ホーム 01【食べに行く】 【哀報】46年間地元で愛され続けた喫茶サフランが閉店へ。どうするサフラン難民。

【哀報】46年間地元で愛され続けた喫茶サフランが閉店へ。どうするサフラン難民。

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46年間、
地元で愛され続けた喫茶サフラン
10月末に・・・閉店する。
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哀しい・・哀し過ぎる・・・。。
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でも仕方ない。。
マスターとママの体力的な限界。
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私がサフランに出会ったのは2年前。

五大茶屋で定期的に行われていた
”桑名を盛り上げ隊”での
桑名に増やしたい暮らしの動詞は?
というブレストにて、
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色々な意見が飛び交い、
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結論の一つにあったのが
コミュニティカフェimg_0248
私自身、
移住当初、最も困ったのが
街に馴染みたくとも
とっかかりがなかったこと。

なので、
とりあえずあそこに行ってみれば??
という場所がほしかった。

話し相手がいたり、
情報がもらえたり、
必要な人と取り次いでくれたり、
ふらり立ち寄れたり。

ただ”場”があるだけではきっとダメで、
重要なのは、
珈琲をブレンドするように
人をブレンドするマイスター的存在。

そんな話の中で、
あれ?いるじゃん
と教えてもらったのが、
喫茶サフランだった。

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表のパトランプが付いていると安心する。

皆の憩いの場であり、
ホッとする居場所。

”おはようございます”が言えるって幸せ
”おはようございます”が言えるって幸せ

人と人とのブレンドが上手なマスター
dsc_0668シャイなママさんはフレームアウト。

ママさんに店名の由来を聞いてみた。

そもそも喫茶店を始めたのは成り行き
初めはママさんお一人でスタートしたそう。

開店前、
ママさんが勉強に行ったのが
津の大門にある喫茶店。

その店のご主人が大工だった為、
サフランの施工と名付けもしてくれたのこと。

ママ:「店名には、多分色々意味はあるんやろけどわからんわ」

当時は現店舗の隣に店があった。移転前の土地。その頃、店先には川が流れていたらしい
当時は現店舗の隣に店があった。移転前の土地。その頃、店先には川が流れていたらしい

その後、
徐々に忙しくなり
老舗料亭で修行中だったマスターを呼び、
夫婦でサフランを営むことになったそう。

さて、今日も賑わう
モーニングタイム。
dsc_0690平均年齢は、65~75歳

相席なんて当たり前。
dsc_0674だからか
お客さん同士とても仲良し。

常連さんの珈琲チケット
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季節の植物と、
常連さんの作品やチラシが並ぶ

もちろんOTONAMIEも
もちろんOTONAMIEも

マスターが各活動の主旨を理解して
沢山の方へ広げて下さるので、
情報が集まってくる。

サフランは古さと新しさを併せ持っているのだ。

そういえば2年前には、
右手奥に大テーブルがあったなぁ。
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大テーブルゾーンは
今は改築され、
娘さんのネイルサロンスペースとなっている。

大きな水槽が置かれていた
大きな水槽が置かれていた

モーニングは2種類で、
トースト×ゆで卵×ヨーグルトか、
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ホットサンド×ヨーグルト
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夏限定で”焼かないやつ”も登場する。
img_6090頼めばオールシーズン対応してくれるのだけど、
夏になるとママさんが、
「暑いからこっちの方が良いでしょ~」
と”焼かないやつ”が推しになるので、
なんとなく夏メニュー。

BGMはラジオ
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私:「マスターこのラジオ、レトロでいいねぇ」
マスター:「何や知らんけど誰かが持ってきたやつやで」

この店にはそんなもので溢れている。

マスター曰く、
「ここは自由やから」とのこと。

その通りで、
サフランにいると、
色んなことが始まる。

ご近所さんが
いきなり綿菓子を作り出したり、

夏祭りの試作だったらしい。砂糖は向いの和菓子屋さんからのお裾分け
夏祭りの試作だったらしい。砂糖は向いの和菓子屋さんからのお裾分け

お客さんの手作り作品や
趣味のお披露目会が始まったり、
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マッサージが始まったり、
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資料整理しだす人がいたり、
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リアル案山子
普通に座っていたり・・・。
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だって普通に歩いている。
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気配なく
足下にいるものだから
初めて来る人はめちゃ驚く

