが抜け、ゆったりとした時間に浸っている自分がいた。

 


 

葉流乃音(はるのん)
三重県津市美杉町奥津1753
tel 059-261-6801

 

 

よもぎ蒸しって知ってる!?志摩市にできた「よもぎハーブ蒸し はむ座」でデトックスをしてきたよ!

寒さにとっても弱すぎる、SHIMAZINEライターのerinaです。

今回は体を芯から温めるために、去年9月23日に阿児町鵜方に新規オープンして前からかなり気になっていたお店、よもぎハーブ蒸しの体験サロン、『はむ座』へ行ってきたよ!

早速お店に到着!場所はトリミングサロン 02オーツーのお隣です。駐車場はお店の前に3台ほど止めれるスペースがあります。

お店の前には大きく料金表があります。ちなみにここはむ座はLINE@からも予約できるそうですよ!

中にもかわいい手書きボードに外にはないメニューが書いてあります。

早速コースを決めます。さらにわかりやすいメニュー表があるのでこちらからコースを選択!
今回はよもぎハーブ蒸しとオプションで肩こり・首集中のもみほぐしを選びました!

コースが決まったら靴からスリッパに履き替えます。

お店のルール確認からはじまります。簡単な内容なのでご安心を。

アレルギーなどの注意事項を確認してから署名します。

今回私が体験するのは

●よもぎハーブ蒸し30分(3000円)

●肩こり・首集中15分(1500円)です。

 

そして来ました!よもぎハーブ蒸しに使用される国産無農薬のよもぎ

そしてこのよもぎ

ここから選んだハーブをまぜていきます。

効果効能でハーブを選びた方にはこちらの一覧が分かりやすいです。

好きな香りで選ぶこともできます。

よもぎがのったトレイに選んだハーブをふんだんにのせていきます。※ハーブは何種類でもOK!

ライターerinaが主にブレンドしたのはローズ系ハーブ。ホルモンバランスを活性し整える手助けをしてくれます。それからジャーマンカモミール、エルダーフラワー。冷えた体を温めてくれたり、風邪予防にもなるようです。

よもぎの準備が出来たらこちらの部屋に移動。

今回は特別、機械によもぎをうつす様子も見せてもらいました。

電気鍋のような器にハーブとよもぎをいれて蒸していきます。

蒸しあがったハーブ、よもぎは穴のあいた専用の椅子の下に設置されます!

そして専用のマントに着替えていよいよハーブよもぎ蒸し開始!

まずは足湯。よもぎの粉末を溶かしたお湯に約5分間。足の先はなかなか温まりにくいので、先に温めることによってより効果的になるとのこと。(夏場は暑いので冬のみです)

よもぎ蒸し用のマントの下はもちろん裸です♪

約30分間、下から蒸気が出て来るよもぎ蒸し用の椅子に座るだけです。

写真では伝わりにくいですが、かなりの汗がふきでています!水分補給もお忘れなく!ちなみになんとはむ座ではミネラルウォーターもサービスで付いてきます!

体が温まったあとは隣のベッドに移動して肩こり、首のこりをほぐしてもらいます。

力加減もほどよくみるみるうちに肩こりがとれていきます。

そしてあっという間にもみほぐしも終了!体験後にはドリンクサービスもあります!

体もあたたまり、肩こりもとれてすごく有意義な時間を過ごすことができました。これは定期的に期待ですね!
よもぎハーブ蒸しはこんな人におすすめ!

●冷え性の改善

●生理不順や更年期でお困りの方

●デトックスやリラックスをしたい方

注意点として

●妊娠中はお断り

●授乳中はよもぎのみでハーブのブレンドはなし

などありますので、詳しくはお店にお問い合わせくださいね♪

よもぎハーブ蒸しを体験したことのない人は是非おすすめです❤以上、erinaがお届けしました~。

 

店舗情報

店  名:はむ座
住  所:三重県志摩市阿児町鵜方3061-14
営業時間:10:00~21:00(最終受付20:00)
休業日 :不定休
電話番号:080-3634-1863
駐車場 :あり
Instagram: https://www.instagram.com/hamsahand863/
LINE ID: @pwc3348d

転載元:SHIMAZINE-よもぎ蒸しって知ってる!?よもぎハーブ蒸しでデトックスをしてきたよ!

【東京で見付けた三重】CAMELBACKは東京砂漠のオアシス。元寿司職人の美しき玉子サンドにホッ。

”大人の渋谷”といわれる奥渋谷

東京 渋谷

賑やかで若者のイメージが強い街であるが、
渋谷駅から10分程歩き、
Bunkamuraオーチャードホール方面へ進むと、
ざわめきは一転。

閑静で落ち着いた雰囲気の中、
洗練されたカフェやギャラリーが点在する
奥渋谷エリアへと入る。

大人に人気の奥渋谷。通称”オクシブ”

元寿司職人がつくる美しき玉子サンド

コーヒーの香りに惹かれ、
思わず足をとめてしまうのは、
スタイリッシュなコーヒースタンド
CAMELBACK sandwich&espresso

キャメルバック サンドウィッチ&エスプレッソ

イートインは表の小さなベンチのみ。

こじんまりとした空間から、
伝わってくるこだわりと世界観。

2014年12月に開店して以来、
美味しいサンドウィッチと、
本格的なエスプレッソコーヒーが飲めると、
人気のコーヒースタンドなのだ。

CAMELBACKを運営しているのは、
高校時代からの友人という男性お二人。

バリスタの鈴木さんと、

サンドウィッチを担当する成瀬さん。

ラテやエスプレッソなどのドリンクから、
ユニークなサンドウィッチメニューが並ぶなか、
特に人気なのは…

Egg Omelet Sandwich。

玉子サンドである。

日本とアメリカで、
寿司職人としての経験を積んだ成瀬さん。

お箸を使いサンドウィッチを
一つ一つ丁寧に作り上げる姿を眺めていると、
まるで寿司屋に来たような錯覚を覚える。

CAMELBACKのサンドウィッチは、
大葉や柚子など和との融合を楽しめる、
個性的なメニューが多いのが特徴。

早速、美しき玉子サンドについてお話をうかがった。

 

玉子サンドを支えるのは桑名もち小麦

熟練の技が光る焦げ目のない玉子焼きと、
それをむっちりと包むコッペパン。

CAMELBACKの定番メニュー”玉子サンド”

このコッペパンは、
人気のパン屋「カタネベーカリー」に、
特注でお願いしているもの。

実は生地に配合されているのは、
三重県桑名市で栽培されている『桑名もち小麦

小麦のでんぷん質がもち性で、
モチっとした食感が得られる小麦粉である。

当初、玉子サンドを、
食パンで作っていたこともあったそうだが、
試行錯誤を重ねるなかで、
カタネベーカリーから桑名もち小麦の提案を受けた。

試してみると、
甘みと深みと芳醇な小麦粉の香り。

心地よい粉っぽさが、
しっとりとした玉子焼きにとても合った。

以降、玉子サンドはこのコッペパンで、
定番メニューとなったのだそう。

ぽてっと可愛いコッペパンに、
きめ細やかな玉子焼きというビジュアル。

横から見ても美しい。

ひと口食べると成瀬さんの仰る、
心地よい粉っぽさ」の意味が分かるだろう。

モチっと柔らかく、
食べ応えのあるコッペパン。

出汁がきいてほんのりと甘い玉子焼き。

うっすらとひかれたバターの香りに、
ピリッとする和からしが味を引き締める。

そして交互にラテ。

合う…超絶合う!!!

 

都会のオアシス的なコーヒースタンド

相性抜群のサンドウィッチとコーヒーなのだけど、
双方が寄せているわけではない。

サンドウィッチを突き詰める成瀬さんと、
コーヒーを突き詰める鈴木さん。

それぞれが自分の分野を追求するのが、
CAMELBACKのスタイル。

そのシンクロを求め、
開店と同時にお客さんは絶えない。

入口の足元に書かれたメッセージ

 

出口の足元に書かれたメッセージ

年齢や国籍は様々で、
ご近所さんから観光客まで、
とにかく幅広い客層。

英語でも日本語でも、
自然体でコミュニケーションをとっており、
都会的でありながら親しみを感じる空気感。

「通勤前にここのコーヒーを飲むのが日課」と話すお客さんもいらした

CAMELBACKという店名は、
成瀬さんが住んでいた、
アメリカ・アリゾナ州にある、
キャメルバックマウンテンにちなんだもの。

”二人の男”をふたこぶに例えてのラクダ、
という意味も含んでいるのだそう。

また三周年を迎え、
テーマに掲げているのは”トーキョーサバク

たくさんの人で溢れる大都会・東京。

もちろん良いところはあるわけだけど、
厳しく過酷であり、
人間関係が希薄になりがちなところに、
ある意味の砂漠っぽさを感じ、
人と人を繋げる、
都会のオアシス的な場所になれたら…

そんな想いが込められているのだそう。

これはCAMELBACKを始めた理由でもあり、
原点回帰だと聞かせてくださった。

ふらっと立ち寄り、
コーヒーやサンドウィッチが出てくる間の会話を楽しむ。

「いってらっしゃい」と明るく送り出してくれる声に、
地域に根付いた、
日常の延長線上にある心地よさを感じた。

 


CAMELBACK sandwich&espresso
住所:東京都渋谷区神山町42-2
電話:03-6407-0069

21才男子大学生が着物で花見に行ってきた話。

ご無沙汰しています!こにちゃんです。

 

着物男子はかっこいい

金曜ロードショウ見ましたか?

「るろうに剣心」!滅茶苦茶カッコよかったですね。
前編で言えば佐藤健くん演じる剣心と神木くん演じる瀬田宗次郎との殺陣が鳥肌ものでした。

最近は、大河ドラマ「西郷どん」にもはまり、毎週日曜日が楽しみでしかたないです。

その中で気づいた一つのこと。

和服はかっこいいいいいいい

ということで、初めて着物を着てみました。
(映画や大河は袴でした)

着物ってたいへん

30分かけて、着付けし、いざ桜見へ!!
四日市市民は必ず花見へいくという名所
「海蔵川桜」
へ。

海蔵川の両岸1,500mをソメイヨシノが埋め尽くす。

すごい。
これはすごい。

四日市、桜がすごいぞ。
屋台も充実していて、大満足。

しかし、1点気になるのが。

着物はたいへん(笑)ということ。

 

第一暑い汗
4月の頭にもかかわらず、汗ばむ。

慣れてないから
トイレもめんどうだし、絞めつけて窮屈だし、下駄で歩けない(笑)

一度記念に着たらもう充分。という大学生が多いのもうなずける。

いいじゃん、着物

しかし、僕はそうならなかった。

なぜなら「目立って気持ちよかったから

ここは四日市。レンタル着物が容易な京都とは違う。
いくら桜の名所とはいえ、着物を着て花見をしている人なんて
一人もいない

目立つ目立つ
視線を感じまくりました。
特に子どもは露骨。

男性の着物は特に珍しいのかも。

酔っぱらったオジサンや粋なお兄さんに「立派やな!」などと声をかけていただいたり、拍手していただいたり。

これがすごく気持ちいいいいし、嬉しい。

 

着物を着るとカッコつけたくなる。

目立ちだすと、だんだん気分が良くなって、カッコつけたくなってくる。

歩き方を初めとする所作や、扇子の使いこなし、言葉遣いも「~でござる」とか言いたい。
着物だから、きちんとした和食もとりたくなってくる。

着物を着ると「和」を着飾った気分になって、立派な日本男児になろうと背伸びしたくなる。

すごく面白いなと思ったし、これをきっかけに日本の文化や歴史を学んでいきたいと思った。

次は、伊勢にでも着物で出かけようかな。

ナイスショット!ゴルフとマグロのホホ肉フライ@六石(ろっこく)ゴルフ倶楽部

春のゴルフシーズン到来!

ゴルフをたっぷり満喫できて、さらに「なにこれ、美味しい!」と私のゴルフ友達の間で評判の、マグロのほほ肉フライも楽しめる 六石ゴルフ倶楽部に行ってきました。

日を追うごとに芝も緑に。 気持ち良いゴルフシーズン スタート!!
料理長インタビューや 四月以降おすすめメニューも下記に載せてます。必見です!!

実は三重県、ゴルフ場数が 70以上もある ゴルフ県なのをご存知ですか? 東名阪自動車道 桑名東インターを降りて北に走ればいくつものゴルフ場があります。その中の一つ 六石ゴルフ倶楽部は特にお気に入りのゴルフ場です。
コースは総じて長いので 女性には少しタフかもしれないけれど、美容と健康にはもってこい。疲れてきたら電動カートに乗ってしまいますが。

ゴルフ歴 まだ二年半の私、スコアはいまいちだけど、ゴルフ場でのプレーはとにかく楽しい。はまります!(動画は同伴者です)

たとえば、中コース 9番ホールはレディースでも575ヤードで 六石ゴルフ倶楽部で一番長い、正真正銘のロングホール。レギュラーは609ヤード、バックティは629ヤードもあります。飛距離自慢のゴルファーも満足、私みたいなビギナーは噴水超えを目標に、どんなレベルでも楽しめます。この日は池に綺麗な虹もでていました。(噴水のあしもと、左側に虹が写っています。)

雄大な景色を眺めながら、前半9ホールのプレーを終え、腹ペコになったところでランチタイム。お米は 地元いなべ産コシヒカリ。

私は「カジキ鮪とホホ肉のフライ」が大好き。私の周りのゴルフ女子も、なぜかこのメニューのファンが多いです。鮪フライとホホ肉フライの二種盛り。やわらかくて美味。そしてヘルシー。

料理長におたずねしたところ、「カジキ鮪の腹身部分で脂ののったところをつかってます。下味にこだわりのひと手間をかけ、ヘルシーに仕上げました」とのこと。どうりで美味しいわけです。

「市場へ出向いた時、他のレストランで使用していないような食材を探していて 目にとまりました」のメニュー誕生エピソードに、温かいおもてなしの心を感じます。

特製トマトソースのチキンカツ 、ふわふわ卵の玉子とじうどん、和風豆腐ハンバーグ 、カレーやラーメンもあります。

和風豆腐ハンバーグ これも大好き

さらに「4月以降のおすすめメニュー」情報は

①辛味大根を使用した信州そば
②地元の食材と いなべそば を使った彩り御膳
③桜ポークのトンテキ
④味噌カツ
⑤豆腐ハンバーグ
⑥桜海老のかき揚げ など

「季節にあった食材にこだわりを持ったお料理の提供を心がけてます」ときいて 次回、六石ゴルフ倶楽部に来る楽しみも倍増です。
しっかりお昼ご飯を食べて後半9ホールも楽しくプレー。

ゴルフは四季を全身で感じることのできるスポーツです。
景色を眺めながらプレーできるスポーツって 少ないと思いませんか?

青空を背景に濃いピンクがくっきりと。そよ風ふいて心地よく、春らしさいっぱいでした。

こんな日に和気あいあいとゴルフして、たくさん笑って いっぱい歩いて最高です!

今はインターネット予約も普及して、簡単に予約を入れられるゴルフ場も増えました。ここ六石ゴルフ倶楽部もインターネット予約、電話予約(☎:0594-72-3611)ができます。

そしてお値段も、平日は、こんなに美味しいランチ込みで、がっつりプレーを楽しめて お風呂に入って1万円未満。
詳しくは http://www.rokkoku-gc.com/ (六石ゴルフ倶楽部公式HP)参照。

横浜の友人に「いいなぁ、三重ってゴルフ場の中に住んでるようなもんだよね。良いコースが値段も手ごろだし、ほんとうらやましいよ」と言われたことがあります。

(動画は同伴者です)

地元にいると気がつかないけれど、本当に三重県はゴルフ県。
三重県人のみなさん、もっとゴルフを楽しみませんか!
三重県を訪れる皆さん、三重に来たらぜひゴルフも楽しんでください!

六石ゴルフ倶楽部
住 所 三重県いなべ市北勢町阿下喜3290

http://www.rokkoku-gc.com/

電話番号 0594-72-3611
FAX番号 0594-72-6047

天然記念物イヌナシ満開と多度からグライダー発射場トレラン@桑名

今月の桑名市の広報でも特集でも特集で見開き2ページも使って紹介されてます天然記念物イヌナシ。
天然記念物イヌナシ

詳しくは広報をこちらからご覧下さい。

多度山を走りに行くと多度天然プールからすぐの所にこの様な看板があって毎回気になります。
多度峡天然プール イヌナシ看板

普通の人は本コースを離れる急な坂道でほとんどの人が行かないコース。でも桜が終わってすぐのこの時期に是非行ってほしい場所です。

ジュラシックパーク

そこにたどり着くまではジュラシックパーク?という感じのシダがいっぱい茂ってます。今年は暑くなるのがはやいのでもう既にすごい状態です。

ため池のみどりヶ池 ため池のみどりヶ池

そして到着 ため池のみどりヶ池。大昔には釣り堀をやっていたようで注意書きが書いてあります。今でも池を覗くと魚が沢山泳いでました。この看板に書いてある1Mの大きな5匹のコイは見つかりませんでした。最近流行の池の水全部抜いてみよう!に応募してもらい、水抜いて多度を盛り上がってもらってもいいかも?

イヌナシ看板

この池の横を更に進むと目的地のイヌナシの群生地が出現。

イヌナシ イヌナシ イヌナシ イヌナシ

日の当たるところはただいま満開中。そして奥の所は影になるのでもうちょっとしたら満開になる所。今回は狙って行ったのでジャストなタイミングで満開のイヌナシを見れてラッキーでした。同じようにカメラ持参で撮影に訪れる方もちらほらと。

今回の次なる目的は多度山トレイルランのゆるゆる試走会。
今年の開催は4月8日です。
http://tadoyama-trail.jp

多度から桑名の最北端にある山 恋姫山まで走るトレランのレースです。今回はそのチャレンジコース24Kmの途中のエイドであるパラグライダー発射場までのショートバージョンの往復。

案内

既に道中にはコース案内のテーピングや看板も設置されておりました。
看板の下の落書きを読むのが結構楽しみです。

ポーズグライダー発射場

そしてやっとパラグライダー発射場到着。ゆっくりペースでスタートして2時間15分でした。ちなみに春休み中ですので中学生のお子さんも一緒に走ってくれました。発射場でヨガってみました。

椿 椿

椿が道中いっぱいで綺麗でした。

他にもいろんな花を見つけました。
春の花 春の花 春の花 春の花

春はいろんな花が咲いて綺麗ですね〜。

頂上の建物

多度山頂上の建物が壊されて何もない状態になってました。山頂がスッキリ綺麗になっていいですね。

多度山山頂到着 多度山山頂到着 多度山山頂到着

多度山山頂到着。ベンチもあるしゆっくり休憩。お友達の美味しいお土産ありがとうございました。

レース当日もここに最後のエイドがあります。

白馬伝説

多度神社の白馬伝説の白馬。エサが欲しくってクレクレポーズが可愛かったです。

今回の走行データはこんな感じ。

距離17.01 km
タイム4:03:53
平均ペース14:21 分/km
高度上昇852 m
カロリー1,066 C
コース

Performing Traditional Dance in Tsu Wai wai Gaya Gaya Festa 2018.

三重県津市で開催された、
第25回ワイワイガヤガヤフェスタ2018にて、
伝統舞踊を披露してきました。

ワイワイガヤガヤフェスタは、
津市役所で毎年開催され、
津に住んでいる様々な国の異文化を披露するイベントです。

パフォーマンスは、歌、ダンス、音楽ショーなどです。

津に住んでいるインドネシア人は、
通常、そのイベントへの招待状を受け取ります。

2018年3月4日に、
ワイワイガヤガヤフェスタ2018は行われました。

私は三重大学の学生です。
私たちは毎年違ったパフォーマンスを見せていました。

初めてこのイベントに参加したのは2016年で、
私たちはTari Samanというダンスを見せました。

インドネシアのアチェ州からのダンスです。

それは私たちにとって本当に素晴らしい経験でした。

何故かというと、
私たちの誰もダンサーではなかったし、
私たちの誰もアチェ州から来たわけではありません。

だから、ダンスは全く新しいものでした。

しかし、私たちはショーに挑戦し、本当に満足でした。

お客さんたちもとても喜んでくれました。

2017年には、
インドネシア西ジャワ州のAngklungという伝統的な楽器を使って
音楽演奏を行いました。

そして最後に、
今年は東カリマンタン州のTari Enggangとインドネシアの
本格的な武道であるPencak Silatを見せました。

三重大学の生徒がタリエンギャンを、
四日市の労働者はペンチャクシラットを、
私たちは最終的にショーを行うことができ、
人々が私たちを見ることができて誇りに思っていました。

ワイワイガヤガヤの観客は一般的に年上の方々であり、
彼らは外国文化に大きな関心を持っています。

彼らの関心は私たちを幸せにし、誇りに思います。

ここに住んでいるインドネシアの市民として、
働きながら勉強もして、
私たちは自分の国に還元できる何かを追求しています。

一方、私たちはまた、
この国に何かを示すことができます。

それは私たちの文化の美しさです!

私はインドネシアチームを誇りに思っています。

彼らは若い頃、情熱と意欲を持っています。
ショーは多くの練習が必要でした。

自分たちの意志で、
私たちは新しいことを学び、
時間をかけて練習することができました。

パフォーマンスだけでなく、
準備も素晴らしい経験です。

私は最高のチームに感謝します!!

<英文>
Wai-wai Gaya-Gaya Festa is an annual event held in Tsu City Hall. This event seems like an event to show different culture from different nations who are living in Tsu. The performances are like, singing, dancing, music shows, etc. We, Indonesian citizen who are living in Tsu, usually get the invitation to participate in that event.

Tsu Wai wai Gaya Gaya Festa 2018, March 4th 2018, is the third event that I joint. Usually we come from Mie University students. We used to show different performance every year. First time I joint this event in 2016, we showed a dance named Tari Saman. It is a dance from Aceh Province, Indonesia. That was a really great experience for us. Why? Because none of us were dancer and none of us came from Aceh Province. So that dance was totally new for us. But we challenged ourselves to the show and the result was really satisfying. The audiences really appreciated us.

In 2017, we showed a music performance using traditional music instrument named Angklung from West Java Province, Indonesia.

And lastly was this year, we showed Tari Enggang, a dance from East Kalimantan Province and Pencak Silat the authentic martial art from Indonesia. Tari Enggang was presented by students from Mie University while Pencak Silat was performed by some workers from Yokkaichi.
Again, we were proud that we could finally make the show and people were happy to watch us. The audience of Waiwai Gaya gaya are commonly elder people and they have a big interest into foreign culture. Their attention makes us happy and proud.

As Indonesian citizen who are living here, both working or studying, we are pursuing something to bring back to our country. Meanwhile we also can give something to show to this country: the beauty of our culture!

I am personally proud of the Indonesian Team. They are mostly younger than me with high passion and will to show. Those performances of course needed a lot of practicing. By our will, we could learn new things and practice time by time. Not only the performance, but the preparation is also a nice experience. By this, I would also say thanks to the Team. They are the best! :

OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.4.5 update】

広報担当のともーこです!
OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

 

ミシュランガイド・フードフェスティバル2018 in ナガシマリゾート

ジャンル:フードフェスティバル
日程:2018年3月27日(火)~4月8日(日)
時間:10:00~21:00(最終日は20時まで)
場所:ナガシマリゾート駐車場内特設会場
費用:フードコイン1枚800円
主催者:ミシュランガイド・フードフェスティバル 2018 in ナガシマリゾート 実行委員会
特別後援:日本ミシュランタイヤ株式会社
協力:クラブミシュラン、株式会社ぐるなび
お問い合わせ先:ミシュランガイド・フードフェスティバル 2018 in ナガシマリゾート 実行委員会事務局:070-4503-4072
メッセージ:ミシュランガイド掲載店が一堂に会するフードフェス「ミシュランガイド・フードフェスティバル2018 in ナガシマリゾート」が、3/27(火)から4/8(日)の13日間に渡り、東海エリア初進出、ナガシマリゾート駐車場内特設会場(三重県、桑名市)にて開催中です。

日本で「ミシュランガイド」が発刊されてから12年目を迎え、日本の食に対するミシュランガイドの評価は大変高く、星付きで掲載された都市別での料理店は東京が233軒で世界一位。第二位はパリの107軒、第三位が京都の98軒、続いて大阪84軒、ニューヨーク72軒と続きます。

普段は一度に巡ることが出来ない、ミシュランガイドに掲載された北は北海道から、東は福岡まで19店舗が一同に会します。今回は三つ星のお店も登場。和食からフレンチ、イタリアンまで、多くの皆様に美食を気軽に楽しめるフードフェスティバルとなっています。
イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:http://www.mgff.jp/

 

ゆうゆとオニワで☆桜のソネット

ジャンル:ランチ付き朗読会
日程:2018年4月7日(土)
時間:10:00~14:30(開演10:00)
場所:シズカナオニワ(いなべ市大安町石榑南1839)
費用:3900円
主催者:シズカナオニワ
お問い合わせ先:090-6170-7144(はぎめいこ)https://sizukanaoniwa.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
メッセージ:桜の季節がやってきます。ソネットは十四行でできている短い詩。
毎年恒例、ゆうゆさん(松岡由香さん)をお招きしての春、桜の季節の朗読会です。
ゆうゆさんのお話をきいてついほろりの「涙活」。いまさらながら話題になっていますが、
ゆうゆさんはもう17年前からの活動、「涙活」の先駆者かと思い明日。
2018年は。ストロベリーボイスゆうゆさんの朗読とともに参加者おひとりおひとりの「この声を」参加者それぞれ「あなたに」届けあうのはどうかなと相談しました。
ゆうゆさんにセレクトしていただいた詩をみんなですこしずつ朗読してみる、そういう試み☆
聴くことと伝えること、一緒に味わえる試みです。
声を出すこと、お口を動かすことでとてもいいことが起きる予感。専門情報も提供できます。
シズカナオニワのランチつき、もちろん、いつものオニワのゆるモード、
大人のごっこ遊びですから、成果よりも楽しさ優先で。たのしい時間になりますように☆
ランチの内容は三重のおいしい食材で。
ご予約はお早めにお願いいたします。
イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/1567321256691900/?active_tab=about

 

心躍る春の調べ

  

ジャンル:バイオリンリサイタル
日程:2018年4月29日(日)
時間:開場:13:30 14:00~15:30
場所:伊勢市黒瀬町1425 ミキモトホール伊勢
費用:2,000円
主催者:伊勢市教育委員会
お問い合わせ先:高橋真珠 080-5170-6062 matamatakahashi@hotmail.com
メッセージ:踊り出したくなるような華やかな曲、また舞曲をテーマとした名曲等をバイオリンとピアノに乗せてお届けします。かつてアメリカ留学をともにした二人が江南、伊勢にて音色に想いをこめて演奏差せて頂きます。奮ってご参加下さい。

 

NETWORKSライブ2018@中津軒

  

ジャンル:音楽イベント
日程:2018年5月3日(木)
時間:18:00~20:00(予定)
場所:津市中央5-5 中津軒
費用:3000円(特製ハンバーガー&ドリンク付)
主催者:ひらのきかく舎、中津軒
お問い合わせ先:059-228-2748 中津軒  hiranokikakusha@gmail.com ひらのきかく舎
メッセージ:今年もゴールデンウィークに、東京からNETWORKSをお招きしてライブを行います。会場はレトロな雰囲気の老舗洋食店中津軒です。
オープニングアクトには多国籍な音楽性のポトフをお迎えします。昨年も好評だったDJ AVANTEも山口県からやってきます。NETWORKSも新しい趣向をご披露できるかも知れません。詳細につきましてはフライヤー裏面をご覧ください。
満員御礼が年々早まっていますのでお早めのご予約をお待ちしております。
終演後に漂う心地良い幸福感を一緒に味わいましょう!
NETWORKSのプロモーションビデオ “SIZQ”  https://vimeo.com/134945180

 

オリエンタルラジオ 中田敦彦 講演会 in三重県桑名市

  

ジャンル:講演会
日程:2018年5月12日(土)
時間:18:00開場  19:00開演
場所:三重県桑名市中央町3丁目20 桑名NTNシティホール 大ホール
費用:1500円~8500円  座席による
主催者:株式会社 喜場~よろこば~
お問い合わせ先:小柴大地 080-1616-3114 info@yorokoba.com
メッセージ:「オリエンタルラジオ 中田敦彦講演会in三重県桑名」開催決定!!
『あなたの可能性を引き出します!』
★学割制度有り!★ ★店頭購入特典有り!★
‘武勇伝’、’PERFECT HUMAN’、’しくじり先生’などデビューからヒットを続ける秘訣とは?
三重県をもっと盛り上げていきたい!そんな思いから
しくじり先生やperfect humanで話題になったオリエンタルラジオの中田敦彦さんを三重県にお呼びしました!
武勇伝、パーフェクトヒューマンなどデビューからヒットを続ける理由とは?
東海地区で聞けるのはこれで最後です!!
進路や将来のことで不安な学生の方々 仕事で悩んでいる方々 子育てで悩んでいる方々
そんな方々は是非聞きにきてください!
その悩みの解決のきっかけになると思います!!
★チケットはこちらから★
https://yorokobafc.thebase.in/
ページの参加予定を押しただけでは参加できません。 チケットのご購入をお願いします。
★学割制度★
当日、学生証を提示で現金1500円バック!
全てのチケットに対応しております。当日、受付にて学生証をご提示ください。
★先着特典★
①先着順で前の席となります。
②3月末までにお申込みの方
「5.6 ロックバンドおかん×中村文昭氏×てんつくマン×大嶋啓介氏 講演会&ライブ NTNシティホール」に抽選で20名様にチケットプレゼント
https://www.event-form.jp/ae/e03d949c6acabf17

③4/20までにお申込みの方
「5.6 ロックバンドおかん×中村文昭氏×てんつくマン×大嶋啓介氏 講演会&ライブ NTNシティホール」に抽選で10名様にチケットプレゼント
https://www.event-form.jp/ae/e03d949c6acabf17

イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:
https://www.facebook.com/events/1633528420077346??ti=ia

 

あなただけのオーダーメイク 顔分析メイク

ジャンル:顔分析・メイク・眉スタイリング
日程:2018年5月28日(月)
時間:11時~18時
場所:津市芸濃町楠原139-1 リトルプリンセス
費用:4,860円 (税込)
主催者:藪 真奈美
お問い合わせ先:藪 真奈美 080-9998-3036 mail@makeup-zen.com
メッセージ:コーヒーが美味しい リトルプリンセスにて
オーダーメイクイベントになります。あなたの顔に一番あったメイクのご提案。
・学生時代からメイクが変わっていない。
・自分にあうメイクが分からない。
・普段メイクをしない。などなど、お悩み解決します(^^)
一度ご来店の方のリピートも大歓迎です。
他、
鈴鹿 笹の葉 同じイベント  5月24日(木)
津市 潮音寺 眉イベント   5月31日(木) でも行います♪
詳しくは、お気軽にお問合せ下さいませ。
イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:http://www.makeup-zen.com/

 

皆様からもイベント情報を募集しています!

お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

    ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
    1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
    画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

    イワジン喫茶室。真珠店のカフェでモナコ帰りのシェフが腕を振るう。

    真珠屋の喫茶室に、モナコ帰りのシェフがいて、ブイヤベースがうまいんだよ!

    ある日そんな話を耳にした。

    え、なになに!?

    色々ウズウズするから行ってみよう。

     

    バビュンと賢島へ

    伊勢志摩サミットのメイン会場となった、
    三重県志摩市の賢島(かしこじま)に到着。

    養殖真珠の発祥の地であり、
    老舗の真珠店が多く存在している賢島。

    そう、目的は、真珠屋さんの…

    喫茶室!!

    濁点が真珠だなんてオシャンティ

     

    セボ~ンなブイヤベースランチ

    こじんまりと可愛いイワジン喫茶室。

    アコヤ貝の貝柱や生あおさのパスタなど、
    惹かれるメニュー満載なのだけど、
    やっぱりまずは噂の、
    イワジン風ブイヤベースランチね。

    プレート右から・・・

    ラタトゥイユ
    鰹の生節とアボガドのマヨ和え
    鳥羽志摩の海藻のオムレツ
    サラダ~ナッツドレッシング~
    パプリカのムース
    マッシュポテト
    トースト&ガーリックトースト

    そして、
    伊勢志摩の旬の魚介類がたっぷり入ったブイヤベース。

    ぐつぐつぐつ!

    牡蠣・ワカメ・白身魚etc…ぐつぐつ煮えて、
    複雑な旨味が凝縮されている感じ。

    トーストをブイヤベースに浸したり、
    デリをディップしたり。

    ブイヤベースに、
    マッシュポテトやラタトゥイユを入れるなど、
    アレンジは自由。

    味の変化を楽しむのがイワジン風なのだそう。

    昨年行われた志摩グルメNO.1決定戦(志摩S1)で、
    グランプリを受賞したメニューでもある。

    またムースに添えられたスプーンは、
    貝殻でできているのだとか。

    つるんと口当たりが滑らかで食べやすい!!

