ずっと気になっていたお店にやっと来た。
JR四日市駅近くにある「きっちんケミア」です。
う~ん、醸してますねぇ。
店内はカウンターのみの12席。
キッチンの様子もよく見える。楽しい高さだ。
同僚を誘って、念願の初ケミア。
どうでもいい話だけれど、以前、デートのお誘いに対して提案したところ、引かれた経験があります。
時刻はお昼時を回り、カウンターは満席に。
常連さんばかりで、みなさんメニューを見ることもなくオーダー。
客1:「オムライスで」
「オムライスひとつ!」とママさんが大きな声で隣のマスターに伝える。
良いテンポ♪
オムライスも惹かれるけど、定番っぽいやついきたいな。
となると、店名を背負ったケミア定食Aとケミア定食Bなのかな。
魚フライ×唐揚げ、もしくは魚フライ×レバニラ。
なるほど、独特なペアリング。
客2:「カレーにしようかな」
ママ:「カレーひとつ!」
客3:「メンチカツで」
ママ:「メンチカツひとつ!」
客4:「定食Aで」
ママ:「ケミからひとつ!」
私:「っ!!」(Aの方が短いのに)
客5:「定食Bで」
ママ:「ケミレバひとつ!」
私:「っ!!」(AとBにする意味っ!)
翻弄されながら、結局、本日のランチであるメンチカツ定食にしました。
なんとこの大きさでワンコイン!
自家製ドレッシングのかかったキャベツと、程よい酸味のお漬物。
しっかりとしたお味の赤出し。
そしてパン粉がサクサクを超えて、ザクザクな存在感を出すメンチカツ。
同僚はカツカレーを注文。
「辛っ!うまっ!」と言いながら3分で間食でした。
ケミアの創業は昭和48年頃。
気になるのは妙にインパクトのある店名だ。
マスター:「へー、気になるかな」
私:「気になりますよ」
マスター:「ふーん」
私:「ヒントほしいです」
マスター:「お世話になった人の名前って感じかな」
私:「外国の方ですか??」
マスター:「いや、入れ替えたんだ」
私:「何を?」
マスター:「名前のスペルをね。例えばさ、山田だったらこうとかあるでしょ」
私:!!(あけみか…?)
同僚:!!(あけみか…?)
野暮なので、正解は聞きませんでした。
きっちんケミア、またいこっと。
きっちん ケミア
住所:三重県四日市市本町7−14
電話: 059-353-6853
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事