”いつもの「いただきます」を楽しく”
をコンセプトとして、
インスタグラムを中心に食卓アレンジを
発信しているメディア「おうちごはん」
URL:https://www.instagram.com/ouchigohan.jp/
2015年9月にスタートし、
発信されるハッシュタグや食アイディアから、
うまれたトレンドも数多く、
今やフォロワーは25万超。
そんなおうちごはんの発足人かつ編集長が、
三重県出身って知ってた??
楽天を経て現在のトレンダーズへ
おうちごはんを運営するトレンダーズ株式会社。
早速、東京・恵比寿にあるオフィスにお邪魔し、
おうちごはんの編集長 南出千賀さんにお話を伺った。
三重県津市出身の南出さん。
昨年11月に開催したOTONAMIE×TOKYO(※)に
参加いただいたのをきっかけに知り合った。
※OTONAMIE×TOKYOとは、
三重県出身で東京に暮らす方のコミュニティのこと
余談だが、
以前からおうちごはんの熱烈ファンだった
OTONAMIE広報のともーこ氏は、
南出さんとの出会いに思わず小躍りしていたほど。
南出さんの本業は、システムエンジニア。
前職は楽天で、
データベースエンジニアとして
楽天市場などのサーバーの構築・運用に携わり、
その後、現在のトレンダーズへと移り、
エンジニア業務やWEB制作のディレクション業務を経て
おうちごはんをスタートさせた。
南出さん:昔から新しいツールやアプリが大好きで、インスタグラムは割と早くからいじっていました。
最初は今のおうちごはんの前身となるインスタグラムの運用をエンジニア業務と兼任してやっていたのですが、インスタグラムならではの食トレンドをより多くの人に伝える食に特化したウェブメディアを立ち上げることが決まったタイミングで社内異動して、おうちごはんのWEBサイトを2年ほど前に立ち上げました。
おうちごはんの運営は??
”いつもの「いただきます」を楽しく”
というコンセプトの通り、
暮らしのワクワクが詰まったおうちごはん。
公式サイトでは、
カテゴリーを朝ごはんやおやつ、よみもののように分け、おすすめレシピやインスタグラマーさんのインタビュー記事などを掲載している。
インスタグラムは、
編集部が「おうちごはんLover」タグが付いた写真の中からセレクトの上、紹介している。
(#おうちごはんラバー、#ouchigohanloverも対象)
セレクトの担当は順番制にしていて、
コンテンツや感性に、
広がりを持たせているとのこと。
またなぜその写真に惹かれたのか等、
編集部がコメントを添えているところに、
温かみを感じる。
おうちごはんで紹介されるインスタグラマーさん
おうちごはんで紹介される写真の作者(インスタグラマー)はどういう人なのだろうか。
南出さん:主に日常的にごはんを作っている方々ですね。
インスタグラマーさんに対し、インスタグラムを始めた理由や、世界観の原点などをインタビューすることもあるのですが、毎日作っているごはんをインスタグラムにあげてみたら思った以上の反応があって、インスタグラマーになったという人も多いです。
―—そっか、インスタグラムにあげたいから料理するのではないということですね。
南出さん:もちろんインスタグラムにあげるために、料理をするというのモチベーションは全然ありです。
実際インスタグラマーさんの中には、食の仕事をされているプロの方もいますし、料理が趣味という会社員の方、料理が得意な方も、料理が不得意という方もいらっしゃいます。
みなさん共通しているのは、インスタグラムに投稿して“おいしそう!”と言ってもらえることが嬉しいと仰いますね。
その反応が日々の料理に対するモチベーションになるという方が多いです。
例えばこちらのインスタグラマーさんは、”水玉ちらし寿司”を考案した方で、いつもお弁当がとても素敵なのです。
きっかけは娘さんが「学校に行っても昼食の時間しか楽しみがない」と言ったことからで、「お弁当のふたを開けた時、気持ちが晴れたらいいな」という想いを込め、見た目から華やかなお弁当を作るようになったそうです。
参考:いざ、水玉の世界へ!「水玉ちらし寿司」の人気が急上昇中なんです!
南出さん:おうちごはんを通して、”料理は見た目から入っても楽しいんだ”と気付くきっかけになったらと思っています。
料理をする素敵な盛り付けをマネしたいから、憧れの器や鍋を使いたいから、でもいいんです。
また日本のおうちごはんは文化なので、世界の人にも知ってもらいたいですね。
―—因みに、編集部でレシピを考案される際、見た目は華やかだけど、味が微妙という事もありますか?
南出さん:あります。そういう時は却下になりますね(笑)
―—インスタグラマーさんとの交流で印象的なことありますか?
南出さん:実は、OTONAMIEさんが愛用しているおにぎりせんべいの付いた指示棒をイイなーと思っていて、あるインスタグラマーさんに話したら、なんと本物のパン素材を使用して、ポインターを作ってくださったんです!とっても嬉しかったです!
編集部がMTGにて使用している様子はこちら↓
パン好きなら欲しくなる!かわいすぎる見た目の「レブパンシリーズ」が気になる
インスタグラムのコツは?
南出さん:インスタグラムは世界観が大事です。
タイムラインで気になる写真を見付けて、プロフィールに飛んだ時、トップの並び6~9枚の写真の世界観が統一されているかで、フォローするかが決まると思っています。
なので投稿するコンテンツは混ぜないことをおすすめします。
もしコンテンツが様々な場合は、例えば、衣食住でアカウントを分けるなどして、トーンの統一を図るのが良いですね。
―—次に流行りそうなアプリはありますか?
南出さん:既に浸透しつつありますが、世界観でいえば、Pinterestは面白いと思います。
好きな写真や画像を自分のボードにピン止めして、それをシェアできるサービスです。
ボードをカテゴライズできるので、雰囲気がとてもいいです。
―—なるほど、おうちごはんを通して、日常に彩りを添えるヒントと、情報発信のコツを教えて頂きました。ありがとうございました!!
そんなおうちごはんが、
2018年4月より、
会員制度『おうちごはんLover』の募集をスタート。
会員限定の情報が届いたり、
ワークショップの先行予約などの優待があったり、
編集部と一緒に新トレンドを仕掛ける企画に参加することも出来ちゃうとのこと。
これは気になる!!
こちらのサイトをチェックチェック!!
☆おうちごはん☆
公式サイト
インスタグラム
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福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事