    (これ欲しい・・・)

    併設された真珠店で購入できるとのこと。

     

    モナコ帰りのシェフは真珠店の5代目

    イワジン喫茶室のシェフは、
    モナコで6年間の修行を経たという岩城さん。

    92年続くイワジン真珠店の5代目でもある。

    この喫茶室は、
    40年ほど前から、
    イワジン真珠店のお客様休憩処としてあった。

    イワジンという店名の由来は、
    創業者 岩城甚一さんのお名前から付けられた。

    二代目のお名前も、岩城ジンオさんだとか。

    --ということは、五代目であるシェフのお名前は(ワクワク)!!

    シェフ:「あ、悟(サトル)です。すみません」

    --あ、いえ、こちらこそ勝手に期待しちゃってすみません。。

    ではなぜ修業先がモナコだったのか。

    それは専門学校の時、
    研修で巡ったヨーロッパのなかで
    南フランスが最も印象に残っており、
    帰国後、たまたま知り合いの紹介で、
    モナコにて料理をする機会を得たとのこと。

    モナコで勤めたお店は、
    寿司や鉄板焼きなど、
    日本人にこだわった日本食レストランだったが、
    経営していた社長は、
    世界的に有名なフレンチの巨匠

    同僚には
    ベテランのイタリアンシェフや、
    京都の料亭の職人さんなど、
    実力派が集まっていた。

    なのでまかないは超ハイレベル。

    岩城シェフは休みの度に
    イタリアへ行くなどして腕を磨いていたのだそう。

    カラフルな桧扇貝の殻、お持ち帰り自由

    --イワジン喫茶室の看板メニューがブイヤベースというのは?

    シェフ:「ブイヤベースは、地中海沿岸地域の代表的な海鮮料理です。伊勢志摩でも、地場の海の幸を使ったブイヤベースを作りたいという想いがありました」

    --シェフの感じる賢島の良いところを教えて下さい。

    シェフ:「静かなところですね。何もないのが良いというか、自然が豊か。海の匂い、風の音、星の輝き、空の青さ、都会にはない五感で感じるものがたくさんあります。ハイクラスのホテルが伊勢志摩に建っているのは、そういう何かを求めてくる人が多いからかも知れませんね」

     

    きれいなお庭にほっこり

    ブイヤベースを美味しく頂いた後、
    紅茶を飲みながらゆっくりと庭を眺める。

    お皿を下げに来てくれた店員さんが、
    「温まりましたか??」
    と笑顔で声をかけてくれたのが印象的だった。

    ティラミスなど、
    スイーツも美味しいと評判だが、
    今日はお腹いっぱい。

    また来よう

    ふとお隣のテーブルのお客さんと目が合った。

    40代の息子さんとそのお母さん。
    パスタとブイヤベースをシェアして楽しんでいた。

    伺うと、大阪から賢島に1泊で来たのだそう。

    今回の旅はお母さんのかねてからの要望。

    近鉄観光特急しまかぜに乗りたいということと、
    英虞湾に沈む夕陽をみたいということ。

    おかあさん「どちらも叶ったの。ランチも美味しくて、もう幸せ」

    そう嬉しそうに話してくれた。

    ほっこり。

    抱き真珠にもほっこり♡

    ※GW後に店舗改装、夏休み前には席数も増えてリニューアルオープンとなる予定!お楽しみに!

     

    イワジン真珠店にもお邪魔した

    ショーケースの中で
    清く煌めきを放つパールジュエリーたち。

    店内には真珠で出来た五重の塔と、
    ”もんめばかり”という
    真珠の質量の計量機も展示してある。

    またこちらは、
    伊勢志摩サミットで、
    参加国の首脳たちの胸元をかざったラペルピン。

    製作は三重県真珠振興協議会。

    イワジン真珠さんも製作メンバーとして携わった為、
    レアなシリアルナンバーゼロが飾られている。

     

    おすすめは英虞湾の遊覧船

    イワジン真珠店を出て、
    海に向かって歩いていると、
    船乗場のおじちゃまが声をかけてくれ、
    自然を満喫できる散歩コースを教えて下さった。

    そしてやっぱりおススメは、
    英虞湾を遊覧船で巡るコースとのこと。

    心地よい潮風を感じながら、
    海からの眺望を満喫するのもいいな~。

    --おじちゃん、賢島の良いところってどんなところですか??

    おじちゃま:「そうだねぇ、静かなところかな」

     

    お土産はあおさ海苔

    船乗り場の向かいにあったお土産屋さん。

    お店のおばちゃま一推しは、
    全国でも圧倒的な生産量をほこっている、
    伊勢志摩の特産物「あおさ海苔

    手に取ると、
    ふわっとあおさの良い香り。

    明日の朝は、あおさのお味噌汁にしよう。

     

    伊勢志摩サミット記念館 サミエールも

    近鉄賢島駅へと戻る。

    立ち寄ったのは駅の2階にある、
    伊勢志摩サミットを記念して創られたサミエール

    等身大のG7首脳パネルや、

    サミットで使われた円卓、

    サミットの誘致から開催までの歩みや、
    G7首脳への贈答品の紹介、
    三重から世界へ発信コーナーなど、
    「あ!知ってる」から「へ~」まで、
    見応えある展示が並んでいた。

    三重から世界へ発信コーナー

    静かで雄大な自然が広がる賢島。
    今度はもっとゆっくり来よう。

     


    イワジン喫茶室
    住所:三重県志摩市阿児町神明733-8 賢島
    電話:0599-43-1018

    伊勢志摩サミット記念館 サミエール
    住所:三重県志摩市阿児町神明747-17 近鉄賢島駅2階

    女性神主の、その志に魅せられて

    1月のある日のこと、私達nanowaスタッフは名張の氏神として 昔から人々に尊ばれ、元伊勢のひとつとして記される「宇流冨志禰神社」を訪れていた。

    社の宮司見習いである中森千佳さんへインタビューを行うためだった。

    女性神主の、その志に魅せられて

    キッカケは昨年11月、5歳の息子を連れて宇流冨志禰神社へ七五三参りに行った時のこと…

    そもそも何故、朝から袴を着せられ、今ここに連れてこられたのかもよく理解していない5歳になったばかりの我が息子。

    当日は、多くの親子で境内も賑わっており、普段ならば広く感じる神殿も、十組近くの親子が揃うと場を詰めて座らなければいけないほど。

    好奇心旺盛な息子もこの日ばかりは緊張しているようで、拝殿に入り前列に座るようにと言っても私のそばから離れない。

    どうにかして他の子ども達と同じように前列に座らせることに成功したものの、背筋を丸め不機嫌顔。

    「息子はちゃんと出来るのか。」

    ハラハラしながら定時を迎えると静々と神主さんがあらわれ、参拝者親子と向かいあい祈祷がはじまった。

    子どもの成長を神さまに感謝し、これからの更なる成長を願っての祈祷も、子どもにとっては長く感じる時間。

    じっとしていることが難しい年頃の子供にとって「厳かな神殿で神様にお祈りする」というのは退屈でしかない。

    少し薄暗い神殿。

    着慣れない一張羅。

    不自由なうえ「ちゃんと座って。」と求められると、なにぶんおもしろくないものだ。

    だから、ぐにゃぐにゃしてみる。

    そんな子供たちを察して神主さんが、よどみなく一人一人の子供の名前をそらんじていき、退屈そうな子には一言づつ声をかけた。

    受付から祈祷までのわずかな時間の間に、記帳された全員の子の名を記憶していたのだ。

    神職からまっすぐ顔を見て名前を呼ばれ話しかけられると、さっきまで退屈そうに背中を曲げて上の空だった我が子が不意をつかれて我に返った。
    自分のことを見抜いているような呼びかけが意外であったのだろう。

    子供たちの背筋が伸びる光景を目の当たりにした。

    『こんな神主さん、初めて見た。・・・いったいどんな人なんだろう。』

    一瞬で子供の心を引きつけた女性神職。

    同時に、親の心もつかんでいた。

    【宮司見習いである中森千佳さんのインタビュー記事はコチラ→】

    (ぜひインタビュー記事もご覧になってください!!)

    千佳さん考案の縁を結ぶかわいいお守り

    “神社がより多くの方から親しんでもらえるように”

    そんな想いをこめて、千佳さん自らがデザインして作った御守り。
    くるりと円(縁)を結び 丸みあるフォルムで可愛らしいガラス細工。
    柄と紐の組み合わせが幾通りもあり、選べる楽しさもあって好評の御守りだとか。


    他にも、干支みくじなど“ゆるかわアイテム”が並んでいた。

    神社に所蔵されている宝物の数々

    インタビューで伺った日は、社務所に所蔵されてある宝物見学もさせてもらった。
    宇流冨志禰神社には藤堂邸から譲りうけた四十五面もの能面がずらりと展示されている。

    主に室町時代~江戸時代に作られたもので、なかには県文化財に指定されている大変貴重な能面も展示されており、
    面の髭・眉・頭髪が、綿または馬の毛によって植毛されている技巧が間近で見ることができる。

    面から読み取れる習俗や美意識、ひょうきんな表情、おっかない形相・・・。
    女面だけをとっても、若くて美しい女性を表現したものから、庶民的な顔立ち、果ては嫉妬と怨念に狂った女を表す「般若」の面まで。
    名張所縁の猿楽能の大成者、観阿弥・世阿弥親子の歴史と合わせて造詣を深めるのも一興。
    見学は無料ですが、能面見学はあらかじめ予約が必要です。
    事前に電話連絡を入れてください。

    宇流冨志禰神社ホームページはコチラ

    桜満開!灯街道・桑名宿がスゴイことになってきた!!


    桑名市は七里の渡しで宮宿(名古屋市熱田区)と結ばれた、東海道の42番目の宿場町。
    そして、徳川四天王として家康を支えた、本多忠勝が築いた城下町。


    また、「くわな鋳物」という鋳物の生産地としても有名な街。
    そんな桑名市で今年、「第2回 灯街道・桑名宿」が行われます。

    http://otonamie.jp/?p=46284
    2月に今年の新たに行われる参加イベントをご紹介いたしましたが、当日リーフレットが出来上がったと言うことで、見どころをさらにご紹介します。

    お子さんが楽しめる体験イベントがたくさん

    子どもたちが参加した「手作り灯籠」作品の展示や、グラフィックコンテストの入選作品の「屏風絵行灯」は前回お伝えしました。

    今年は柿安コミュニティパーク(吉之丸コミュニティパーク)内にメインモニュメント「折り鶴ドーム」を設置し、参加者が折った鶴を展示する体験イベントの開催が決定!!
    「屏風絵行灯」は三重トヨペット様にご協力をいただき、プラグインハイブリッド自動車(プリウスPHV)から電源を供給され、明かりが灯ります。

    また、NPO法人子どもアイデア楽工さんのブースでは、「インテリアライト」や「輪ゴム銃」の工作、ロボアームから振り出すフリスビー(参加料500円)など、お子様も楽しめる体験イベントがたくさん!!

    エリアが拡大し、灯りのオブジェがたくさん

    くわな鋳物で作った鋳物灯籠。

    今年は七里の渡跡から住吉神社への堤防や、諸戸氏庭園前のレンガの水路(桑名住吉入江)、桑名宗社(春日神社)楼門前にも設置されます。


    また、桑名住吉入江に台船を浮かべて、諸戸氏庭園前の桜をライトアップしています。

    九華公園周辺だけでなく、レンガの水路を散策してみると、桑名にこんな素敵な場所があったのだと気づかされます。

    レンガの水路の寺町側の三崎見附には、和傘のオブジェが3月30日(金)から設置され、毎晩ライトアップされています。


    また、昨年九華公園内や本多忠勝像の周辺に竹灯籠を設置したNPO法人桑竹会さんが、柿安コミュニティパークと寺町商店街にハート型の竹灯籠を設置されます。

    カップルでハートの中に入って写真を撮ると、より仲が深まるかも!?

    六華苑「夜の演奏会」が毎日開催♪


    昨年は土日のみだった六華苑の洋館1階の演奏会。
    今年は期間中毎日開催されます♪

    日時:2018年4月5日(木)から4月8日(日)まで
    17時から21時まで
    場所:六華苑洋館1階ホール
    *5日は点灯式のため18時より開始予定、全日ともに小休止あり。
    *当日の状況によりプログラム等、変更になる場合があります。

    初日5日(木)には地元桑名出身のソプラノ歌手・清水優美さんと、東海地区でご活躍のピアニスト・野村真子さんの演奏会。
    このお二人は、昨年六華苑でもコンサートをしています。

    ソプラノ歌手・清水優美さんとピアニスト・野村真子さん

    6日(金)は東海地区を中心に多方面で勢力的に活動されているピッコロオカリニスト”香”(コウ)さんが18時〜19時、桑名出身のマリンバ奏者・葛巻ゆかりさんが19〜20時に演奏予定です。
    今回は特別に、18:50頃に1曲コラボ演奏を予定しています。

    マリンバ奏者・葛巻ゆかりさん

    7日(土)はヴァイオリン&フルート&箏・十七絃の三重奏♪
    ヴァイオリニストの桑名出身の伊藤壽美さんと、フルート奏者の長澤映子さんは昨年の灯街道でも演奏されました。
    今年は長澤康子さんの邦楽の箏も加わり、さらに魅力が高まります。

    昨年演奏されたヴァイオリニストの伊藤壽美さんとフルート奏者の長澤映子さん
    箏・十七絃の長澤康子さん

    最終日8日(日)は桑名市長島町在住のアルト歌手加藤愛さんが、バリトン歌手、伴奏ピアニストとして様々な活動をしている重左竜二さんと、ソロ&デュエットで唄とピアノの演奏会を行います。

    アルト歌手加藤愛さん
    バリトン歌手、伴奏ピアニストの重左竜二さん

    六華苑の入苑料460円のみで、ライトアップされた六華苑とアコースティックライブが楽しめます。

    グルメがたくさん

    「くわな灯り屋台」と銘打った飲食&物販ブースは、出店数は昨年の倍!!

    期間中、午後6時から午後9時まで営業します(一部店舗は昼から営業)。
    ご当地グルメ「くわなめし」はもちろん、キッチンカーのクレープやいちごのスイーツ、五平団子、樽酒などをぜひ食べて、夜桜を鑑賞したい。

    九華公園の桜が満開・お堀めぐりも魅力が満載

    今年で7年目を迎える「桑名城お堀めぐり」。

    最近ではお堀に水灯籠や5月の金魚まつりの浮かし金魚を浮べて、夜桜舟めぐりを実施しています。

    今はちょうど桜が満開で、夜桜を楽しむ人で賑わっています。

    Instagram @yuka_queさんより引用

    せっかくなら、毎年新しい竹灯籠が置かれる奥のステージのところにもぜひ足を運んでみると、ここにもハート型の竹灯籠が

    天気が心配ですが、桜はまだまだ元気なので、灯街道・桑名宿開催中にも桜が楽しめますように・・・。

    【事業概要】
    ○事業名
    灯街道・桑名宿(とうかいどう くわなじゅく)
    公式HP : http://www.kuwanajyuku.jp/index.html
    公式Facebook : http://www.facebook.com/kuwanajyuku/
    公式Instagram : http://www.instagram.com/kuwanajyuku.jp/
    ○主催
    灯街道・桑名宿 実行委員会
    実行委員会 事務局(桑名市観光協会内)
    〒511-0078 桑名市桑栄町2番地 桑栄メイト1階
    TEL.0594-41-2222
    ○期間
    平成30年4月5日(木)〜4月8日(日)4日間(点灯時間:18時〜21時)
    ○会場
    九華公園内、吉之丸コミュニティパーク、八間通、花街界隈、六華苑 等

    田丸城跡と田丸神社で考えた、何度も行きたくなる観光スポットの共通点@度会郡

    観光スポットで何度も行きたくなるような場所はあまり思い浮かばないけれど、ここはボクにとってそう思える数少ない場所の一つです。

    度会郡玉城町にある「田丸城跡」

    それから、その近くにある「田丸神社」

    なぜそう思うんだろうと考えてみたのですが、とりあえず「観光地化されていない観光スポットで、人の割合とか密度とかが丁度いいからかなんだろうなあ」と結論づけました。
    人の割合とは、地元の人と観光の人の割合です。
    ボクが昨年初めて訪れた時は、地元の人5割、観光の人5割くらいかなといった感じでした。
    これが、地元の人9割、観光の人1割だと居心地が悪そうだし、逆に地元の人1割、観光の人9割だとちょっとやかましい。
    次に密度。
    これは、ひっきりなしに人は訪れるんだけど、ぞろぞろとした行列にはならない程度で、たまに景色が貸切状態になるくらいの感じが理想です。

    ここがこうしたバランスを保っているのは、きっと近くにお店が少ない、いや、無いと言ってもいいくらいだからなんでしょうね。
    主に文化だけで成り立っている場所といった印象です。

    それからもう一つ。
    すれ違う人が、みんな「こんにちは」と声をかけてくること。
    作業している現場のおっちゃんまでですよ。
    こうしたことを面倒だと感じる人は、二度とここには来ないでしょう。
    これは一種の選別だと感じました。

    城内には玉城中学校があり、この時期は、春休みの部活を終えた生徒さん達とすれ違います。みんな、「こんにちは」と気持ちの良い挨拶をしてくれます。それにしても、500本の桜に歓迎され見送られるって、なんて素敵な学校なんでしょうか。

    そんな雰囲気がとても印象的だったので、今年も用事のついでに立ち寄ってみました。

    田丸城は、南北朝時代に南朝方が築城し、戦国時代を経て明治時代に廃城となるまで、伊勢に近い要所として扱われていたお城です。お城自体はもう残っていませんが、立派な石垣は当時のまま残っています。

    散策ルートは富士見門を起点に大きく二つ。

    江戸時代中期に建てられたと伝えられている富士見門
    富士見門に向かって左側から行くと舗装された道。右側から行くと、途中から舗装されていない道に。自然を感じながら気持ちよく散策できます。

    沢山の桜や、眼下に広がる田園風景を眺めながら、のんびり歴史に思いを馳せていると、とてもリラックスできます。

    城内には、稲の精霊、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祀られているお稲荷さんも。諸産業繁盛の神様として有名ですね。

    天守跡やその附近から見る景色がまた気持ちいい。

    田丸城跡を散策した後に訪れたのは、すぐ横にある田丸神社。

    もともとは大木をご祭神として祀っていた神社ですが、現在の田丸神社は、明治時代の神社合祀令で様々な神社が集められてできたお社です。
    そのため、沢山の神様が祀られています。

    「近くに天神様をお祀りしている神社が少ないので、遠方から参拝にみえる方も結構いらっしゃるんですよ」と宮司さん。
    やっぱり一番人気は天神様のようです。

    おそらく「頭が良くなりますように」と頭を集中的に撫でられたんでしょうね。禿げています

    ちなみに、ボクのお目当ては、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)様。
    知らない方が多いかもしれませんね。
    この神様は、知恵の神様で、天岩戸に隠れた天照大御神を誘い出す手立てを考えたのがこの神様です。
    そんな神様のお知恵を拝借できればと思い、お参りしました。

    こちらの神社、小ぢんまりとしていますがよく手入れが行き届いていて、とてもすがすがしい気持ちになります。

    階段を上りきった左手が社務所。

    宮司さんはやさしい方で、昨年、御朱印をいただいた際は、気さくにいろいろ話していただきました。

    こうして小一時間ほど気持ちいい時間をすごしていたのですが、ここで、改めて冒頭で考えていたことが頭をよぎりました。
    「なぜ、何度も行きたいと思うんだろう」
    ということが。

    実は、ボクがこうして史跡や神社をよく訪れるようになったのは2年ほど前からで、それまではハッキリ言って見向きもしませんでした。
    静かな場所とは真逆の賑やかな場所を訪れることの方が多かったのですが、それでも何度か行きたくなるスポットはありました。
    静かな場所と賑やかな場所、まったく違う場所でも何度も行きたくなる共通の理由が他にもあるのではないだろうか。
    そうしたことを踏まえて改めて考えてみると、また違った結論が見えてきました。

    大きくは次の二つ。
    「受け入れ可能なキャパを越えて人が溢れていないこと」
    「わざとらしさは感じない、しかし、とことん気遣いしてるなと感じること」
    つまり、
    自分達のことをわかってて背伸びしすぎていない、自分達が好きなことで好きな相手を喜ばすことにとことん集中しているということ。

    勝手な結論を出してすっきりしたところで、今日は帰るとしますか。

    ところで、田丸城跡では、3月26日から、毎晩夜10時まで桜の木のライトアップが始まったようです。
    期間は、桜の花が散るまでだそうです。
    田丸城跡は高低差があって、ボクが訪れた頃の桜は、下が五分咲き、上が三分咲きといったところでした。
    気温がぐんぐん上昇してますから、今週末か来週あたりが満開で見頃になりそうです。
    満開の桜はあなた自身の目で堪能してください。

    夜は一変、OTONAの時間。
    夜桜も綺麗なんだろうなあ。
    大きな月が出てたりしたら最高ですね。
    カップルは、夜桜の写真をペアでスマホの待受画面にしたりするのかな。
    是非、楽しんで来てくださいね。

    それではまた。

    田丸城跡
    所在地: 〒519-0415 度会郡玉城町田丸字城郭114-1
    0596-58-8204(玉城町産業振興課)


    田丸神社
    所在地:〒519-0416 三重県度会郡玉城町町下田辺1041
    電話: 0596-58-4007

    人生を整える。デトックス足りてる?野草茶をつくるおばあちゃん、坂本幸さんの田舎暮らしが素敵すぎる@津市美杉

    年を取るごとに “本物” という言葉にあこがれる。
    あこがれているということは、自分がまだまだ “本物” ではない証拠。

    今回はそんな “本物” をご紹介したい。
    取材に際し、友人などにこの話をしたところ、同行したいとの声があり、数名でお伺いした。
    やはりみんな “本物” に興味があるのだろう。

    緑の風マルシェ

    以前、津市久居の緑の風マルシェに出店したとき、偶然となりのブースで野草茶などを販売していたおばあちゃんがいた。
    その時は、少ししかお話しができなかったが、野草茶などについて、とても興味深いお話しを聞いた。
    そして、おばあちゃんのブースに次から次へとお客さんがやってきていた。
    今回は、そのおばあちゃんのご自宅へお伺いすることになった。
    津駅からクルマで1時間とちょっと、津市美杉町へ向かった。

    美杉の山間の集落

     

    思わず「野草全部入りください!」

    津市美杉町は映画Woodjobの舞台にもなった、山間の集落。
    携帯の電波も途切れ途切れになりながら、取材に向かう。

    ご自宅へ到着すると、そこは趣のある古民家だった。

    山に囲まれていて、鳥の声、あたたかな朝の光や空気にすら生命力を感じる。

    古民家の軒先には、かぼちゃやむかごが干されていた。

    幸さん:干すと甘くなるのです。水分が飛んでね。

    久し振りにお会いできた、おばあちゃん。
    幸さんこと、坂本幸さん。

    ご自宅にある畑

    野草が少ない冬の時期はご夫婦で育てた野菜や、美杉で知り合いが育てた野菜を天日干しして、その後炭火で完全に乾燥させるという。

    干して蒸してを繰り返し、うま味を凝縮させた大根。

    すべて無農薬、無添加。

    うらの山

    幸さん:この家で使っている水はね、うらの山から引いてます。

    オーガニック。
    いや、そういう域を超えていると感じた。

    野草の力。
    思わず「野草全部入りください!」と言いたくなる。

    まるで一つの哲学のような、日本人の文化を垣間見ているような・・。
    “本物” とはこういうことなのだろうか。

    ツバメが巣を作りやすいように取り付けてあるという、玄関上の板。

    ひろい土間を抜け、部屋で野草茶をいただきながらお話しを伺った。

    野草と書くと、体へ摂取するのに少し勇気がいりそうだ。
    しかし、どくだみやよもぎなどからできた、和のハーブティーといった感じだろうか。
    クセみたいなのがない。

    坂本幸さん

    幸さん:かぼちゃの種も煎ってお茶になるんですよ。

    幸さんの発する声には、キツさや圧力はなく、すっと耳に馴染む。

    幸さん:その地で取れた野菜の種を蒔くとね、小さくても強い野菜が育つんです。他の地の種からできた野菜よりね。地の物、旬の物は滋養が高いと思います。

     

    祀った以上は、祀らないと。

    幸さんはそういった食品の加工をする一方、美杉を伝える伝道者でもある。

    様々な美杉に関する本も出版されていて、昔は美杉村(市町村合併前は村だった)の広報誌に連載もされていた。
    過去に三重県の絵本に関する賞も受賞している。

    こちらの絵本「なまごめくいたい」も印象的。
    イラストも文字も、すべて幸さんの手書き。
    とても味がある。

    内容を要約させていただく。

    美杉のとあるお寺のおしょう様の娘(5歳)が、ある日「なんもいらん。生米食いたい」といって、生米ばかりかじっていた。
    生米を一升枡に山盛りにしていたが、その山が少しでも減ると、娘は部屋中に生米をばらまいて暴れた。
    偶然、寺に立ち寄った行者が「おしょうさん。この子には19日が命日の仏さんの霊魂がたよっている」という。

    仏の道に仕える自分の子どもに、仏さまの霊魂がたよることに情けなさを感じたおしょうさんは、19日が命日にあたる仏さんを、片っ端から拝んだ。来る日も来る日も、朝から晩まで拝み続けたが娘は良くならなかった。
    村の医者も「気の毒だが手に負えない。あしたの命もわからない」という。

    その夜、娘が本堂の奥を指さして「白いひげのおじいさんが、私をにらんでいる」と泣きわめいた。
    白いひげのおじいさんとは、娘のひいおじいさんのことだった。
    ひいおじいさんは19日亡くなった人だと、おしょうさんは悟った。

    ひいおじいさんの霊魂を取りはらうためには、お不動さんに頼むしかなかった。
    おしょうさんは小石を千個、魂を込めて拾い集めた。
    拾い集めた小石をお不動さんの前に敷き小石で小山になった上で「心経を千願となえます。どうぞ娘を助けてください」といい、自分の命に替えてもいいと覚悟をして一巻300字ある心経をとなえ始めた。
    一巻終わると小山から一個の石を放った。
    夜中に始まり、千願となえ終わる頃、朝日が昇っていた。
    足には石が食い込み、血が滲んでいた。

    おしょうさんはそのまま倒れ、気を失ってしまった。

    おしょうさんが気を取り戻すと「お父さん、お帰りなさい」と娘が飛びついてきた。
    お母さんも「この子はお寿司が食べたいといいまして」と嬉しそうに海苔巻きを作っていた。

    この娘というのが、幸さんの叔母にあたる人。

    幸さん:祀った以上は、祀らないと。

    幸さんは、今という時代だからこそ、こうしたお話しを残したいとのこと。
    確かに、先祖という存在は自分のルーツであり、先祖がいて今の自分がある。

    室内に飾られていた仏画
    室内に飾られていた仏画
    美杉の取材地に幸さんが撮影した写真。
    拡大すると、まるで仏さまが写っているような写真だ。

    あらためて室内を見渡すと、仏教に関するものが多いのに気が付いた。
    ここにいると、先祖に感謝して生きることは、自分の内面を安定させることに繋がっていると感じた。

    幸さんのお話しに夢中になっていたら、いつの間にかお昼前。

     

    地のもの、旬のものを口に運ぶたびに感動を覚える

    幸さん:お昼、食べていくでしょ!?

    取材のアポイントを進めてくれ、同行したスタッフが驚いていた。

    スタッフ:え・・。お味噌汁だけってお話しだったのに・・。いいんですか!?

    幸さん:うん。だからお昼食べていくでしょ。

    そう言って幸さんはニコっと笑った。
    なんとも日本人らしい、謙虚で粋な表現。
    お味噌汁だけ=お昼ごはん。
    ほんの気持ちですが、と手渡される、心のこもったプレゼントをいただいた気持ちになった。

    みんなで食器などを準備して、ひとつの釜からよそうごはん。
    ひとつの食卓を囲むひととき。
    おかずに限らずマヨネーズまで、すべて幸さん手づくり。

    おかずの種類が豊富で健康的。
    鹿肉の焼肉。
    食用の椿もいただいた。

    「食事って、こういうことか」
    懐かしい気持ちに浸りながら、地のもの、旬のものを口に運ぶたびに感動を覚える。
    私の場合、日常の「食」という「欲」を満たすためだけの荒れた食生活の反対にある、この食事に感動を覚えた。
    食事が体をつくる。できることなら、今回のような体が喜ぶ食事を、体のためにも食べ続けたい。

    食後、幸さんが松の葉からできたジュースをくれた。
    見た目にも松の葉。どんな味なのだろう。
    砂糖で味付けされたそのジュースは、不思議なのだがサイダーの味に似ていた。
    とろみのある微炭酸のサイダーのような味。美味しかった。

    デザートは甘酒。
    幸さんがもち米でつくった自家製のそれは、私の知っている甘酒とかけ離れた味。
    良い感じに米粒のもっちりとした食感が残り、すっとした甘味と酸味。
    まるでもち米の生スイーツだった。

    さらに幸さんは、軽いケガなら摘んできた野草で治すという。

    幸さん:自然には、体をつくる、体を治す、すべてがあるんです。

     

    今の私たちに必要な「生き方を整える」ということ。

    “本物” を取材して、見えてきたこと。
    それは「生き方を整える」ということ。

    炭火でじっくりと完全乾燥をさせる。

    まず、幸さんは自然の中で植物や野菜を熟知し、それらの特長を良く理解した上で、体に取り入れている。
    きっと、滋養の高い旬のもの、地のものは食べることで体を「整える」ことに繋がる。
    そして、その地に伝わる仏教文化も大切にしている。
    一つの普遍性をもつ仏教文化は、人の内面を「整える」。
    体の内外を支える二つの「整える」は、日々を丁寧な生き方に変えてくれて、それを続けていくことで、生き方すらも「整える」ことに繋がっている気がする。
    急速に成長した日本が、その代償として失いかけている「整える」という価値観。
    そして現代。ヨガ、デトックス、健康ブームさらにはサスティナブルな社会づくりなど「整える」という価値が見直されてきているとも思う。

    その最先端を、ここ美杉の山間で暮らす “本物” に見た気がする。
    そんな幸さんの穏やかな表情を見ていると、一つの言葉を思い出した。

    スタッフと談笑する幸さん。

    「和顔愛語(わげんあいご)」
    和やかな笑顔で優しい言葉をかけると、自分も相手も幸せにすることができる、という意味の言葉だ。

    良い第一印象を与える笑顔の作り方、みたいなハウツー本を読むのはもう辞めようと思った。
    近道なんか、ないんだな。
    でも日本には、伝え継がれてきた大切な食や文化がある。
    温故知新を胸に、幸さんの家を離れた。

    とりあえずこの日以来、野菜をむさぼり食べている私がいた。

     

    おまけのお話し「すぐできる!あなたも不思議体験、やってみよう!」

    皆さんはオーリングを知っていますか!?

    指をこうやってリングにして「体に良い食べ物」を思い浮かべて力を入れてください。

    そして他の人が、リングを力ずくで外そうとしてください。

    外れなかった。はず・・。

    では反対に「体に悪い食べ物。でも食べちゃうモノ」を思い浮かべて力を入れてリングを作ってください。

    そして他の人が、リングを力ずくで外そうとしてください。

    外れた。はず・・。
    不思議なオーリングのお話しでした。

    みんなでやってみよう!

