ホーム 01【食べに行く】 gyoson. カメラを片手に、漁村をぶら旅。(須賀利・梶賀)

gyoson. カメラを片手に、漁村をぶら旅。(須賀利・梶賀)

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人間は不思議ないきものだ。
なにかにハマるとその先へその先へと、さらなる満足をもとめる。
それが、誰かから求められていても、いなくても。

私の場合、日本の田舎、さらにその先にハマったのだ。
私が暮らす三重は、海や山などの自然、そして歴史が深い土地。

市街地から離れ、ぽつんとある漁村集落。

「そろそろ漁村感が欲しなってきた」
こころとからだは、シンプルで美しい漁村をもとめていた。
そしてカメラをぶらさげ、やってきたのは尾鷲市須賀利。

ギュっと詰まった古民家と、海と山の風景。
須賀利は、にほんの里100選(主催:朝日新聞)に選ばれている。

人口約270人の漁村集落。
尾鷲市北部と書くが、尾鷲市街地から向かうと一度おとなりの紀北町を通るという、いわゆる飛び地だ。
1982年に道路が開通するまでクルマでは行けず、巡航船が唯一の交通手段だったという。

※室内は許可を得て撮影しています

趣きのある元銭湯の古民家。今どきの家にはない体温を感じる。
おそらくここで、何人ものこどもが通い育ったのだろう。

シャッターを切れば、自然と絵になる。
そんなフォトジェニックな漁村だ。

そろそろお昼時。
家々からお昼ごはんの香り。
私もおなかが空いてきた。
少し遠いが、知り合いのカフェを訪ねるため、クルマを走らせた。

 


 

やってきたのは、尾鷲市南部にある漁村、梶賀だ。

若干、山の感じや空気が、おとなり熊野に近い感じがする。
人口は約170人。
わざわざ尾鷲市の北部から南部にきたのには訳がある。

これだ。梶賀のあぶり。

梶賀のあぶりは、焼き魚を燻製させた梶賀の伝統保存食。
そんな伝統保存食を、尾鷲市の地域おこし協力隊が商品化。
県内外から注目されている。

梶賀のあぶりのプロモーション、網元ノ家を管理している、地域おこし協力隊の中川さん。

ここ網元ノ家というカフェも、地域おこし協力隊が運営している。

あぶりを使った釜飯を注文。
炊きあがるまで少し時間がかかるので、漁村を散策。

魚の、、、、が、魚のイラスト。
なんとも粋な遊び心。
これだから漁村の散策はやめられない。

お店にもどり、釜飯をいただく。
おいしい。
ゆっくりとした時間が流れる漁村の古民家で、その地の食材を、伝統をいただくということは、何だか嬉しく、ありがたくも思った。

 


 

今回は漁村をふらっと巡った。
尾鷲市のある東紀州は、遠いイメージがあるが意外と近い。
津ICからクルマで1時間とちょっと。

もし興味があるなら「カメラを片手にふらっと」がおすすめ。
観光ガイドブックには載っていない、美しいなにかがある。

そう、人が暮らすところには、必ず美しいなにかがある。

 


 

網元ノ家(要予約)
三重県尾鷲市梶賀町313
fb https://www.facebook.com/amimotonoie/
梶賀のあぶり https://spike.cc/shop/kajika_amimoto_no_ie

 

yusuke.murayama
村山祐介。OTONAMIE代表。OTONA MASTER。 ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事

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