今年、亀が嫁もらったらしいけど不仲らしい。
今年、亀が嫁もらったらしいけど不仲らしい。

あ、そうそう。
表には大きな水槽があるので、
夏はやたらが多い。
dsc_0658でも誰も気にしない。

のものもよく頂きました。

「わかめいるかー?」と言っているマスター。予想外の大きさ。
「わかめいるかー?」と言っているマスター。予想外の大きさ。

地元愛が強く、
アイディアマンのマスターは、
地域課題にも積極的に取り組んでおり、
サフラン発信
立ち上がったイベントや仕事、文化は沢山。

とにかく温かく、
人と人を繋げるのがとても上手な
マスターとママさん。
dsc_07000お二人のお人柄あってこそのサフラン。

メニューは飲み物中心。
dsc_0685昔は朝7時から、
夜22時まで営業しており、
休みは月2日のみだったそう。

3人の娘さん
産み、育てながら営業されていたママさん。

ランチは何年前からかやめている。

COFFEEの右側が消えているのはそういうこと
COFFEEの右側が消えているのはそういうこと

常連さんには、
某ホテルの料理長や、
某洋菓子店のパティシエ等、
いつも話題が豊か
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開店当初から通っている
常連さんに聞いてみた。

サフラン無くなって哀しくないですか??

常連A:「哀しいというか困るよ」
常連B:「これからどこにたむろすりゃええのか」
私:「サフラン難民が沢山出ますね・・・」
常連A:「そうや。わしらには死活問題や」
常連C:「かなわんわぁ・・・」dsc_0704今後たむろする場所を作るべく、
最近、自宅の裏庭に
小屋を作ったという常連さんもいた。

常連:「床はないけどなー
えっ・・どういう状態・・??

レモンがちゃんとレモン
レモンがちゃんとレモン

そんな話をしていたら、
隣のテーブルの常連さんも加わってくる。
dsc_0706これもいつもの風景。

常連だろうが
知らない人同士だろうが、
大抵話題はテーブルを越える

今日はもう2回目の来店という方も。まだ朝10時半なのに・・・
今日はもう2回目の来店という方も。まだ朝10時半なのに・・・

マスターの同級生や、
開店当初、
学生だったお客さんもいる。

私が関東出身と言うと、「”でもさー”という土地やろ」と言われたのがツボだった
私が関東出身と言うと、「”でもさー”という土地やろ」と言われたのがツボだった

私:「サフランは学生の入りやすい店でした?」
常連D:「全然。なんや暗かったわ」
私:「それがなぜ46年来の常連さんに??」
常連D:「ママとマスターの人柄やね。温かかった」
dsc_0720当時のお客さんは、
左官屋や大工、鋳物屋等
職人さんが多かったそう。

女性の常連さんにも聞いてみた。

サフラン無くなったら困りますよね??

常連E:「困るわー。本当どないしよう・・」
私:「写真撮らせてもらってもいいですか?」
常連E:「あかん、私、病気やで、写したらいかんて。」

他にも女性の常連さん数名には
あかん、私、病気やで
という言葉で断られた。
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常連の皆さんが
共通して仰っていたのが、
「サフランのおかげで友達の輪が広がった」
ということ。

愛だろ、愛
愛だろ、愛

サフランという空間は、
皆がファミリーになれる場だったと思う。

サフランの閉店まで・・・あと1ヶ月。

でもここで紡がれたは、これからもずっと続く。

 


サフラン

住所:三重県桑名市相川町44
電話:0594-21-0989
時間:火~土7:00~17:00/日7:00~10:30
定休:月曜日


 

福田ミキ

フクダミキ。OTONAMIE副代表。OTONA MASTER。
仕事は東京の企業の社長秘書兼オフィスワークセンター長。数年前から社会人学生でもある。2014年に夫の都合で東京から三重県桑名市にお引越し。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。この記者が登場する記事
※くわブロにて情報更新中

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