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メディアでも話題【地域一体】美味しい通販、企画から10年

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新鮮で美味しい魚介類が大好き!

でも、お魚捌いたり手の込んだ料理を作ったりする時間はないんだよね・・・というみなさん!!

「尾鷲まるごとヤーヤ便」をご存知でしょうか?

メディアでも多く取り上げられているので、まだ利用したことのない方も気になっていたかもしれませんね。

「尾鷲まるごとヤーヤ便」とは、お刺身やお寿司、漁師鍋のセット、
伝統食の「あぶり」など、届いてすぐに食べられる新鮮な魚介が産地である尾鷲市から直送される通販です!

 

失敗や数多くの苦労を乗り越え、多くのリピーターさんに愛される通販に成長したヤーヤ便は平成20年度に企画され、
今年で企画から10年目を迎えるそうです。

ヤーヤ便のスタート当初から関わってきたという
尾鷲市水産商工食のまち課、野地課長にこの10年を振り返っていただきました。

 

「尾鷲まるごとヤーヤ便」完成までの道のり

平成17年度から3年間開講した尾鷲市特産品開発塾が「尾鷲まるごとヤーヤ便」の始まりでした。

尾鷲市内のプロの水産加工会社からお母さん達のまちおこしグループまで、様々な参加者が毎年15業者余り参加し、
3年かけてそれぞれに特産品が出来上がりました。

完成度にはまだまだ差があるものの、参加した誰もが尾鷲を盛り上げたいという気持ちで集まり懸命に取り組んでいる。

その動きを生かすために、なんとか独自の販売ルートを確保し、
実際にお客様へ販売してその反応をいただければ、事業者のやる気も維持、向上し、商品の更なるレベルアップがされていくのではないかと考え、年4回、旬の特産品をメインの魚介類からお寿司、干物や飲料、地元銘菓やほっこりおまけまで10品程度を詰め合わせ、
都市部消費者にお届けする「まちおこし通販」がスタートしました。

最初は販売のターゲットを地元出身者とし、PRしましたが、反応はあまり良くありませんでした。

調査してみると、地元出身者は地元に在住にている家族や知人から特産品を送ってもらったり購入したりしているため、
わざわざ通販を利用する必要がないということがわかりました。

次に、尾鷲市、商工会議所、観光物産協会、市内大小30余りの事業者が
参加し、特産品や生産者、まちおこしの様子や想いを
尾鷲弁たっぷりで紹介するオリジナルカタログを完成させました。

当時からのキャッチフレーズが、
おもしろて、なつかして、うまきってく!」。

尾鷲弁「~きってく」は、「うまきってく」「かわいきってく」「つらきってく」のように使います。
尾鷲地域で独特の表現で、「形容詞+きってく」で最上級の表現となります。

 

面白いカタログに仕上がったのですが、それでも注文の数は増えず・・・

ここから、なりふり構わず色んなところにPRするしかない!!と、
イベントや観光施設、県庁や関係団体などへPRして回りました。

 

ヤーヤ便が注目されるキッカケとなった出来事

1年目である平成21年度に、地域一体となった
「まちおこし通販」の取り組みが全国的に見てもユニークであるということで、新聞社から取材を受けたんです。

新聞の記事を見たという方からのカタログ請求や注文が入ってきて嬉しく思っていたところ、新聞を見たというテレビ局からも問い合わせがありました。

テレビの取材を受け、その様子が放送されると視聴者からの何百という反響がありました。

テレビの影響力はこれほどまでに強いのかと驚いたのと同時に、
業者さん達は普段多く作らない商品もたくさん作るよう対応に追われ、
嬉しい反面忙しく頑張ってもらいました。

東海地区では既に、「尾鷲といえば魚が美味しい」ということは有名であったので、すぐに注文に結びついたのだと思います。

 

お客様からのクレームがヤーヤ便を成長させた

メディアの力で予想以上の申し込みがあり、最初の便はたくさんの失敗がありました。

賞味期限ラベルの貼り忘れがあったり、箱の中での商品の荷崩れてしまっていたり、入れるはずのサザエの数が揃わず、
発送当日の夕方までかかって事業所さんが海に潜ったり・・・

発送後も、お客様から様々な連絡をいただき、謝罪や送り直しなどをさせていただきました。
最初は本当にお客様にたくさんの迷惑をかけてしまいました・・・。

お客様の声の中には、カツオの骨の中落ち燻製をお送りししたんですが、骨ごとなので魚の捨てるところを送ってきてどういうことだとお叱りをいただきました。

地元では普段食べられているものでも、お客様から見れば初めてでどうやって食べればいいのかわからないというものも多くあります。

食べ方をきちっと書いて同封し、また様々なテストを実施して、お客様からいただいたクレームひとつひとつをクリアにしていく努力を事業者と共に実施しました。

便を重ねるごとに、返ってくるアンケートハガキのメッセージの内容が変わってきました。

「最初はひどかったけどだんだん良くなってきた」

「尾鷲に行ってみたくなった」

「尾鷲の頑張りを応援したいので、来年も便をやってほしい」

2年目の平成22年度には経済産業省及び農林水産省「農商工連携ベストプラクティス30」として紹介され、
全国の自治体から問い合わせや視察が来るようになりました。

現在はヤーヤ便をモデルとした取り組みが全国で展開されています。

 

