ホーム 00テレビで取り上げられた記事 人生の楽園へ。昔よくいた近所のおじちゃんココにあり@桑名

人生の楽園へ。昔よくいた近所のおじちゃんココにあり@桑名

シェア

昔はいたよね、ご近所さん。

『おはよう!今日も元気にね!』
『おかえり!寒いから風邪ひかないようにね』

会うとそんな取り留めのない会話を交わす、
近所のおじちゃんおばちゃん

私が生まれ育ったマンションは、
ワンフロア10世帯程で、
ご近所がとても仲が良かった。

当時はどの家も鍵をかけておらず、
幼少期は、端から順に「あーそーぼ!」と声を掛け、
お邪魔するというのが日課。

廊下で遊んでいる時には、
近所のおじちゃんがビニールプールを用意してくれ、
近所のおばちゃんがスイカを持ってきてくれ、
料理を持ち寄り家族ぐるみの宴会になることも日常茶飯事。

嬉しいことがあった時、
報告したい人がたくさんいたし、
親に叱られた時には、
逃げ場もたくさんあった。

ワンフロアのコミュニティだったけれど、
何かあったらお互い様という気持ちで、
協力し合えるご近所付き合いは、
とても温かな”地域社会”だったと今思う。

 

いた、近所のおじちゃん!!

顔の見える近所付き合いが減ってきている現代。

確かに面倒なこともあるのかもしれないけれど、
それってやっぱり少々寂しい。

そう思っていた時に出会ったのが、
上山さんだった。

以前、OTONAMIEで紹介した
趣味でジオラマを作っているおじさんである。

参考:気になる扉をノックしてみたら、モケジョじゃなくてもわくわくしちゃうおじさんがいたよ。

上山さんは、
勤務していたメーカーを定年退職後、
娘さんからもらったミニチュアキッドをきっかけに、
ジオラマ製作を始めた。

何作品も作っていくうちに、
周りからの要望もあり、
町内の看板や表札もボランティアで作るようになった。

上山さん作の看板が並ぶ旧東海道

ついには町内に伝わる祭車のミニチュアを、
図面から作っちゃったという凄腕。

ユネスコ無形文化遺産にもなっている桑名の石取祭の祭車

出来る限り接着剤を使わず、
木を削って組み立てるため、完成までは約3カ月!!

作品がすごいのはもちろんなのだけど、
私が上山さんに惹かれるのは、
まさに昔よくいた”近所のおじちゃん”であること。

気さくで思いやりに溢れ、
冗談をとばしては周りを和ませる…そのお人柄である。

ジオラマをつくっている部屋は、
街道沿いに面してガラス張りになっており、
扉越しに覗く人がいたら、
初対面の人も快く迎え入れ、
分け隔てなく楽しい会話をしてくれる。

夏は網戸になっていて、
前を通るこどもたちが、
「おっちゃん、だたいまー!」と声をかけ、
「おう!おかえりー」と上山さんが返す。

遊びに来る子たちのために用意してあるドロップ

またある日には、郵便配達に来た方へ、
「ご苦労さんね!ほら、ドロップでも食べて」と労わる姿も。

人が好きで、
人との関わりを大切にする上山さん。

あー、そうそう、
地域にいてほしいのはこういうおじちゃん!!

どこにもいそうだけれど、
今や希有な存在化している”こういうおじちゃん”なのだ。

 

そんな近所のおじちゃんにTV出演のオファー

先日、上山さんにTV出演のオファーが入った。

その番組とは、
西田敏行と菊池桃子がナレーターを務める、
テレビ朝日系の「人生の楽園」である。

人生の楽園とは、
主人公そして地域の人とのありのままから、
様々なセカンドライフを紹介し、
新しい生き方、いい人生の歩き方を発見する、
ドキュメンタリー番組だ。

2000年に始まり、
当初は一桁だった視聴率が、
今では安定の二桁の人気番組。

人生の楽園のディレクターは千葉徳雄氏

実は出演のオファーがあった際、
上山さんはあまり乗り気ではなかった。

ジオラマ製作はただの趣味で、
披露するために作っているわけではない。

被写体になるのも苦手だし、
個を取り上げられて目立ちたい気持ちも皆無。

@上山さん宅

それでも出演を決めたのは、
人生の楽園のコンセプトに共感したから。

上山さん:『会社員時代は、仕事漬けで趣味といってもパチンコくらいでね。それが退職後、娘がくれたジオラマキットをきっかけに趣味ができて、その趣味を通じて、色んな人が見に来てくれて、話を出来る場になって、この前は昔の職場の関係者から実家の表札を頼まれて、その表札を付けて喜んでいる家族写真が沢山送られてきて、もう涙出る程嬉しくてね。作った物がどうとかではなく、普通の人でもこういうきっかけで感謝してもらえたり、人と繋がりを持てたり、人生ってちょっとしたことで楽しくなるんだーって事を一人でも思ってくれればいいなーと思ったのよ』

@桑名市立図書館

また上山さんが出演を決めたもう一つの理由は、
桑名市や地域の風景、
大切に伝え残している石取祭についても、
しっかりと紹介してもらえるという話だったからだ。

石取祭の打合わせ風景@Lennon

撮影時には、
町内の方が見学に来て、
『放送日決まったら、東京にいる息子にも連絡するわ』
と嬉しそうに話す光景をみて、
私はとても温かい気持ちになった。

上山さんが出演する人生の楽園は、
2018年3月31日(土)18:00~

テレビ朝日系で放送されます。

人生の楽園について詳細はこちら

福田ミキ

フクダミキ。OTONAMIE副代表。OTONA MASTER。
仕事は東京の企業の社長秘書兼オフィスワークセンター長。数年前から社会人学生でもある。2014年に夫の都合で東京から三重県桑名市にお引越し。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。この記者が登場する記事
※くわブロにて情報更新中

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で