【酔い店】日本酒女子が集う!?イタリアンバルに潜入してみた@伊賀

【酔い店】日本酒女子が集う!?イタリアンバルに潜入してみた@伊賀

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サミット効果で三重酒の注目度がぐっとアップする中、

「どこに行けば美味しい日本酒が飲めるの?」

の声に応えて、私のとっておきであり、日本酒女子の隠れ家となっているイタリアンバールオノさんをご紹介します!IMG_20160603_220259

こちらは2013年9月に伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩1分の商店街「新天地Otonari」内にオープンした9席ほどの小さなお店。
(新天地Otonariの過去記事はこちら。)

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地元農家や鮮魚店から直接買い付ける新鮮野菜や魚介を中心にした小野シェフ流のイタリア料理と、それに合う地酒や梅酒、ワインが楽しめるイタリアンバルです。

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壁一面の黒板メニューは、季節や仕入れによって変わるので店主が随時書き換えています。

ランチタイムには連日行列ができ、日本酒イベントを開催すれば即日満席になる人気店でありながら、あまり情報が世に出ていないのは【取材NGの店】だから。※ただし、新天地Otonari全店舗の取材の際は対応。

でもでも、今回は私の行きつけパワーと日ごろの行いにより(!?)取材を快諾いただけました。

というわけで、詳しくご紹介しますよ!

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入り口、ガラス扉のバインダーにさりげなく「OPEN」&「CLOSE」の表示が出ています。

ランチは11:30~(なくなり次第、終了)※日替わりランチ950円。

ディナーは17:30~23:00

店内はカウンター6席とテーブル席(3~4人掛け)ひとつ。

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IMG_20160603_173318ホワイト&ナチュラルブラウンを基調としたシンプルな空間です。

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カウンターのカラフルなモザイクタイルもおしゃれ。

コンパクトなお店ですが、吹き抜けで天井高があるのでさほど圧迫感はありません。

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忙しそうに仕込みをする店主にお話を伺いました。

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オーナーシェフの小野嘉之さん(45)。

金髪がイカツイ印象を与えますが、実は製菓の専門学校卒のパティシエ志望。専門学校時代は週1ペースでケーキ店めぐりをしていたそうで、卒業後は出身地・兵庫県の有名ケーキ店へ就職。

「10代のときにはじめてしたバイトが喫茶店で、そこでコーヒーを入れたり、デザートをつくったりするのが楽しくて。自分でケーキを焼きたいなと思ったのが、この業界に入るきっかけだったのかなぁ…」と店主。

途中、キャンプの指導員というまったく別の職種についていた時期もあったそうですが、25歳からの10年間は広島で数店舗を展開する人気イタリア料理店で勤務。姉妹店の店長を勤めつつ、お酒全般についてのスキルを蓄え、レストランウエディングのプロデュースも手掛けるなど「いろんなことを経験」したそう。「広島の後、岡山、北九州、東京で働きましたが、40歳を超えて両親の近くで店を持つのもいいかな」と思い、現在実家のある名張周辺で物件を探し、3年前に上野市駅前の新天地Otonariにこの店をオープンしました。

そんな話をしつつ…ポンと目の前に出てきたのはこちらの一皿。

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青海苔とゴルゴンゾーラのポテトサラダ480円

同店の定番人気メニュー「青海苔とゴルゴンゾーラのポテトサラダ」です。

もう、ネーミングだけでしびれます。

この時季は新じゃが使用で、とてもクリーミーで口どけなめらか。生クリーム、ワインビネガーなどで味を調えたポテトベースにゴルゴンゾーラのコク、そのあとに鼻から抜ける青海苔の風味が絶妙なバランスで、口に含むたびに・・・お酒が恋しくなります。

ゴルゴンゾーラだけならばワイン!と言いたいところですが、
青海苔が確かに「日本酒」へと誘う酒アテです。

「なぜイタリアンバルなのに地酒を?」と尋ねると…

「バルなのでアルコールを充実させたかったんです。伊賀は酒どころだし、伊賀の食材を使った料理とも合うと思って」最初から日本酒を置こうと決めていたと言う店主。

とはいえ、これまでのキャリアで扱ってきたのは洋酒が中心。オープンに向けて独自で地酒リサーチをする中、日本酒にまつわる人々との出会いがあり、どんどん日本酒の魅力にはまっていったと言います。

「今日はどんなのがあるんですか?」と聞くと、冷蔵庫から出てくる出てくる地酒いろいろ。

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ある日の地酒ラインナップ

「伊賀には酒蔵がたくさんありますし、いくつかの蔵元さんにはお邪魔して、蔵見学もさせてもらいましたし、造り手の方もお店にも来てくださったり…。何より自分が飲んで美味しいと思う日本酒がいっぱいあることがわかりました。イタリアンバルと名乗ってますが、僕自身、ワインより日本酒を飲むほうが断然多くなりましたから」と笑います。

オープンから3年。気づけば伊賀酒だけでなく、全国各地の地酒、レア酒をさり気なく置くまでに。これが和食でもなく、日本酒専門店でもなく「イタリアンバル」だから、なんだか可笑しい(笑)

でもそれこそが日本酒女子が集う理由

男性客で溢れる酒場に踏み込む勇気はなくても、女性客中心のイタリアンバルでワイングラスで飲む日本酒なら、ずっと足を運びやすいのです。

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牛タンと野菜のグリル

「しっかりと造られた日本酒は味幅も広く、料理と合わせやすい。料理も醤油や味噌を隠し味に使ったり、和の食材を取り入れたり、だんだん日本酒よりになってきました」と店主。

こちらは冷菜の盛り合わせ。P1120606

鮮魚のカルパッチョ、生桜海老とアボカドのタルタル、生ハムとマンゴー・クリームチーズのサラダ、などなど、少しずつイロイロがたまりません。彩りもキレイ!これだけで日本酒を何種類も飲めてしまいます。※実際飲みました。

ここに来れば〆のパスタだって日本酒といけてしまうのです。IMG_20160603_213753_1

今回は日本酒をクローズアップしていますが、そのほかのアルコール、ソフトドリンクももちろん充実していますよ。だってここはイタリアンバルですから(笑)IMG_20160603_182303

~~~最後に日本酒好き女子へご案内~~

2014年の冬から同店で毎年開催している「イタリアンDE日本酒女子会」。

今年はすでに2月に開催しましたが、好評だったため夏にも開催を決定!詳細は同店Facebookをチェックしてください。


Italian bal ono – イタリアンバール オノ

住所:三重県伊賀市上野丸之内23新天地Otonari
電話:0595-51-7955
営業時間:ランチ11:30~(無くなり次第、終了)、ディナー17:30~23:00
定休日:日曜日(祝日の月曜日)
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ライター kanzaki
kanzaki chiharu。OTONAMIE公式記者。伊賀市在住のフリーライター。出身地、広島のタウン誌→東京の編集プロダクション→フリーランスとして独立して早十数年。現在は伊賀に拠点を持ち、伊賀の情報誌の執筆をはじめ、企業広告コピー、イベント企画提案などを手掛ける。日本酒好きが高じて、「伊賀酒DE女子会」の企画運営をはじめ、日本酒関連の執筆、コーディネート、イベント運営も行う酔っぱライター。得意ジャンルは日本酒、伊賀情報。2016年「日本酒女子普及委員会」会長に就任。

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