師走になり、朝はとても冷え込む日々ですが、日中は暖かい日と冷たい日が交互に来て、体調が崩れがちです。
街中の街路樹は、綺麗に色づいた葉が落ちてしまい、段々と冬の訪れを感じますが、ドライブをしていると、黄色く色づいたイチョウがまだ随所に残っていました。
少し遅めですが、令和5年の桑名のイチョウを探しに行きましょう。
圓通寺
桑名市でイチョウが有名なこのお寺。
浄土真宗本願寺派の寺院で、本堂前にあるイチョウは、一説によると樹齢400年を超すと言われています。
顕本寺
日蓮宗の寺院で、本多忠勝の「慶長の町割り」と呼ばれる都市計画事業によって、桑名城内の三之丸から、現在の場所に移されました。
檀家には桑名藩士が多く、忍者で有名な服部半蔵の子孫の墓もあります。
法盛寺
浄土真宗本願寺派の寺院で、応仁2年(1468年)蓮如上人の時代に三河から桑名に移されました。
尾張・美濃・伊勢に関係寺院200余ヶ寺を数え、境内には関係寺院7ヶ寺ある大伽藍でしたが、戦災により焼失しました。
近年では、花手水や寺ピアノなどの取り組みも注目されています。
桑名宗社(春日神社)
石取祭で有名な神社。
早めに色づくため、訪問した時には既に散っており、画像は以前に撮影したものです。
ところ変わって、桑名駅の西側に向かいます。
照源寺
浄土宗の寺院で、寛永元年(1624年)桑名藩主であった松平隠岐守定勝公の菩提を弔う為に開かれました。
歴代桑名藩主の松平家代々の菩提寺であり、「夫婦マツ」や摂津の天台宗金龍寺から分植した「金龍桜」、毎週木曜日・金曜日の「てらカフェ・茶所御堂」など、見どころがたくさんあります。
もう少し早い時期に来ると、パンフレットのような綺麗なイチョウの木が見られます。



大福田寺
「桑名の聖天さん」として知られる高野山真言宗の密教寺院で、今より約1400年前に、聖徳太子(574~622)が伊勢の山田に創建されたお寺です。
節分祭や、4月の火渡りまつり、8月の御本尊のご開帳の時の盆踊りなどで、行かれた方も多いかと思います。

圓妙寺
日蓮宗の寺院で、明暦2年(1656年)に桑名城主・松平定良公の菩提を弔うために建立されました。
イチョウだけでなく、モミジも見頃でした。
桑名駅を望む高台にあり、山門横に桑名市を一望できるよう展望台に平和の鐘があります。

ドアを開けると、世界平和、疫病退散、各々の方の願いを込めて、どなたでも叩ける鐘があります。
勧学寺(走井山公園)
高野山真言宗の寺院で、戦国時代には矢田城があり、織田信長に滅ぼされましたが、桑名藩主・松平(久松)定重によって、跡地に本堂が再建されました。
高台の下には、三岐鉄道北勢線の「馬道駅」があります。
番外編として、揖斐川の堤防を国道1号線に向かって走ると・・・
六華苑

仕事でもプライベートでもよく訪れた、洋館と和館が合わさった邸宅です。
中の広いお庭も紅葉が色づいて素敵なのですが、この時期は入口前のイチョウは迫力ありますね。
今年は思い立ったのが遅かったので、あまり回れませんでした。
多度や長島、大山田方面にも、公園や道路などに色々あるのだろうなと思うので、来年はちゃんとリサーチして臨もうと思います。

桑名生まれ桑名育ち。大学で県外に出て改めて地元の良さを知りました。桑名の良いところを発信します!
得意ジャンル
観光・イベント・歴史・文化・グルメ