     


    幸さんの野草茶などは、道の駅美杉や地元のマルシェなどで購入可能です。
    ※マルシェに出店しているかは、マルシェからの情報をご確認ください。


    タイアップ

    走井山善西寺

    add:三重県桑名市西矢田町27-2
    tel:0594-22-3372
    HP:http://mytera.jp/tera/zensaiji30/monk/
    FB:https://www.facebook.com/zensaiji987/

    善西寺では定期的に、おてらこども食堂を開催しています。


     

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    OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.3.29 update】

    広報担当のともーこです!
    OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

    ※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
    ※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

     

    ミシュランガイド・フードフェスティバル2018 in ナガシマリゾート

    ジャンル:フードフェスティバル
    日程:2018年3月27日(火)~4月8日(日)
    時間:10:00~21:00(最終日は20時まで)
    場所:ナガシマリゾート駐車場内特設会場
    費用:フードコイン1枚800円
    主催者:ミシュランガイド・フードフェスティバル 2018 in ナガシマリゾート 実行委員会
    特別後援:日本ミシュランタイヤ株式会社
    協力:クラブミシュラン、株式会社ぐるなび
    お問い合わせ先:ミシュランガイド・フードフェスティバル 2018 in ナガシマリゾート 実行委員会事務局:070-4503-4072
    メッセージ:ミシュランガイド掲載店が一堂に会するフードフェス「ミシュランガイド・フードフェスティバル2018 in ナガシマリゾート」が、3/27(火)から4/8(日)の13日間に渡り、東海エリア初進出、ナガシマリゾート駐車場内特設会場(三重県、桑名市)にて開催中です。

    日本で「ミシュランガイド」が発刊されてから12年目を迎え、日本の食に対するミシュランガイドの評価は大変高く、星付きで掲載された都市別での料理店は東京が233軒で世界一位。第二位はパリの107軒、第三位が京都の98軒、続いて大阪84軒、ニューヨーク72軒と続きます。

    普段は一度に巡ることが出来ない、ミシュランガイドに掲載された北は北海道から、東は福岡まで19店舗が一同に会します。今回は三つ星のお店も登場。和食からフレンチ、イタリアンまで、多くの皆様に美食を気軽に楽しめるフードフェスティバルとなっています。
    イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:http://www.mgff.jp/

     

    ゆうゆとオニワで☆桜のソネット

    ジャンル:ランチ付き朗読会
    日程:2018年4月7日(土)
    時間:10:00~14:30(開演10:00)
    場所:シズカナオニワ(いなべ市大安町石榑南1839)
    費用:3900円
    主催者:シズカナオニワ
    お問い合わせ先:090-6170-7144(はぎめいこ)https://sizukanaoniwa.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
    メッセージ:桜の季節がやってきます。ソネットは十四行でできている短い詩。
    毎年恒例、ゆうゆさん(松岡由香さん)をお招きしての春、桜の季節の朗読会です。
    ゆうゆさんのお話をきいてついほろりの「涙活」。いまさらながら話題になっていますが、
    ゆうゆさんはもう17年前からの活動、「涙活」の先駆者かと思い明日。
    2018年は。ストロベリーボイスゆうゆさんの朗読とともに参加者おひとりおひとりの「この声を」参加者それぞれ「あなたに」届けあうのはどうかなと相談しました。
    ゆうゆさんにセレクトしていただいた詩をみんなですこしずつ朗読してみる、そういう試み☆
    聴くことと伝えること、一緒に味わえる試みです。
    声を出すこと、お口を動かすことでとてもいいことが起きる予感。専門情報も提供できます。
    シズカナオニワのランチつき、もちろん、いつものオニワのゆるモード、
    大人のごっこ遊びですから、成果よりも楽しさ優先で。たのしい時間になりますように☆
    ランチの内容は三重のおいしい食材で。
    ご予約はお早めにお願いいたします。
    イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/1567321256691900/?active_tab=about

     

    心躍る春の調べ

      

    ジャンル:バイオリンリサイタル
    日程:2018年4月29日(日)
    時間:開場:13:30 14:00~15:30
    場所:伊勢市黒瀬町1425 ミキモトホール伊勢
    費用:2,000円
    主催者:伊勢市教育委員会
    お問い合わせ先:高橋真珠 080-5170-6062 matamatakahashi@hotmail.com
    メッセージ:踊り出したくなるような華やかな曲、また舞曲をテーマとした名曲等をバイオリンとピアノに乗せてお届けします。かつてアメリカ留学をともにした二人が江南、伊勢にて音色に想いをこめて演奏差せて頂きます。奮ってご参加下さい。

     

    NETWORKSライブ2018@中津軒

      

    ジャンル:音楽イベント
    日程:2018年5月3日(木)
    時間:18:00~20:00(予定)
    場所:津市中央5-5 中津軒
    費用:3000円(特製ハンバーガー&ドリンク付)
    主催者:ひらのきかく舎、中津軒
    お問い合わせ先:059-228-2748 中津軒  hiranokikakusha@gmail.com ひらのきかく舎
    メッセージ:今年もゴールデンウィークに、東京からNETWORKSをお招きしてライブを行います。会場はレトロな雰囲気の老舗洋食店中津軒です。
    オープニングアクトには多国籍な音楽性のポトフをお迎えします。昨年も好評だったDJ AVANTEも山口県からやってきます。NETWORKSも新しい趣向をご披露できるかも知れません。詳細につきましてはフライヤー裏面をご覧ください。
    満員御礼が年々早まっていますのでお早めのご予約をお待ちしております。
    終演後に漂う心地良い幸福感を一緒に味わいましょう!
    NETWORKSのプロモーションビデオ “SIZQ”  https://vimeo.com/134945180

    あなただけのオーダーメイク 顔分析メイク

    ジャンル:顔分析・メイク・眉スタイリング
    日程:2018年5月28日(月)
    時間:11時~18時
    場所:津市芸濃町楠原139-1 リトルプリンセス
    費用:4,860円 (税込)
    主催者:藪 真奈美
    お問い合わせ先:藪 真奈美 080-9998-3036 mail@makeup-zen.com
    メッセージ:コーヒーが美味しい リトルプリンセスにて
    オーダーメイクイベントになります。あなたの顔に一番あったメイクのご提案。
    ・学生時代からメイクが変わっていない。
    ・自分にあうメイクが分からない。
    ・普段メイクをしない。などなど、お悩み解決します(^^)
    一度ご来店の方のリピートも大歓迎です。
    他、
    鈴鹿 笹の葉 同じイベント  5月24日(木)
    津市 潮音寺 眉イベント   5月31日(木) でも行います♪
    詳しくは、お気軽にお問合せ下さいませ。
    イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:http://www.makeup-zen.com/

     

    皆様からもイベント情報を募集しています!

    お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
    お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

      ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
      1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
      画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

      「ぱんじゅう」の、どの中身が好きですか?三ツ橋ぱんじゅう

      皆さんこんにちは!

      「食」と言えば伊勢、伊勢と言えば「食」。
      そんな食のまち、伊勢の魅力的なお店を
      発掘!紹介!「食のまち伊勢研究会」の第3弾です。※第1弾はコチラ ※第2弾はコチラ

      今回は伊勢市駅JR側より徒歩2分、伊勢神宮の近くにある
      「三ツ橋ぱんじゅう」さんに行ってきました。

      伊勢市民のなつかしの味“ぱんじゅう”。
      ぱんじゅう…?
      初めて聞いた時、いったい何なのか、津市出身の私はわかりませんでした。

      ぱんじゅうは、今川焼き(大判焼き、回転焼き、おやき)から派生した焼き菓子、郷土菓子。三重県伊勢市・北海道小樽市・栃木県足利市の銘菓、土産菓子として全国的に認知される。名称の由来は、まんじゅうは蒸すがパンのように焼いたまんじゅうという事で『ぱんじゅう』と言われたという説と、パンと饅頭を合わせたものによるという説がある。

      引用:wikipediaより

      なるほど、
      パン+まんじゅう=ぱんじゅう
      なんですね。
      たい焼きのような生地の中に餡子が入っているお菓子のようです。

      三ツ橋ぱんじゅうさんの魅力はこの3つ!

      ①種類豊富な“ぱんじゅう”の中身
      ②優しさでできている
      ③伊勢神宮のすぐ近く

      です!

      ▼種類豊富な“ぱんじゅう”の中身

      あんこだけでなく、様々な味が楽しめる三ツ橋ぱんじゅうさん。見ているだけでワクワクしますね~♪
      セットでは複数の味が食べ比べができ、どの味も美味しかったです。
      私はとくにカスタードが、お気に入りです!

      店主の三ツ橋さんは老若男女問わずぱんじゅうを美味しく食べて頂けるよう、
      日々考案し続けていらっしゃいます。季節によって変わる商品なども楽しめます。

       

      ▼優しさでできている

      三ツ橋ぱんじゅうさんではアレルギーのあるかた向けにアレルギー物質の表示もされています。
      製菓開発関係のお仕事をされていた三ツ橋さんの経験が活かされています。

      オーダーに合わせて、ひとつひとつ丁寧に焼き上げてくださいます。
      ハチミツと黒糖の入った生地もフワフワで美味しいです。

       

      ▼伊勢神宮のすぐ近く
      三ツ橋ぱんじゅうさんは伊勢市駅から伊勢神宮へ向かう道中にあります。

      店内で焼きたても食べられます。
      ぱんじゅうだけでなく、伊勢うどん、ソフトクリーム、ドリンクなども販売しています。

      「伊勢神宮目当てで来たお客さんに、
      是非ぱんじゅうを知って帰ってもらいたいですね」
      と語る三ツ橋さん。

      伊勢のぱんじゅうを全国に広めるべく、
      三ツ橋さんは今後も焼き続けていくそうです!

      伊勢によった際は、ぜひ「三ツ橋ぱんじゅう」へ!!

      ――――――――――――――――

      三ツ橋ぱんじゅう
      住所:〒516-0074 三重県伊勢市本町5−3
      TEL: 0596-29-3284
      営業時間: 10:00〜21:00
      定休日:水曜・第3木曜
      HP :http://www.panjyu.com/
      line@ 始められたそうです
      エキテンもご覧ください

      尾鷲市役所のウコン桜

      長らくさぼってしまいました。。。

      こんにちは、尾鷲のsawaです。
      ウコン桜知ってますか?

      開花したばかりの時は、薄い緑色、それから白っぽくなってうっすらピンクがにじんだようになってきます。それがものすごく可愛い色なんです( *´艸`)

      まだ蕾のウコン桜

       

      うっすら緑色のウコン桜

       

      徐々にピンク色に

       

      ピンクが濃くなりました
      あ、この日に食べたブリのお茶漬けです(笑)

       

       

      玄工山のサクラ。

       

       

      桜ってみてると幸せな気分になりますね。日本に生まれてよかったな~って毎年思います。

      東海エリア最大級♪ いなべ梅まつりをみに 梅林公園まで自転車でひとっ走り

      そろそろ長い冬眠を終えて自転車に乗る儀式となる梅見サイクリングへGo!

      自転車ロードレース2018 ツアー・オブ・ジャパン いなべステージ
      ここ数年いなべと言えば「ツアー・オブ・ジャパンいなべステージ」
      自転車で盛り上がっています。
      今回もスタート地点の阿下喜駅近くの阿下喜温泉スタートで、
      ツアー・オブ・ジャパンのコースを辿りながら進む事に。

      レースで集団走行の時はすごいスピードで駆け抜けるけど私が走るとエッコラヤッコら・・・。

      藤原岳と鳥居

      毎年この風景が好きで藤原岳をバックに鳥居をパチリ。

      梅林公園入り口

      そしてやっと到着梅林公園入り口。
      入る前に梅の状態案内が出てるので安心して入れます。

      自転車でも入場料500円がかかります。

      今年は丁度見頃のタイミングでよかった〜。
      車でここまで来ると相当渋滞しますが、自転車なのでスイスイと入場出来て優越感。

      今回撮影にコンパクトミラーレスを出動させて初撮影。
      スマホよりやっぱり綺麗に撮影出来て満足満足。

      丘の上に呉羽しだれ大木苑という場所が出来て、小道いい眺めの場所です。

      そうそう!マンホールカードや消防署カードやダムカードなど色々なカードコレクターとしては珍しいものを発見!
      うめぼーやカード
      うめぼーやカード。これってゆるキャラの名刺?先日もナガシマスパーランドでゆるキャラグランプリが開催されてましたがその時にゆるキャラが配ってたのかな?

      大道芸のOTONAMIE

      屋外では賑やかに大道芸の人が盛り上げていました。ふと看板をみるとOTONAMIE、のロゴが?OTONAMIEが盛り上がりすぎて大道芸部門も作ってるんですね〜?

      このいなべの梅林公園は毎年見に来て感動してたらなんと!
      インスタでも話題!心を揺さぶる「日本の絶景スポット」おすすめ8選と言うのでも注目のようでした。
      インスタでも話題!心を揺さぶる「日本の絶景スポット」おすすめ8選

      やるな!いなべ!

      帰りは別のコースを走って戻ろうとしらたやっぱり原住民さんに遭遇。
      おさるさん

      だいぶ先を横切って咄嗟に撮影したのでわかりずらいですが、お猿さんの大家族のご一行様のお通りです。左から右の森に行くところでしたが、どう見ても左側は高いフェンスで害獣よけを設置してあるのにお構いなく行き来してる感じ。

      いなべヴェロフェスティバル

      いなべと自転車と美味しい食べ物を合体させたオススメの企画がこれ!
      いなべヴェロフェスティバル
      去年参加してエイドで食べまくる美味しいイベント。自転車の大会なのに女性のグループでの参加者がいっぱいなのがここの特徴。まだ開催日は決まってませんが今年も絶対行きたい。

       

      今回走ったコースはこんな感じ。

      走り終わったら阿下喜温泉で冷えた体を温泉で温めて生き返りました。いい景色を見て自転車で走って美味しい物食べて温泉浸かって最高のいなべ梅祭りでした。

      いなべ市農業公園 梅林公園
      住所:いなべ市藤原町鼎717番地

      「ものを売るより伊勢を売る」洋菓子屋ドゥース・ド・フランス・アトリエ

      皆さんこんにちは!

      「食」と言えば伊勢、伊勢と言えば「食」。
      そんな食のまち、伊勢の魅力的なお店を
      発掘!紹介!「食のまち伊勢研究会」の第2弾です。※第1弾はコチラ ※第3弾は近日公開予定

      伊勢市御薗町にあるおしゃれな洋菓子屋さん
      「ドゥース・ド・フランス・アトリエ」に行ってきました。

      ドゥース・ド・フランス・アトリエさんの魅力はこの3つ!

      ①伊勢志摩サミットで話題に!「伊勢テリーヌ」
      ②こだわりのデザイン
      ③優しい笑顔のオーナー
      です!

       

      ▼話題のお菓子「伊勢テリーヌ」

      まずは何と言っても、
      2016年伊勢志摩サミットで行われたコーヒーブレイクで首脳たちに
      提供された三重のお菓子のひとつ

      「伊勢テリーヌ」

      かぶせ茶、べにふうき他、3種類の茶葉をブレンド。
      生地にふんだんに練り込んで、低温でじっくり蒸し焼きにしています。

      食感はねっとりなめらかで生チョコのよう。
      一口いただくと伊勢茶の強い香気、まろやかな味わい、ほのかで優しい余韻がそのまま味わえます。

      引用:リンベル株式会社様

      頂きましたがとても美味しかったです。
      オーナーの倉世古さんの、「地元の伊勢茶を何かに使いたい」という思いから生まれたスイーツとのことです!

      ▼こだわりのデザイン

      ドゥース・ド・フランス・アトリエ横の小道


      外国の建物のよう!

      お隣にある姉妹店のPizzeria & Cafe ORSO

      庭にあるオブジェのほとんどは、

      オーナーの倉世古和弘さん(右)と息子の峻一さん(左)の手作りだそうです。
      すごいですね~。お店への愛情を感じます。
      峻一さんはPizzeria & Cafe ORSOのオーナーシェフ。

      カフェ店内も椋木を使った、開放感のあるデザインです。

       

      ▼優しい笑顔のオーナー

      三重県洋菓子協会の会長でもある倉世古和弘さんは毎日大忙しです。
      2017 年4 月 21 日(金)から 5 月 14 日(日)まで開催された
      全国菓子大博覧会・三重の実行委員会副委員長も務められました。

      大人気のドゥース・ド・フランス・アトリエ。
      今日の形にたどり着くまでたくさんの苦労を乗り越えてきたそうです。
      倉世古さんは今まで支えてくれた地元・伊勢をとても大切に思っていらっしゃいます。

      「ものを売るより伊勢を売りたい」
      「ただお菓子を売るのではなく、他では味わうことができない、
      伊勢にしかない魅力を発信していきます。
      これからの三重、伊勢はどんどん人口も減っていってしまうので、
      次世代が豊かに暮らすことができるように、【ドゥース・ド・フランス・アトリエ】を県内、県外とドンドン外にむけてPRしていきたいですね!」

      未来を語る倉世古さんの笑顔はとてもまぶしかったです。

      今では息子さんご夫婦が2号店のカフェを継ぎ経営、お孫さんも生まれたそうです。
      お孫さんの話をされる時はさらに穏やかな、おじいちゃんの表情でした。

      ありがとうございました!
      皆さんも伊勢に寄った際はぜひ、「ドゥース・ド・フランス・アトリエ」へ!

      ――――――――――――――――――――――――――――――――
      ドゥース・ド・フランス・アトリエ
      住所:〒516-0804 三重県伊勢市御薗町長屋691
      TEL:0596-27-6698
      営業時間:9:30~19:30(日・祝日は19:00まで)
      定休日:不定休(年末年始は営業時間が変わります)

      Pizzeria & Cafe ORSO
      住所:〒516-0804 三重県伊勢市御薗町長屋3039
      TEL:050-5593-6379
      営業時間:
      ランチ 11:00~15:30 (L.O.14:00)
      ディナー 17:00~22:00 (L.O.21:00)
      カフェタイム 14:00~16:30
      日曜日 20:00L.O. 21:00閉店
      日曜営業
      定休日:火曜日(不定休有り)

      人生の楽園へ。昔よくいた近所のおじちゃんココにあり@桑名

      昔はいたよね、ご近所さん。

      『おはよう!今日も元気にね!』
      『おかえり!寒いから風邪ひかないようにね』

      会うとそんな取り留めのない会話を交わす、
      近所のおじちゃんおばちゃん

      私が生まれ育ったマンションは、
      ワンフロア10世帯程で、
      ご近所がとても仲が良かった。

      当時はどの家も鍵をかけておらず、
      幼少期は、端から順に「あーそーぼ!」と声を掛け、
      お邪魔するというのが日課。

      廊下で遊んでいる時には、
      近所のおじちゃんがビニールプールを用意してくれ、
      近所のおばちゃんがスイカを持ってきてくれ、
      料理を持ち寄り家族ぐるみの宴会になることも日常茶飯事。

      嬉しいことがあった時、
      報告したい人がたくさんいたし、
      親に叱られた時には、
      逃げ場もたくさんあった。

      ワンフロアのコミュニティだったけれど、
      何かあったらお互い様という気持ちで、
      協力し合えるご近所付き合いは、
      とても温かな”地域社会”だったと今思う。

       

      いた、近所のおじちゃん!!

      顔の見える近所付き合いが減ってきている現代。

      確かに面倒なこともあるのかもしれないけれど、
      それってやっぱり少々寂しい。

      そう思っていた時に出会ったのが、
      上山さんだった。

      以前、OTONAMIEで紹介した
      趣味でジオラマを作っているおじさんである。

      参考:気になる扉をノックしてみたら、モケジョじゃなくてもわくわくしちゃうおじさんがいたよ。

      上山さんは、
      勤務していたメーカーを定年退職後、
      娘さんからもらったミニチュアキッドをきっかけに、
      ジオラマ製作を始めた。

      何作品も作っていくうちに、
      周りからの要望もあり、
      町内の看板や表札もボランティアで作るようになった。

      上山さん作の看板が並ぶ旧東海道

      ついには町内に伝わる祭車のミニチュアを、
      図面から作っちゃったという凄腕。

      ユネスコ無形文化遺産にもなっている桑名の石取祭の祭車

      出来る限り接着剤を使わず、
      木を削って組み立てるため、完成までは約3カ月!!

      作品がすごいのはもちろんなのだけど、
      私が上山さんに惹かれるのは、
      まさに昔よくいた”近所のおじちゃん”であること。

      気さくで思いやりに溢れ、
      冗談をとばしては周りを和ませる…そのお人柄である。

      ジオラマをつくっている部屋は、
      街道沿いに面してガラス張りになっており、
      扉越しに覗く人がいたら、
      初対面の人も快く迎え入れ、
      分け隔てなく楽しい会話をしてくれる。

      夏は網戸になっていて、
      前を通るこどもたちが、
      「おっちゃん、だたいまー!」と声をかけ、
      「おう!おかえりー」と上山さんが返す。

      遊びに来る子たちのために用意してあるドロップ

      またある日には、郵便配達に来た方へ、
      「ご苦労さんね!ほら、ドロップでも食べて」と労わる姿も。

      人が好きで、
      人との関わりを大切にする上山さん。

      あー、そうそう、
      地域にいてほしいのはこういうおじちゃん!!

      どこにもいそうだけれど、
      今や希有な存在化している”こういうおじちゃん”なのだ。

       

      そんな近所のおじちゃんにTV出演のオファー

      先日、上山さんにTV出演のオファーが入った。

      その番組とは、
      西田敏行と菊池桃子がナレーターを務める、
      テレビ朝日系の「人生の楽園」である。

      人生の楽園とは、
      主人公そして地域の人とのありのままから、
      様々なセカンドライフを紹介し、
      新しい生き方、いい人生の歩き方を発見する、
      ドキュメンタリー番組だ。

      2000年に始まり、
      当初は一桁だった視聴率が、
      今では安定の二桁の人気番組。

      人生の楽園のディレクターは千葉徳雄氏

      実は出演のオファーがあった際、
      上山さんはあまり乗り気ではなかった。

      ジオラマ製作はただの趣味で、
      披露するために作っているわけではない。

      被写体になるのも苦手だし、
      個を取り上げられて目立ちたい気持ちも皆無。

      @上山さん宅

      それでも出演を決めたのは、
      人生の楽園のコンセプトに共感したから。

      上山さん:『会社員時代は、仕事漬けで趣味といってもパチンコくらいでね。それが退職後、娘がくれたジオラマキットをきっかけに趣味ができて、その趣味を通じて、色んな人が見に来てくれて、話を出来る場になって、この前は昔の職場の関係者から実家の表札を頼まれて、その表札を付けて喜んでいる家族写真が沢山送られてきて、もう涙出る程嬉しくてね。作った物がどうとかではなく、普通の人でもこういうきっかけで感謝してもらえたり、人と繋がりを持てたり、人生ってちょっとしたことで楽しくなるんだーって事を一人でも思ってくれればいいなーと思ったのよ』

      @桑名市立図書館

      また上山さんが出演を決めたもう一つの理由は、
      桑名市や地域の風景、
      大切に伝え残している石取祭についても、
      しっかりと紹介してもらえるという話だったからだ。

      石取祭の打合わせ風景@Lennon

      撮影時には、
      町内の方が見学に来て、
      『放送日決まったら、東京にいる息子にも連絡するわ』
      と嬉しそうに話す光景をみて、
      私はとても温かい気持ちになった。

      上山さんが出演する人生の楽園は、
      2018年3月31日(土)18:00~

      テレビ朝日系で放送されます。

      人生の楽園について詳細はこちら

      OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.3.22 update】

      広報担当のともーこです!
      OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

      ※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
      ※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

      松平定敬公・立見鑑三郎・河井継之助 奥羽越列藩同盟と加茂軍議

      ジャンル:歴史
      日程:2018年3月25日(日)
      時間:14:00~16:00
      場所:桑名市中央町3-79 桑名メディアライヴ 多目的ホール
      費用:無料
      主催者:加茂商工会議所 後援:桑名商工会議所
      お問い合わせ先:桑名商工会議所 0594-22-5155 info@kuwanacci.or.jp
      メッセージ:今年は明治維新から150年。
      桑名は幕末に藩主の松平定敬公や藩士の一部が函館五稜郭まで戦いましたが、戊辰戦争の「北越戦争」では立見鑑三郎尚文が「雷神隊」を率いたゲリラ戦で、新政府軍を度々苦しめました。
      幕末の桑名藩と長岡藩の河井継之助、そして奥羽越列藩同盟と長岡城奪還の作戦を練った加茂軍議。
      新潟県長岡市の河井継之助記念館長によって、「桑名・柏崎・加茂」の繋がりなどについての講演です。

       

      ゆうゆとオニワで☆桜のソネット

      ジャンル:ランチ付き朗読会
      日程:2018年4月7日(土)
      時間:10:00~14:30(開演10:00)
      場所:シズカナオニワ(いなべ市大安町石榑南1839)
      費用:3900円
      主催者:シズカナオニワ
      お問い合わせ先:090-6170-7144(はぎめいこ)https://sizukanaoniwa.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
      メッセージ:桜の季節がやってきます。ソネットは十四行でできている短い詩。
      毎年恒例、ゆうゆさん(松岡由香さん)をお招きしての春、桜の季節の朗読会です。
      ゆうゆさんのお話をきいてついほろりの「涙活」。いまさらながら話題になっていますが、
      ゆうゆさんはもう17年前からの活動、「涙活」の先駆者かと思い明日。
      2018年は。ストロベリーボイスゆうゆさんの朗読とともに参加者おひとりおひとりの「この声を」参加者それぞれ「あなたに」届けあうのはどうかなと相談しました。
      ゆうゆさんにセレクトしていただいた詩をみんなですこしずつ朗読してみる、そういう試み☆
      聴くことと伝えること、一緒に味わえる試みです。
      声を出すこと、お口を動かすことでとてもいいことが起きる予感。専門情報も提供できます。
      シズカナオニワのランチつき、もちろん、いつものオニワのゆるモード、
      大人のごっこ遊びですから、成果よりも楽しさ優先で。たのしい時間になりますように☆
      ランチの内容は三重のおいしい食材で。
      ご予約はお早めにお願いいたします。
      イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/1567321256691900/?active_tab=about

       

      心躍る春の調べ

        

      ジャンル:バイオリンリサイタル
      日程:2018年4月29日(日)
      時間:開場:13:30 14:00~15:30
      場所:伊勢市黒瀬町1425 ミキモトホール伊勢
      費用:2,000円
      主催者:伊勢市教育委員会
      お問い合わせ先:高橋真珠 080-5170-6062 matamatakahashi@hotmail.com
      メッセージ:踊り出したくなるような華やかな曲、また舞曲をテーマとした名曲等をバイオリンとピアノに乗せてお届けします。かつてアメリカ留学をともにした二人が江南、伊勢にて音色に想いをこめて演奏差せて頂きます。奮ってご参加下さい。

       

      あなただけのオーダーメイク 顔分析メイク

      ジャンル:顔分析・メイク・眉スタイリング
      日程:2018年5月28日(月)
      時間:11時~18時
      場所:津市芸濃町楠原139-1 リトルプリンセス
      費用:4,860円 (税込)
      主催者:藪 真奈美
      お問い合わせ先:藪 真奈美 080-9998-3036 mail@makeup-zen.com
      メッセージ:コーヒーが美味しい リトルプリンセスにて
      オーダーメイクイベントになります。あなたの顔に一番あったメイクのご提案。
      ・学生時代からメイクが変わっていない。
      ・自分にあうメイクが分からない。
      ・普段メイクをしない。などなど、お悩み解決します(^^)
      一度ご来店の方のリピートも大歓迎です。
      他、
      鈴鹿 笹の葉 同じイベント  5月24日(木)
      津市 潮音寺 眉イベント   5月31日(木) でも行います♪
      詳しくは、お気軽にお問合せ下さいませ。
      イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:http://www.makeup-zen.com/

       

      皆様からもイベント情報を募集しています!

      お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
      お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

        ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
        1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
        画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

        「異端児と呼ばれて」美しすぎる若き伊勢型紙彫刻職人とは

         

        「職人界隈では、異端児と呼ばれています」
        愛嬌のあるえくぼを覗かせながら、そう茶目っ気たっぷりに話す彼女。
        取材当日は雪がちらついていて、 白いコートに身を包みカフェで温かい紅茶を飲んでいる目の前の彼女は、どこにでもいそうないわゆる「今どきの若者」。

        さて、ところで皆さんは伊勢型紙をご存知だろうか?
        ーー伊勢型紙。
        友禅、ゆかたなどの柄や着物の生地を染めるのに用いるもので、長い歴史を誇る三重の伝統的工芸品だ。
        和紙を加工した紙に彫刻刀で、図柄を丹念に彫り抜く。昭和58年には伝統的工芸品の指定も受けた。

         

        伊勢型紙の模様例(出典:伊勢型紙協同組合)

         

         

         

         

         

         

        習得には高度な技術と根気や忍耐が必要で、職人自体の数も近年では減ってきており高齢化が問題視されている。
        40代50代でも若手と呼ばれるそんな業界で、伊勢型紙彫刻師として活躍しているのは、なんと20代の女性だという。
        ”美しすぎる女性伊勢型紙彫刻師”
        若くして伝承者としての道を歩む彼女の等身大の姿に迫った。

        今回の記事の主役は、どこにでもいそうな「今どきの若者」
        古くから続く伝統工芸品7代目伝承者として、そして若者としての彼女とは。

         


         

        ■ 美しすぎる女性彫刻師。そのルーツ。 

         

         

         

         

        幼少期の里奈さん。伊勢型紙に触れたのはこの頃だった。

        「初めて型紙を彫ったのは、幼稚園の時だったかな」

        懐かしむようにそう話すのは大杉里奈さん、26歳。
        里奈さんは幼少期、おてんばで男勝りな女の子だったという。
        体育の授業が大好きで、男子とケンカすることもしばしば。
        放課後には塾へ行くかたわら、日によっては友達と遊びに興じた。
        昨日見たテレビの話をしたり、クラスメイトの女の子とおしゃべりするのも大好きだった。
        ただ、彼女には他の子たちと違う部分があった。
        彼女の生活には常に「伊勢型紙」があった。1991年、彼女は祖父に伊勢型紙彫刻師をもつ家庭で生まれた。
        父は昔、彫刻職人を志した時期もあったが、バブルがはじけ衰退していく日本経済の中で
        家庭を支えるため伊勢型紙とは関係のない別の仕事を選んだ。
        一方、祖父は伊勢型紙彫刻職人として毎日型紙を彫っていた。
        守るべき伝統工芸。伊勢型紙彫刻を継承した5代目としてのプライドが祖父にはあった。

        「彫刻職人では食っていけやん時代や」

        そう言いながらも祖父毎晩毎晩、時には徹夜で型紙を彫っていた。
        そんな家庭の中で、おじいちゃんっ子でもあった彼女は物心ついた頃、幼稚園児の頃にはもう伊勢型紙を彫り始めていたという。
        職人である祖父の指導のもと、連日伊勢型紙を彫った。
        当時の彼女にとってはそれが祖父とのコミュニケーションであり、祖父との「あそび」だった。
        夏休みにあった工作の宿題も、伊勢型紙を彫って提出した。
        月日は流れ、彼女は17歳となる。
        他の学生と同じように青春を謳歌し、性格や好みなどは幼少期と比べ随分変わってしまった。
        それでも伊勢型紙を彫ることだけは変わらなかった。
        成長しても祖父との時間はなにより楽しく、出来上がった作品を満足げに見つめる祖父の顔が、なにより好きだった。

        そんな祖父が倒れ、ガンだと判明した。
        人生において「転機」とは良い知らせを告げるものとは限らない。
        医師によれば、このままいくと余命は半年だという。
        病に伏した祖父を目の当たりにした17歳の時の彼女。
        彼女の「転機」はその時だった。「職人じゃ食っていけない」伝統を背負う覚悟が、運命を変えた。
        「伊勢型紙職人を継ぎたい」
        高校生の彼女は両親に打ち明けた。
        自分の大好きだった祖父が守り続けてきた伝統。
        その文化を絶やしたくない。祖父のように次の世代へ伝えていきたい。
        彼女の真っすぐな想いだった。
        打ち明けるまでには葛藤もあった。このまま大学へ進んで卒業し、普通にOLになる…そんな安定した未来も当然描くことができた。
        「もう職人で食っていける時代じゃない」
        そんな事実は百も承知、小さい頃から聞かされていたことだった。
        当時高校生、若さゆえの勢いもあったが、彼女の瞳は本気だった。
        彼女の決意に、両親は背中を押した。
        職人になること、その辛さも大変さも、祖父の隣で一番見ていたのは彼女自身だろうと認めていたからだ。
        「止めはしない。けど大変だよ」
        そう念押しだけして、彼女の決意を受け入れた。
        自分や次の世代の将来を考え調べた結果、同志社大学にて伝統文化継承者特別入試があることがわかった。
        伝統文化を保存伝承することも重要な役割として、伝統文化継承者を対象にした特別選抜入学試験。まさに彼女にとってうってつけの試験方法だ。
        それからの彼女は、勉強に打ち込みつつ職人になるため修行の毎日だった。
        猛勉強の結果、彼女はついに合格することになる。
        余命半年と言われていた祖父の体調もすこぶる回復し、再び彼女に稽古をつけられるまでになった。
        まるで神様がそれまでの努力を報いてくれたかのように、状況は好転していった。

         


         

        ■ 「50年100年続く文化にするために」
          彼女が挑んだ伝統文化の新しいカタチ 

         

         

         

        大学へ進学し江戸時代の日本文学や伝統芸能に関する研究に取り組みながらも、彼女は祖父に型紙彫刻を学びつつ「伊勢型紙彫刻の新たな表現方法」を模索していた。
        本来、伊勢型紙は着物の図柄を染める為に文様を彫り抜いた型紙のことであり、
        その彫り抜きパターンは数多く存在する。
        ひとつの図柄でひとつの彫り抜きパターンというのが通例で、モノクロ調で同じパターンが規則的に並ぶそのデザインが美しいとされていた。
        そんな中で祖父は伊勢型紙と絵の技術を合わせることで、新分野となる「彫型画」というジャンルを開拓した。
        その影響を受け彼女は「様々な色やパターンを混在させた作品があっても面白いのではないか」とアイデアを閃く。
        型紙の模様を彫るには時間がかかり、更に異なる色とパターンを用いるとなると膨大な時間を要する。
        採算度外視とも言えるアイデア、今までになかったことをクリエイトすることへの不安は大きかったが、案を聞いた祖父から否定的な言葉は無かった。
        クリエイティブなアイデアで今まで挑戦してきたのは、他ならぬ祖父自身だったからだ。
        祖父の後押しもあって、従来の「桜」や「イチョウ」などのデザインの他に、イラストを得意としていた彼女はオリジナルのデザインも制作した。
        彼女のクリエイティブな手法を「邪道だ」と評する者もいたが、
        今までのやり方に捉われない彼女の自由な発想は、展覧会やコンクールなどで上位賞を何度も総ナメにするという結果を見せた。

        里奈さんが昨年発表した作品。 異なる模様を複数使用しており、見る角度によって色味が異なるのも特徴。

         

         

        あくまで着物の染色のためでしかなかった伊勢型紙を「ひとつのアート」として世の中に発信した彼女の功績は、職人たちの間に間違いなく新しい風を吹かせたのだ。

         

         

         

         


         

        ■ 「伝えるには知ってもらうこと」
              次の世代へ繋ぐために今できること 

         

         

         

         

        お世話になっている先生へ送った作品。
        顔の輪郭や皺、影の濃淡すべて伊勢型紙彫刻でデザインされている。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        現在彼女は学校にて非常勤講師として勤務するかたわら、伊勢型紙彫刻職人として活動している。
        作品制作だけではなく、伊勢型紙について広く伝えるため広報活動や講演会などの開催と忙しい日々だ。
        趣味として伊勢型紙を始めたいという人に向けて、伊勢型紙教室の開校も計画中だと言う。
        祖父がもし職人じゃなければ、自身がもし伊勢型紙へ興味を抱かなければ…。
        そういった「もしも」を経験しているからこそ文化が簡単に途切れる脆さも理解している。
        だからこそ、伊勢型紙という文化を次の世代へ伝えていくために「知ってもらう」ということがなにより大切だと里奈さんは語る。
        着物の模様を染める型紙がある。それを作る職人がいる。その型紙の模様を彫る職人がいる。
        身の回りのもの全てには何らかの人の手が加えられていて、全体を知り深堀りしていくことで見える伝統や課題がある。
        次の世代、例えば自分の子供が伊勢型紙職人を継ぎたいと言った時、
        「大変だよ」と言わなくてもいい時代にしたいと、真剣な眼差しで最後に里奈さんは語ってくれた。

         

         

        祖父とともに制作活動に励む里奈さん

         

         

         

         

         

        伝統工芸品を巡り祖父から孫へと伝えられたひとつのドラマ。
        業界の異端児と呼ばれた彼女の活躍は、まだまだ続きそうだ。

         

        written by サバト(@sabachaaan)

         

        菰野町で愛される精肉屋『角屋』さんの親子が、金メダリストって知ってた!?

