ホーム 04【知る】 三重でともに学んだ同期のみんなへ

三重でともに学んだ同期のみんなへ

すっかりご無沙汰してしまいました。
三重大学のこにちゃんです。

拝啓 同期の皆さん、お元気ですか?
僕は大学5年目なので、同期の皆さんは社会1年目。

とても大変な時期だと思います。
君たちのSNSでは、
月曜日来るな〜
仕事しんどい、辞めたい
とタイムラインで流れてこない日はありません。

実際に、就業わずか半年で、うつ病を発症し離職してしまった同期もいますね。
状況は深刻です。

自分も半分学生、半分社会人の二足の草鞋を履いて、3年が過ぎようとしています。

皆さんほどではないですが、僕も少し悩むことはあります。

自分が自分らしく感じなくなった」んです。

組織を知り、上司に叱責されると、学生時代には感じなかった“自分”という誰かが出来上がってくる。
〇〇会社に所属する“自分”、上司が求める“自分”が出来上がってくる。

僕はこれにすごく違和感を持ちました。

 

僕はニカイへ訪れる

僕は先日、otonamie副代表の福田ミキさんが管理人を勤める桑名市「ニカイ」に訪れた。

ミキさんには日ごろから大変お世話になっていたし、ニカイにも行きたいとずっと思っていた。
けれど、僕の大学院試験が終わるまでは我慢ということで、ニカイがオープンして4か月後にようやく足を運ぶことが出来た。

その空間はとても不思議で、本当に適切な表現が見つからない(笑)
時間を忘れるくらい、雰囲気を楽しんだ。

僕は自然とミキさんに人生相談をしていた。

いよいよ本題の相談。
「ミキさん、僕は自分が自分らしく感じなくなったんです。」

ミキさんには3、4年ほど前、ちょうどotonamie立ち上げ当初からお世話になっているので、僕の学生時代の失礼で後先考えない言動を知っているし、たくさん迷惑をかけた。

その時の自分はもういないと、心からそう話す自分はいた。

けれどミキさんは「りょうくんらしさが好き」と言ってくれたし、なんとサインまで書いてくれた。(僕が求めたんだけど)

そして。
“自分らしさ”を受け入れてもらうためには、まずは自分自身が相手へ愛情を持つことが大切なんじゃないかな」と教えてもらった。多くの本を読んできたが、どの本にも書いていなかった言葉だ。

“自分らしさ”を表現するための努力。
これなら自分にも出来るかもしれない。
そう思った。

 

社会で頑張る同世代へ

皆さん、仕事は大変だと思います。
20代の離職率が3割を超えて、終身雇用体制が終わった日本では、新卒で入社するとともに、転職先を考える時代。雇用環境も問題は山積み。長時間労働、低賃金、セクハラ、パワハラ。

最近の若者は根性がない
すぐ辞める
など、僕らを“最近の若者は~”と、タグ付けする“最近の上司”は、大勢います。
けど、やっぱりどこかズレている。”最近の~”でまとめられるほど、僕らは単純じゃない。

僕らは「自分が自分らしくいれない」ことに、自分が思っている以上に、過度ストレスを負っています。
僕らが、会社に行きたくない、仕事をしたくないと思うのは、「自分が自分らしくいれない」から。

起業家やフリーランスで成功する”最近の大人”はいう。
「会社が嫌なら辞めて、独立しろ!」

今の僕は、そのことがどれだけハードルが高いことかわかるし、自分にはできないことだとさえ思う。
きっと、みんなも僕の意見に大多数は賛成するはず。けどそれでいいと思う。

「仕事つらいな」と思ったら、「自分らしくいるにはどうしたらいいか
それを一度考えてほしいです。

その解が見つかったら、それを実行に移してほしい。
周りに愛情を伝えて、自分を理解してもらうように努力してほしい。僕もそうする。

僕はニカイで教わった。ニカイで救われた。

同じ三重県で学んだのも何かの縁。
自分に迷ったら、是非ここを訪れて欲しいです。
ヒントを得られる人達と出会えるかもしれません。

▼この日ニカイで会った方のInstagram

 

ニカイ
桑名市常磐町51コインランドリービーエル2階

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で