ビジネスマーンの味方!!
仕事の合間や電車を待つ僅かな時間で、
手軽にお腹を満たせる場所…立ち食い屋。
それは日々を慌ただしく過ごす人達の味方。
ところで、この風景に見覚えありますか。
そう、ここはJR名古屋駅の各ホームにある、
立ち食いきしめん「住よし」。
え、名古屋じゃん…なのですが、
住よしファンの三重県民は多く、
また東京など県外から三重県に来る人達からの支持も厚い。
東京から三重県に来るルートは、
新幹線で名古屋へ行き、
乗り換えをして三重県まで行くのが一般的。
なので、
三重県に行く前、もしくは帰りに、
住よしに立ち寄ったという話をよ―く聞くわけです。
メディアでもよく取り上げられているから、
大阪⇔東京間では途中下車してでも食べたい!
入場券を買ってでも来店する!!
という人もいるそうな。
![](http://otonamie.jp/wp-content/uploads/2018/02/DSC_0783-1024x750.jpg)
因みに、住よしの運営元にも確認したが、
食材等、三重県に関する物はゼロとのこと。
残念。
何番線ホームが美味しいか問題
新幹線上り下りホームや在来線のホームなど、
JR名古屋駅構内に9店舗ほどある『住よし』
よく口コミサイトなどでは、
「何番線ホームの住よしが美味いか」
検証も盛り上がっている。
一体、何が違うかというと、
新幹線ホーム店と在来線ホームのスタイル。
まずメニューの数においては、
新幹線ホーム店は、
スピード追求型の為、メニューが限られている。
在来線ホーム店は、
比較的時間の余裕があるからか、種類が豊富で、
お酒やちょっとしたおつまみも置いてある。
また、在来線ホーム店では、
天ぷら類が揚げたてであるということも特徴的。
![](http://otonamie.jp/wp-content/uploads/2018/02/DSC_0809-1024x760.jpg)
なぜかネット上で、
「揚げたてはJR名古屋駅3・4番線ホーム店のみ」
との情報が流れているが、
実際は、在来線ホーム店は全店揚げたて。
(運営元に確認済)
I was at 3・4番線ホーム店
せっかくなら揚げたてを!
ということで、
在来線の3・4番線ホーム店へGO。
stand-up eating style デスネー。
![](http://otonamie.jp/wp-content/uploads/2018/02/DSC_0781-1024x683.jpg)
出汁の匂いと共に、漂う独特の哀愁。
券売機にお金を入れたところで、
店員のおばちゃまが走ってみえ、
牛肉入りメニューが売り切れたと教えてくれた。
無問題。
私が食べたいのは、
「かき揚げ(玉子入り)きしめん」だ。
![](http://otonamie.jp/wp-content/uploads/2018/02/DSC_0785-1024x762.jpg)
AMラジオが流れる店内に、
かき揚げを揚げる音が加わる。
ホームからは電車の発着音。
麺をすする音。
店員のおばちゃまは、
住よしに勤めてもう10年以上だと言う。
毎日色んなお客さんが来て、
小説書けそうなドラマで溢れ、
とても楽しい職場だと教えてくれた。
「はい、おまたせ!!」
かき揚げきしめん玉子入り。
かつお節が湯気で踊っている。
「おねえちゃんはこれいるかな」と
店員のおばちゃまがレンゲを出してくれた。
一方、隣にいた男性には、
「おにいさんは男らしくレンゲはいらんね」と。
なるほど。
男女のレンゲ観(?)に、
なんとなく、なるほどと思った。
さくさくのかき揚げに、
卵をほどよく混ぜ、きしめんをすする。
ふむふむ、シンプルにうまし。
ふと気になったのが、立ち食いの場合、
丼は持ち上げるのか否か。
店員のおばちゃまに聞いてみると、
正解はないけれど、
丼を持ち上げずに食べる人が多いのだそう。
そうこうしているうちに、
カウンターに並んでいたビジネスマン達は、
みんな食べ終えて、いなくなっていた。
JR名古屋駅にある立ち食いきしめん住よし。
同じ住よしでも、
ホームごとに電車の発着数や混雑具合に差がある為、
店の雰囲気、居心地、時間の流れ方も若干ちがう。
今度、住よしファンに会ったら、
「何番線ホームの住よしが好き??」
と聞いてみようと思った。
ジャパン・トラベル・サーヴィス
住よし
JR名古屋駅 新幹線上りホーム
JR名古屋駅 新幹線下りホーム
JR名古屋駅 1・2番線ホーム
JR名古屋駅 3・4番線ホーム
JR名古屋駅 5・6番線ホーム
JR名古屋駅 7・8番線ホーム
JR名古屋駅 10・11番線ホーム
グル麺
JR名古屋駅 新幹線上りホーム
憩
JR名古屋駅 5・6番線ホーム
![福田ミキ](https://otonamie.jp/wp-content/uploads/2015/10/0c6abe6ba47f91287c049ca7f0a65986_2-150x150.jpg)
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事