胸ズキュー―ン(๑♡ロ♡๑)!!!
もらった瞬間、心をグヮシっと鷲掴みされるクッキー。
もう胸がキュンキュンしないわけないじゃない!!
大切な人のために選ぶ時にも、
どれもこれも可愛すぎて脳内葛藤で悶えることまちがいなし。
今にも会話が聞こえてきそうな可愛いクッキーは、
もはや自分だけのものにしたくなるレベル・・・。
Photo by y_imura
可愛いだけじゃない。優しいそ・ざ・い。
このラブリーなクッキーを作っているのは、
「プレゼントクッキーのkurimaro」栗田こずえさん。
全て型から手作りで、
材料は、三重県産の小麦粉・バター・砂糖・豆乳・ひよこ豆・塩。
なんと卵不使用。
着色料や保存料は使わずに、
野菜や果物のパウダー・胡麻やココアなど13種で色と香りを演出。
焼き目を出さぬようじっくり焼き上げたクッキーは、
サクッとホロっとソフトな口どけで
シンプルに素材の美味しさを味わえる。
あれ??しかもアイシングも甘さ控えめで優しい…。
実は私、アイシングクッキーの甘さと独特なレモン風味が苦手だった…。
なのに、kurimaroのアイシング美味しい!!
栗田さんに伺ったところ、
アイシングに卵白ではなく、
アクアファバといわれるひよこ豆の煮汁を使用しているとのこと。
アクアファバでメレンゲを作る技術は、
2年程前にアメリカで発見され、
日本では認知度は低いものの、
卵アレルギーや肉も魚も卵も食べない「ヴィーガン」でも食べられると、海外で話題になっているのだそう。
Photo by y_imura
kurimaroさんの夢はクッキー屋さんだった。
いつもにこにこなkurimaroの栗田こずえさん。
幼い頃の将来の夢はクッキー屋さんで、
絵を描くことやモノを作るのが大好きな
ひたすら図鑑を模写する女の子だったとか。
大人になってからは、
イベントの企画運営や司会業などに従事しつつも、
大切な表現の一つとして続けていた趣味のクッキー作りが実を結び、
2016年7月に三重県桑名市の寺町通り商店街内に、
クッキー専門店「kurimaro」をオープン。
”想いを伝えるクッキー”をコンセプトに、
日々研究を重ね、可愛さと美味しさをパワーアップさせている。
―—月何枚程クッキー焼くのですか??
栗田さん:『様々ですが、多い時は2000枚/月程です』
―—お一人で製作から販売まで大変そう。睡眠時間とれていますか?
栗田さん:『そうですね。忙しい時には子供を寝かしつけた後にまた店に戻って明け方までクッキー焼くということもありますね。大変ですが、好きなことを仕事にしているので楽しさが勝ります♪』
―—動物以外のクッキーも作るのですか?
栗田さん:『はい。乗り物なども作るのですが、やっぱり表情がある方が作っていてテンション上がりますね』
―—一つ一つに表情があって、めちゃ可愛いですよね♡
栗田さん:『そうなんです。自分でも”きゅんきゅん”しながら作っています♪』
カミングアウト。実は一番好きなのは…
森の動物シリーズから始まったkurimaroのクッキー。
オーダークッキーにも対応しつつ、
シリーズは猫や犬へと続々展開。
しかしポツンと栗田さんからカミングアウト。
『実は私…一番好きなのは…鳥なんです』
猫や犬と比較すると少々マニアックかなと躊躇されていたそうだが、実は超のつく鳥好きで、うずらを飼っていたこともあるそう。
そこで念願の鳥シリーズ展開に向け視察に訪れたのが、
以前に本サイトで取材させていただいた鳥30羽と暮らす方のご自宅。
【参考:自宅に鳥部屋(•ө•)??トロピカルな鳥30羽との暮らし】
Photo by y_imura
いざ、あの鳥部屋へお邪魔すると…
いたーーー!!!
はい、ようこそ。
鳥部屋に入って早々、
目が離せなくなったのは珍しいというクロインコ。
なんだかプテラノドンを彷彿させる不思議な挙動。
発情期には頭部の羽が抜け落ちる習性があるそうで、
ハゲた脳天もラブリ~。
カゴの中ではバタバタしていたのに、
飼い主さんが毛布に包むと、
大人しくすっぽりおさまる姿がまた堪らない。
栗田さんも大好きな鳥たちに囲まれ大興奮。
モモイロインコとたわむれたり、
1m以上あるインコとの意思疎通を試みたり。
どうやら鳥好きには鳥の声が聞こえるよう…。
因みに、大型インコは知能が高い。
アメリカのペッパーバーグ博士が研究していたヨウム「アレックス」は、2歳児の感情と5歳児の知性を持ち、世界一賢いと言われていたのだそう。
この鳥たちとの触れ合いにより、
kurimaro新シリーズに一体どんな刺激を及ぼすのだろう。
後日の情報によると、
鳥たちにインスパイアされ、
年明けから新商品の開発が始まったとのこと。
お正月も過ぎれば、
バレンタイン・ホワイトデーはもうすぐそこ。
胸きゅんクッキーで
大切なあの人も笑顔になっちゃうこと間違いなし♪
Kurimaro
住所:三重県桑名市北寺町49くわなまちの駅
電話:0594-84-6811(くわなまちの駅)
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事