        お肉どーん!

        ハム・ソーセージ・ベーコンどんどんどーん。

        お惣菜ずらーっ。

        安定の三重県産を中心としたラインナップ

        『角屋』は地元でも人気の精肉屋さん。
        店頭にずらりと並ぶお肉は、三重県産を中心に販売されています。

        牛肉は、三重県産を中心として、
        国内産のメス黒毛和牛に限定するというこだわり。

        鶏肉ももちろん、新鮮な三重県産が並びます。
        元々鶏肉専門店として創業されているので、地元の根強い鶏肉ファンが数多くいるのだそう。

        豚肉は、地元菰野を中心とした鈴鹿山麓クリーンポーク(菰野豚)限定で販売されるというこだわりっぷり。

        店頭では、「今日の夕飯何にしようかな。」と相談しながら選ばれるお客さんで賑わっています。

        なんと親子で金メダリスト!

        お店を切り盛りするのは、伊藤さん親子。

        お店が角にあるから角屋さん!

        なんとお二人は、ヨーロッパの国際ハム・ソーセージコンテストで、
        金メダルを含む数多くの賞を受賞されています。

        店内には、受賞されたメダルや賞状がずらり。

        息子さんは、ドイツで修行された経歴があり、本場からの情報を得て常に研究・進化を続けられています。

        欧州の味、ここにあり!

        ハム・ソーセージの原料にも、鈴鹿山麓クリーンポーク(菰野豚)が使われていて、いつでも新鮮な素材を使って製造できるというところが精肉店ゆえの強み。

        新鮮なので、ハム・ソーセージには着色料・合成保存料は一切使われていません。

        ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)、フライッシュケーゼ(型焼きソーセージ)、熟成ベーコン。

        近寄ってみる。

        地層のように何層にも美しく重なったベーコン。

        旨味、ぎゅぎゅぎゅーとつまってます。

         

        今回は、特別にお店で焼きたてをモグモグさせて頂きました。

        スパイスの香りと柔らかい肉の風味を楽しみたい方は、
        ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)がオススメ。

        フライッシュケーゼ(型焼きソーセージ)は、
        口の中でほろほろとほどける肉の旨味を感じられます。

        熟成ベーコンは脂身がとても甘いのが特徴。噛むごとに肉の味わいを堪能できます。

        2018年3月16日(金)~3月25日(日)の10日間
        ナガシマスパーランドで開催中の『花咲かタイムズ10周年記念 うMAX!!!』にも出店されています。

        ジェットコースターとうまいもんが映える。

        愛知・岐阜・三重のうまいもんがずらーり。

        うMAX!!!な、3種盛りをぜひモグモグ!

         

        有限会社角屋
        住所:三重県三重郡菰野町菰野1081-2
        電話:059-393-2041
        営業時間:8:00~19:00
        定休日:月曜日

        <開催概要>
        東海三県のうまいもん集めMAX!!!
        日時:2018年3月16日(金)~25日(日)
        会場:ナガシマリゾート駐車場 特設会場

        蔵の中は“一枚の絵”のような空間──伊勢『月の魚』

        河崎は室町時代から江戸時代にかけて、多くの伊勢神宮への参拝客が上陸するまちであり、また問屋街としても発展したまちです。

        今でも多くの町家や土蔵などが見られ、歴史的景観が残されています。

        『月の魚』もそうした景観を好む店主お二人により改装された蔵を店舗にしており、当時の町並みそのままに昭和レトロな空間の中にあります。

        店内には日常に柔らかな彩りを添えてくれる和の雑貨が並び、その一つひとつに目が留まります。

        着物をリメイクしたバックや袋物から、指輪やピアス、ネックレス、硝子細工や簪などのアクセサリー、優しい色合いのハンカチやシャツなどが揃っています。

        陳列されているのは店主お二人の作品、アクセサリーやシャツを始め、10名以上の作家のハンドメイドの作品です。

        それぞれが素材や風合い、個性の違いを見せているのに、店内はまるで統一された一枚の写真のよう。

        新作の入荷などは各作家が行っているので未定ですが、ハンドメイドであることそれ故にほとんどの作品が一点物です。

        「個人店」はちょっと入りにくいなという印象を持たれる方もみえますが、『月の魚』は定期的に足を運んでお気に入りが見つかるまでの時間をゆっくりと楽しむことをオススメできるお店です。

        ■Profile

        「月の魚」

        伊勢市河崎2-4-14

        TEL 0596-26-2008

        営業時間 11:00〜18:30

        定休日 火曜日

        交通  JR /近鉄伊勢市駅から徒歩10分

        P   無料  店の前2台

        変形合体ネジーがシュールで秀逸!!

        初めまして!!

        ネジです。

        ネジーです。

        ネジです。

        ネジ―です。

        ネジです。

        ネジーです。

        ネジ―公式サイトより

         

        ネジーとは??

        ネジ―とは、
        ネジで作ったロボット『変形合体ネジー』のこと。

        ネジ―公式サイトより

        現在、1go~6goまで種類があり、
        分解&合体させることも出来る。

        特に変形合体ネジー『6go』は 、
        1~6go全てのネジーに合体可能な
        連結パーツを含んだネジロボット。

        パーツ総数は脅威の25パーツとのこと。
        ※ネジー1goは10パーツ

        (なんてマニアックな話・・・)

         

        ネジーの生みの親は??

        開発者は、
        三重県度会町にある金属加工業の
        有限会社大河内の代表 山本真太朗さん。

        もうオーラからして、
        ロボット大好き!!な少年感が漂っている。

        山本社長とは、
        とある真面目な会で、
        たまたま席が隣になったのが初対面。

        スタッフだった私にも、
        ジェントルな対応をして下さり、
        ジュースを注いで下さったり、
        お菓子を分けて下さったり、
        そっとポケットからネジを見せてくださったり。

        えっ、何?!

        そっと出したネジが超やばいんですけど!!

        思わず釘づけ…
        いやネジづけになってしまったのだ。

         

        ネジーを生んだ理由は

        有限会社大河内は、
        ステンレスやアルミ、スチールの製品を中心とした、
        板金加工をされている会社。

        規格品はほぼなく、
        常にお客様の、
        アイディアや要望に応えたオーダーメイド

        お客様の喜ぶものを作るという社訓のもと、
        創業から53年間、
        変わらぬスタイルを貫いている。

        山本社長は3代目。

        昔から会社を継ぐことを期待されていたが、
        実はご本人にその気はなく、
        就職のタイミングで家を出たこともあるのだとか。

        それでもなんだかんだで家に戻り、
        家業に就くうちに、
        お父様の背中に惹き込まれていったという。

        では、なぜネジーを創ったか。

        それは、息子さんに、
        自分の溶接の仕事を教えたいと思ったから。

        ちょうど余りもののネジを見て、
        ピーンと来たのだそう。

        溶接の部分

        そして初めて息子さんにネジーを見せた時、
        『なんか小さいね』
        とつまらなそうに言われたことで、
        社長の心に火が着き、
        ネジ―の進化が始まったのだ。

         

        進化を遂げるネジー

        サイズを指摘されたことで、
        まず数を増やそうと、
        2go、3goと増やしていった社長。

        その後、必然的に合体させたくなり、
        いよいよ6goでは全てに繋がる連結部分を備え、
        ジャンボネジーに進化するスペックとなった。

        合体させることで、
        小さいネジーは、武器になるという、
        ロマン溢れるネジなのだ。

        1号+2号+3号

        とにかく繋げたいじゃないですか
        そう仰る社長は、
        ご察しの通りロボットど真ん中世代。

        私もバラバラのネジから、
        組み立てをさせてもらったが、
        これが中々難しい。

        発想力もいるし、
        手先も使うから頭がビンビンになる感じ。

        ネジー公式サイト「今日の1枚」より

        ネジーを通して、
        もっと多くの人に溶接の仕事に興味を持ってもらいたい!

        そんな熱い想いを持つ社長は、
        学校や保育園などでのワークショップも、
        積極的に開催されている。

        WSに参加した女の子が作った「おすわりネジー」

        ―—今後、ネジーはどんな進化を遂げていくのでしょうか?

        社長:『まずネジ―のが登場しますね。今のネジーはプラスのネジですが、敵はマイナスのネジです。普段は敵対していますが、映画化すると仲良くなるジャイアンとのび太みたいな関係だと思ってください』

        そう仰っていた新シリーズがこちら。
        【-】マイナス【ライバル】のプロトタイプ。

        公式インスタグラムより

        ぅわー、なんだろう、この世界観。
        シュールだけど、めちゃくちゃ面白い。。。

        来いよ!もっと来いよ!!って人は、
        オリジナルのプロモーションビデオを、
        是非ご覧いただきたい。

        なんていうか、色々、すごいです。

        もっともっと、来いよ!!って人は、
        社長自ら撮った、
        情熱〇陸風の動画もツボること間違いなし。

        もっとだ、もっとくれよ!!って人は
        直接ホームページへどうぞ。

        社長オリジナルのネジーテーマソングも聞けます。
        (因みに私はもう歌えますから)

         


        変形合体ネジー
        有限会社大河内
        住所:三重県度会郡度会町棚橋525
        電話:0596-62-0629

        【地元シリーズ】津市久居の酒家旬彩じざ。売りはなんといっても天然の刺身。

        久居在住の私にとっては、地元シリーズをやるのはなんとなく楽しい。

        という事で、久居にあり、オープン当時からお邪魔させていただいている「じざ」さん。

        売りはなんといっても天然の刺身。
        大将がこだわって厳選素材を仕入れてくるんです。

        他にも創作料理や地鶏料理など、どれもおいしい。
        はずれが無いのでいろんな場面で安心して使えます。
        また、お酒もこだわりの美味しいものがおいてあります。

        場所は津市久居の駅から徒歩5分くらいにあるAUホテルの1階。
        駐車場もあり、駅からも遠くないので便利。
        飲まれる方はお車でのお越しはご注意ください。

        ホテルに入ってすぐ右手に入口があります。
        そんなに広くないかな?と思われるかもしれませんが、
        カウンターとテーブル、座敷で45席ほどあります。

        カウンター&店内はおしゃれな感じでデート等に使うのもありですよ。

        幾つか写真を撮ったので、ご覧あれ。

          

         

        追伸
        松阪のAUホテルにも姉妹店の「天空じざ」もあり、
        こちらは15階から松阪市内を一望できます。

        45席 駐車場有

        住所: 三重県津市久居新町757-1 AUホテル1F
        電話: 059-259-2706
        営業時間: 17:00~24:00
        定休日:日・祝

        魅惑の美女!! 昭和歌謡の歌姫 マキタマシロに独占密着取材 @伊勢出身のシンガーソングライター

        OTONAMIE公式記者の「津ぶやき」です。

        テレビ東京系列「開運!何でも鑑定団」って番組はご存じでしょうか?

        吉本の芸人である今田耕司さんがMCを務める人気番組のエンディングテーマソングをマキタマシロが担当しています。

        番組のテーマソングとなっているこの楽曲は、混沌の街・東京に即したキッチュで淫靡なサウンドでレトロ歌謡マニアのみならず 全ての都市生活者に癒しと愕きを与える内容に仕上がっています。

        マキタマシロ/東京カラフル

        伊勢市出身のシンガーソングライターであるマキタマシロさんを追いかけてみました。

         

        三重テレビ とってもワクドキ!生出演

        北村実穂アナと打ち合わせをするマキタマシロ

        彼女にとって初のテレビ生放送となった当日、局に入り早速この日のMCを務める三重テレビの北村実穂アナウンサーと打ち合わせ。番組の進行状況の説明や確認と細部にわたってまで事前のすり合わせを行っていました。

        打ち合わせ終了からリハーサルまで時間があるため、彼女は台本とにらめっこしながらペンを走らせて真剣な様子。

        そしてリハーサルへ!!

        スタジオへ向かうマキタマシロ

        この日の「とってもワクドキ!」出演者とリハーサルが始まりました。彼女は緊張している様子はなくリハを楽しんでいました。生放送に向けてワクワクな瞬間です。

        リハサールを終えて控室に戻った彼女に本番までの間、色々と話を聞いてみました。


         

        東京カラフルが開運!何でも鑑定団のエンディング曲に決まった時の心境を教えてください。

        物心ついた頃から家族で観てたので驚きました!地元で放送されるので嬉しいなぁと。

        もしかしてネイルも東京カラフルを意識されてますか?

        ネイルは東京カラフルキャンペーンでずっとカラフルです。笑

        どのような想いで歌詞を書きましたか?

        ふと東京をみたときに、ああ

        この街はとてもカラフルだと思ったんです。
        原色のカラフル!
        日々様々な感情が交差して、色んな考えや人がいて、どの方向にも行ける選択肢がある。
        色とりどり、さぁどうぞ選び放題!みたいな。笑
        赤にも黒にも、無色透明にだっていられる。
        何者にでもなれるけど、何者にもなれないかもしれない。
        常に新しい物を、誰よりも先にと急ぐ姿の隣にはいつも孤独や不安がある。
        それでも!と生きる人々の中で生活してあらゆることに共感しながらも、特別な味方でもない。間が悪ければ敵にもなり得る。
        今日カラフルだったものが、明日にはモノクロになっているような物凄い速さで時間が回っている。
        そんな東京を、面白いと思うし、私はとても好きです。
        「東京カラフル」では、そのようなことを表現しました。

        私は三重県伊勢市出身なのですが故郷はパステルカラーのイメージ!

        光が柔らかく繊細で淡くふんわり感じるので。
        帰省すると、ゆらゆら揺りかごにゆられている気分で心が安らぎます。
        故郷・伊勢市への想いは?

        故郷は、私にとって唯一無二の場所。

        三重県の人も景色も空気も食べ物も方言も、全てが愛しいです。
        帰省しては、ふらりと伊勢神宮はもちろん伊勢の街や河崎の蔵でレトロ散策、桜の時期には宮川の堤に座ってぼーっとしたり。
        カメラを持って丸山千枚田を撮影しに行ったり、熊野古道を歩いたり、志摩で牡蠣を食べて灯台巡りをしたり、伊賀上野で忍者修行したり….
        創作のヒントや言葉のひらめきを沢山貰ってきました。
        故郷で暖かい太陽の下、箸が転げても笑って過ごした日々が何よりの強さになっています。
        これからもずっとそのことが支えになるだろうと思います。
        旅行が好きでよく旅に出かけます!
        ああ…ここの夕日は伊勢の夕日によく似ているなとか、海辺にいくと志摩の海と同じ香りだとか。
        ふと、故郷の影を探したりしていることに気付きます。
        まるで離れ離れになった恋人のような気持ち。笑
        世界中どこへ行っても、私にとって三重県は誇れる故郷です。

         

        そして生放送、本番へ!

        ON AIR キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

        無事に生放送!終了!!!!お疲れ様でした。

        MC担当の北村実穂アナウンサーにマキタマシロさんの印象を聞いてみました。

        不思議な世界観をお持ちで惹かれました。それでいて、すっごく親しみやすくて、お話の中で時折出てくる伊勢弁も好きです。私も、三重出身で東京で生活したことがあるので、「東京カラフル」共感です。

        最後に出演者たちと!


        取材場所 三重テレビ放送

        OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.3.15 update】

        広報担当のともーこです!
        OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

        ※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
        ※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

         

        明治の男子は、星の数ほど夢を見た

        ジャンル:文化講座
        日程:2018年3月17日(土)
        時間:18時30分~20時(食事会20時30分~22時)
        場所:津市中央5-5 中津軒
        費用:講座2500円(食事会参加の場合+2500円)
        主催者:中津軒、ひらのきかく舎
        お問い合わせ先:059-228-2748(中津軒)hiranokikakusha@gmail.com(ひらのきかく舎)
        メッセージ:「エルトゥールル号遭難事件」をご存知でしょうか?
        明治23年9月、日本を表敬訪問していたトルコ船エルトゥールル号が、
        紀伊半島の潮岬沖で座礁沈没し600名近い犠牲者を出した海難事件です。
        (映画「海難1890」にもなっています)
        その大事故がきっかけとなり、今のトルコと日本の交流の礎を築いた人物がいます。
        茶人でもある山田寅次郎です。
        彼の功績は今に伝えられ、90年後のイラン・イラク戦争勃発の際にも、
        トルコ政府は邦人脱出の飛行機を特別に提供してくれました。
        明治に生まれた寅次郎の一生は自由奔放でとてもユニークなものでした。
        今回は山田寅次郎の一生を振り返って見ることで、
        現代の私たちの生き方を考えてみたいと思います。
        ご都合よろしければ、どうぞお越しください。
        お食事会もよろしければ、おすすめです。ご予約をお待ちしております!

         

        「義」に生きた桑名藩

          

        ジャンル:歴史
        日程:2018年3月18日(日)
        時間:14:00~16:00くらい
        場所:cafe & bar ねこまんま
        費用:1000円(ワンドリンク付き)
        主催者:桑名市有楽町44 cafe & bar ねこまんま
        お問い合わせ先:cafe.nekomanma.0226@gmail.com 080-4118-8393  (諸戸)
        メッセージ:ねこまんまで桑名の歴史を学ぼう!第2弾!!
        皆さん桑名の歴史ってご存知ですか?
        桑名に住んでいるのに、桑名に関わりがあるのにあの時代この桑名で何がおきていたか…
        大政奉還から151年改めて桑名の歴史を学んでみませんか?
        トップの画像は大政奉還の写真ですが桑名のお殿様が描かれているのはご存知でしたか?
        そして、どこに座っているかわかりますか?
        そして2枚目の写真は桑名の最後のお殿様「松平定敬」
        誰かに似ていませんか?くわなの名物のアレの話も出てきます!

        幕末の時代この桑名では色々なことが起きていました。
        語り部の宮原さんをお迎えして、桑名の歴史をみんなでお話ししませんか?
        もちろん
        ☆ツッコミOK!
        ☆自分のネタを披露してもOK!
        ☆次回のリクエストも募集中!
        参加お待ちしております。
        イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/148255115850635??ti=ia

         

        松平定敬公・立見鑑三郎・河井継之助 奥羽越列藩同盟と加茂軍議

        ジャンル:歴史
        日程:2018年3月25日(日)
        時間:14:00~16:00
        場所:桑名市中央町3-79 桑名メディアライヴ 多目的ホール
        費用:無料
        主催者:加茂商工会議所 後援:桑名商工会議所
        お問い合わせ先:桑名商工会議所 0594-22-5155 info@kuwanacci.or.jp
        メッセージ:今年は明治維新から150年。
        桑名は幕末に藩主の松平定敬公や藩士の一部が函館五稜郭まで戦いましたが、戊辰戦争の「北越戦争」では立見鑑三郎尚文が「雷神隊」を率いたゲリラ戦で、新政府軍を度々苦しめました。
        幕末の桑名藩と長岡藩の河井継之助、そして奥羽越列藩同盟と長岡城奪還の作戦を練った加茂軍議。
        新潟県長岡市の河井継之助記念館長によって、「桑名・柏崎・加茂」の繋がりなどについての講演です。

         

        ゆうゆとオニワで☆桜のソネット

        ジャンル:ランチ付き朗読会
        日程:2018年4月7日(土)
        時間:10:00~14:30(開演10:00)
        場所:シズカナオニワ(いなべ市大安町石榑南1839)
        費用:3900円
        主催者:シズカナオニワ
        お問い合わせ先:09061707144(はぎめいこ)https://sizukanaoniwa.jimdo.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/
        メッセージ:桜の季節がやってきます。ソネットは十四行でできている短い詩。
        毎年恒例、ゆうゆさん(松岡由香さん)をお招きしての春、桜の季節の朗読会です。
        ゆうゆさんのお話をきいてついほろりの「涙活」。いまさらながら話題になっていますが、
        ゆうゆさんはもう17年前からの活動、「涙活」の先駆者かと思い明日。
        2018年は。ストロベリーボイスゆうゆさんの朗読とともに参加者おひとりおひとりの「この声を」参加者それぞれ「あなたに」届けあうのはどうかなと相談しました。
        ゆうゆさんにセレクトしていただいた詩をみんなですこしずつ朗読してみる、そういう試み☆
        聴くことと伝えること、一緒に味わえる試みです。
        声を出すこと、お口を動かすことでとてもいいことが起きる予感。専門情報も提供できます。
        シズカナオニワのランチつき、もちろん、いつものオニワのゆるモード、
        大人のごっこ遊びですから、成果よりも楽しさ優先で。たのしい時間になりますように☆
        ランチの内容は三重のおいしい食材で。
        ご予約はお早めにお願いいたします。
        イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/1567321256691900/?active_tab=about

         

         

        皆様からもイベント情報を募集しています!

        お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
        お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

          ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
          1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
          画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

          河津桜が満開、桑名・寺町商店街で満買い!?

          春がいつの間にかやって来ました、桑名市。

          桑名市の寺町通り商店街に咲く河津桜は、
          毎年春が訪れたことを知らせてくれます。


          寺町通り商店街とは

          寺町通り商店街のあたりには桑名別院本統寺(通称・ごぼ(御坊)さん)を中心とした10ヶ所以上の寺社が江戸時代からあり、参拝客を相手にした門前町商店街として発展しました。

          久波奈名所図会(長円寺蔵)より
          久波奈名所図会(長円寺蔵)より

          当初は桑名城のお堀があったので通りの東側だけに店が並んでいましたが、大正時代からは両側に並び始めました。

          大正12年頃の北寺町から三崎通にかけての概略図(まだ八間通はない)

          大正4年には商店街の南側に北勢鉄道の桑名町駅(のち京橋駅)ができ、北側の八間通には昭和2年から昭和19年にかけて市電が走っていて、まさに桑名の「中心」でした。

          戦災によって本統寺を含め寺町一帯が焼け野原となりましたが、戦国時代から「十楽の津」と言われた桑名商人は立ちあがり、戦後急速に近代化しました。

          今でも続く、三八市

          昭和28年に、「三八市」という朝市が始まりました。
          「三八市」とは毎月3日、8日、13日、18日、23日、28日の月6回行う朝市で、岐阜の南濃や愛知の立田などの農家の新鮮な野菜や、露店商の海産物、商店街店鋪の三八市限定商品などを、朝9時頃から午後1時くらいまで販売しています。

          最盛期には1万5千人が訪れた「三八市」も、駅前や郊外に商業施設がオープンすると、訪れる人も少なくなっていきました。
          そこで寺町は、毎月第三日曜日の「十楽市」や、春は桜並木ライトアップ、夏はびっくり夜市、秋は秋まつり、冬は餅つき大会などの季節イベントを行い、三八市以外にも様々な祭りやイベントを仕掛け、年間を通した賑わい再生に取り組んでいます。
             
            

          そういった商店街の取組みは、平成27年(2015)に国から「がんばる商店街30選」に選定されました。
          桑名市寺町通り商店街|がんばる商店街30選|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
          http://j-net21.smrj.go.jp/well/g_shoutengai30/entry/17.html
          商圏には60歳以上の高齢者が多く、自転車等で15分程度の狭い範囲なので、「高齢者にやさしい商店街」を目指しています。
          桑名 寺町通り商店街ホームページ
          http://teramachi38.html.xdomain.jp


          桑名城のお堀に、なぜ河津桜?

          地図を眺めていると、北から南に続く曲線に気づきませんか?

          出典:国土地理院ウェブサイト(地図・空中写真閲覧サービス)

          そうなんです、今はそのほとんどが埋め立てられてしまっていますが、寺町の東側は桑名城の外堀でした

          国土地理院ウェブサイト(地図・空中写真閲覧サービス)を加工して作成

          水が枯れ、雑草が生い茂り、景観や衛生上から地域の大きな問題だった寺町堀を整備して、平成15年に完成しました。
          その際、記念として市内の小学校28校(当時)の子どもたちが参加して、河津桜を植樹しました。

          実は寺町、夜に訪れるのもオススメです。
          夜はこのようにライトアップされて、ここが本当に桑名なのか!?と思ってしまう美しさ。

          河津桜は15日ごろに満開を迎えますが、桜が散ってピンクに染まる寺町堀も素敵です。

          17日は桜満開、イベント満載

          3月17日(土)の「十楽市」は、この時期特別イベントが盛りだくさん!
          北口の寺町広場では花見団子、甘酒、しぐれご飯の販売や、お子さんも楽しめる催しが行われます。
          駐車場が少ないので、公共交通機関を利用してぜひ行ってみてください。

          ごぼさんに見守られた寺町通り商店街。

          お土産を買うなら、「くわなまちの駅」に行くと、桑名の特産品、土産物がたくさん揃っています。

          寺町から北に行けば、諸戸氏庭園があるレンガの水路を通って六華苑や七里の渡跡。
          南へ行けば、吉津屋通りや堀を埋め立てた公園など、昔の外堀を想像しながら散策できます。

          この週末は、カメラ片手に桑名を散策してみませんか?
          満開の桜を観て、満買い(沢山お買物)をして、春を先取ろう!

          【商店街について】
          名称:桑名寺町通り商店街
          住所:〒511-0073 三重県桑名市北寺町
          HP:http://teramachi38.html.xdomain.jp
          【くわなまちの駅について】
          名称:くわなまちの駅
          住所:〒511-0073 三重県桑名市北寺町49
          TEL:0594-84-6811
          HP:http://www15.plala.or.jp/trz/tennpo/matinoeki.htm

          鯉泳ぐしパンも焼くよ。昭和レトロな珈琲館はせ川のモーニング@桑名

          木曽川・揖斐川・長良川・はせ川

          ブレンドコーヒーにゆで卵とトースト。

          トーストのパンは自家製で、
          バターと蜂蜜がたっぷりとかけてある。

          蜂蜜orジャムが選べる

          珈琲の香りを楽しむ休日のモーニング。

          ここはかつて東海道の宿場町として栄え、
          木曽三川(木曽川・揖斐川・長良川)の恵みを受ける三重県桑名市。

          桑名城跡の本丸及び二之丸跡に造られた、
          九華公園近くに建つ、
          今年で創業50年の老舗喫茶『珈琲館はせ川』である。

          はせ川看板が3段

          木曽川、揖斐川、長良川に…ちっちゃなはせ川

          そう店主は笑って言った。

           

           街に2軒しかない舟屋さん。

          珈琲館はせ川の店主は二代目

          そして精海丸という屋号の舟屋の三代目でもある。

          落語でも『桑名船』という演目があったが、
          江戸時代、東海道五十三次の宮宿(愛知県名古屋市熱田区)からこの桑名宿(三重県桑名市)までは海路。

          双方渡船場として賑わい、
          旅籠屋数では東海道における1位と2位の規模を誇ったといわれている。

          舟文化残る桑名にて、
          創業当時の精海丸は、
          潮干狩りや釣り客で繁盛していたそう。

          焼玉エンジンを導入した船は、
          桑名では精海丸が初めてだったと
          初代であるおじいさまから聞いたことがあるらしい。

          娯楽が少ない時代だったからと店主は振り返る。

          時代と共に舟屋は減っていき、
          精海丸も今は予約のみで、
          出航は遊覧船と釣りの時くらいだそう。

           

           創業時は社員寮も制服もあった。

          時代の流れで舟屋の仕事が減るなか、
          『食べることは毎日のこと』と、
          先代であるおとうさまが珈琲館はせ川を開業。

          桑名では36軒目の喫茶店だったそう。

          ”面倒見の良い人だった”と、
          他界された先代や当時を振り返りながら、
          店主が写真を見せてくださった。

          最初、店舗の形は箱型(写真右)、
          改築後に三角屋根がついた(写真左)。

          その後も改装を重ね、
          今も変わらないのは入口の位置のみ。

          店名は苗字から採用。

          創業時は社員寮があり、制服もあったそう(写真右下)

          わぉ、ミニスカ!!

          店主の小学校入学式には、
          両親に代わりおばあちゃんが列席するほど
          忙しかった喫茶店の日常を、
          幼い頃からずっと見てきた店主。

          先代の真似をして、
          シェイカーを振る様子も写真に残されていた。

          幼き店主の嬉しそうな表情から、
          その場のあたたかな空気感が伝わってくる。

          写真というのはやっぱり良い。

          2018年のはせ川もしっかりと記録。

           

          昭和レトロな喫茶に鯉と音楽

          古き良き昭和の感じさせる珈琲館はせ川。

          メニューサンプルも懐かしい感じ

          この店、中の構造がちょっと不思議。

          店の中央に鯉が泳いでいるがあるのだ。

          そして、その池を囲むように配置されたテーブル。

          壁や棚に飾られた
          個性的な雑貨を眺めるのも楽しい。

          何これ!?というグッズも、
          所狭しと並べてある。

          店の横の倉庫にも、
          物が沢山積んであり、
          店主の遊び心が垣間見える。

          昔ながらのリヤカーが出てきた!これで何か出来んかなー?と店主

          また店主がジャズ好きというのもあり、
          音楽好きが集まる店でもある。

          音楽を楽しめる場所を作りたいと、
          毎月第一土曜日18時~21時は、
          音楽好きな人が楽器を持ち込み、
          フリースタイルの交流会「うたあそび」も開かれている。

          多くのステレオが設置されている店内で特等席は、

          多分ここ、大きなステレオの前。

          座ると音楽に、
          後ろからガシっと抱きしめられるような…

          なんというか、
          あの大ヒットドラマの名シーン、
          ”俺じゃダメか?”のあすなろ抱きを彷彿させる感じ。

          やだ、うっとり。

          ―—マスター、珈琲に鯉に音楽に、色々楽しいお店ですね。

          店主:「そう、こんな時代だからこそ楽しんでやっとらんとね!」

          お店の歴史のこと、桑名のこと、鯉のこと、音楽のこと、これからやりたいこと等々、とっても楽しそうにお話してくださる店主。

          このお人柄ゆえ、
          店主と話す時間を楽しみに通うお客さんも多い。

          その隣で奥様から
          ”火に油注がんといて~”
          という声は聞こえなかったことにしよう( *´艸`)

           

          行く場所があるということ。

          昔ながらの喫茶店というのは、
          常連さんにとって大事な居場所。

          朝の散歩とモーニングを兼ねるというのもよく聞く。

          行く場所、行く理由があるって良いなと思う。

          この日ふと目に入ったのは、
          窓際の席で煙管を楽しむお客さんだった。

          この渋い煙管は、
          1600年頃から続くご自宅の蔵から出てきたものだそう。

          1600年と言えば、
          関ヶ原における決戦を中心に、
          全国各地で闘いが繰り広げられていた時代。

          煙管を通して、
          まるで時代を吸っているような気持ちになるという。

          お客さんはお家の15代目で、息子さんが16代目。

          「やっと徳川を越えたわけですよ」

          煙をふーっと吐きながら仰った。

          なんて粋!!

