ホーム 01【食べに行く】 我が家の郷土飯『生節のおかず味噌』。港町のお手製ごはんがススム君は、めちゃくちゃ簡単なのに美味しい!

我が家の郷土飯『生節のおかず味噌』。港町のお手製ごはんがススム君は、めちゃくちゃ簡単なのに美味しい!

こんにちは、sawaです。
尾鷲暮らしのいつもの食卓=郷土飯の第4弾。
今回は港町の常備食、生節(なまぶし)を使ってみました。

生節は、さばいたカツオを煮て骨を抜き、5〜11回ほど燻し、天日干しをして作られています。尾鷲では春はタケノコ、イタドリ、フキなどと一緒に炊いたり、夏はソウルフードの茎漬け(ヤツガシラの茎を、塩と赤しそで漬けたもの)と食べたりします。酢の物やサラダに入れても美味しいです。そのまま身を細かくほぐしてご飯にのせて、醤油を少々。はい!美味しい!少し大きめにスライスして一味マヨ醤油をつけて食べる、おつまみ的な楽しみ方もできます。

以前、テレビで生節のレシピが紹介されていました。そのレシピを参考にサラダ、ペペロンチーノ、バケットは玉ねぎと醤油味の生節をのせてチーズトーストに。友人にも大好評でした。

 

そして今回は、尾鷲にある世古米穀店3代目の奥様より教えていただいた生節を使った「おかず味噌」の作り方を紹介したいと思います。これが・・、美味すぎてご飯が止まらないのです!

 


 

おかず味噌レシピ
・こうじ味噌 350g
・塩麴    40g
・生節    1/3本
・砂糖    300g
・酒     65g
・みりん   65g
・虎の尾または鷹の爪はお好みで

 


 

作り方


生節は袋に入れてもんで崩すと楽ちん。
手に生節の匂いがつくのを防げます!
材料をすべて鍋の中に入れます。

 


中火で煮込む。
ぐつぐつしてきたら、混ぜながら煮る。
ある程度水分が飛ぶまで。

 

色が濃くなってきます。トロンとした感じ。


完成です
すごく簡単で、すごくおいしい!

 


 

同世代のママ達に「生節をいつも買ってるか?どうやって食べてるか?」と取材してみました。生節は、夏はくきづけと食べるか、春はたけのこと炊いたりするくらいのママ達。尾鷲育ちの私も、以前は同じくらいの活用方法でした。

小さい子どものいるママは、おかずが無いときに生節に醤油かけて食べさせるくらいとの回答。今どきのママ達にはあまり使われていないんだな~と実感しました。

しかし、尾鷲から嫁いでいった友達は「冷蔵庫に常備している」とのこと。
おばあちゃん世代もやはり「いつでも冷蔵庫にある」という方が多かったです。

尾鷲は新鮮なカツオが揚がるので私は生で食べる方が多く、夏はくきづけとセットで食べていました。生節を使った新しいメニューを試したり、おかず味噌を教えてもらったりして、やはり生節=常備食だと改めて気づかされました!

ぜひ「生節のおかず味噌」作ってみてくださいね!

 

 

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