夏の味!くき漬け。
尾鷲周辺の夏の味、くき漬け♡
尾鷲産まれの私には、お袋の味。
くき漬けと聞いてピンとくる方は尾鷲地方通かも♩
くき漬けって?!
くき漬けは、サトイモの一種であるヤツガシラの茎を塩と赤シソで漬けた漬物で、梅干しに近い味がします。
昔はこんな感じでよく見かけました。
薄皮を向き、細かく切ると、シャキシャキとした歯応えとさっぱりした味が暑い季節でも食欲をそそり、夏の暑さを乗り切るのに最適なご飯の友です。
これに生節(カツオを茹でる、もしくは蒸して燻製加工した物)とショウガを合わせ、醤油をすこーしかけて白ご飯と一緒に食べますと絶品!
でも、北勢地区では、生節も中々売ってないので、鰹節で代用します。
お茶漬けや御飯と混ぜでおにぎりにすると冷めても美味しいんです。
私が小さいころは、(⇦ウン十年前(笑))は、どこのお家でも作られていたお袋の味ですが、最近はヤツガシラの栽培にも漬けるのにも手間暇がかかり、作る人がとても少なくなっているみたいで、尾鷲に帰っても中々目にする事がなくなりました。
ある意味とてもレアな御飯の友ですよ!
どこかで見かけたかたは是非食べて見て下さい!
岡田聖子。Otona記者。NPO法人shining理事長、ママそらみえ支部代表、介護支援専門員、心理カウンセラー、ゆめのたね放送局パーソナリティ。得意ジャンルはグルメ、お出かけ。