          店内を見渡すと、
          常連さんたちはれぞれの落ち着く席にて
          新聞を読んだり、鯉を眺めたり、
          おしゃべりをしたり、ぼーっとしたり。

          奥まった席の方には、
          ちょっぴり大人な事情がありそうなアベックがいることも。

          因みに店主のおすすめは、
          池の鯉がよく見えるこちらの席。

          楽しみ方が幅広く、
          思い思いの時間を過ごせるのがこのはせ川。

          珈琲の香りとジャズに包まれる空間。

          うん、良い朝だ。

           


          珈琲館はせ川
          住所:三重県桑名市三之丸32
          電話:0594-23-3233

          手ぶらでこいよ、青い鳥に。@伊勢市

          「そう、伊勢市駅前ね。手ぶらでおいで。じゃっ」

          OTONAMIEではお馴染みy_imura氏。
          Ustreetのメンバーでもある彼からかかってくる電話は
          大抵いつもなにかしらの含みがある。

          NHKのど自慢の予選を前日に控えた金曜日の夜。
          不覚にも連日続いた過労が祟り
          扁桃腺炎になってた僕は仕事を休んで病院をハシゴしてた最中。
          そんな折にもなんとかライブをこなし
          文字通りの病み上がりでHP残量は決して多くなかった。
          そんな折に彼からの誘い。時刻は21時を少し過ぎている。
          明日予選落ちたらあの人のせいにしてやろう。そうしよう。

          夜のJR伊勢市駅前。うちから徒歩10分ほど。

          JR伊勢市駅まではうちから自転車で約3分ほど。いたって近い。
          21時13分の時点で、y_imura氏はこの建物の入り口で
          カメラ片手に僕の登場を待っていた。笑顔には矢張り含みがある。

          「そうそう、ここの3階。連れて来たかったんだよ」
          この青光りしてる入り口。この存在自体は知ってた。ずっと前から知ってた。
          なんなら店の名前も、そして何があるのかも知ってる。
          ただ実際に自身の足で踏み込む勇気がなかっただけだ。

          うーん、この感じ。深い。

          うーんこの

          ふう。ついにこの店に足を踏み込む時がきたのか。
          電話の主は、にやにやしながら僕のスナップを撮りつつ
          ついてこいよと言わんばかりに颯爽と入店してゆく。
          ならば応えよう。記事起こそう。どきどき。お邪魔しまっす。

          がちゃりっ

          ・・・おお。

          青光りする玄関から雑居ビルの2階を抜け3階のドアを開けると
          この写真そのまんまの世界が広がっていました。
          この距離を移動中に非現実感への導入はバッチリ。
          うん。ディープだ。本当そのまんまの世界だここ。


          ドラムがあったり

          アコギやエレキが壁一面にところ狭しとかけられ…

          ほええ。


          ふーん・・・・

          でもあれだな。楽器弾けたり、歌いたい!って人からしたら
          ここ、めっちゃ面白い場所だな。だって全部あるんだもの。

          Mr.病み上がりことogurock、
          ここいらで静かにじわじわテンションが上がって参ります。

          そんなわけで。
          すっかり僕の興味の対象となったオーナーさんにお話をお伺いしました。
          質問攻めの刑に処す!とばかりにお伺いしました。
          そして喋りすぎたので簡潔にまとめるとこんな具合。

          「青い鳥」オープンして既に12年目。
          ここにある楽器はオーナーご自身の私物であったり、
          気心知れた常連さんがお店に預けてあるもの。
          いつでも誰でも弾いてもらえる様にメンテナンスされ
          高級な楽器は置いてないものの、どの楽器もちゃんと”即戦力”の状態。
          どんな高級な楽器でも音を出さない事には何の価値もない。という考えは
          僕もオーナーさんもまさに一致。どの楽器もちゃんと生き生きしてます。

          青い鳥の由来は、かつてオーナーさんのお父様が所属していたバンド
          「青い鳥楽団」からきているそう。楽器を持つ父の背中を追う中で
          音楽好きな人たちが自由に楽しく過ごせる場所を作りたいとの思いを乗せて、
          この青い鳥を羽ばたかせたようです。

          喋れば喋るほど、オーナーさんの優しさや音楽に対する探究心が垣間見えます。
          今まで懐疑心全面に押し出してこの階段を登らなかった僕が恥ずかしい。

          折角なので僕もちょろっと楽器を持たせてもらう。
          どの子もいい感じです。チャッティングバードのエレキとか懐かしいなあ。
          よくGIGSとかバンドやろうぜの通販とかで小物とセット販売されててたなー。
          ネックも細身で、コキっとした素直な音。とても弾きやすい。
          コンプかませてジャズコーラスに繋いだらファンクとか全然イケるな。



          たまたまカウンターに友達のミュージシャンがいたので、
          ちょっとセッションしてみたり。照明もなんだかよりDEEPになってます。
          こうゆうのが自由にできるお店って田舎じゃ結構レアです。

          青い鳥、普段は木曜〜土曜の夜営業。
          月末などにミニライブが開催される日はワンドリンクで楽しめます。
          通常営業の日は、なんとドリンク代すらフリー。行くっきゃない。

          こんな人間味溢れるお店こそ、大事にしたいもんです。
          世の流行とは全くもって一線を画す、ブレない鳥の翼は青い。

          マスター、またお邪魔しますね、手ぶらで!

           

          そうそう。実は僕、今年一年かけて
          三重県や全国のいろんなお店をギター片手に旅しようと思ってます。
          そこで、この記事を一読くださった方にお願い。
          「こんな店あるよ!ogurock行ってみてよ!」
          なんて場所があれば、ぜひ教えてください。お気軽に。
          なるべく、できる限り行って見ちゃいます。
          そしてあわよくばあなたもいてください。楽器持って。
          全ては、全国に散らばっているであろう新しいドキドキを探すため。
          全ては、全国にまだまだいるであろう、まだ見ぬ面白い仲間たちに出会うため。
          というわけで次回は三重県の北勢某所に行く予感。。。!
          もちろん、y_imura氏に誘われて。笑

          今年のogurock、攻めの体制で参ります。何卒!

           

          青い鳥
          〒516-0073
          三重県伊勢市吹上1−3−12
          グリーンポイントビル3F

          おまけ動画もあわせてどうぞ!(撮影by y_imura氏)

          ステーキにめっちゃ美味なラクレットチーズをオーン!@津市

          今や空前のラクレットブーム‼
          スイスの山小屋チーズ*ラクレットを食べにGo‼
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          お気に入りの生ハム食べ放題のお店。

           

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          津駅前ソシアビル4Fにあります【Hallo】さんで、
          めっちゃ本格的なラクレットが食べられるとウワサを聞きつけ、
          新し物好きなシンデレラは1人でノコノコやって来ました!

           

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          とにかく、こちらのお店。
          席数が多い。広い。しかもおしゃれときています。

           

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          オーナーはジャニーズ系バリバリのイケメン。
          手越くん系のめっちゃかわいい感じで若い女の子に人気なの、分かるわ〜!
          ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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          生ハムは90分間食べ放題680円
          って信じられない安さ!

           

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          飲み放題を付けたコース料理が特に人気なんだとか。
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          広いし駅近だから、結婚式の二次会とかにも、よく使われるみたいです。

           

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          おしゃれなラクレットってこれです!
          アルプスの少女ハイジに出てくるチーズじゃないのー!

           

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          チーズがどろ〜んって溶けてくるの。
          んまぁ〜❤
          何て美味しそうなんでしょう?

           

          ヨーゼフもそう思うでしょう?
          え?
          あなたはペーターだった?
          それともおじいさん??

           

          シンデレラはクララよぉ〜❤
          イライラさせるハイジじゃないわ。
          え?

           

          イジワルなロッテンマイヤーさんじゃないかって?
          何をバカな事を…!

           

          また勝手な妄想が始まった…(^^;;
          話半分に聞いておいて下さい。

           

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          ハンガリー国宝豚マンガリッツァステーキ。
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          これにラクレットをかけるの〜???

           

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          めっちゃ美味(ウマ)なポークに、めっちゃ美味なラクレットチーズをオーン!
          (((o(*゚▽゚*)o)))♡
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          ヤバいー!ヤバ過ぎー!美味し過ぎー!
          ♪───O(≧∇≦)O────♪

           

          超絶MAXに美味しい!
          ラクレットってこんな感じだったのかぁ〜!
          (実はラクレットって何の事だか、知らなかったの) あはははは!(≧∇≦)
          このワンプレートのステーキだけで3564円でした。
          お腹いっぱい大満足!
          これはみんなでシェアする一品ですね。
          ぜひ、ぜひ、本格的なラクレットを食べに行ってみてね!

          Hallo

          住所:三重県津市栄町3丁目232 ソシアビル4F

          電話番号:050-3373-5380

          OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.3.8 update】

          広報担当のともーこです!
          OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

          ※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
          ※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

          地域を語ろう。しゃべり場座談会inみえ南部Vol2

            

          ジャンル:交流会
          日程:①平成30年3月6日(火) ②平成30年3月12日(月)
          時間:18:30~20:30
          場所:①平成30年3月6日(火)南伊勢町 わかくさ園【度会郡南伊勢町河内488】
          ②平成30年3月12日(月)大台町役場 2階 大会議室【多気郡大台町佐原750】
          費用:無料
          主催者:三重県 地域連携部 南部地域活性化局 南部地域活性化推進課
          お問い合わせ先:三重県地域連携部南部地域活性化局 南部地域活性化推進課
          TEL:059-224-2192  nanbu@pref.mie.jp
          メッセージ:昨年に引き続き、2回目の開催。地域で町おこしや地域のイベント等、地元で頑張っている人たちの座談会。地域の人たちが集まってわいわいがやがや話しながら、
          何か気づきのきっかけとなったり、化学反応が生まれたらいいなと期待しています。

           

          三重県松阪市ファン作り交流イベント

          ジャンル:地域交流
          日程:2018年3月10日(土)
          時間:18:00 ~
          場所:東京都中央区日本橋本石町4-2-6 神田GMビル1F 全国うまいもんサロン なみへい
          費用:5,000円(飲み放題付、税込)
          主催者:松阪市
          お問い合わせ先:松阪市役所 産業文化部 地域ブランド課 TEL:0598-53-4129
          イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:http://www.namihei5963.com/namihei-board/detail.cgi?sheet=hp31&no=2187

           

          明治の男子は、星の数ほど夢を見た

          ジャンル:文化講座
          日程:2018年3月17日(土)
          時間:18時30分~20時(食事会20時30分~22時)
          場所:津市中央5-5 中津軒
          費用:講座2500円(食事会参加の場合+2500円)
          主催者:中津軒、ひらのきかく舎
          お問い合わせ先:059-228-2748(中津軒)hiranokikakusha@gmail.com(ひらのきかく舎)
          メッセージ:「エルトゥールル号遭難事件」をご存知でしょうか?
          明治23年9月、日本を表敬訪問していたトルコ船エルトゥールル号が、
          紀伊半島の潮岬沖で座礁沈没し600名近い犠牲者を出した海難事件です。
          (映画「海難1890」にもなっています)
          その大事故がきっかけとなり、今のトルコと日本の交流の礎を築いた人物がいます。
          茶人でもある山田寅次郎です。
          彼の功績は今に伝えられ、90年後のイラン・イラク戦争勃発の際にも、
          トルコ政府は邦人脱出の飛行機を特別に提供してくれました。
          明治に生まれた寅次郎の一生は自由奔放でとてもユニークなものでした。
          今回は山田寅次郎の一生を振り返って見ることで、
          現代の私たちの生き方を考えてみたいと思います。
          ご都合よろしければ、どうぞお越しください。
          お食事会もよろしければ、おすすめです。ご予約をお待ちしております!

           

          松平定敬公・立見鑑三郎・河井継之助 奥羽越列藩同盟と加茂軍議

          ジャンル:歴史
          日程:2018年3月25日(日)
          時間:14:00~16:00
          場所:桑名市中央町3-79 桑名メディアライヴ 多目的ホール
          費用:無料
          主催者:加茂商工会議所 後援:桑名商工会議所
          お問い合わせ先:桑名商工会議所 0594-22-5155 info@kuwanacci.or.jp
          メッセージ:今年は明治維新から150年。
          桑名は幕末に藩主の松平定敬公や藩士の一部が函館五稜郭まで戦いましたが、戊辰戦争の「北越戦争」では立見鑑三郎尚文が「雷神隊」を率いたゲリラ戦で、新政府軍を度々苦しめました。
          幕末の桑名藩と長岡藩の河井継之助、そして奥羽越列藩同盟と長岡城奪還の作戦を練った加茂軍議。
          新潟県長岡市の河井継之助記念館長によって、「桑名・柏崎・加茂」の繋がりなどについての講演です。

           

          皆様からもイベント情報を募集しています!

          お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
          お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

            ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
            1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
            画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

            登里勝。寿司屋から転身した店主の背脂らぁ麺が震えるほど旨い!!@桑名市

            震えるほど美味しくて気付けば通ってた

            出会ってしまった…
            震えるほど美味しいラーメン。

            三重県桑名市にある、
            らぁめん登里勝(とりかつ)の『背脂らぁ麺』

            登里勝人気NO.1メニュー

            特に”具全部のせ+麺かため”はやばい。

            超ド級にストライク。

            がっつり濃厚だけど、
            煮干しダシなのでどこかあっさり。

            バランスの良さから飽きがこず、
            スープの最後の1滴まで飲み干してしまう。

            気が付けば、毎週通ってた。

             

            店主はラーメン愛が溢れすぎた元寿司職人

            まるで寿司屋のような店内。

            ツルっと清潔なカウンター

            それもそのはず。

            もともとここは寿司屋だった。

            が、店主のラーメン愛が溢れすぎて、
            ラーメン屋に転身したのだ。

            そう、店主は三代続く寿司処の元寿司職人

            その経緯についてうかがった。

            店主は、
            いわゆる中華飯店の出すラーメンしか知らなかった頃、
            都市部にあるラーメン専門店の味に、
            衝撃を受けたのをきっかけに、
            寿司職人として腕を磨きながらも、
            趣味としてラーメン店巡りをするようになった。

            一見客が入りにくい寿司屋と比べ、
            不特定多数を受け入れて、
            ”一杯”で表現するラーメンの世界に
            刺激を受けていたわけだけど、
            ラーメン屋になりたいという願望があったわけではない。

            しかし趣味として試行錯誤し続けていたラーメンは、
            「旨いな」で終わらせたくないレベルになっていた。

            周りからのリクエストが増え、
            夜のみ営業だった寿司屋の昼帯にて、
            ラーメン専門店を始めた。

            昼ラーメン屋、夜寿司屋。

            そんな営業を2年程続けた末、
            寝ても覚めてももうラーメンで頭がいっぱいになり、
            2016年2月、「寿司屋登里勝」から「らぁめん登里勝」へと切り替えた。

            今も店に残る寿司店の名残

             

            魚を知り尽くしたからこそできるスープ

            背脂らぁ麺の他にも、
            登里勝のラーメンは幅広い。

            つけ麺も、

            夜限定のつけ麺。スープぐつぐつ

            まぜそばも、

            人気のまぜそば
            ワイルドにかき混ぜて!玉ネギのしゃきしゃきがアクセントに

            柚子香る『ゆずしおらぁ麺』など、
            さっぱり系まで揃っており、
            女性からの支持も厚い。

            いずれにしても、
            魚を知りつくした寿司屋ならではの、
            奥深い旨味を感じる上品なスープ。

            煮干し全量・塩

            を追い、鮮度良く、
            食材の旨みが最大限に引き出されているのも、
            熟練の技が生きているからであろう。

            えび汐らぁ麺(具全部のせ)

            店主いわく、
            特に面白みを感じてもらえるのは、
            自身の思い入れの強い『しょうゆらぁ麺』だという。

            シンプルゆえにバランスが難しい。

            醤油は4種類を使い、
            日々、味の進化を続けているのだそう。

            日本一しょうゆの生揚げ醤油+こちらの3種

            麺も自家製で、細麺と太麺の2種。
            太麺には桑名もち小麦が配合されている。

            こちらは細麺

            24時間、365日、脳内ラーメンの店主。

            ふとした思い付きだったり、
            季節の食材を入手できたりした時に、
            ゲリラ的に登場する限定メニューも見逃せない。

            最近では、
            鯛白湯や、真鯛と白子(鱈)のあんかけ塩、
            鮭のくんせい潮みそ仕立てなどなど。

            味の予想ができないメニューが突如登場する。

            この日、店主の独り言によると、
            生ホタルイカが入ったら、
            煮干しと生牡蠣と共にミキサーをかけて…
            みたいなメニューも考えているようだ。

            最新情報は、
            各種公式SNSブログで要チェック。

             

            お父さまである四季亭の大将にも聞いてみた

            登里勝ラーメンファンの私としては、
            「転身してくれてありがとう!!」なのだけど、
            寿司屋であるお父さまは、
            どう受けとめていらっしゃるのだろう。

            同市内にある寿司割烹店四季亭へお邪魔し、
            お父さまである大将にお話を伺った。

            ―—登里勝さんの転身はどう思われたのですか?

            大将:最初はね、色々と思うところもあったけど、いや~、もう旨いでしゃあないわ!!

            大将:本当あいつは昔からラーメンが好きなんだよ。おかげさまでお客さんもついてるし、応援せにゃしゃあないわ!!

            まんべんの笑顔で、
            そう話してくれた大将。

            珍しいうちわ海老の刺し盛り

            当時は複雑な想いもあったようだけど、
            今は何より登里勝ラーメンのファンというのが伝わってきた。

            四季亭は天ぷらも美味しい

            ―—大将、登里勝でお気に入りのラーメンは??

            大将:しょうゆらぁ麺かな。

            さすが、お父さま。

            店主の思い入れが強い、
            しょうゆらぁ麺を選ぶとは!!

             

            学生からサラリーマンまで幅広い客層

            因みに登里勝にも
            ラーメンに合うお寿司というのが2種だけある。

            いなり寿司と焼きさば寿司だ。

            肉厚の焼きさばは、
            脂は乗りつつもさっぱりしており、
            濃厚なラーメンには特に合うのである。

            ―—ラーメン屋になって驚いたことはありますか?

            店主・女将:部活帰りの学生さんが食べに来てくれたことかな。寿司屋の時には考えられないことだったから感動しました。ラーメンの客層は学生からサラリーマンまで幅広く、どんなお客さんに対しても、平等に順番で迎え入れられることは寿司屋では中々ない感覚でした。

            可愛いもの好きのお客さんへのデコたま

            またラーメン好きの方々の熱量にも、
            驚くことが多いという。

            遠方からでも、
            ラーメン1杯のために訪れ、
            黙々とその1杯に向き合う。

            メディアでラーメンレースが盛り上がるのも、
            世間の熱量の凄さゆえであろう。

            寿司屋からの転身に対し一部で、
            成り下がった』と言われることもあるそうだが、
            店主は日々、楽しくて仕方ないのだそう。

            寿司屋として培った経験と技術を活かしながら、
            歩み続ける終わりなきラーメンへの追及。

            道とは何か。

            それは、店主の背中が物語っていた。

             


            らぁめん登里勝(とりかつ)
            URL:http://www.ra-mentorikatsu.com/
            住所:三重県桑名市京町39
            電話:0594-22-1101

             

            ≪三重軸の彼女≫ベトナムにおける眼科治療のボランティアスタッフ・米沢直子さん@四日市市

            普段意識を向けることが少ない「見る」という行為。

            状況で変化するにせよ、人の視覚が司る情報は全体の約8割にも及ぶということを聞くと、改めてその重要性を感じさせる。

             

            「見る」を助ける、国をまたいで。

            そんな活動をしている県内在住の女性に出会った。

             

            四日市やまだ眼科 眼科スタッフ / NPOアジア失明予防の会 ボランティアスタッフ

            米沢直子さん

            四日市市在住の米沢直子さんは、同市内の眼科で勤務の傍ら、医療後進国で目に病のある人たちを治療する服部匡志医師のボランティアヘルプスタッフとして同行している。

            現在は半年に一度、主に木曜から月曜というタイトな予定の中ベトナムへ向かい、診療チームの一員として患者の対応に追われている。

            きっかけは米沢さんの以前の勤務先に服部医師が執刀に来院した時。

            眼科医として著名な医師、場所を問わずに全国津々浦々、求められる場所へ飛び回る日々。その中に県内の眼科もあったことから、米沢さんとの出会いに繋がった。

             

            敏腕眼科医とて、初めは知らぬ人。米沢さんはじめ、他のスタッフも怒られる事があった事から「執刀医が変わると補助の勝手も変わる中、慣れていないのに怒られることがあって。そんな状況に疑問を感じるスタッフもいましたね」と振り返る。

             

            しかし、できている部分をきちんと認めてくれる服部医師の優しさも垣間見えてきた矢先、アジア、特にベトナム内における同会の活動を知る。

            現在経済発展は著しいものの、未だ医療技術の遅れをとっている部分があったり、満足な施術が貧困層まで行き届いていなかったりする同国内の現状を改善するために無償で治療を受け付けるその団体。代表を務めるのが服部医師なのだ。

            「こんな機会は無い、誰か同行して現場を見ないか?」と院内で募った結果、米沢さんに白羽の矢が立った、という流れである。

            ***

            その時から3年経った現在でも、定期的にボランティアのためにベトナムへと向かう米沢さん。心に留めている5つの事を書き出してもらった。

             

            1.遠慮しない

            「遠慮していたら置いていかれる、という意識で活動に参加していますね。周りを気にしていたら埋もれてしまう」

            協調が良しとされる傾向のある日本との違い、最初は戸惑いつつも「自分の考えを伝えた時の方が上手く事が進む事を知りましたね」という米沢さん。経験が人を変える事を証明している。

             

            2.いくつになっても自分を諦めない

            ボランティア活動を始めてから結婚という人生の転機を迎えた米沢さん。

            「直前までマリッジブルーに陥っていたんですよ。結婚したら自由が無くなる、って」

            しかしそれを払拭できたのも同会の活動に参加した時だった。

            行動を共にする他県から参加しているママさん看護師や、妊娠8ヶ月のベトナム人看護師。皆、周囲に助けてもらいながらその場に集っている。

            「やりたい、と思ったら何でもできるって彼女たちの姿を見て思いました。諦めているのって実は自分で、やる方法はいくつでもあるんだと思って、動いています」

             

            3.とりあえずやってみる

            「何か少しでも心に引っかかるものがあれば何でもやってみるようにしています」と笑う米沢さん。

            「迷う、というのはやりたい気持ちがある証。だからそのサインは見逃さないように、取るべき行動を取っています」と瞳を輝かせる。

            新しい場所に飛び込む時、心構えができていないと一歩が出ない事がある。「迷う」状態に答えを持つ彼女はいつでも動ける体勢でいる。

             

            4.なるようになる

            「周りの人に恵まれているから、流れに身を任せているんです。逆らった事でストレスを感じるより、なるようになる、と考えて状況を上手く諦めるようにしています」

            この思考の流れに沿った時、ストンと状況が丸く収まった経験から語る米沢さん。何気ない口調で発する言葉は、1ミリも違わず周囲を信じている事を感じさせるものだ。

             

            5.当たり前と思わない

            「誰かがしてくれる事を、当たり前と思わないようにしています」

            例えば日常生活ではご主人の手助け、快くボランティア活動へと送り出してくれるから出来ること。またボランティア活動ではベトナムの習慣や文化的差異を受け、感銘を受けると同時に日本の良さも感じ取って帰国する事も多いという。

            「実はベトナムから帰ってきた時はいつもより心の器が大きくなっているんですよね」と茶目っ気を含む微笑みを見せる米沢さん。

            異なるものを受け入れられる彼女は、柔らかくも確固たる空気を放つ。

             

            他にも「想いは口にすること」、「感謝を忘れない」など、様々な気持ちに気づき、それ心の引き出しに仕舞って生きる彼女。それが彼女の輝きに昇華されているのは間違いない。

             

            ***

             

            「今後については当面今のペースを保ちつつ、もっとベトナムの人たちに関われる活動を考えられたら」と語る米沢さん。

            自分のペースを保ちつつ素直に、嘘をつかない姿が印象的な彼女。これからも前を向き続ける。

             

            ***

             

            帰宅してからメールを確認すると直子さんからのお礼メールが。

            そこには

            「伝え忘れていたことがあって。実は私、元々国際協力というか、海外ボランティアに興味がありました。でも対象資格を持っていなかったので諦めていたんです。

            なので、今ボランティアに参加できて夢が叶ってとても嬉しく思っています!」

             

            という言葉が綴られていた。

             

            周りに感謝し、やりたい事に向かってアンテナを張る。そしてチャンスが来た時はきちんと動く。

            それができる彼女のこと、きっとこれからも活動の幅を広げていけるに違いない。

             

            紀伊半島。まるでジブリの世界観。三重の秘境へ原始自然信仰を訪ねた。

            パワースポットという言葉では、語りきれない場所がある。

            三重県といえば伊勢神宮が有名だが、蟻の熊野詣でといわれた場所もあり、さらにそれ以前の原始自然信仰の跡も残る。

            それは、世界的旅行ガイドブックであるロンリープラネットが「世界で最も旬な観光地第5位」に選んだ、紀伊半島にある。
            そして熊野という土地には、日本人のルーツである自然崇拝の跡が現存している。
            日本書記にも登場し、巨岩がご神体の、日本一古いといわれている花の窟神社(世界遺産)が有名だが、熊野の深い森の中、つまり秘境には、あまり知られていない巨岩や巨木を祀る神社がある。
            「ここは、オバケがいるところ」
            今回、子ども連れで行ったのだが、現地で4歳娘が突如そんなことを言った。
            幼児の表現なので語弊はあるが、幼い子でも空気が違うと肌で感じたのだろう。
            聖域には、背筋をピンとさせる何かがある。
            それはパワースポットという言葉では語りきれない、人間の軸を真っ直ぐに正すような何か。
            そしてそんな中にいると、忘れていた大切なことを思い出すのであった。

             

            人はかつて樹だった。

            まずは巨木を祀る、石神神社へ向かった。

            津ICからクルマで2時間とちょっと、熊野の深い森へと進む。

            クスノキの巨木(熊野市指定天然記念物)。
            クスノキは千年たつと、枝が地につくようになる、と聞く。

            支えられ、なおも枝を伸ばそうとする、そのチカラに圧倒される。

            根に近い部分は、その重みを支えるためにチカラを入れ続けた筋肉のようだ。

            また、クスノキからは別の草が生え、新たな若いいのちが育っている。
            生命力を剥きだしに生きるその姿に、心が揺れた。

            人はかつて樹だった(作:長田弘さん・みすず書房)。
            真っ先に思い出した詩集。

            類人猿である遥か前、人間は何であったのだろう。

            そしてクスノキは、気の遠くなる程の時間で、何を見てきたのだろう。
            木に目に心で “想”。

            鳥の声、川のせせらぎが心地よいここで、そんなことを想った。

            次に巨岩を祀り、原始自然信仰(磐座信仰)が今も残る、丹倉神社(あかぐら)へ向かった。

             

            コダマが現れそうな空気感。

            道中、美しい自然に出会った。

            千と千尋の神隠しに出てきそうなトンネル。

            クルマ一台、通るのがやっとの山路に入った。
            もちろん民家などない。
            携帯の電波は、とうの前に圏外だった。

            約1時間で到着。
            神社というと、社へ向かって参道を上がっていくイメージがある。

            しかし、丹倉神社はその逆だ。
            そして社もない。
            階段を下ると、不思議な空間がある。

            そこだけ木がないので、光が差し込んでいるせいか、とても神聖な雰囲気だ。

            「こんな山奥になぜ突然、巨岩を祀る神社があるのか」

            あなたも訪れれば、きっとそんなことを想うだろう。

            この空気感。なんと伝えればいいのか・・。
            もののけ姫にでてくる、コダマが現れそうな雰囲気だ。

            太古の人々は、巨岩に何を想ったのだろうか。
            それは自然への畏敬。そして畏怖。
            それは厳しい自然環境で生き、豊かさをもたらす神への感謝、災いをもたらす神への恐れ。
            自然のもの全てに神が宿るという、八百万の神という概念。
            良きも悪きも、自然をあるがまま受け止めるという、島国日本の根源にある自然崇拝。

            太古の人は知っていたのだ。
            人間が自然に勝てないことを。

            そして、とある本に書いてあったことを思い出した。
            その昔、一時の熊野信仰では、熊野の深い山々に死者の魂が帰る(山上他界)と考えられていたらしい。
            「ここは、オバケがいるところ」
            語弊はあるが、4歳娘の言葉も強ち間違いではない。
            熊野の山奥では、そんな神聖な雰囲気を肌で感じる。
            それは幼児でも、大人の私でも、そして古来の人間も、きっとそうであったのだろう。

             

            生きている。

            帰り道にも、熊野は壮大な自然や幻想的な景色を見せてくれた。

            不思議だが、熊野の山奥を巡って想ったこと。
            それは “生きている” ということ。

            生きて不安なときもある。
            でも生きよう。それだけでいい。
            あなたが生きているだけで、救われる人がいる。
            それだけで、喜びを感じる人がいる。
            自分の存在価値がわからなくなってきたときには、樹を観よう。
            人はかつて樹だった。
            人も自然から生まれた、生き物なのだから。

             


             

            石神神社
            三重県熊野市五郷町湯谷

             

            丹倉神社(あかぐら)
            熊野市育生町赤倉

            おしゃれカフェで迎えてくれた真っ赤なエプロンの小柄な女性は「日本一の弁当屋のおかん」だった!!

            桑名市の入り組んだ住宅地の中、突如出現したのは、広い駐車場に何十台もの車が並ぶ、
            お洒落なカフェ?!

             

            いえいえ、お弁当屋さん!!

             

            実は桑名市の中学校のスクールランチや、企業へ配達しているお弁当屋さんなんですよー!!
            しかも、こんなにオシャレなのに、
            カフェとしと稼働しているのではなく、
            いわゆる応接室やミーティングといったことに使用する、マルチルームだそうです。

             

            オシャレすぎる。
            だってコレ、ロゴの形の棚!↓
            オシャレすぎる。

            だってコレ社歴!↓

            いつ会社ができたとか、社長就任がいつだとか、取引先とかが書いてあります!

            会社の玄関って、社歴ボードとか、よくわかんないトロフィーとか飾ってあるけど、
            こんなオシャレなのは見たことない!!

             

            社長はコチラ
            ウソ!ウソです!!
            私(筆者)です。

             

            インスタ映えー♡♡って社長が来る前にはしゃいで撮っちゃいましたw
            本物の社長はコチラ↓
            スーツにエプロンの小柄な女性が社長!
            杉本香織さん!

             

            私が特段背が高いわけではないですよ!
            社長が小柄なの!
             
            しかし、自らを「弁当屋のおかん」と言う、
            なんとも力強い社長!

             

            社員50名程と、大勢のパート職員をまとめ上げるおかんです!
            ちなみにすごく濃いサイトを作ってらっしゃいます!

            http://okan-bento.jp/

             

            女性の活躍が叫ばれる中で、
            「実は、うちはもともと女性が多い職場だったから、
            逆に男性を増やしたのよ!若くて、イケメンよ!」
            とノリノリの社長。

             

            「女性だけの職場って面倒くさいもんよ、責任もって決めてくれる男性リーダーがいると、とってもスムーズ。もちろん女性でリーダーやりたいって人は大歓迎だけど、そこは働き方を男女で差別するわけにはいかないから、それなりの覚悟がいる」
            「実を言うと、バリバリ仕事やって、意欲があり過ぎる若い子は辞めていってしまうことも多いの。勿論頑張ってる子は評価するけど、でも、周りよりちょっとだけ。うちは、一人を伸ばすより、全体的に上げていきたいから、それでいいとと思うの」

             

            「お弁当屋は深夜から稼働するから、働いてる人は訳ありの人が多かったの。ライフステージが変化しやすい女性の働き方は一定じゃない。結婚、育児、介護・・・と仕事をセーブしなければいけないタイミングは多いし、困ったときはお互い様で、事情に合わせて働いてもらってきたのよ」
            と、お話を聞く限り、なんとも下町人情チック!

