4年に1度のお菓子の祭典、行きました??
今年2017年4~5月、
三重県伊勢市にて行われた
お菓子の博覧会(通称:菓子博)。
明治44年から4年に1度、
全国から選ばれた地に銘菓が集められ、
展示・販売されるイベント。
※戦争による一時中断あり
今回、東海エリアでの開催は40年ぶり。
しかも三重県ではお初ということで、
話題になった(よね?)
緻密さに思わずため息。 菓子職人さんたちの技術と感性の高さを
改めて実感する展示の数々。
菓子博 開催24日間で
総入場者数58万4100人。
盛況の閉幕となった。
観客を魅了した作品は今・・・
菓子博に展示された工芸菓子たちは、
今、一体どうしているのだろう。
「百花の王」と呼ばれる
牡丹を題材にした作品に着目してみた。
早速、お邪魔しまーす!!
―—菓子博に出たあの妖精さんは、今どちらにいるのでしょうか。
玉川軒さん:「店舗の倉庫で眠りについていますよ。」
―—いらっしゃるのですね!!会えますか??
玉川軒さん:「はい。では連れてきますね。」
会場にいた時と変わらぬ後ろ姿。
妖精は眠りにつきながら
嫁ぎ先が決まるのを待っているのだそう。
牡丹の花は、
だいぶ破損してしまい、
近々解体する予定とのこと。
花びらをかじりながら、
再び倉庫へと戻っていく妖精を見送る。
良い嫁ぎ先が見つかりますように☆
120年以上の歴史を持つ玉川軒老舗
東海道五十三次の宿場町として栄えた桑名には、
和菓子店が数多く存在する。
玉川軒老舗の創業は明治28年。
戦時中、
菓子道具は疎開先へ持っていけなかった為、
家の井戸に隠したという話もあるそう。
1世紀以上の歴史を誇る玉川軒。
この春からは、修行を終えた四代目が加わった。
格式の高さを表す「御菓子司(おんかしつかさ)」の名の通り、
初代から継承された伝統と技とこころを
御菓子に込めて伝え続けている。
四代目が織りなす若者にささる和菓子とは
といっても、
最近の若者の和菓子離れは否めない。
四代目は
若者にも受け容れられる和菓子を
積極的に考案している。
それがまた、
出るもの出るもの魅力的なのだ。
季節を感じられるものや、
ぷにぷに触りたくなるもの。
可愛さにきゅんきゅんしちゃうもの。
ぷるぷる目が離せないもの等々。
個人的にはまっているのは、
今夏の新作「葛アイス」
見た目のイメージでは
氷系アイスキャンディー。
なのだけど、かぶりつくと
「っ!!」
意外な食感なのである。
葛でコーティングされているからムチっと。
アイスなのにドロリと溶けない。
フルーツ味にはゴロゴロ果実。
おしるこ味には香ばしい焼餅。
葛×アイス×果実(餅)・・・
「もう、なにこの食感!!」
ってなるはず。
因みに、
お疲れ気味なおっさんも、
店内の葛アイス帽をかぶると、
ご機嫌なMr.サマーになれます。
SNS限定!キラキラな宝石菓子
夏におススメな涼菓子がもう1点。
宝石のような琥珀糖。
寒天と砂糖でできており、
お味は色々。
緑:コニャック
青:ブルーキュラソー
桃:サングリア
黄:蜂蜜
茶:ほうじ茶
白:檸檬
外側シャリっと、中側ソフト。
作れる量が限られているため
SNSからの受注販売のみ(Facebook・Twitter)
OTONAMIEロゴもキャッ♥
更に炭酸水を入れると・・・
もっと夏を楽しもう。金魚の琥珀糖
季節は夏本番。
琥珀糖のしゅわしゅわフラッシュで
もっと夏を楽しめる金魚バージョン。
縁側・蚊取り線香・風鈴、そして金魚。
これぞ日本の夏の風物詩。
いざ、炭酸水投入。
しゅわしゅわ~
ぷちぷちぷち~
しゃぁわしゃぁわ~
汗ばんだ肌に風が心地よい。
夏、いっぱい楽しもう。
御菓子処 玉川軒
住所:三重県桑名市相川町16
電話:0594-22-4395
時間:08:00~20:30
定休:火曜(祝日は営業)
☆新作情報はTwitterをご覧ください。
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事