ホーム 01【食べに行く】 01ランチ・スイーツ・カフェ・パン・女子会 待ち合わせと言えば喫茶店だったあの頃。喫茶ルールの公衆電話に思い馳せる。

待ち合わせと言えば喫茶店だったあの頃。喫茶ルールの公衆電話に思い馳せる。

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すれ違いというドラマがあったあの頃

創業40年を越える老舗喫茶店。

そのレジ横に、
いまだ佇む公衆電話

そういえば携帯電話がなかった時代、
待ち合わせといえば喫茶店だった。

マスター:当時はお客さんから店によく電話がかかってきたよ。「○○さん来ていますか?」とか「△△さん呼んでもらえますか?」ってね。店内に聞こえるように名前を呼び、取り次ぐこともあったよ。その後、ポケベルが流行った時代には、この電話もよく使われていたね。

なんだか懐かしい気持ちになる灰皿の絵

すれ違いというドラマがあったあの頃に思い馳せる。

ここは桑名駅直結のビル、
心ふれあう 桑栄メイト』内の、

喫茶ルール

ゆっくりとモーニングを頂ける喫茶店だ。

いや、ゆっくりどころか、
まるで時が止まったかのような昭和がここに在る。

常連さんにとって、
ルールでの珈琲はもう日課で、
お気に入りの席も大概決まっている。

カウンター越しに語らう
マスターとお客さん。

確実に心が触れ合っている。

駅直結という場所柄、
ここで朝食を食べてから、さぁ通勤!
という方も多いだろう。

マスター:そうだねぇ。モーニングを朝ごはんにしている人も多いかもしれないねぇ。

一瞬、ん?と思ったけれど、
ゆったりにこやかなマスターにつられ、
思わず笑顔を返した。

因みに、”心ふれあう桑栄メイト”が気になる方はこちらへどうぞ。

色んな意味で一度来てみて。レトロという言葉ではごまかせない奥深い素敵スポット。

 

初めて見た、モーニング2人盛り

40年以上このビルで営業をされている喫茶ルール。

今朝は私も友人と待ち合わせ。

昭和に浸る間もなく、
「あと5分で着くよ」と友人からLINEが届く。

これが現代。なんだかんだで超便利。

露出した配管が潜水艦チック

「昔からこのやり方でね」と、
珈琲をで淹れるマスター。

朝は全ての飲み物に、
トーストと卵が付いてくる。

合流した友人は、
クリームたっぷりのココアを。

私は紅茶。

レモンがポーションではなく生なのがまた嬉しい

その後出てきたモーニング2人盛り。

やばい、モーニング2人盛りは初めて見たぞ。

慌ててお互い、ドリンクのソーサーをパン皿にした。

 

喫茶ルールには特別なルールがあるのか

スローな時間が流れる喫茶ルールの朝。

それにしても店名に掲げるほど、
この喫茶店には特別なルールがあるのだろうか。

マスター:なんもないよ(笑)

聞けば、
店名を「エール」にしようと開店準備していたところ、
このビル内に同名の薬局がある事が発覚し、
急遽、書体をいじり「ルール」に変えたのだとか。

そして時は流れ、
あっという間に40数年。

トイレに間違えられぬよう掲げた厨房の出入口

喫茶ルールより、
ちょっぴり年下の私たちは、
ポケベル・PHS・ガラケーと、
一通り使いこなした世代でもある。

ポケベル打つのに公衆電話に並んだり、
電波が悪くてガラケー振ったり、
ストラップをじゃらじゃら付けたり、
光るアンテナに取り替えたり、
電池パックに好きな人とのプリクラを貼るブームもあった。

でもそういった便利な通信機器を持たなかった頃は、
電話は家でじっと待ち、
待ち合せ場所からは動かず、
駅の伝言掲示板もよく使ったものだ。

そんな古き良き青春トークから、
気になってきたのが、
桑名で重宝されたであろう待ち合わせのメッカ

そういう場所ってあるのかな。

 

時代を越えて…

地元の方に案内いただいた待ち合わせのメッカ。

それは伊勢国東の玄関口であった七里の渡し跡から、
四日市へ続く旧東海道沿いに鎮座する春日神社前にある「志るべ石

志るべ石の右側面には「たづぬるかた」、
左側面には「おしゆるかた」と刻まれている。

かつて東海道を行き交う旅人たちの間で、
迷子や行方不明者を探す伝言板として使われており、
「たづぬるかた」には探し人の特徴や服装などを書いた紙を貼り、
「おしゆるかた」には心当たりある人が目撃情報を貼る、
というように使われていた石なのだそう。

うーん、情緒を感じる…。

感じるけれど、時代めちゃ飛んだな!

 


喫茶ルール
住所:三重県桑名市桑栄町2 桑栄メイト
電話:0594-23-1602

 

福田ミキ

フクダミキ。OTONAMIE副代表。OTONA MASTER。
仕事は東京の企業の社長秘書兼オフィスワークセンター長。数年前から社会人学生でもある。2014年に夫の都合で東京から三重県桑名市にお引越し。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。この記者が登場する記事
※くわブロにて情報更新中

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