             

            女性活躍と言うと、バリキャリ女性を作るイメージですが、
            そうではなく、助け合いコミュニティを作ることに重点を置いた会社作りのようです。
            それに共感して集まってくる従業員、
            老舗の弁当屋なのに、
            社員の平均年齢は29歳、
            パートを含めても36歳だそうです。
            ベンチャー企業かと思うほどの若さ!!

             

            田舎の中小企業だからこその、
            独自の女性活躍、
            というか、女性に限定しない、
            誰もが働きやすい、愛される会社作りをされていると感じました。

             

            この「日本一の弁当屋」のおかんから広がる
            古くて新しいモデルに期待大!!

             

            あくまでお弁当屋さんなので、
            ここでランチを食べたりはできないのですが、
            スクールランチから産業給食など、
            幅広く展開しているので、
            みなさんもどこかで食べたことがあるかも・・・?

             

            因みに、安心安全を徹底しているところから、
            HACCAPとISOに沿って衛生管理もされています。
            (コレ食品業界ではすごいヤツです!!)

             

            おいしい給食召し上がれ!

             

            ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
            〒511-0854 三重県桑名市大字蓮花寺字惣作396番5
            TEL:0594-21-3234 (代) FAX:0594-23-4730

            【東京で見付けた三重】恋を呼ぶ⁉カワイイの発信地に超特濃ソフトクリーム専門店『coisof』

            カワイイの聖地・原宿

            多くの若者や観光客で賑わう東京原宿・竹下通り

            最新ファッションやプチプラ雑貨、
            アイドルショップ、クレープ屋から、
            ファンシーな店まで建ち並ぶ、
            日本の”カワイイ”文化の発信地。

            流行と”カワイイ”に溢れたこの竹下通りに、
            恋にきくかもしれないと言われている、
            フォトジェニックなスイーツショップがある。

            それが…
            を呼ぶ!?
            濃いソフトクリーム専門店「coisof(コイソフ)

            モデル:史奈

            運営しているのは、
            食マーケティング専門企業の株式会社favy。

            森永乳業と
            超濃厚ごまアイス専門店「GOMAYA KUKI」を手がけるごまメーカー九鬼産業株式会社と共に開発したのが、良質なごまをたっぷりと使った世界一濃厚なごまソフトクリーム

            <関連記事:追いごま油はぜひ試すべし!創業132年の老舗ごまメーカーが手掛ける世界一濃厚なごまアイス専門店『GOMAYA KUKI』

            九鬼産業株式会社は、
            三重県四日市市に本社を置き、
            ごま食品を提供し続けている創業132年の“ごま”の総合メーカー。

            胡麻の美味しさをもっと多くの人に知ってもらいたい!
            という想いから、
            ごまアイスやごまソフトクリームを
            開発する流れとなったのだ。

            出典:九鬼産業株式会社

            更にcoisofでは、
            香川県で400年以上前から
            婚儀の引き出物として使われている
            縁起の良い伝統お菓子「おいり」をトッピングし、
            恋愛成就の願いを込めたという。

            つまりcoisofのcoiには、
            恋い濃いの2つの意味が込められている。

             

            恋ソフトが本当に濃い!!

            女子力が上がりそうなピンク基調の店内。

            店員さんもピンクのTシャツ。

            看板メニューは、
            おいりがトッピングされた「恋ソフト

            フレーバーは白ごま・黒ごま・ミックスの3種類。

            今回は、白と黒の両方を味わえるミックスを注文。

            通常、ソフトクリーム機の絞り口は星型だが、
            coisofは丸型なので、
            もふっとした印象のソフトクリーム。

            黄金バランスでおいりをトッピングしてもらい、
            恋ソフトのミックスが完成。

            原宿らしいポップなビジュアル。

            口に入れると、
            ふぁ~っともういっぱいに広がる…胡麻!!

            ミルキーで香ばしい白ごまと、
            濃厚でリッチな黒ごまの絡み合いがお見事。

            ソフトクリームなので、
            GOMAYAKUKIよりも少しクリーミーな感じ。

            サクッと溶けるおいりの儚さがまた絶妙なのだ。

            食べた瞬間のリアクションで一番多いのは、
            胡麻!!』と一言叫ぶパターンだそう。

            (実際、私もそう言った)

             

            フォトスポットで楽しもう!

            店内にはフォトスポットが多数用意されている。

            ハシュタグやロゴの入った壁、

            おいりをイメージしたポップなブースなど。

            恋ソフトはもちろんのこと、
            女子たちが、可愛くポーズを撮って楽しんでいる光景にほっこり。

            衣装やネイルも恋ソフトに合わせて
            来店されるお客様もいるとのこと。

            本当にみんな写真がお上手!!
            coisofのインスタグラムはこちら

             

            NYやLAでも話題のブラックスイーツ

            ポップな恋ソフトと共に、
            気になったソフトクリームがある。

            それがこちらのゴスソフ
            アイスもコーンも漆黒。

            ゴスロリファッションで写真を撮るお客さんも多いそう

            ゴシックでいかついゴスソフは、
            黒ごま・ブラックココアパウダー・竹炭を使っており、
            濃厚なごまの風味とブラックココアのビターさが、
            大人な味わいを出している。

            今、NYやLAでも真っ黒な「#blackicecream」が
            話題になっているそうで、
            ゴスソフもとても評判良いとのこと。

            因みにこちらは
            高確率でお歯黒状態になるので、
            勝負デートの時にはご留意を!

             

            見た目だけでない超特濃ソフトクリーム

            老舗 九鬼産業が誇る良質なごまを使った、
            超特濃なごまソフトクリームたち。

            見た目だけではないその美味しさに、
            きっと驚くはず。

            (きっと「胡麻!!」と叫ぶはず)

            coisofでは、
            季節ごとに限定のソフトクリームも登場するので、
            今後も要チェック。

             

            ハロウィンバージョン。favyサイトより

             

            Xmasバージョン。favyサイトより

            果たして「恋」にきくかどうかは…ご報告お待ちしています!

             

            モデル:史奈


            coisof
            住所:渋谷区神宮前1-8-24 OZ原宿ビル1F
            TEL:070-1185-1309

            (取材日2018年1月)

             

            熊野古道馬越峠。絶景!紀伊半島。天狗倉山の山頂と世界初つけらぁめんを巡る旅。

            私:えー!あの山頂まで登るんすか・・。

            しまった、と思った瞬間だった。
            熊野古道馬越峠と、その先に続く天狗倉山の頂上から、紀伊半島と海を撮影して記事を書くという別件の依頼があった。
            私は、熊野古道松本峠(初心者向け・1時間30分くらいのコース)には行ったことがあった。
            「どうせ同じくらいの距離だろう」と、勝手に思い込んでいたので、二つ返事で依頼を受けたのだった。

            カメラマン:撮影しながらやと、往復3時間くらいかな。

            山登りをされる人からすれば余裕かもしれないが、私は山に登ったことがない。
            そして穏やかな伊勢湾の平野部育ちで、なぜか昔から少しだけ山が怖い。
            なにより最近、3時間も歩いたことがない。
            それにしても天狗倉山は不思議な山だと思った。
            写真ではわかりずらいが、山頂に巨大な岩がある。

             

            古道でストリートライブ!?

            「そもそもトレッキングシューズとか持っていないけど、フツーのスニーカーとかでいいのかな。ヘビとかヘンな虫とかいたらイヤやな」などと、小さな不安を抱きながらスタート。

            ストリートミュージシャンをしている友人も同行することになったのだが・・、

            「え、なんでギター持ってきたの?頭がおかしくなったのかな・・」と思いながら、後ろを歩いていた。

            少し歩くと、赤いニットを被った夜泣き地蔵があった。
            石に囲まれた地蔵は、所謂一般的なそれの形ではなかった。
            そして積み上げられた小石。
            なんだか原始的、プリミティブな雰囲気だった。

            石畳み、木々、そして差し込む穏やかな冬の太陽という、THE熊野古道的な写真が撮れそうな場所で、太陽の光待ち。
            すかさずギターを取り出すストリートミュージシャン。

            カメラマン:古道もストリート、やね!

            「明日死ぬんだと分かっていても、何故だか仕事に行くんだろな。周りの陰口が怖いから、また無理に笑う唇」
            妙に切ない歌詞だが、冷たい冬の風に乗って流れたそれは、心地よかった。
            森の中で響くアコースティックギターは、いつもと違って聞こえる気がする。

             

            自然の中を前に向かって歩く

            最初は冗談も言いながら歩いていた3人だが、登るにつれ、会話も息も途切れてきた。
            そして、私はスタート時には不安しかなかったのだが、歩き進めるにつれ少し気分がのってきた。

            目には木々、苔の鮮やかで深い緑、見上げれば空の青、耳には鳥の声。
            ただただ自然の中を歩く。
            「空気が美味しいってこういうことか」

            私は、空気が美味しい十分な田舎に暮らしていているが、尾鷲ヒノキなどの木々の香りがする空気。
            身体の隅々まで染み入っていった。
            前に向かって歩いていることを身体が認識していると、人はマイナスなことを考えにくくなるのかも知れない。

            体力的に歩くことに集中し、三人の歩く足音が鳴る。
            「昔の人は、何を想ってこの道を歩いたのだろう」
            ふと、頭を過ぎった。

            馬越峠は熊野古道伊勢路。
            古来より、熊野本宮への参詣道だった。
            蟻の熊野詣でといわれるほど、栄えた時期もあった。
            平野部が少なく深い山々から、急にリアス式の海岸や、日本一長い砂礫海岸が広がる紀伊半島の東側。
            日本人のルーツである自然崇拝。
            そのメッカといわれる紀伊半島、熊野。
            詣るためだけに、一心に歩き続けた古来の人々。
            それほど、詣ることが大切だった時代。
            そして今の時代に、欠けていること、とは・・。
            木の国、紀伊半島の深い森を歩くと、いろいろな想いが巡った。

             

            肌で感じる自然崇拝

            熊野古道馬越峠の終着地に到着。
            ここからは石畳みで舗装されていない山道。

            想像より急な道が続く。
            しかし登っていくと、チラっと美しい海が見えてきた。

            私:山って山頂に近づくほど、道が急になるんですね。せーの!

            と、かけ声が出てしまうくらい、一歩が急になったりした。
            そしてついに山頂に到着。

            山頂の岩の向こうには、息を吞む美しい風景が待っていた。

            この風景を見ていると、自然崇拝のルーツである紀伊半島を、肌で感じている気分。

            山頂には修験道の開祖とされる、役行者(えんのぎょうじゃ)が祀られている。

             

            若いうちに流さなかった汗は、老いてから涙となって返ってくる

            さらに山頂には、巨岩があった。

            「これは登るのムリやな・・」とあえて触れなかったのだが、友人はそそくさと登っていった。

            私:私はムリです。
            カメラマン:行ってみよかな。

            以前、高所恐怖症といっていたカメラマンも登っていった。
            しかも巨岩の上で楽しそうな話し声が・・。

            photo:y_imura

            「若いうちに流さなかった汗は、老いてから涙となって返ってくる(By イエローハットの創業者鍵山秀三郎さん)」の格言で、自己暗示していると、

            友人:大丈夫やって!上がっておいでよー!

            彼は何を言っているんだ。
            大丈夫じゃないから登れないのだ。
            でもなんか、巨岩の上は楽しそう・・。

            よし!
            何も考えずに登ってみることにした。

            鎖は冷たく、逆に私の手は恐怖心で熱く湿っていた。
            「あーこわい、これは下をみたらダメだ。でもダメって考えると見たくなる。あー、下を見るんじゃなかった。あーこわい。もう全然関係ないこと考えよう。えーと、普段使ってるシャンプーの銘柄は何やったかな。あ、あかん。そんなシャンプーみたいな滑りやすい触感のこと考えてたら落ちる。ぎーっ」

            多分、高所に対して普通の感覚の方はスッと登れるレベルだ。
            でも、高所恐怖症の私にしては、結構な冒険だった。

            なんやかんやで巨岩の上に辿り着けた。

            岩上では、津市でSamatwaというボディーワーク&アロマや本格足つぼマッサージ(日本一とのこと)、ヨガスクールなどを運営している方や、その娘さん、ご友人などとカメラマンや友人が笑いながら話しをしていた。

             

            岩上でカップラーメンを食べていたファミリーもいた。
            皆さんとても楽しそう。

            ヨガポーズでパシャり。

            一応、私はオトナなので一緒に笑ってはいた。
            そう、皆さんは楽しいかもしれない。
            でも・・、
            ハシゴって
            下りるときの方が
            こわいんじゃ
            ないの・・?

            皆さん、ひとしきり岩上を楽しみ(楽しみきれなかった私・・)、いざハシゴを下りる。
            皆さんのご厚意で「下りるのは最後から二番目が安全なんじゃないか」ということに。
            後ろ向きになって、這いつくばるような姿勢で、足先でハシゴを探す。

            「こわい。でも岩上で一夜を過ごすと多分凍死するから・・。でも、こわいー。ヒーヒーフー、ヒーヒーフー。あれ、これってお産のときの呼吸法?あ、あかん。そんな関係ないこと考えたら落ちる。ヒーヒーフー」

            photo:y_imura

            下りた人たちから「がんばれー!」「あと2mくらい行けたら、落ちても大丈夫!」「生まれたての子鹿みたいに足が震えてるでー!」

            うるさい!
            こっちは「ヒーヒーフー」で集中しとるのに、うるさいわ!
            がんばれー!って、めちゃがんばっとるわ!
            と叫びたいが、こわくてぐうの音も出なかった。

            なんとかハシゴを下りた。
            体力を使い果たした感。
            でも、下山しなくては・・。

             

            世界初、つけらぁめん

            下山は撮影もなく、早めのテンポで進んだ。
            しかし、石畳みを早めで下山すると、上りとは違うところの筋肉や関節を使うことを知った。
            フーフーいいながら下山中に、

            私:膝が笑うって、こういうことなんですね。
            カメラマン:そやねー。あ、あぶねっ!!今、逆ひざカックンなりかけたわ。

            曲がってはいけない方向に、ひざが曲がらなくてよかった。

            下山後は登山口からすぐ近くにある、ら〜めんケンぞ〜へ。
            OTONAMIEでも話題になった、無化調(化学調味料をいっさい使っていない)ラーメン。

            私は、世界初という「つけらぁめんセット」を注文。
            お店の方のご厚意で、夜限定だが昼間に出していただいた。

            体力を使い、冷えた身体にラーメン。
            美味しいごはんでお腹を満たし、帰路へ。

            身体を動かし、自然を感じたり、
            笑って、美味しいごはんを食べるとリセットされた感覚になった。

            人間はシンプルだ。

             


             

            熊野古道伊勢路馬越峠
            三重県北牟婁郡紀北町
            hp http://kihoku-kanko.com/see/594/

            ら〜めんケンぞ〜
            三重県紀北町海山区相賀1483-1 熊野古道馬越峠登り口そば
            過去記事 http://kihoku-kanko.com/see/594/
            tel 0597-31-4064

             

            取材同行


            y_imura


            つちだ

             

             

            伊賀へ大人のショートトリップ~ゲストは宇宙に魅了されたもじゃもじゃな物理学者~

            三重県の観光名所である城下町 伊賀上野。

            忍者の町として有名だけど、それだけじゃない!

            駅から徒歩圏内の観光スポットを、
            東京から来たゲストと共に、
            むぎゅっと短時間で満喫してきました。

             

            ゲストはもじゃもじゃな物理学者

            今回、伊賀上野を巡るのはこの人。

            もじゃもじゃ頭がトレードマーク、
            通称もじゃさん

            すっかり忘れてたけれど、本名は林田将明さん

            漫画『ドラゴンボール』に登場する、
            ピンクのぷよぷよしたキャラクターを連想させる彼は、
            東京大学やスタンフォード大学などで、
            宇宙について研究し続けてきた物理学者。

            主な研究対象は、
            ブラックホールの周りで起きている現象や、
            放射線の一種であるガンマ線について。

            国際的な総合科学ジャーナル”Nature”でも、
            論文を執筆し、
            業界に影響を及ぼした方でもある。

            3歳の頃から数字が大好きで、
            ジャポニカ学習帳の裏表紙にあった円周率に、
            大興奮して200桁以上暗記したという変わり者。

            (数字の羅列がツボだったらしい)

            そんなもじゃさんは、
            何度か三重県に遊びに来たことがあるが、
            伊賀は初めて。

            本日のショートトリップに期待することは、
            「楽しくて美味しいもの!」とのこと。

             

            9:00 伊賀市駅で忍者列車

            伊賀市駅に到着すると、
            ちょうど伊賀鉄道の忍者列車に遭遇。

            やった、ラッキー!

            この忍者列車は、
            「銀河鉄道999」で有名な
            漫画家 松本零士氏によるデザイン。

            車内もユニークとのことで、
            忍者列車を目的に訪れる人も多いのだそう。

            駅前には銀河鉄道999の主人公メーテルと星野鉄郎像もある

            駅前の観光案内所にて、観光マップを入手。

            ついでにマンホールカードと47都道府県おそ松くん札もゲット

            最初は、伊賀上野の伝統工芸くみひもの
            体験が出来る施設へ行こうと、
            キョロキョロ風景を楽しみながら歩く。

            伊賀市の堂々宣言!!
            だんじり会館前の忍者カー

             

            9:30 伊賀くみひも体験

            伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里に到着。

            映画『君の名は。』で一躍注目されたくみひも。

            映画の舞台は岐阜だったが、
            実は伊賀上野は全国90%を占めるくみひもの生産地。

            奈良時代以前から伝わる歴史深い伝統工芸なのだ。

            絹糸も伊賀で染められている

            今回教えて頂いたのは、丸台での手組み。

            吊おもりと糸玉との重力について話すもじゃさん

            絹糸の手触りを確かめながら、
            カランコロンと柔らかな音を刻み編んでいく。

            ふと映画のセリフが頭によぎる。

            ”寄り集まって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。それが時間。それが結び”
             
            ”糸を繋げることも結び、人を繋げることも結び、時間が流れることも結び”(映画「君の名は。」より)

            うーん、深い!

            そして完成した作品がこちら。

            ブレスレットとキーホルダー

            伝統工芸に触れ、手作りの価値を感じる時間。

            また自分だけのオンリーワンな作品はプライスレス!
            (といいつつ体験は1,100円)

            体験の後に、
            くみひもの歴史などを紹介した展示室も回ると、
            更に深くくみひもを知ることができる。

            英語の解説もあるのです

             

            10:30 伊賀流忍者博物館で忍者ショー

            やっぱり忍者ははずせない!

            忍者を知るには、伊賀流忍者屋敷

            一見普通のお屋敷内の
            どんでん返しや抜け道などのからくりを
            実演まじえて解説してくれる。

            忍忍!

            併設された忍術体験館・忍者伝承館では、
            手裏剣をふくめ、忍具や古物書などがずらり。

            伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」による忍者ショーも、
            迫力満点。

            海外公演も開催している人気軍団

            なんとくノ一によるくみひもを使った闘いも!

            ※撮影承諾済

            曜日によっては、
            手裏剣体験も開催されており、
            的の中心に当てた人には、
            忍者学習帳がもらえるとのこと。

            学習帳大好きなもじゃさんも挑戦したが想像以上に難しい

             

            11:30 くらさか風月堂の酒くりーむ大福

            城下町として発展してきた伊賀では、
            菓子文化も根付いており、
            老舗の和菓子屋が軒を連ねている。

            その中で以前から気になっていたのが、
            くらさか風月堂の酒くりーむ大福

            参考:新酒の季節、酒粕とアレを御餅で包んだ「酒くりーむ大福」を頬張る大人が続出@伊賀

            パカっと割ると、
            若戎酒造「義左衛門」の酒粕が練り込まれた餡、
            生クリームと、
            刻まれたビターチョコが包まれた大福。

            食感が色々で、これ美味しい!!!

            一緒に買ったいちご大福も、
            大粒かつ味の濃い苺がごろりと入って絶品だった。

            この日は伊賀市駅前で、
            月1開催の伊賀風土FOODマーケットにて
            くらさか風月堂の大福を入手。

            大正9年から続く店舗の方も、
            趣あってとても素敵と聞くので、
            ぜひ今度訪れてみたい。

             

            12:00 昌苑で伊賀牛焼きしゃぶ

            お昼ご飯は、焼肉ステージ昌苑へ。

            「味は究極、価格は家庭的」をモットーにしており、
            名物は伊賀牛の焼きしゃぶ。

            伊賀牛は生産量が少なく、
            伊賀近隣にしか流通しないため
            「幻の牛」とも呼ばれている。

            昌苑では、
            そんな伊賀牛の中から、
            更に厳選したものを提供。

            自信の焼きしゃぶを炙ると、
            じわじわ表面に出てくる脂。

            旨みが落ちぬようくるっと巻いて、
            オリジナルのタレに絡めていただく。

            ぬぉぉ!うまーーーーい!!!

            焼きしゃぶうまーーー!!!

            口いっぱいに広がる肉の香りと甘みに一同歓喜!!

            昌苑のご主人が、
            伊賀牛の美味しさやこだわりについて教えて下さり、
            皆すっかり伊賀牛ラブ♡

            「うちはどこよりも伊賀牛よ」と

            1頭で10人前もとれないという、
            超貴重な極上はらみも追加で注文。

            希少すぎて仕入先の精肉店から全て昌苑へくるそう

            ぐぅぅ、うまーーーーい!!!!!

            これまた絶品。
            口の中でとろけました!!

            「伊賀牛は日本一」というご主人のお話に、
            もう、いいね!ボタン100回押したい。

             

            13:00 伊賀上野城で圧巻の高垣

            雪がちらつき、
            静かな町並みが一層落ち着いた佇まいに。

            藤堂高虎により築城された上野城。
            現在建っているのは、再現された模擬天守。

            ここで圧巻なのは、
            日本有数の高さを誇る内堀の石垣

            ぎりぎりのキワまで行けてしまい、
            見下ろすと足がすくみまくる。

            ココを教えてくれた女性から、
            「死ねるほどキワまで行けるよ」
            と聞いていたがまさにその通り。

            高所恐怖症の方はご留意を!

             

            13:40 日本酒バルでプレミアム酒

            上野駅から徒歩1分の商店街「新天地Otonari」へ。

            この日はちょうど、
            商店街内にある「italian bal ono」にて、
            日本酒バルが開催されているとのこと。
            (毎月第二日曜日に開催)

            新酒や限定酒、レア酒などプレミアムな日本酒を、
            立ち飲みスタイルで飲み比べできるイベントだ。

            なかなかお目にかかれない伊賀酒も色々。

            酒あてに頼んだ肉豆腐がまた美味しいったら。

            酒の味の差にあーだこーだ言いながら、
            好みのお酒との出会いもあり、
            冷え切った身体はぽかぽか。

            もじゃさんご満悦!

            せっかくなので、
            ここでちょっともじゃさんにインタビュー。

            --物理学者を目指したきっかけは?

            もじゃ:「父親も宇宙を研究している物理学者なんだけど、僕が小学生の時、皆既月食があって、父が観測に連れて行ってくれたんだよね。夜に出掛けるということにもわくわくしたし、2,3時間ずっとしてくれた宇宙の解説がとても面白くて、自分も研究者になりたいって思ったんだ」

            --物理ってそもそもなに?

            もじゃ:「言葉のままで言うと、物事の理(ことわり)を研究する学問かな」

            --もじゃさんの研究、具体的にはどんなこと?

            もじゃ:「専門は主にガンマ線。ガンマ線とは放射線のことで、X線の100万倍とも言われていてね、人類では作れないほどの高いエネルギー。つまり人類のテクノロジーが追いついていない自然エネルギーということ。太陽でも作れないレベル。そういうものが存在していて、一体なんなのか。どこで作られているのか。諸々まだ解明されていないんだけど、候補の一つに挙がっているのがブラックホールなんだよね。これが解明されたら人類にとってハッピーなことに繋げていけると思うんだ」

            立春にお祓いを受けている日本酒。ラベル裏には「大吉」の文字が!

            --最後に伊賀はいかがでしたか??

            もじゃ:「いや~、すっごくいいね!!楽しいしうまいし最高!!」

            ほろ酔いで日本酒バルを出たもじゃさん。

            帰りには、日本酒が豊富に揃っている、
            明治39年創業の名酒商 ナガタヤに立ち寄り、
            気に入った伊賀酒をお買い上げ。

            弾丸で巡った大人の伊賀。

            短時間だったけれど、
            見どころがコンパクトにまとまっており、
            車がなくても観光しやすいのがとても良かった。
            (お酒が飲める!)

            そして、伊賀牛や伊賀酒など、
            生産量が少なく、あまり流通していないものを、
            現地では堪能できるという大人な楽しみも満載だった。

            おまけ:旅のおもひで(もじゃさんが買ってくれたせんべい)

            今回訪れた場所はこちら。


            伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里
            住所:伊賀市上野丸之内116-2
            電話:0595-23-8038

            伊賀流忍者屋敷
            住所:三重県伊賀市上野丸之内117
            電話:0595-23-0311

            くらさか風月堂
            住所:三重県伊賀市上野車坂町753-3
            電話:0595-21-2866

            伊賀風土FOODマーケット
            住所:三重県伊賀市上野丸之内
            ※毎月第2日曜日定期開催

            焼肉ステージ昌苑
            住所:三重県伊賀市上野忍町2520-5
            電話:0595-24-3194

            伊賀上野城
            住所:三重県伊賀市上野丸之内106
            電話:0595-21-3148

            日曜日の日本酒バル(Italian bal ono)
            住所:三重県伊賀市上野丸之内23
            ※毎月第2日曜日定期開催

            ナガタヤ
            住所:三重県伊賀市西明寺623-1
            電話:0595-21-0205

            ゲスト:林田 将明 HAYASHIDA Masaaki(もじゃさん)

            ガイドアドバイザー:ライター kanzaki

             

            【ミイラ、お寺へ行く。Part.1 】 仏教の世界に触れた1日。そして驚きの入棺体験とは・・・

            ある演劇を観た。
            その幕が、今まさに下りようとしている。

            「まだ観ていたいよ。」
            「まだ終わらないで!」と、心の中で叫んでいる。

            その願いも虚しく、無情にも幕は下りる。
            同時に、皆次々に立ち上がり、興奮冷めやらぬ場内は拍手で響き渡っている。

            「いい演技だったね。」
            「素晴らしい物語だったね。」

            皆、涙を浮かべながら、思い思いの言葉が自然と口から漏れてくる・・・

            実はこれ。
            仏教の世界で、死を迎えること、大切な人を見送ることと通じるものがあるという。

            そう、お葬式だ。

             

            ミイラ、お寺へ行く。

            写真:まいてら 走井山 善西寺より

            この度、OTONAMIEのご縁で、桑名市にある善西寺にお伺いすることになった私。
            なにやら、こちらのご住職、私のミイラにご興味を持って頂いてるようで・・!?

            一体どんなご住職なのだろうか。
            ミイラがお寺に足を踏み入れても、よいのだろうか。

            でも、これはきっといい機会!
            おそらく懐の深いご住職に違いない。お会いするのがとても楽しみになってきた。

            いざ、参ろうではないか!

             

            こんにちは、ご住職。

            はじめまして。

            ■走井山 善西寺(浄土真宗本願寺派)  第十五代住職   矢田俊量氏
            名古屋大学大学院で生命科学を学び、東京大学で理学博士を取得。
            その後、アメリカの医科大学で研究員として勤められた生命科学のプロフェッショナル。
            現在は尊いご仏縁により、実家である善西寺の住職を継職されている。

             

            恐れ多い経歴とは裏腹に、お会いした瞬間から、驚くほどとても親しみやすいご住職。

            そう言えば、京都の女子短大に通っていた時、
            仏教の授業が必須科目であったにも関わらず、今、仏教の世界を全く分かっていない私。
            こちらのどんな質問にも、優しく答えてくださるご住職。
            興味深いお話をたくさん伺った中で、出てきたのは、
            お葬式のおはなし。

             

            葬儀社に頼まなくても葬儀はできる。
            必要なのは「棺おけ」だけ。

            「これがないと葬儀ができないと言うものがあるけど、何かわかる?」
            意表をつくご住職の問いに???な私。
            「実は、棺おけだけ」
            「火葬場は棺おけに入っていない遺体を受け付けないから」だと。
            でも祭壇とかは・・?
            「お寺には、儀礼に必要な仏具等の用意があります。
            ご家族に覚悟があって、住職に相談いただければ、立派な宗教儀礼としてのセルフ葬も可能です。」

            そうだったとは・・!

             

             

            まさかの、ワンクリック。翌日配送で届く「棺おけ」。

            な、なぬ・・・これも取り扱っているとは・・

            棺おけ・・・    では、どうやって入手する?

            考えたことはなかったが、人が最期に眠る場所。
            どんなルートか分からないが、厳かに、しめやかに運ばれてやってくるものだと思っていた。

            それがまさかの、インターネットでワンクリック。
            そしてこちらも、翌日配送ときた!

            そして「ワンタッチ」らしい。

             

             

            これが、届いた棺おけ。

            5分で組み立てできる、と言う。

            なんだか、予想外のことばかりだ。
            私の想像の世界では、こうだった。

            ホワンホワンホワン・・・
            日本ではもう数少ない棺おけ職人が、神妙な面持ちで一本ずつ釘を打ち込み、
            熟練の技で仕上げる棺おけ。1日に出来上がる数も、せいぜい〇〇個が限度だ・・・

            みたいな。
            想像してたものと全然違った・・

             

             

            【 特別編 】 やってみよう、棺おけの組み立て。

            ① 開けます。



            ② 出します。

            ③ 側面、立てます。



            ④ 底面を・・

              

            ⑤ 差し込みます。

            ⑥ 頭面も差し込んで・・

              

            ⑦ 枕を添えて。

            ⑧ お布団??も敷いて・・

            ⑨ 蓋をそっとかぶせたら。

            ⑩ はい、出来上がり。

             

            さぁ、人生初。ここから入棺体験へ!!

            いざ、入棺。


            ここに入るのね、私。


            けっこう、艶やかな寝床ね。

             

            入りました!!

            決して、ふざけてはおりません。(多少はしゃいでおりましたが)
            実際に入棺しましたが、狭いスペースながら落ち着くのです。
            でも入ったからと言って、思いのほか、気持ちに変化が表れるわけでもなく・・

            けれど、
            蓋が閉じられる、全ての光が遮断されてしまう、その瞬間。

            終わった・・

            さっきまではしゃいでいた、色んな思考が煩悩が、一気に遮断された感覚。
            外部の世界と閉ざされ、ご住職のお経を上げる声を遠くに感じると、
            過去に経験したお葬式が、一瞬にしてフラッシュバックした。

             

             

             

            そもそも、お葬式とは?


            ご住職のお話より。

            葬式とは、もともと「喪主」が出すものではなかった。
            「地域」が出すものであった。

            村八分(むらはちぶ)といって、例え、罪を犯した家でも、
            その村において、八分の義務や権利を失うが、
            残りの二分「火事」「葬式」に関してだけは、村が協力するというものだったと言う。

            昔は、互いに助け合う「互助」(ごじょ)という精神が日本人にはあった。
            それがいつしか、地域の互助という考え方が消滅し、
            お金でサービスを買うというものに、変貌してしまったのだ。

            葬儀はいつしか形骸化され、商売に変わってしまったのだ。

             

             

            間違った「終活」していませんか。

            最近、終活セミナーで、葬儀の事前準備やお墓などアイテムを購入することで、満足している人が多いが、そんなカジュアルなものではない、と警告するご住職。

            葬儀を分解して棺おけまでにゼロリセットしてみせたのは、原点に帰って考え直しませんか、と言うメッセージ。まずは、お金をかけなければ葬儀ができないという、間違った思い込みに気づくべき。
            大切な人を亡くして、愛別離苦の悲しみの中、自らの生きざまを見つめ、葬儀を通して仏法に遇わなければ、その人には「死んで終わり」の人生しか残らない。

            立派な式にすることが大事なのではない。

            そう断言する、ご住職。

             

             

            一番大切なこと、てなあに?