市長もPR活動に参加

以前OTONAMIEで市長を訪問していただき、面白い記事を書いていただきました。

アイデアマン市長を発見!!@尾鷲市

 

平成24年度、お魚市長と呼ばれる尾鷲市長による市場案内などがバラエティ番組に取り上げられ、市長の活躍によりヤーヤ便の申し込み件数は2倍以上に急伸しました。

 

 

 

 

地域おこし協力隊の活躍

尾鷲まるごとヤーヤ便のさらなる発展のため、尾鷲市ではこの事業に従事してくれる地域おこし協力隊を募集しました。

そしてやってきてくれたのが柴田長利さん

金沢出身の柴田さんは、お祖父様、お父様が生まれも育ちも尾鷲市の隣の紀北町であり、この地域に愛着があったそうです。

過去に数年間営業の仕事を行っていたこともあり、この地域で稼ぐことによって貢献したいと頑張ってくれています。

趣味は登山で、よく熊野古道を登っているそうですよ。


柴田さんにお聞きしました。尾鷲人になるために大事なことは?

柴田さん「尾鷲にいて【かまん】と使わない人は外部の人間。
尾鷲人に対して【かまん】という言葉を使わなければ心を開いてもらえません。」

※【かまん】意味;大丈夫、いいですか

「あとは尾鷲のイントネーションがかなり重要で、初対面の人に出会う時は、第一声の上がり下がりで決まります。

尾鷲の地名をいう時も抑揚を意識しなければいけません。

最初は【かまん】が自然に使えるようになったらOK!」

尾鷲に移住予定の方は、ぜひ実践してみてくださいね。


業者さんと共に働いたり、メディアに出演したり、SNSでPRしたり、積極的に取り組んでくれています。

こちらは今年のヤーヤ便キックオフの様子です。

 

今年のヤーヤ便、おすすめラインナップは!

多数の商品の中からおすすめのものを紹介します。

1.届いたままの状態ですぐに食卓で食べられる海におまかせ刺身セット

一番人気でお便りが最もたくさん送られてきます。特に女性に好評です。

 

2.ガスエビの干物

ガスエビ(通称:ヒゲナガエビ)は体長10センチほどで、底引き網漁が行われる秋から春にかけて漁獲され、甘味が特徴のエビです。地元尾鷲では刺身や天ぷらなどにして食べられています。今回ヤーヤ便では皮ごと食べられる干物にしてお届け。

3.甘夏じゅーす

無農薬の尾鷲甘夏100%まるしぼり!

尾鷲湾に面した潮風吹く段々畑で栽培した、尾鷲甘夏みかんで作った100%ストレートジュースです。100%ならでは、甘夏のすっきりとした酸味と甘みが後を引くさわやかな味を楽しんでいただけます。JALの国際線ビジネスクラスで平成29年6月1日から8月31日まで食材としても使われています。

 

4.漁師の魚めしの素

漁師の家庭で親しまれている絶品炊き込みご飯「魚めし」、太刀魚のうまみがしみこんだ尾鷲のご当地郷土料理です。

炊飯器で炊くだけで味わえます。

 

また、ヤーヤ便をお申込みいただいた方の中から抽選で4組8名の方を尾鷲市に招待する「尾鷲ヤーヤ祭り満喫ツアー」を開催します。

今回で9回目となる尾鷲へのご招待ツアーは、伝統の尾鷲ヤーヤ祭りをご覧いただくだけでなく、船上から養殖ブリの餌やり体験干物屋での干物づくりなど体験企画も盛りだくさんでご好評いただいております。

そして、「尾鷲生マグロ(20kgクラス)」まるごと1本プレゼント企画がパワーアップします。

ご当選された方の目の前でマグロの解体ショーを行う出張料理人も同行します。

尾鷲の味と元気を、今年もたくさんのみなさんにお届けできれば幸いです!


■申込み締切 7月2日(日)

■価  格  6,875円×4回   27,500円(送料・税込)    

■申込方法  カタログ付属の申込書に記入の上、尾鷲観光物産協会までお願いします。

カタログ等は、ご連絡頂ければ送付するとともに、下記のホームページより詳細がご覧頂けます。

■申込先    尾鷲観光物産協会 〒519-3605 三重県尾鷲市中井町12-14

TEL 0597-23-8261  FAX 0597-23-8263

尾鷲まるごとヤーヤ便ホームページ  Facebook

 

あとがき

尾鷲がどんなまちなのか、ほんの少しだけ見えてきませんでしたか?

潮の香り、海の眺め、人びとの活気溢れる声・・・

そこに住む誰もが、尾鷲のまちを愛している。

尾鷲まるごとヤーヤ便という挑戦を通し、この10年間を教えていただいてさらに尾鷲の魅力を知ることができました。

キャスターマミ
キャスターマミ。OTONAMIE公式レギュラー記者。松阪市出身。生まれ育った三重が大好きで、三重を盛り上げたくて地元タレントに。テレビ・ラジオ出演、祭りやイベント、ブライダルMCとして活躍中。この記者が登場する記事

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