伊勢市の外宮参道にあるフレンチの名店、ボンヴィヴァン。
私事で恐縮ですが、4年程前に取材でおうかがいしたのがオーナーの河瀬シェフとの出会いでした。
この野菜は小俣の農家さん、この魚は鳥羽の漁師さん。河瀬シェフの「料理に使う食材の生産者さんにお会いするのが休日の楽しみ」というお話を聞いて料理に掛ける熱量を感じました。
そして3年程前、とある記事の企画を考える機会があり「生産者さんとの繋がりを大切にしている」という河瀬シェフのお話を思い出し、三重県鳥羽市の離島「答志島」で河瀬シェフが漁師さんに名産サワラの料理を振る舞っていただき、島の魅力もスーパーカブで巡りながら伝えていただくという、本当に無茶なお願いにも快諾いただきました。
その後も何度かお仕事をさせていただき、今年の3月にも三重県のブランド豚を使った料理と、河瀬シェフ自らがスタッフに毎日作る「まかない」についての記事の企画にもご協力いただきました。企画担当だった私は、当日別件の取材が入っていてお店にはうかがえなかったのですが、担当したライターやカメラマンが「まかないが、絶品のグリーンカツカレーだった」と教えてくれました。
後日、OTONAMIEでその記事を公開したところ、記事いいね!が1,100を越える大きな反響。「いつかは食べたい、でもまかないやし」と諦めていたのですが、河瀬シェフのSNSでボンヴィヴァンのテイクアウトメニューにグリーンカツカレーを発見!
偶然にもお店から歩いて数分のところでお仕事の予定があったので、帰りに予約したグリーンカツカレーをテイクアウトさせていただきました。
カツは志摩のブランド豚「パールポーク」を使用。河瀬シェフの「カツを可能な限りお客様に美味しい状態でお渡ししたい」との想いから、テイクアウトを取りにいく時間を事前にお伝えすれば、揚げ時間も調整してくれました。
ほうれん草を使ったカレーはいわゆる辛くて刺激的なカレーではなく、上品な味わいです。二日前に仕込んで寝かせたカレーは、味わい深くコクがあります。お値段も1,500円。
すみません!早く食べたいあまりに、カツの盛り付けに失敗。そしてスマホで撮ったので上手にとれませんでした。ということで、以前の記事より写真を抜粋。
やはりプロカメラマンが撮ると美味しいそうですね(写真は撮影用の盛り付け)。
お土産のボンヴィヴァン特製の焼き菓子も好評でした。
ボンヴィヴァン
三重県伊勢市本町20-24
hp http://bonvivant1983.com/
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事