            住職 VS 葬儀屋 という構図。

            ご住職は、毎回、葬儀屋とはバトルなんだ、と仰る。
            思ってもみない構図だ・・

            葬儀の会場には、必ず「野仏様」という葬儀用の御本尊をお寺からお迎えいただくという。
            ご住職が、毎日お経を唱えてお勤めをしている本堂に安置される「野仏様」。
            葬儀屋が用意している御本尊もあるが、それは「備品」だと言う。
            葬儀屋の御本尊は、一体誰がお勤めをしているのか!?
            儀礼に「備品」じゃダメでしょう・・と。
            掛軸である「野仏様」を架ける、きちんとした設備さえない会館もあるという。

            また、御本尊が、亡くなった方の遺影で隠れてしまうことがある、と。
            その場合は、配置の手直しをするという。
            お葬式とは、遺影やご遺体にお経を上げるのではなく、
            御本尊に向かってお経を上げているのだから、と。

            もっと大きな視点で、いのちを捉えるべき場所なのだ。
            しかし、葬儀屋にとっては面倒くさいこと。
            ・・なのでバトルになるという。

            みなさん、ご存知であっただろうか・・・

            お葬式は、人が乗り越えられない「死別」に対して、
            覚悟し、納得し、諦めもし、節目をつくるため、厳粛な通過儀礼として勤めるべきなのだ。

            それが、本当のお葬式の意味。

             

             

            人は死んで終わり・・ではない。 

            甦るのは、きっとミイラだけ。

            人は、死んで終わりではない。

            冒頭の「演劇」のように、幕が閉じるだけなのだ。
            幕が閉じても、その裏ではもしかしたら、「お疲れさま〜」なんて言いながら、
            先に逝った人たちと合流しているのかもしれない。

            ただ私達には、
            大切な人が目の前からいなくなってしまう事が、
            会えなくなってしまう事が、
            どうしようもなく辛く悲しいのだ。
            どうしていいか、分からなくなる。
            この悲しみだけは、たやすく乗り越えられるものではない。

            だが、悲しむ事がいけないのではない。
            人は死んで終わりの命、だと考えることが、どうやら間違っているらしい。

            人間として生きてきた歩みが、それぞれの人にあるのだ。
            そして、まだその先にも続いている。
            その先の世界を約束してくれるのが、仏様。
            死が悲しみでもあり、また喜びでもある。と言う教えが仏教なのだ。
            例え、若くして亡くなっても「可愛そう」なんて、その人にとって向けられたくない言葉なのだ。

            「往生」・・仏教では亡くなることを、こう表現する。
            「往」き「生」まれてゆく仏様の世界に闇はない・・

             

             

            死が悲しみでもあり、また喜びでもある。ということ

            そうご住職にお話を伺って、
            私が思い出すのは、祖父のお葬式の時のこと。

            悲しい気持ちは変わらないが、遠く離れていた親族・いとこと一堂に会する滅多にない機会。
            久しぶりに顔を合わせるいとことも数日間一緒に過ごし、祖父への想いを中心に、それまでになく団結し、とても楽しい時間を共有した。
            その時これは、祖父がもたらしてくれた幸せな時間だ、と感じた。
            悲しみと引き換えに、この時間に感謝する気持ちを持たねば・・と。

            その頃からだろうか。

            常々私が思うのは、お葬式は、その故人のため、残された者のために、悲しみを乗り越えるためにも、もっと前向きな気持ちで送ることはできないものか、と。海外では、例えばメキシコやインドネシアでは、めでたい儀式と考えている国もあるようだ。

            めでたい、とまでは中々いかないが、場合にもよるが、精一杯生きられた方には、悲しみだけでなく最大限の敬意を表す送り方があってもよいのではないのか、と。

             

            この私の疑問に、ご住職から直接的ではないけれど、答えを頂いたような気がした。
            仏教の教えが、まさにそうだったのか、と・・

             

             

             

            「お経」は、お釈迦様の説法のLIVEだ!

            ご本堂に通して頂きました。

            浄土という仏の世界を表したこの空間は、もう豪華絢爛。
            浄土真宗ならではの、素晴らしい世界です。
            善西寺は特に、色彩も上品で美しいのではないでしょうか。

            空間のセンターにいらっしゃるのが、御本尊である阿弥陀如来さまです。

             


            おぉ・・圧倒されるほどの煌びやかさ!


            お焼香をして・・


            わぁぁ・・なんだこら〜


            お数珠をかけて、


            ご住職のお経を聴きます。

             

            2,500年前「人生は苦である」ことに気付いたお釈迦さま。
            悟りを開き、生きている人々に説法されました。
            そこで語られたのは、相手に応じたオーダーメイドの説法(対機説法という)。
            それをお弟子達が残していきたい!と思い、記録されたものが「お経」だそうだ。
            今、私たちが聴くのは、それが中国に渡って漢訳されたもの。
            そりゃ現代の私たちが聞いて、意味がわかるはずもない。

            でも、それでいいのだ、とご住職。

            お経は、お釈迦さまの説法のライブ。
            理解するものではなく、感じるものだ !!   by 矢田ご住職

             

             

             

            お寺ってみんなが集まる楽しい場所、だったのだ。

             

            お釈迦さまの説法を、矢田ご住職の太く美しい歌声を通して聴いた後、

            ( お経は考えてもやはり難しいので、淡々と聴いていた私だが、
            最後に「南無阿弥陀仏〜」のサビが・・いやフレーズを2度聴いたときは、
            この歌私も知ってるー!!と、ひとり静かに興奮したものだ。)

            ご本堂を出ると、心地よい風が流れていた。
            この日は1月にしては、めずらしく暖かい日だった。

             


            境内を眺めながら、ご住職とお話ししていた時。

            ご門徒さんと野球少年らしいそのお孫さんが、ふら〜っと自転車でやって来られた。
            ご住職に挨拶をされて、ご本堂に入って阿弥陀さまを拝まれ、すぐに帰って行かれたのだ。
            「ちょっと近くまで来たもんで〜」って。

            こんなにもラフな雰囲気でよいのか・・と、少しの驚き。

            それが、なんだかとてもいい感じだったのだ。
            羨ましくさえも、感じた。

            私も小さい頃は、祖父の通うお寺で、盆踊りなど行事があると遊びに行っていたものだが、大人になると、お寺は、よっぽどの用事がない限り入る機会もなく、知らない間に敷居が高く感じるようになっていた。



            昔はおじいちゃんと遊びに来てたなぁ。


            ここに眠る方達は、幸せだろうな・・

             

             

            こんな、お茶目なご住職も・・

            この時、ご住職が何を話されてこんな事をしていたのか、まったく記憶にない・・
            だが、楽しい時間だったことは覚えている。

             

            こんなお茶目なご住職。

            矢田ご住職のいらっしゃる善西寺では、
            エンディングセミナーだけでなく、おてらこども食堂、てら勉、キッズサンガという現代版の寺子屋 (毎回、即満員御礼らしい!) 、他にも、幻想的な空間で行う寺ヨガ・・・
            などいろんなイベントが、毎回企画されています。

            これだけは間違いなく、みんな感じる事だと思うけれど、
            会社だろうが、学校だろうが、それがお寺であろうが、
            おもしろい人、おもしろい事をやっている人の周りには、たくさんの人が集まってくるのだ。

            会社は「おとな」しか行けない。
            学校は「こども」しか行けない。
            お寺は、大人も子供も、老若男女だれでもが行ける場所なのだ。

            生きていく上でだれも避けて通る事のできない、その時々のたくさんの「悩み」。
            その悩みだって、お寺では全て受け止めてもらえるのだ。
            もしかしたら大人こそ、お寺をもっと活用すべきなのかもしれない。

            そして、人は繋がりたい生き物。
            家族、友達、恋人・・・と同じように仏様、と繋がったって、きっといいのだ。

            今日は、ご住職からたくさんの世界を教えて頂き、
            仏様のお下りの、美味しいお菓子までたくさん頂き、もうお腹いっぱい・・・

            そんな私は、近いうちに、また善西寺を訪れる予定だ。
            今度は、構えることなく、ふら〜っと行くつもり。

             


             

            浄土真宗 本願寺派 善西寺

            住所:三重県桑名市西矢田27-2
            電話:0594-22-3372
            FB  :https://www.facebook.com/zensaiji987/


             

            善西寺に関するOTONAMIEの記事

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            記者 yusuke.murayama

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            記者 OTONAMIE運営部

            夏の風景 蝉の声とお寺と流しそうめん。
            記者 OTONAMIE運営部

            住職にお焼香のあれこれを聞きに行ったら、いつのまにか深~いところへ。
            記者 福田ミキ

            愛着のある街の住み慣れた家で、最期まで暮らし続ける。
            記者 福田ミキ

            【ミイラ、お寺へ行く。Part.1 】 仏教の世界に触れた1日。そして驚きの入棺体験とは・・・
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            voice. 日本で子どもが餓死。立ち上がった住職と未来をつくる住職@善西寺
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            地域の人たちに愛される「相棒」二人の、 “服を通して福を与える”取り組みとは
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            “死では終わらない物語について書こうと思う” の著者 釈徹宗先生の話を聞いて “30代女子が思った死についてを書こうと思う”
            記者 ミカミ ユカリ

            子育てしながら里親に!子育てはいったい誰のもの?くわなアンジープロジェクト@善西寺
            記者 ハネサエ.

             

            DIYなコンテナスタジオ、レコーディング機材は世界基準 ―2ndthrow studio(セカンドスロースタジオ)― @鈴鹿市

            「レコーディングスタジオを経営しているんですよ」

            初めて知り合った、そんな人。

            しかも三重で。

            というか、県内でレコーディングってできるのか!という小さな衝撃。

            そいつは私の好奇心を突っつき始めた。


            かの言葉を発した主は、セカンドスロースタジオのオーナー・森田さん。大学卒業後、名古屋で音楽関係の仕事に就いた後、レコーディングスタジオを経営する事を決意、2009年にこのスタジオをオープンさせた方だ。

            場所は鈴鹿市池田町、国道23号線から少し入った所を走っていると、、、

            コンテナがずらり並ぶ場所が。

            えっ、ここかな、、、??

            でも地図はここ、ってピン刺してるよな、、、???

            あ、

            あった。

             

            コンテナの並びの一番奥2つ、写真手前がコントロールルームで、奥がスタジオ、という構造。

            武骨なコンテナからこぼれる光は人の存在を感じさせ、無機質な冷たさの中で暖かさを際立たせている。

             

            まずはコントロールルームでお話させていただいた。

            音作りには疎い筆者、あらー何だか分からないけどすごいなー、とパソコン周りをジロジロ見ていると、「その下の大きなコンピュータで全ての音は作られるんです」と森田さん。

            ― では上のいろいろボタンの付いた機材は??

            「ここで各パートのボリュームを操作できるんですよ」

            ― おお!すごい!有名アーティストのPVに出てくるヤツみたいですね!!

            「そうそう、8割ぐらいのレコーディングスタジオがここと同じ機材を使っているんです。国内だけではなく海外のスタジオも含め、です。」

            ― 世界基準、なのですね!こんな近くに本格的なレコーディングができる場所があったとは、、、!

            「この上部の画面はスタジオとつながっていて、様子が確認できるんです。音声でもつながっているので、ダイレクトに音の仕上がりをチェックし合うこともできます。」

            ― 何だか不思議ですね、、、機械を通さずに壁を隔てた向こう側と話せるなんて。

            「レコーディングしている時にガラス越しにアーティストとプロデューサーが話しているの、見たことありませんか?あれと同じですよ」

            ― あ、なるほど。隣のコンテナだからここではモニターでしか見えないけど、確かにそれと同じ事ですね!

            「さすがに壁をブチ抜くのはコンテナのオーナーから許可が降りませんでした笑」

            そう笑う森田さん、実は熱い意思の持ち主でもある。

            元々鈴鹿市が地元、名古屋での音楽業界勤務時代、ライブハウスや学園祭の手伝いや、自身の音楽活動の経験を重ねるとともに増していった自分のスタジオを持つことへの想い。

            一念発起して設立したスタジオの場所は、人口密度の高い名古屋ではなく、地元だった。

            「実はここなら予算的な事や、立地に関する問題をクリアし易い、というのもあります。やっぱり大きな音が出ざるを得ないというレコーディングスタジオの性質上、周囲に迷惑を掛けず、且つ運営を続けなければいけませんから。

            でもこのスタジオが鈴鹿や、三重の音楽に携わる人たちのきっかけとなって日本全国や全世界に羽ばたいてくれたら、こんなに嬉しいことはないですね。」

            発する言葉からは夢を掴みたい人たちを音楽スタジオを通して応援したい、という姿勢が伺える。

            ではスタジオの方も見てみてください。隣は僕のDIYの集大成ですから笑」

            そう、スタジオ部分は彼の手で普通のコンテナから約2カ月かけてリノベーションされたのである。

            内装の様子はこちら。

            防音材を施し、化粧板を纏い、出来上がった空間。

            そしてそこに設置された楽器やマイク、スピーカー。

            1人でこんな設備を作り上げられるものなのかと感心してしまう。

            「レコーディングするときは皆さんこんな感じで歌っていますね」

            ― うん、こういう風景誰かのPVで見たことあります笑。

            気さくな雰囲気の森田さん。エンジニアリングも担当してくれるため機材に疎くても大丈夫だそう。

            「何ならYouTube 等の動画収録もウェルカムなんですよ笑。実際、映像の仕事も受けているので、音にこだわった映像づくりのアドバイスもできます。幅広い方に気軽に利用していただきたい」

            と、柔らかな雰囲気で話す。

             

            また現在、東海地方の新人アーティストのオムニバスアルバム「東海RUSH2」制作にかかるクラウドファンディングも実施中。3月末の受付締め切りまで広報活動に余念がない。

            「これも地元アーティストを育てる機会にできたら、と思い企画したものです。達成してくれたら嬉しいですね。」

             

            音楽を中心に人が育つ場所作りを目指す、そんな今と未来をつなげる場の可能性を探り続けるセカンドスロースタジオ。

             

            今手元にある種はいつか、育ち花咲く時がくる。


            【セカンドスロースタジオwebサイト】

            http://2ndthrow.jp/

             

            OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.2.22 update】

            広報担当のともーこです!
            OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

            ※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
            ※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

            お寺deピラティス in 養泉寺

            ジャンル:ピラティス、ヨガ、健康、癒し、パワースポット、浄化
            日程:2018年2月25日(日)
            時間:13:30~15:00
            場所:龍松山 養泉寺 松阪市中町1978
            費用:2,000円
            主催者:佐野由和
            お問い合わせ先:佐野由和 090-2770-9851 info@ponopls.com
            メッセージ:ストレスが多い現代。
            お寺という神聖な空間で、自分のカラダと対話する贅沢な時間。
            松阪市の寺街にある歴史ある養泉寺でカラダと心を整えてみませんか?
            ピラティスはリハビリから考えられたエクササイズですので、運動経験や年齢、性別は問いません。
            骨・筋、コントロール出来て思い7とおりに動けるカラダづくり。
            カラダを整えると自然と心が整います。
            【 こんな方にお薦め 】
            □ カラダと心のリフレッシュ・浄化 □ 肩こり・腰痛予防 □ 疲労回復
            □ 集中力アップ □ ストレス解消 □ 呼吸が浅い □ 眠りが浅い
            ご参加お待ちしております(^^)/
            【 講師 】 佐野 由和
            三重県出身。現在は大阪市でボディセラピスト、
            ピラティスインストラクターとして活動しています。
            ・ストットピラティス認定インストラクター
            ・日本エステティック協会認定エステティシャン
            ・台湾式足つぼセラピスト
            【 持ち物 】
            ヨガマットorバスタオル
            動きやすい服装
            水分
            【定員】20名
            【 駐車場 】お寺裏門 ( 東門 )に完備しております。
            イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/1797482840554886/

             

            第2回みえSDGsフォーラム「子どもの貧困とSDGs:カンボジアと日本、地域から共に学び考える

            ジャンル:フォーラム
            日程:2018年3月4日(日)
            時間:14:00~17:00
            場所:津市大門7番15号 津市中央公民館(津センターパレス2F)
            費用:無料(お子様連れも大歓迎)
            主催:特定非営利活動法人 世界SHIENこども学校のびすく
            共催:持続可能な開発・みえ(SDGs Mie)、茨城大学野田真里研究室、
            国際開発学会「持続可能な開発とSDGs」研究部会(JASID-SDGs)、国連SDGs×イバラキ(SDGs x Ibaraki)
            協力:Santi Sena Organization、茨城大学生、三重大学生
            お問いあわせ:特定非営利活動法人 世界SHIENこども学校のびすく info@nobisuku.info  http://nobisuku.info
            〒514-0016 津市乙部4-17 TEL 059-253-3130 FAX 059-253-3132
            メッセージ:日本をはじめ世界で大きな問題になっている子どもの貧困。
            2016年、G7伊勢志摩サミットの開催年に、地球社会の共生にむけてスタートした国連SDGs(持続可能な開発目標)でも重要課題です。私たちは、子どもの貧困に私たちは地域からどう取り組んでいくのか、カンボジアの地域で活動するNGO, Santi Senaの所長代行をお招きし、この問題に取り組む学者や大学生をまじえ、参加者の皆さまと一緒に考えて生きます。

             

            地域を語ろう。しゃべり場座談会inみえ南部Vol2

              

            ジャンル:交流会
            日程:①平成30年3月6日(火) ②平成30年3月12日(月)
            時間:18:30~20:30
            場所:①平成30年3月6日(火)南伊勢町 わかくさ園【度会郡南伊勢町河内488】
            ②平成30年3月12日(月)大台町役場 2階 大会議室【多気郡大台町佐原750】
            費用:無料
            主催者:三重県 地域連携部 南部地域活性化局 南部地域活性化推進課
            お問い合わせ先:三重県地域連携部南部地域活性化局 南部地域活性化推進課
            TEL:059-224-2192  nanbu@pref.mie.jp
            メッセージ:昨年に引き続き、2回目の開催。地域で町おこしや地域のイベント等、地元で頑張っている人たちの座談会。地域の人たちが集まってわいわいがやがや話しながら、
            何か気づきのきっかけとなったり、化学反応が生まれたらいいなと期待しています。

             

            明治の男子は、星の数ほど夢を見た

            ジャンル:文化講座
            日程:2018年3月17日(土)
            時間:18時30分~20時(食事会20時30分~22時)
            場所:津市中央5-5 中津軒
            費用:講座2500円(食事会参加の場合+2500円)
            主催者:中津軒、ひらのきかく舎
            お問い合わせ先:059-228-2748(中津軒)hiranokikakusha@gmail.com(ひらのきかく舎)
            メッセージ:「エルトゥールル号遭難事件」をご存知でしょうか?
            明治23年9月、日本を表敬訪問していたトルコ船エルトゥールル号が、
            紀伊半島の潮岬沖で座礁沈没し600名近い犠牲者を出した海難事件です。
            (映画「海難1890」にもなっています)
            その大事故がきっかけとなり、今のトルコと日本の交流の礎を築いた人物がいます。
            茶人でもある山田寅次郎です。
            彼の功績は今に伝えられ、90年後のイラン・イラク戦争勃発の際にも、
            トルコ政府は邦人脱出の飛行機を特別に提供してくれました。
            明治に生まれた寅次郎の一生は自由奔放でとてもユニークなものでした。
            今回は山田寅次郎の一生を振り返って見ることで、
            現代の私たちの生き方を考えてみたいと思います。
            ご都合よろしければ、どうぞお越しください。
            お食事会もよろしければ、おすすめです。ご予約をお待ちしております!

             

            皆様からもイベント情報を募集しています!

            お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
            お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

              ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
              1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
              画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

              【東京で見付けた三重】外国人にも人気のディープスポット”新宿ゴールデン街”に灯るキンミヤの提灯

              不夜城 新宿のゴールデン街

              眠らない街 東京新宿。

              新宿駅東口から徒歩7分程の場所にあるのは、
              怪しげな雰囲気漂う「新宿ゴールデン街」。

              小さなお店が200件以上軒を連ね、
              昭和感残る独特な雰囲気たるや、
              一人で足を踏み入れるのもちょっと勇気がいる場所。

              新宿ゴールデン街の歴史については、
              ポータルサイトでも紹介されている通り、
              戦後、”新宿マーケット”という闇市が開かれており、
              売春斡旋の地でもあった。

              以後昭和33年の売春防止法ができるまで、
              ”青線”と呼ばれる非合法売春地帯だったという。

              建物は4戸で一つの長屋になっており
              店舗は3~4.5坪程。

              長屋と長屋の間に細い路地が通っている。

              3階建ての建物が多く、
              当時は名目上、1階が居酒屋、2・3階が布団の間だったそう。

              防止法以降は居酒屋やバーとなり、
              ゴールデン街の名で親しまれるようになった。

              アーティストや作家など、通の文化人が訪れる場所としても有名となり、最近では若い世代による出店も増えているという。

              ~詳細は新宿ゴールデン街のポータルサイト参照~

              また宇多田ヒカルのアルバム『DEEP RIVER』のポスターでも使われるなど、若者や外国人観光客に人気のスポットとなっているのだ。

              私がウロウロしていた時も、
              すれ違うのはほぼ外国人だった。

               

              引き寄せられたキンミヤの提灯

              今は安全になったというゴールデン街であるが、
              それでもまだ不明朗な店もあると聞く。

              チャージ料が高めのところもあるので、
              初心者歓迎やノーチャージの張り紙が頼りになる模様。

              そんななか視界に入ったキンミヤの提灯。

              キンミヤとは、
              三重県四日市市で創業170年余の宮崎本店が作っている亀甲宮焼酎「キンミヤ焼酎」のこと。

              ”下町の酒場を支える名脇役”として知られる焼酎で、
              美味しさの秘訣は、仕込み水。

              鈴鹿川の伏流水である良質な軟水なのだそう。

              「キンミヤの味は水の味」という話について、
              以前、OTONAMIE代表の村山が記事に記しているので、
              興味ある方はぜひご一読いただきたい。

              記事:水がすべてを決めるのです!三重がうまし国と言われる本当の理由とは?

              入口をくぐり、初心者かつ一人でも大丈夫かを聞き、
              カウンターに座る。

              頼んだのはもちろんキンミヤ。

              ハイボールで

              大鍋で煮られていた牛スジ煮込みも一緒に。

              とろとろの牛スジ煮込みを一口、
              キンミヤハイボールをごくり。

              なぜ提灯にキンミヤが掲げられているのかわからないが、
              この店「ばるぼら屋」のオーナーさんはキンミヤが好きらしい。

               

              店の看板や張り紙も眺めていて面白い

              時刻は19時過ぎ。

              ほろ酔いでばるぼら屋を出ると、
              はしご酒を楽しむ人々の陽気な声がちらほら。

              このエリアにとってまだ早い時間帯のため、
              電気が付いていない店も多い。

              個性的な店が集まるゴールデン街なので、
              看板や張り紙をみながら歩くだけでも結構面白いのだ。

              アンニュイなお店や、

              ラブラブな扉。

              「ブスいます」の張り紙。

              「いちおうバーです」という店。

              実はこの一角には、
              三重県出身のマスターが営む店もある。

              ここはまた今度うかがいたい

              濃厚で刺激的な眠らない街 新宿。

              今宵もきっと様々な人間ドラマが
              繰り広げられるのであろう。

               


              新宿ゴールデン街
              住所:東京都新宿区歌舞伎町1

              ばるぼら屋
              住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-8
              電話: 03-5285-8188

               

              構想から約半世紀。一人の人間が創り続けた陶芸空間、虹の泉。

              —何かに突き動かされている感じ。

              不思議なもので、人は虹に出会うと元気になる。
              何となく、いいことがありそうな気がする。
              虹の色は赤から紫まで、すべての色相の幅を持つ。
              虹はまるで、人間の夢を表しているみたいだ。

              私は以前に「虹の泉」という、陶芸空間があることを知人に教えていただいた。
              以来、ずっと気になっていた。

              そして1月のある日、とてつもなく、そこへ行きたくなった。
              「今なんじゃないか」
              理由はうまく言葉にできない。
              何かに突き動かされている感じだった。

              普段、何か理由がないと行動しない私だが、理由らしき理由もないままに向かうことにした。
              そして嬉しい現象が、待っていてくれたのだった。

               

              —雲の上は、どんな世界なのだろう。

              津市の自宅から出発して、山間にある松阪市飯高町へ向かう。

              緑が深くなり、ときおり見せる美しい川が心を和ませてくれる。

              事前情報で、虹の泉は雲の上の世界を表現していると聞いた。
              ハンドルを握りながら思った。
              雲の上かぁー・・。

              幼いとき、絵本や童話で想像した雲の上の世界。
              また、私は早くに祖父を亡くし
              「雲の上から見とるから」
              と、母に言われたことを思い出していた。
              そんなことを考えながら、約1時間半のドライブ。
              「目的地周辺です」
              と、ナビが知らせる。
              目に飛び込んできたのは、光が反射している明るい空間。
              数秒間、視線がとらえた情報が、これが何なのか、脳が判断できていない感じ。
              しかし、ものすごいものを目の前にしているのは、確かだった。

               

              —人は虹に出会うと元気になる

              入口に設置されている説明を読み、歩いてすぐのところでチケットを買った。
              虹の泉の入口で、方言のない言葉で会話していた、4名ほどの若いグループとすれ違った。
              そして虹の泉には、私以外だれもいなくなった。
              虹の泉の敷地は、約5,600平方メートル。

              ▲勝利者の丘

              その空間は一つひとつが、陶芸でできている。

              目線を下げると、キラキラと光を反射しているモザイク作りの床。

              まるで波に反射する光のようだ。

              モコモコとした白い陶芸は、雲だろう。

              無邪気に遊ぶ子どものように、表情が豊かな天使たち。

              ▲ミューズの丘

              ミューズの丘に立つ、ギリシャ神話に出てくる音楽や舞踏の神々。

              人像樹の森

              人像樹の森や、勝利者の丘。

              大陶壁・翼壁側からの風景
              大陶壁・翼壁

              それらが大陶壁・翼壁の方を向いている。

              ▲雲上の椅子

              雲上の椅子から、虹の泉全体を眺める。

              ▲雲上の椅子からの風景

              一人の人間が持つ熱量が伝わってくる。
              そしてそれは、光とともに私の中に入ってきて、元気をくれた。
              なるほど。虹の泉ってそういうことか。
              いまこうして、私は虹の中で、虹を浴びている感覚になった。

              人は虹に出会うと元気になるのだ。

               

              —構想から、約半世紀。

              掲載の許可を取るためにチケット売場の方にお尋ねしたところ、奥様を紹介された。
              パンフレットによると、作者である東健次さんは、残念ながら2013年に他界されていた。
              奥様に電話でお話しを聞かせていただいた。
              虹の泉は、世界の平和や家族を想う心など、普遍的な願いが込められているとのことだった。

              僭越ながら、虹の泉の作者、東健次さんについて、頂いたパンフレットを要約したいと思う。
              東健次さん(1938年〜2013年)は飯南町で育つ。全国現代陶芸展(主催:朝日新聞)入選、日展入選。セイロン、エジプトなどを旅する。1965年に青年海外協力隊として海外任務の傍ら、虹の泉の構想を練る。アルゼンチンに移住して窯を構えたスタジオを造る。1978年に帰国し、アトリエと窯を築き、虹の泉の創作がこの地で始まる。

              1965年、虹の泉の構想から、2013年まで約半世紀。
              一人の人間が魂を削り、想いを込めて創り続けた陶芸空間。
              これからも、作者の想いとともに光り輝き続けて欲しい。
              そして人々の心に虹をとどけ、多くの人を元気にして欲しいと願う。

              ワタクシゴトで恐縮だが、虹の泉に訪れて以来、日常の中で何気なく、虹を探すようになった。
              虹を探すことは、視線を下げずに上げることでもある。
              取材から数日後。
              会社の窓から外を眺めていた。
              ・・・あ!

              人は虹に出会うと元気になる。

               

              —おまけの話

              この記事を書いていて、撮影した写真を選んでいた。
              あれ!?

              虹のフレアが、大陶壁の虹から顔を出していた。
              おもわず、ニヤリ。

              そう、人は虹に出会うと元気になるのだ。

               


               

              陶芸空間 虹の泉
              三重県松阪市飯高町波瀬(国道166号線沿い)
              hp http://nijinoizumi.blog.fc2.com

               

              アロマとハーブの香り漂う癒しのスペース「アトリエソワ」。フラットな自分自身と向き合う時間は、人生においてきっと宝物のような時間になる。

              四日市駅から歩いて5分。

              テナントの一角になる小さなお店

              Atelier Soi

              アトリエ ソワ

              アロマとハーブを中心に、癒しのグッズの販売やイベントが日替わりで開催されている。

              店の外からそっと店内を覗くと、

              優しい雰囲気が漏れてる…

              すでに癒しにかかってます♡

              中へお邪魔しま〜す!

              すご〜く良いアロマの香りが…!!

              「こんにちは〜」

              まず目に入ったのは、色とりどり綺麗なポストカード!!

              「名ま絵のえふみ」筒井淳文さんの作品。

              名前のインスピレーションから、パステルの優しい色彩と浮かんだ素敵な言葉描いてくださる
              凄く人気の作家さん!

              愛知県にお住まいですが、こちらのソワさんでワークショップをされたり、
              津市で月一開催している手づくり市にも出店されてます。

              自分用にはもちろん、大切な人への贈り物としてオーダーできます。
              私も息子へのお誕生日プレゼントとしてお願いしました♫

              このように、ソワさんでは色々な作家クリエイターさんの作品が展示販売されています。

              「糸掛曼荼羅 」↓↓↓

              複数の糸が織りなす世界。中島みゆきの「糸」を思わせます。

              自分で作れるワークショップ開催もあるそうですよ〜

              ここにもオンリーワンのお気に入りが見つかる予感♡

              さてさて、本題に戻りま〜す!

              こちらでは、様々なハーブ・アロマの取り扱いをされています。

              まずは、ハーブティー

              たくさん種類があり過ぎて選べない時は、優しいオーナーさんがアドバイスをしてくれます♫

              授乳中、妊活中の方におススメのノンカフェインのタンポポコーヒー♡

              話題のマヌカハニーも揃ってます!

              アロマも種類豊富!!

              香りの持つ効能、症状の改善など

              その人に合わせたブレンドをオーナーさんがしてくださいます!

              以前、足のマッサージ用にスクワランオイルにアロマをブレンドして頂きましたが、
              すご〜くよい香りで使うたびに心地よかったです♫

              自分に合った香りは、いつもの時間をご褒美へと変えてくれる必須アイテムかも!

              こちらもオーナーさんが丁寧にお話しを聞いてくださりアドバイスを頂けますよ♫

              冒頭でも書きましたが、今日の日替わりワークショップは「おお麻の叶結び」ワークショップ!

              清麻を自分でより編むところから体験しました!こんな体験なかなか出来ません!

              講師は、こちらも愛知を中心に活動されている「想色倖房」カラーセラピスト山田康予さん。
              様々なセラピーや幅広いワークをレクチャーしてくださる山田先生のカラーセラピスト講座なども
              ソワさんで開講されています。

              一人一人

              丁寧にご指導してくださいました!

              無事完成!

              自分で編んだという達成感がハンパない!

              なんでも出来そうな自信が湧きました笑

              比較的、愛知県寄りの四日市という場所は

              三重県内という枠を感じる事が少ない。

              そのせいか、ここにいると

              中間地点のようにフラットな気持ちにさせられる。

              店名の 「soi」(ソワ) とは…

              フランス語で、自分自身の意味。

              あわただしい日常から離れて

              ほっとするひとときに

              もっと自分らしい輝きが隠されている

              「本来の自分にかえる場所」

              そんな願いをこめて

              Atelier Soi

              と、名付けられたそうです。

              ハーブやアロマでの癒しはもちろん

              気持ちに寄り添う言葉や

              求めている体験なども提供してくれる場所で

              「自分自身を見つめる」

              そんな時間をあえてとってみる。

              これからの人生をより豊かにする

              宝物になるかもしれません♫

              < 手作りと癒しの雑貨屋 >

              Atelier Soi (アトリエ ソワ)

              営業時間…11時〜19時

              定休日 …火曜日、日曜日

              四日市市諏訪町 6-11-102

              059-353-4417

              *詳細は、ホームページ

              http://www.cty-net.ne.jp/~manakemo/

              一度で二度美味しいお店@yellow tail


              昨年の12月にopenしたyellow tailに早速お邪魔してきました!

              店内に一歩足を踏み入れると、かわいいバルーンがお出迎えしてくれます。

              そうそうこのお店とっても変わっているんです。

              入口を入ると、右と左にまた入口らしき扉…両方の扉の前にメニューらしきものが。
              よくみて見ると向かって左の扉がcafe、
              向かって右の扉がレストランになっているよう。

               

              とりあえず左の扉を入ってみると、とてもおしゃれな空間。

              暖炉にテンションが上がります。そしてランチメニューの中からローストビーフ丼をチョイス。

              このローストビーフ丼のローストビーフ、とってもサッパリしているのに、
              しっかりお肉の味を楽しめる1品でした。

              他にもランチメニューがあり、お肉が食べれない方も大丈夫な感じです。

              cafeに入ったものの、
              どうしてもレストランのメニューにあった尾鷲産のぶりを使ったぶりカツがとっても気になる!
              尾鷲出身である私は尾鷲食材と聞くとどうしても気になってしまうんです。
              そしてどうしてお店が2つに分かれているのかも気になる!
              気になると知りたくなる私。
              これは店長さんにお話を伺うしかないという事で、お話を伺ってきました。

              木村店長の想い

              1つ目の疑問…何故1つの建物に2つのお店なんだろう。
              2つ目は尾鷲産の鰤を使ったメニューを作るきっかけ。
              この2つについて店長の木村さんに伺ってみました。

              1つの建物に2つのお店を作った理由は?

