PUEOさんのマフィンを食べに行こう。
昨日から決めていたんだ。
スーパーやパン屋さんで売ってるマフィンも普通に好きなんだけど、
PUEOさんのマフィンは、別格。
こんなに美味しいと感じて食べたマフィンは、
私は今までなかったのだ。
店内も素敵なお店なので、ちゃんとお洒落して、ミイラも持って、
いざ出発。
と思いきや、
まるお がいない!(タナカ家の愛車)
なんてこった。旦那が乗っていってしまったんだ。
こうなったら、また今日も自転車をこぐしかないのか。。
自宅から、自転車で行ける距離なのか不安だったが、
思いのほか20分足らずで到着。汗はだくだく。
初めは、なんのお店か知らずに、たまたま通りがかったお店だったのだけど、この佇まい。きっと何かある、と素敵なにおいがぷんぷんするのを、感じ取ったのです。
11時開店だけど、午後1時を過ぎると、マフィンの数も少なくなってる!
でも見て!
今日も美味しそうなマフィン!
「マンゴー」だって!
前回来たときは、なかったな。きっと夏だけのマフィンだ。
ラズベリー&チョコレートに
マンゴー。
そして、
バナナ&サワークリーム。
こちらは、
フルーツ&ナッツ。
毎回、選ぶのに悩みます。
他にも、ブラウニーやアイシングのクッキーに、ビスコッティ!
写真には写ってないけど、スコーンやクッキー、
ショーケースには、ニューヨークチーズケーキや季節のパイetc…♡
ドリンクのメニュー。
「スパイシーレモンソーダ」!
飲んでみたかった… 残念。SOLD OUTなり!!
こんな暑い夏の季節。ネーミングからして目からも、飲めばカラダも、
きっと爽やかにはじけたに違いにない。
ようやく、注文も決まり…
このチケット、使えますか?
以前お店に来たとき、4月でお店の1周年を迎えられたそうで、
チケット&ミニクランプ(クリップ)をプレゼントとして頂いていたのです。この組み合わせ感がまた、とってもお洒落。アメリカらしいデザインのクランプも素敵!そしてチケットは、なんと店内の好きな商品と1つ交換OK!だったのです。
思わず頬に手を当ててしまう、美味しさ。
注文したのは、マンゴーとラズベリー&チョコレートのマフィン。
マンゴーは、ずっしりと重たいほど!
しっとり柔らかな生地に、とろけるようなマンゴーの果肉…
そうなんです。
PUEOさんのマフィンは、驚くほどしっとりとした生地で、季節の果物もふんだんに入っていて。ナッツやスパイスとの組み合わせが、また絶妙なのです。
次に、ラズベリー&チョコレート。
濃厚なほろ苦さのあるチョコレートを感じていたら、次はラズベリーの甘酸っぱさが… そしてまたやってくる、ビターなチョコレート…
大人な味。たまらん…!
美味しすぎて、本当に、頬に思わず手を当ててしまうのです。
ドリンクは、今日はホットのカフェオレに。
カップもとても素敵。同じものが欲しい!
PUEOさんのお店は、アメリカンテイスト。
カウンター越しに並ぶカップやグラス、お菓子が並ぶガラスの器、
スタンプで一文字ずつ押したような「MUFFIN」のフォントまで。
世界観があって、インテリアもとても参考になるのです。
一角には、PUEOさんセレクトの本が。
インパクトのある雑誌のテーマが、なんだかいいな。
「かっこよく働くのさ。」って。
平日だからお客さんも少ないかな、と思いきや、
こどもちゃん連れのママとそのお友達や、お洒落なカップル。
一人で来られるお客さんも、代わる代わるやって来る。
そうそう、帰り際にやって来た、クロネコのヤマトさん。
荷物のお届けでやって来たのかと思ったら、マフィンを1個お買い上げ。
お仕事でなく、お客さんとしてやって来られていました。店主に聞くと、「甘いものがお好きなようで。」って。たまに買いに来られるそう。
華やかなものよりも、素朴な家庭的な味が好き。
店主は、ショートカットとメガネの似合う素敵な女性。
着られていたTシャツのモスグリーンは、私もとても好きな色。
後で分かったけど、私と同じ名前で、まゆみさんでした。
顔を覚えて下さっていたのか、お店に入った瞬間からお話しができるほど気さくな方。
お店をされている方に聞くのも失礼だけど、聞いてみました。
「 なんでこんな美味しいマフィン作れるの!?」って。
聞けば、焼き菓子は京都で習っていたそうですが、
自分の好きな味を求めて、材料の配分などは研究をされているみたい。
季節のものを取り入れたり、シナモン・カルダモン・クローブ等のスパイスとのバランスが重要で、例えば、チョコレート(のお菓子)であれば、甘さだけでなく、爽やかなスパイスをプラスしたり。
ご自身が追求された独自のバランス感覚が、あの美味しいマフィンを生み出しているよう。PUEOさんのお菓子は、アメリカンベイキングと称する焼き菓子。「色のついた、キラキラした華やかなものもあるけれど、私は、素朴な家庭的な味が好き。」とまゆみさん。
自分の思うものを、お菓子に、器やグラスに、ディスプレイに、
そして空間に…
表現できているって、すごいなと思う。
いいなと感じる感覚はあっても、それを自分で体現することの難しさ。
心動かされる何かには、必ず、人の想いが詰め込まれているのだ。
でも、自宅のお家は、そうもいかず、子どもさんが好きなアンパンマンやプリキュアでいっぱい…だそう。そういうものですよね。とっても可愛いお話し。
そう言えば…
うちのまるおは、(車体が)丸いから、まるお。
お店のぷえお、はどういう意味なんだろう。
また聞きに、マフィン食べに行こう。
BAKE SHOP PUEO (ベイクショップ プエオ)
〒514-0305 三重県津市雲出島貫町924-1
TEL :059-261-2815
OPEN :11:00〜16:30
CLOSED : 日曜日・月曜日
津市在住歴4年。結婚を機に、大阪からやって参りました。元?グラフィックデザイナー。泣く泣く大阪を離れたものの、三重で暮らし始めて気付いたこの楽しさ。価値観を一変させたこの土地で、さらに伸びやかになる私。面白いことをしていきたいと、心に秘めています。