ホーム 01【食べに行く】 【東京で見付けた三重】猫の聖地でかぶりつけ。ネーミングに思わず拍手なドーナッツ

【東京で見付けた三重】猫の聖地でかぶりつけ。ネーミングに思わず拍手なドーナッツ

下町風情が残る猫の聖地な商店街

東京・日暮里駅にある谷中銀座商店街

ゆうやけだんだんという階段を降りると、
食べ歩きグルメや雑貨屋など、
約60店舗の商店が並んでいる。

昭和20年頃から続く
下町情緒溢れる商店街で、
”谷根千散策”としても紹介される人気スポット。

谷根千とは、
上野寛永寺のお膝元である
文京区から台東区にかけての
谷中、根津、千駄木エリアの総称。

またこの谷中銀座は
が多いということでも有名。

この日は雨だったため見掛けなかったけれど、
天気が良い日には、
階段や細い路地で様々な猫ちゃんと出会える。

ここら辺にいる猫は
地域猫」と呼ばれ、
荒川区と台東区で活動するボランティアさんが
管理やお世話をされていて、
地域と猫の共生を図っているのだそう。

なので商店街には、
猫グッズの店が点在。

屋根の上にも猫オブジェ。

商店街の看板を見て歩くのも楽しい。

 

三重県産の小麦粉100%の猫しっぽ

ぶらぶら散策してると、
可愛くていい匂いのする店に引き寄せられた。

猫のしっぽをモチーフにした、
焼きドーナッツ店「やなかしっぽや」だ。

ホームメイドで、
小麦粉は三重産のあやひかり100%

砂糖は北海道産の甜菜糖、奄美諸島産のきび糖。

ベーキングパウダーはアルミニウム無添加。

防腐剤・保存料などの添加物は不使用と、
原材料にとてもこだわっているお店である。

種類も豊富で、
人気NO.1はとら柄の「とら

ココア生地にホワイトチョコチップ。

人気NO.1のとら(中央)

肉球入りの「きゃめる」も人気。

キャラメルクリームに国産焼塩がトッピング。
甘みと塩気のバランスが素敵。

他にもメイプルシロップの「メイ」、
バナナクリームの「ナナ」、
さとうきびの風味の「キキ」、
マロン餡の「マリリン」、
チョコチップの「ぶち」など、
味や模様に対してのネーミングに思わず拍手。

訪れるお客さんたちは、
しっぽ選びにとても迷われるそう。

スティック状なので食べ歩きしやすく、
優しい甘さに、思わずしっぽを振りたくなります。

肉球型のチョコレートも
猫LOVEな人へのお土産にニャイス。

 

招きたいのは人か金か?!福にゃん焼き

谷中商店街に、
なぜ猫が多いのかは諸説あるそう。

一つに、
江戸時代から多くの寺があるエリアなので、
お供え物に惹かれて集まってきた説や、
商家の蔵が建ち並びネズミが沢山いた為、
猫も集まったのではないかという説など。

今回、谷中商店街にて
「やなかしっぽや」以外の、
三重県に縁あるものは見付からなかったけれど、
招き屋の「福にゃん焼き」もオススメ。

どこかで見たことある表情だなーと思ったら、
『釣りバカ日誌』の原画作者 北見けんいち氏のデザイン。

「見る人に幸福がおとずれるように」
との想いが込められているそう。

店員さんもネコの割烹着

食べる時のポイントは福にゃんの“手の向き

右手を挙げている招き猫は金運、
左手を挙げている招き猫は人を招くといわれている。

どちらを招きたいのか、
向きを考えてからかぶりつこう!!

 

他にも楽しいお店の数々…

他にも、
この時代で!?と驚く値段設定の惣菜屋さんや、
ジューシーなメンチカツが食べられるお肉屋さん。

はんこ屋さんや、
富士山の溶岩を使った窯で焼くパン屋さん等々。

日本で最初にオープンしたという
トルコモザイクランプ専門店では、
オリジナルランプの製作も体験できる。

また商店街から一本路地を入ると、
芸大生たちが愛用していた木造アパートを改装した
アートギャラリー&カフェ「HAGISO」があり、
ここで食べられる鯖サンドも人気。

古き良き下町風情を残しながらも、
新旧の店が調和しているこのエリア。

天気が良い日は、
多くの人で賑わいながらも、
陽だまりでは猫たちが眠たそうに寛ぐ様子もたまらない。

商店街の入り口にある階段「ゆうやけだんだん」から、
綺麗な夕陽も楽しめます。

 


谷中銀座
住所:東京都台東区谷中3-13-1

やなかしっぽや 谷中本店 
住所:東京都台東区谷中3-11-12
電話:03-3822-9517

招き屋
住所:東京都台東区谷中3-9-15
電話:03-5834-8139

HAGISO
住所:東京都台東区谷中3-10-25
電話:03-5832-9808

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