「村正」のまち・桑名
この一年で、「村正」のまち・桑名 はかなり定着してきたのではないでしょうか。
昨年10月20〜22日に桑名宗社(春日神社)で行われた、御大典記念事業「村正」特別公開には、市内のみならず全国各地から拝観者が訪れました。
また、今年2月7日〜3月22日まで行われたクラウドファンディングは、目標金額400万円のところ、1,144名、1812万円超を達成しました。
これまで節目節目で村正を取り上げてきましたが、宮司さんを始めとした皆さんの桑名を愛する気持ちや、「村正」を守るのだという強い思いは、着実に広がりを見せています。
今回は現在進行中の「宝刀村正写し」奉納プロジェクトの一環の「鍛錬打ち始め式」や、それに合わせて行われる特別公開などについてご紹介します。
宝刀村正特別公開
①宝刀村正特別公開
■なお、新型コロナウイルス感染拡大防止を図るため、施設利用者におかれましては、下記内容のご協力をお願いいたします。 1.微熱(37.5度以上)を含めて発熱以外に咳、呼吸困難、全身倦怠感、鼻汁・鼻閉等、平常とは異なる体調がみられる場合は、ご利用できません。 2.14日以内に感染拡大している地域や国への訪問歴がある方は、ご利用をご遠慮ください。 3.ご利用の際は、手洗い・うがい・咳エチケットにご協力ください。 4.手指・備品等(ドアノブ、電気のスイッチ等)の消毒を実施させていただきます。 ※厚生労働省のホームページ内の「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」をご参照ください。 5.必ずマスクの着用にご協力ください。 6.屋内施設のご利用の際には、換気のご協力をお願いします。 7.感染が確認された際等、施設を利用された方の把握が必要になる場合があることから、厚生労働省が推奨する新型コロナウイルス接触確認アプリをダウンロードする、もしくは利用者の記録(氏名、住所、連絡先等)の記入が必要となります。 8.他の方との接触を極力避ける配慮をお願いします。 9.屋内施設のご利用の際には、70人以上にならないよう人数制限を致します。 10.入場のため列が形成された際は、整理券を配ります。その整理券をお持ちの方を優先してご案内いたします。 また、今後の新型コロナウイルス感染状況により、変更が生じた場合は、ホームページにてお知らせをさせていただきますので、重ねてご協力をお願い申し上げます。 (桑名宗社HPより引用:http://www.kuwanasousha.org/archives/2357)
コロナ禍のなか、様々な行事や催し物が中止や延期されていますが、この特別公開も当初は桜の咲く3月に行われる予定でした。
その後、開催期間が8月末までに変更されましたが、昨今の情勢を踏まえて4日間に短縮して開催されます。
しっかりとウイルス対策を行なった上で、ご覧いただきたいと思います。
今回、初代桑名藩主の本多家の旧蔵との伝え(鞘書)がある「笹穂槍」が展示されます。
https://camp-fire.jp/projects/226472/activities/117693
また、桑名宗社のご朱印帖も授与品として加わるそうで、こちらも楽しみです。
②鍛錬打ち始め式
漆を研いだ「村正」は三重県の文化財なので、桑名市博物館に寄託されているため桑名宗社にはありません。
そのため、クラウドファンディングで「写し(レプリカとは言いません)」を作るプロジェクトが行われました。
今回その返礼品として1万円以上の支援者の限定で、境内にて上畠誠刀匠たちによる「鍛錬」に参加できる「鍛錬打ち始め式」があります。
※「鍛錬」とは、鋼を折り返して鍛えることにより、不純物を取り除くことと、炭素量を均一化させることを目的とした作業です。
(【刀剣ワールド】日本刀の作り方(制作方法)|刀剣の基礎知識より引用)
刀匠指導のもと、熱した鉄を金槌で打つ「鍛錬打ち始め式」に私も参加する予定です。
自身の打った鋼で作られる「宝刀村正写し」が、神社で末永く守り続けられますように・・・
くわな村正史跡めぐりスタンプラリー
特別公開の期間中、村正にゆかりのあるスポットをめぐるスタンプラリーが行われます。
桑名の宝である「村正」について知識が深まるので、夏休みの自由研究にもぴったりです!
スタンプラリーの道中は暑いので、台紙はうちわタイプの優れものなので重宝しそうですね。
火照った身体は、桑名っ子のソウルフードの「アイスまんじゅう(饅頭)」でぜひ冷やしてください。
桑名市内には
①新栄堂(しんえいどう)
②寿恵広(すえひろ)
③マルマン
の御三家があるので、ぜひ食べ比べてみてください(と、自分の過去記事を宣伝笑)。
桑名生まれ桑名育ち。大学で県外に出て改めて地元の良さを知りました。桑名の良いところを発信します!
得意ジャンル
観光・イベント・歴史・文化・グルメ