              木村店長:「女性ってランチの後、みなさんコーヒーを求めて違うお店に移動するじゃないですか?
              それに目をつけたんです。レストランでランチを食べて隣のカフェに移動し、
              ゆっくり過ごして頂けたらお客様も喜ばれるかな?と思ったんです。」

              これには、なるほど!と思いました。
              確かに私も友人とランチを食べたらほぼ違うお店に移動します(笑)

              もう一つの質問。尾鷲産の鰤について聞いてみました。

              木村店長:「東京の割烹料理屋で修業をしていた時に、氷見の鰤をぶりカツにしてお客様に提供したらとても喜ばれたんです。三重に戻ってみると、尾鷲に鰤が潤沢にありこれは!と考えたのと、
              生まれ育った三重県の活性化になればという思いで
              尾鷲産の鰤を使ってたぶりカツの商品開発を料理長と行いました。
              自分達が納得し、お客様に提供できるようになるまで1年かかりました。」

              「身土不二。これが僕の原点です。身土不二とは、人の身体は生まれ育った土地と切り離すことができない。 その土地でその時期に育った物が身体にいいという考え方なんです。
              ですから地産地消をなるべく心がけています。お味噌やお米、小麦粉など鈴鹿産のものを使用しています。全ての物を三重県産、鈴鹿産にすることは難しいですが、これからも地元のものを積極的に取り入れていきます。」

              とお話をして下さいました。

              ズバリ木村店長の夢は⁈

              「鰤のテーマパークを作ること!
              鰤にはまだまだ可能性を感じますし、地元の活性化にも繋がっていきますからね!」


              yellow tail
              住所:鈴鹿市木田町1185-5
              TEL:カフェ059-392-6455
              レストラン059-392-6454

              11:00~15:00 (ラストオーダー14:15)
              17:00~22:00 (ラストオーダー21:00)
              金・土
              11:00~15:00 (ラストオーダー14:15)
              17:00~23:00 (ラストオーダー22:00)

               

              【東京で見付けた三重人】フリーターから日本一の弁護士へ。登山家・タレント・実業家、MENSA会員でもある福永活也さんが凄すぎる。

              もう「凄い…」としか出てこない弁護士さん

              今、東京で活躍されている、
              福永活也さんをご存知だろうか。

              弁護士であり、バックパッカーであり、
              登山家であり、タレントであり、
              不動産会社・レストラン・モデル事務所・人狼ゲーム店舗を経営する実業家。

              更には、全人口の内上位2%の高IQ(知能指数)でなければ入れない、MENSA日本支部の会員でもある。

              もう思わず「凄い」と言わずにはいられないスーパー凄い方。

              実は福永さんは三重県伊勢市のご出身なのである。

               

              フリーターから弁護士へ

              1980年。

              伊勢神宮の内宮前にある
              土産物屋の三男として生まれた福永さん。

              未熟児だったため幼少期は身体が小さく、
              虚弱で内気な性格だったそう。

              高校時代には、野球に熱中し、
              自分の居場所を見付けたが、
              肩を痛めてしまったり、
              慢性腎炎を患ってしまったことから、
              辞めることを余儀なくされた。

              大学に入ったものの、
              打ち込めるものもなく、
              卒業後、惰性で一般企業の営業職に就いた。

              が、わずか2ヶ月で退社。

              その後フリータ―となり、2年間も
              目的のない怠惰な生活を送っていたという。

              転機となったのは、お父様との死別だった。

              幼少期からお父様より精神的威圧を受けたことにより、
              アイデンティティを見失っていた福永さんにとって、
              お父様の他界は”解放”だったのだそう。

              「人生を一変させたい」

              漠然とそう思うようになり、
              高校の野球部時代からの親友の影響で、
              弁護士を目指すことにした。

              福永さんにとって親友は、
              支えであり、憧れであり、
              認めてもらいたいと思う存在だった。

              大学はもともと理系だったが、
              弁護士になるための勉強とは親和性があるそうで、
              関西大学の法科大学院に入学し、
              その後、一発で司法試験に合格。

              出願者7842人中、上位約56位だった。

              生まれて初めて自分の意思で向き合ったその時間に、
              とても遣り甲斐を感じたと振り返る。

              大手法律事務所に就職し、弁護士1、2年目に
              M&A、事業再生、独占禁止法、
              税務、各種争訴事件等を担当し、
              幅広い専門知識を身につけることができた。

              弁護士3、4年目にかけては、
              東日本大震災の復興支援のために設立された
              株式会社東日本大震災事業者再生支援機構に出向し、
              被災した事業者への支援を行っていた。

              その後、
              さらに被災事業者への支援に注力したいとの思いから、
              都心の弁護士の中では、
              極めて早いタイミングで独立して
              福永法律事務所を設立した。

              独立して1年経過後のクライアント数は400社を超えた。

              これは全国の弁護士の中でもトップレベル。

              本人いわく、
              他の弁護士と比べる必要はないけれど、
              自分自身で自分が一番なんだと思ってしまうことも大切とのこと。

               

              ”夢を追いかけること”自体が素晴らしい

              凄い!と思わず言葉が漏れてしまうが、
              ” 凄い”のは、それを実現してきた福永さんの思考と行動力。

              福永さんのお話では、
              うまくいく人とそうでない人は紙一重で、
              弁護士になれたのも、
              理解力と応用力で対応できる法律の勉強が楽しく、
              たまたま自分に向いていただけだという。

              恵まれた環境でなくても、
              マイナス要因があっても、
              大切なのは、
              どう逆境を打ち返すか、
              限られたチャンスを生かし、
              ターニングポイントにするかという意識の差

              福永さん自身、
              弁護士を目指していた時、
              決して合格する自信があったわけではないし、
              異常ではない努力を維持できる性格でもなかった。

              それでも日々、
              高い目的意識を持ち続けることを実践したことにより、
              楽しく充実しながら試験勉強に取り組め、
              結果的に実力を身につけられたのだそう。

              さらに、弁護士になってからも
              次々と新しいことに興味を持ち、意識を傾けて
              ポジティブに取り組むように心がけていったことで
              自信が持てるようになり、
              一度の人生で多くのことを達成できるようになっていった。

              夢を追いかけるということは、
              努力を怠らず情熱を注ぐことなので、
              価値があるのは夢を持ち続けるその習慣。

              生涯で胸が高鳴るような思いができる瞬間はそう多くはないです。興奮する出来事に挑戦できること自体がラッキー。それは必ず自信や誇りになり、人生の糧になってくれるものと思います

              そう聞かせてくださった。

               

              登山家、不動産、レストラン、人狼ゲーム店舗経営etc…

              ポジティブでパワフルな福永さん。

              高校卒業以降、
              バックパッカーでの海外放浪も頻繁にされている。

              2018年2月の時点で、旅した国は計134国

              登山家として、
              キリマンジャロ山はじめとする五大陸を制覇しており、
              今年の4月からはついにエベレストの登頂に挑戦される予定。

              (南米最高峰のアコンカグアの頂上にて)

              また全国に30棟以上の不動産を保有していたり、
              南青山にレストラン「Si」、友人の有村昆さんらと共に人狼ゲームの店舗を運営していたり、モデル事務所「Apas」等を手掛ける実業家でもある。

              特に最近では毎週のように、
              自身が経営する「VR人狼渋谷」(vrjinro.com)で、
              お客さん、友達、タレント仲間達と人狼ゲームを楽しんでいるそう。

              (VR人狼渋谷の共同経営者有村昆さん、同アンバザダーの堀江貴文さん、メンタリストDaiGoさんらと)

              ワタナベエンターテインメントグループに所属し、
              タレントとしてネプリーグなどのバラエティにも出演されているので、ご存知の方もいるかもしれない。

              本当に幅広くご活躍をされているのは、
              やはり福永さんが何事にも前向きで、
              胸の高鳴り”に素直でいるからだと感じた。

               

              地元である伊勢への想い

              最後に、地元伊勢への想いを伺った。

              (2017年に受賞した伊勢市民功労賞)

              福永さん:自分を育ててくれた伊勢には、いつまでも感謝の思いと共に、関心を持ち続けています。
              直接伊勢のために力になれる機会がなかなかないので、せめて伊勢のおかげで東京で頑張れている分を少しでも恩返ししたいと、定期的に寄付させていただいていますが、昨年度は有難い表彰をしていただきました。
              今後は伊勢の方が東京に進出する際に、何か協力できることがあればいいなと思っています。

               


              福永法律事務所
              代表弁護士 福永活也(東京弁護士会所属)
              東京都港区赤坂9丁目(全国出張可能)

               

              「都市部の大学生たちは、三重の田舎に何を見たのか?」マル秘調査!?にOTONAMIE記者が同行してみた。

              魅惑のトンカツ

              ブー。

              ブーブー。

              ブーブーカレーだ、ブー。

              ブーブーブーブーブーブー・・・。

              ブぅ!?

              ところで皆さん「豚肉」といえば!?
              沖縄のアグー豚、鹿児島の黒豚などブランド豚が有名ですね。
              三重にも知る人ぞ知るブランド豚「玉城豚(たまきぶた)」があるんです。

              ここのところ「豚肉が食べたーい!」と、豚肉欲が増大中の筆者。
              玉城豚をはじめ玉城町の産品を買ったり食べたりできる、ふるさと味工房アグリに伺いました。

              玉城豚のトンカツ。
              「うんまーい!」
              肉厚でやわかく、肉のうま味とサラッとした脂がお口のなかで溶けていきます。
              ワタクシゴトで恐縮ですが、トンカツが世の中で一番おいしい食べ物だと思っています。

              で、これだけ豚肉のお話を書いたわけですが・・、
              実は今回の取材対象は「豚肉」ではありません。

               

              都市部の大学に通う学生は、地方をどう感じるのか!?

              いきなりトーンがガラっと変わりますが、今回の取材テーマは「それ!」なんです。

              ということで、愛知大学(名古屋キャンパス・豊橋キャンパス)に通う4名の学生さんが今回の主人公。
              写真は左から、
              ・寺戸君(現代中国学部4年・北名古屋市在住)
              ・佐波君(地域政策学部3年・豊橋市在住・玉城町出身)
              ・舟橋さん(現代中国学部3年・菰野町在住)
              ・川瀬さん(現代中国学部4年・瀬戸市在住)

              彼らが玉城町、南伊勢町、度会町というサニーロード(三重県道169号)沿線の町を巡り、若者たちの目線で三重の田舎を大調査。
              彼らの視線や意見を過疎化が進む地域の活性化、ひいては移住定住に活かせられないか、とのプロジェクトが「愛知大学×サニーロードプロジェクト[主催:サニーロード誘客促進実行委員会(事務局:度会町)、運営:アド近鉄]」です。

              今回は、その視察にOTONAMIE記者が同行。
              学生たちが「調査・取材をしているところを取材する」という、何ともわかりずらい状況なのですが、例えるなら「焼肉を食べている人の顔を見ながら、となりで焼肉を焼いて食べる」といったところでしょうか・・。余計にわかりずらくなってしまったような・・。

              ▲写真左:加治准教授。

              三重大学で地方創生系のキャリアを持つ、愛知大学現代中国学部の加治准教授にも同行いただき、まずは玉城町にある、ふるさと味工房アグリでスタッフの方にお話を聞きながらスタートです。

              ウィンナーなどの加工肉コーナーの前で立ち止まる大学生の瀬戸さんに、どのあたりが気になるか聞いてみたました。

              瀬戸さん:種類が多くて驚きました。「カレーウィンナー」とか「しそウィンナー」など、始めて見ました。

              確かに。
              ないものはない、と感じるくらいの加工肉フリーク必見のラインナップ。
              こんな感じで学生たちの調査取材は続き、次の訪問先、TV番組「人生の楽園」でも紹介された、Uターン移住者が運営する、野の花亭へ。

               

              何もやらなければ、やられていくだけです。

              クルマで約10分。店に到着。

              周囲には農地が広がり、見晴らしがよい。

              野の花亭を営む楠川さんと、お母さん。

              隣接する畑ではぶどうを育て、玉城産ワインの生産も行っている。

              先ほど味工房アグリで見た、ブーブーカレーを発見!
              これも野の花亭のご主人が開発したもの。

              開放的な店内を眺める学生たち。

              舟橋さん:おしゃれでもありますが、それよりとても落ち着く感じのお店ですね。

              学生と准教授が楠川さんと机を囲み、いろいろとインタビューが始まった。
              Uターン移住者でもある楠川さん。
              学生時代、地元である玉城町で暮らしていたときは、早く田舎を出たいと考えていたという。
              そして、桑名市で食品や飲食チェーンを手がける会社に就職。
              その後、生まれ育った玉城に戻り、野の花亭を受け継いだ。

              楠川さん:今の方がめちゃくちゃ大変です(笑)。サラリーマン時代は言われた事をやっていればよかったのですが、今は休み無しで働いている感じです。例え体を動かしていないときでも、頭は仕事のことを考えている、みたいな。

              そう話す楠川さんだが、とても楽しそう。

              楠川さん:以前に、都市部から団体のお客さんが観光バスで来店されました。田舎の風景や開放的な空気などに感動すると言っていただき、帰っていくバスが見えなくなるまで手を振ってくれました。田舎は何もないといわれますが、都会にない魅力が、ここには全部あると思います。

              川瀬さん:仕事で心掛けていることは何ですか?

              楠川さん:馴れて、過信しないことです。今でも毎日冷や汗がでます(笑)。

              寺戸君:電車がなく、アクセスが良いとはいえないと思うのですが・・。

              楠川さん:最悪でしょ(笑)。母とも「なんでこんな立地でお客さんがきてくれるのか、不思議やなー」って、よく話すんです。でもよくお客さんを見ると、常連さんが多いんですよ。田舎の口コミはとても早いです。私たちはそれを「田舎のインターネット」って呼んでいます。ネットなどで情報化された社会でも、信用できる人から聞いた「人の声」ほど強いものはないと実感しています。なのでチラシや広告を特に行う必要がなく、料理に集中することができるのは、ありがたいことです。

              ▲熱心にメモを取る学生さんたち。

              学生から次々と質問が続く中、お母さんがお茶とスイーツを出してくれた。

              キャビネットケーキと言うらしく、イギリスの家庭スイーツとのこと。
              野の花亭の雰囲気そのままの優しい味。

              楠川さん:逆に学生さんの地元や、暮らしている町のことをお聞きしたいです。

              佐波君:今はキャンパスのある豊橋で暮らしています。そして就職もきっと地元の玉城ではないと思います。豊橋は電車などの交通アクセスがいいなと思います。どこの出身?と聞かれたときに「玉城」と言っても通じないことが多いので「伊勢」と言ってしまいます。

              楠川さん:そこは「玉城」でいきましょ!ブーブーカレーでいきましょ(笑)。確かにね、伝わらないですよね。でも私は、地元を離れて暮らす人にも、そこで生まれ育った地元の声を上げて欲しいな、と。

              加治准教授:玉城町の人口は、今は増えていますが、3〜4年後を考えるとね。日本全体の人口が減っているから。

              楠川さん:地方にいても、何もしなければ、やられていくだけです。

              そして楠川さんは「雇用を増やしたい」と語る。
              地方の若者離れの原因として「地方には仕事がない」といわれることが多い。
              そんな中、地域の特産品を生かした新しい製品の開発にも目を向け、仲間たちと取り組んでいる。
              先に紹介したワインもその一つだ。

              楠川さん:新しいものを作るのではなく、地元にあるものを生かして作る。

              それが楠川さんの仕事の考え方だ。

              川瀬さん:今日お店にきて、こういう場所だからこそ、新しいビジネスにチャレンジできる可能性があると思いました。

              地方創生時代。
              それをいくら授業や教科書で学んでも、やはり現地に行かないとわからないことがある。
              例え地方に移住する気がなくても、地方を肌で感じて知ることは、将来的に何かの役に立つと私は思った。
              Uターンして活躍されている楠川さんの楽しい話を聞いて、学生たちは明るい笑顔を見せるようになってきた。

              野の花亭を後にして、海側の南伊勢町へ。
              サニーロードをクルマで走り、南伊勢高校へ向かった。

               

              生徒数43名。港町の県立南伊勢高校。地元を想う、高校生イノベーターたち。

              南伊勢高校に到着。
              時刻は16時半をまわっていた。

              学校の隣りはすぐ海。
              カモメの鳴き声が聞こえた。
              どことなくもの悲しさを感じる、冬の夕暮れの海と空。
              少し感傷的になってしまう自分がいた。

              「今日はありがとうございます!」
              さっき感じた感傷的な気分を打ち消す、元気な声が校舎に響く。
              元気よく迎えてくれたのは、ソーシャルビジネスプロジェクト(以下SBP)という部活に入っている3年生の三名と、担当の中島先生。

              写真左から
              ・竹内華さん
              ・加藤総心君
              ・井村有貴君

              SBP部は地域に関するソーシャルグッドな活動をしている。
              例えば、南伊勢町のマスコットキャラクターである「たいみー」のカタチをしたたい焼きを開発して物産フェアなどで販売したり、「あるもの探し〜まちの宝発見〜」として地元の事業者を訪ねたりしている。

              その中でも筆者が今回注目したのが「セレクトギフト」。

              南伊勢町の素晴らしいものを高校生の感性で選び、手書きの「ふるさとからのラブレター」という冊子とともに、商品を販売して郵送する仕組みだ。

              ▲試作を重ねたパッケージデザイン

              井村君:年末には200箱くらい売れます。

              筆者は、その販売数に驚いたわけだが、商品仕入れの交渉から高校生が行い、さらに高校生が行う地域活性事業ということで、値引き交渉も行うというのも驚きだ。
              そして高校生たちは、単に「物を売る」のではなく「南伊勢の想い」を商品を通じて伝えていきたいという。
              筆者は「ギフト」の持つ、本来の意味へと考えを巡らせていた。
              その意味とは、相手に想いを伝えることであり、伝わったときに感じる喜びではないだろうか。
              南伊勢在住の方や南伊勢出身の方が、県外に暮らす友人などにギフトとして贈るケースもあり、県外からも「美味しかった!」「ありがとう!」など嬉しい反響があり、手紙なども届くと教えていただいた。

              寺戸君:なぜSBP部に入ろうと思ったのですか?

              加藤君:元々、南伊勢が好きで地域に関するボランティアなどをしていました。南伊勢のためになるならと思い入部しました。

              竹内さん:SBP部の先輩のプレゼンを聞いて「自分があまり南伊勢のことを知らないな」と思い、入りたいと思いました。

              収益などは、例えばたいみーのたい焼きを焼く金型を新調するなど、今のサービスをより良くするために投資しているという。

              加藤君:お小遣い稼ぎとかお金のためでなく、地元のためにやっています。

              そんな彼らは、どんな将来を描いているのだろうか?

              井村君:伊勢市の調理師学校に進学します。姉も製菓の学校に通っていたので、南伊勢は飲食店が少ないこともあり、姉と一緒にお店を作りたいです。

              加藤君:大学で地域再生の勉強をします。卒業後は南伊勢に帰って、他の場所にはない、ここにしかない魅力を見つけていきたいです。

              竹内さん:絵を描くのが好きなので、絵でみんなを幸せにしたいです。そしていつかは、ちゃんと戻ってきたいです。

              加治准教授:地元を離れることに、不安や心苦しいことはありますか?

              井村君:きれいな夕日や海が、日常からなくなることが不安です。地元の祭りや神事を残したいと思います。

              竹内さん:都市部に暮らす親戚の家に行くと、森や海がないので閉塞感を感じます。南伊勢は住みやすい町だから、もどってきたいと思います。

              寺戸くん:私は名古屋で生まれ育ったのですが、南伊勢町で海や魚以外の魅力って何ですか?

              ・・・、しばらく高校生たちは考えていた。

              加藤君:あ!阿曽浦の橋からみる夕日!景色です。あそこは誰でも写真を撮りたくなると思います。

              取材を終え、活発にディスカッションをしていた大学生の寺戸君に聞いてみた。

              私:都市部で育った寺戸君として、今回の南伊勢の高校生はどういう印象でしたか?

              寺戸君:いろんな意味でレベルが高いというか、意識が高い。都市部だったらもっと違うところに意欲を出すと思います。例えばインスタ映えする写真を撮るとか。

              OTONAMIEの取材はここまで。
              校舎を出ると、外は夜だった。
              生まれ育ったところで見た景色。
              それは、いつまでも覚えているものだ。
              そして、歳を重ねるごとに、その景色が愛おしく思う。
              きれいな夕日を誇りに思う高校生の目の輝きに、希望を見た気がした。

              今回の大学生による視察は1泊2日。翌日は度会町に行く予定とのこと。
              きっと都市部に学ぶ大学生たちは、さらに地域に触れ、多くの事を見聞きし、感じとったに違いない。

               

              地域を想うあなたも、ぜひ参加しませんか!?

              今回、大学生が行った視察などの発表会&報告会「愛知大学×サニーロードプロジェクト〜みえの魅力を語っちゃおう!〜」が開催されます。
              都市部の大学に通う学生は、地方でどんなことを考え、感じたのでしょうか!?

              発表会&報告会には大学生が視察に伺った先の方や、町役場や県庁の方、大学の関係者も参加。


              そして僭越ながら、発表会のディスカッションコーナー(約1時間)、OTONAMIEから代表の私と、副代表の福田ミキさんがファシリテーターなどを務めさせていただきます。
              明るく楽しい1時間になればと思っています。

              <そして、読者の皆様のご参加も募集中です!>

              愛知大学×サニーロードプロジェクト ~みえの田舎を語っちゃおう!~ 報告会&交流会
              (主催:サニーロード誘客促進実行委員会 運営:アド近鉄)

              >>日時
              2月26日 16時~18時半(開場15時半~)

              >>会場
              グローバルゲート 名古屋コンベンションホール 小会議室208
              〒453-6102 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート

              >>定員
              先着20名

              >>お問合せ
              サニーロード誘客促進実行委員会
              (度会町産業振興課:0596-62-2416)
              (メールアドレス 321road@gmail.com)

              イベント当日はサニーロード周辺3町(玉城町・度会町・南伊勢町)の産品のお茶とお菓子をご用意しています。参加希望の方は下記のメールアドレスに必要事項を明記の上、お申込みください。

              —お申込み先
              321road@gmail.com
              記載事項「お名前」「性別」「年齢」「職業」

               

               

              OTONAMIE PUSH!! EVENT【2018.2.15 update】

              広報担当のともーこです!
              OTONAMIE編集部に寄せられた、OTONAMIEがPUSH!! しているイベント情報です。

              ※各イベントへのお問い合わせは、各イベントのお問い合わせ先にお願いします。
              ※イベントの詳細はフライヤーまたは、各HP、主催者にご確認ください

               

              プラザフォークライブ2018

              ジャンル:音楽
              日程:2018年2月18日(日)
              時間:開場 13:30   開演 14:00
              場所:桑名市大山田コミュニティプラザ文化ホール 桑名市大山田1丁目7-4
              費用:1000円  (小学生以下無料)
              主催者:一般財団法人 桑名市文化・スポーツ振興公社  後援:桑名市
              お問い合わせ先:0594-32-1820  桑名市大山田コミュニティプラザ
              メッセージ:あの頃の思い出をご一緒に。
              70年代にヒットしたフォークソングを中心に懐かしい名曲の数々をお届けします。
              歌い継がれる名曲は、世代を超えてあなたの心に響く。是非ご一緒に歌いにお越しください。
              イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:
              http://www.kosya-kuwana.jp/event/2018/02/

              お寺deピラティス in 養泉寺

              ジャンル:ピラティス、ヨガ、健康、癒し、パワースポット、浄化
              日程:2018年2月25日(日)
              時間:13:30~15:00
              場所:龍松山 養泉寺 松阪市中町1978
              費用:2,000円
              主催者:佐野由和
              お問い合わせ先:佐野由和 090-2770-9851 info@ponopls.com
              メッセージ:ストレスが多い現代。
              お寺という神聖な空間で、自分のカラダと対話する贅沢な時間。
              松阪市の寺街にある歴史ある養泉寺でカラダと心を整えてみませんか?
              ピラティスはリハビリから考えられたエクササイズですので、運動経験や年齢、性別は問いません。
              骨・筋、コントロール出来て思い7とおりに動けるカラダづくり。
              カラダを整えると自然と心が整います。
              【 こんな方にお薦め 】
              □ カラダと心のリフレッシュ・浄化 □ 肩こり・腰痛予防 □ 疲労回復
              □ 集中力アップ □ ストレス解消 □ 呼吸が浅い □ 眠りが浅い
              ご参加お待ちしております(^^)/
              【 講師 】 佐野 由和
              三重県出身。現在は大阪市でボディセラピスト、
              ピラティスインストラクターとして活動しています。
              ・ストットピラティス認定インストラクター
              ・日本エステティック協会認定エステティシャン
              ・台湾式足つぼセラピスト
              【 持ち物 】
              ヨガマットorバスタオル
              動きやすい服装
              水分
              【定員】20名
              【 駐車場 】お寺裏門 ( 東門 )に完備しております。
              イベントに関するHPやFacebookなどのリンク先:https://www.facebook.com/events/1797482840554886/

               

              明治の男子は、星の数ほど夢を見た

              ジャンル:文化講座
              日程:2018年3月17日(土)
              時間:18時30分~20時(食事会20時30分~22時)
              場所:津市中央5-5 中津軒
              費用:講座2500円(食事会参加の場合+2500円)
              主催者:中津軒、ひらのきかく舎
              お問い合わせ先:059-228-2748(中津軒)hiranokikakusha@gmail.com(ひらのきかく舎)
              メッセージ:「エルトゥールル号遭難事件」をご存知でしょうか?
              明治23年9月、日本を表敬訪問していたトルコ船エルトゥールル号が、
              紀伊半島の潮岬沖で座礁沈没し600名近い犠牲者を出した海難事件です。
              (映画「海難1890」にもなっています)
              その大事故がきっかけとなり、今のトルコと日本の交流の礎を築いた人物がいます。
              茶人でもある山田寅次郎です。
              彼の功績は今に伝えられ、90年後のイラン・イラク戦争勃発の際にも、
              トルコ政府は邦人脱出の飛行機を特別に提供してくれました。
              明治に生まれた寅次郎の一生は自由奔放でとてもユニークなものでした。
              今回は山田寅次郎の一生を振り返って見ることで、
              現代の私たちの生き方を考えてみたいと思います。
              ご都合よろしければ、どうぞお越しください。
              お食事会もよろしければ、おすすめです。ご予約をお待ちしております!

               

              皆様からもイベント情報を募集しています!

              お寄せいただいたすべてのイベントを掲載できる訳ではありませんが、OTONAMIEの読者の皆様が楽しめそうなイベント情報を、編集部がピックアップして掲載いたします。
              お気軽に下記メールフォームからイベント情報をお寄せください。

                ▼添付画像(イメージ写真やフライヤーなど)を3点まで送信できます▼
                1つの画像の容量は2.5MBが上限です。
                画像データの形式はgif、png、jpg、jpeg、pdfに対応しています。

                灯街道・桑名宿、参加型のイベントとしてさらにスケールアップ!!

                昨年、

                東海道(とうかいどう)を、
                 灯街道(とうかいどう)に。

                をコンセプトに桜の名所の九華公園周辺で
                桜が咲く時期に初開催された「灯街道・桑名宿」。

                江戸から明治・大正・昭和に、名古屋との七里の渡しや
                木曽三川の舟運で栄えた桑名の中心地の花街界隈、
                吉之丸コミュニティパーク、六華苑、八間通などに
                竹や鋳物の灯籠や提灯を並べる新しい灯りイベントです。

                イベントが出来るまでの裏話を、昨年取り上げました。

                http://otonamie.jp/?p=31671

                普段は料亭や民家がある静かな町並みも

                期間中は温かみのある灯火を求めて、多くの人で賑わう。

                メイン会場は初代桑名藩主の本多忠勝が見守る
                吉之丸コミュニティパークの芝生広場。

                ここは常に多くの人で賑わっていました。

                昨年もモニュメントや飲食ブースがありましたが
                今年はさまざまな形での“参加型イベント”として
                さらにスケールアップするそうです。

                 

                テーマは、「みんなで灯そう桑名宿」

                今年は4月5日(木)〜8日(日)に開かれる「第2回灯街道・桑名宿」。
                メインテーマ「みんなで灯そう桑名宿」を合言葉に、
                さまざまな“参加型イベント”が行われます。

                ①屏風絵行灯グラッフィックコンテスト
                ②ワークショップ
                ③フォトコンテスト

                の3つをご紹介します。


                屏風絵行灯グラフィックコンテスト

                 
                 
                桑名藩から続く歴史ある街の桑名市は、折り鶴・竹・鋳物・蛤・桜・木曽三川など、桑名を連想させる物がたくさんあります。

                第2回目の今回は、よりアートに特化して
                ライティングで照らされた屏風型行灯に絵を描く
                屏風絵行灯グラッフィックコンテスト
                が開かれます。


                一般部門の最優秀賞は副賞としてなんと
                10万円!!
                ※小学生・中学生・高校生の方は学生部門のみ
                (最優秀賞の副賞は図書カード3万円分)

                最優秀賞から入選までのすべての受賞作品は、
                イベント当日に屏風絵行灯として展示されます。
                (中学の時に美術2を取った私には無理ですが・・・)
                イラストやデザインに興味のある方はぜひ応募してみませんか?

                ○応募規定
                完全オリジナルの平面作品。(他の媒体、広告等で使用実績のないもの)
                平面作品であれば、絵画、イラスト、書、版画など手法は不問。
                最終的にA1サイズ(W594×H841mm)に拡大出力して行灯として展示される。
                ※1人何点でも応募可能。

                応募方法などの詳細は
                灯街道・桑名宿 – グラフィックコンテストに
                http://kuwanajyuku.jp/graphic.html


                ②ワークショップ

                実はもう定員に達したのですが、芝生広場に
                子どもたちがワークショップで作った
                「切り絵」と「書道」の手作り灯籠が設置されます。

                100名以上の子どもたちが参加するそうです。

                どんな作品が出来るか楽しみですね。

                イベント当日にはワークショップはありません


                ③フォトコンテスト

                今年も九華公園、花街界隈の会場の風景のフォトコンテストが開催。
                サイズは四つ切もしくはA4で、データはJPEGカラーのみ。
                ※組み写真不可、合成不可

                賞金5万円を筆頭に、桑名の名産がプレゼントされる賞や、SNSで写真を拡散することでもらえる賞もあるみたいです。
                第3回のポスターにあなたの撮影した写真が使われるかも!?

                詳細は灯街道・桑名宿 – フォトコンテストに
                http://kuwanajyuku.jp/photo.html

                 

                提灯・鋳物灯籠の販売、協賛について

                灯街道提灯は、昨年イベントが終わってからも市内の様々な店舗で掲げられているので、ご覧になった方も多いと思います。

                【販売先】
                ・桑名市物産観光案内所(桑栄メイト1階)
                ・桑名商工会議所(桑栄町1丁目1)
                ・(株)永野新聞舗(本町43)
                ・(株)永餅屋老舗本店(有楽町35)

                桑名鋳物の特製鈴付きの提灯は、個人的なことで恐縮ですが、昨年イベント直前に行った私の披露宴の小物として使いました。笑

                旧市街だけでなく、市内にどんどん広がる提灯の輪。
                灯街道提灯についてはこちら→
                http://www.kuwanajyuku.jp/chochin.html

                また今年は、鋳物灯籠を鋳造した(株)マルデ鋳器さん
                鋳物灯籠を販売するそうです。

                イベントを直接支援する協賛内容については

                灯街道・桑名宿 – ご協賛について
                http://kuwanajyuku.jp/support.html

                 

                その他会場風景

                蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)


                七里の渡し

                六華苑

                九華公園



                いつもと違う幻想的な桑名の町並み。
                今年は鋳物灯籠を別の場所に置く計画が進んでいるそうです。
                グルメやコンサートなどの情報が入り次第、
                改めてお伝えいたします!

                【事業概要】
                ○事業名
                灯街道・桑名宿(とうかいどう くわなじゅく)
                公式HP : http://www.kuwanajyuku.jp/index.html
                公式Facebook : http://www.facebook.com/kuwanajyuku/
                公式Instagram : http://www.instagram.com/kuwanajyuku.jp/
                ○主催
                灯街道・桑名宿 実行委員会
                実行委員会 事務局(桑名市観光協会内)
                〒511-0078 桑名市桑栄町2番地 桑栄メイト1階
                TEL.0594-41-2222
                ○期間
                平成30年4月5日(木)〜4月8日(日)4日間(点灯時間:18時〜21時)
                ○会場
                九華公園内、吉之丸コミュニティパーク、八間通、花街界隈、六華苑 等