シッピングモールでふと目についた看板。
え?布団って洗うの??
掛布団はまだわかるけど、敷布団も洗うの?
天日干しでパンパン叩いて終わりじゃないの?
いやいや、掃除機でも吸い取ってるし大丈夫でしょ。
(意味ないという噂も聞くけど、知らなかったことにしよう・・・)
とはいえ、
やっぱりモヤモヤするので、後日友人にも聞いてみた。
彼女の近所(鈴鹿市)には
布団も洗えるランドリーがあり、
季節の変わり目には必ず洗いに行っていくのが普通とのこと。
あれ、もしかして洗ってないの私だけ??
その夜、布団に入ってから
一度も洗ったことのない布団がとてつもなく不潔な感じがして悶々。
汚れた洋服は洗うのに、
布団は汗かいても、おねしょしても天日干しだけ。
それって洗えない前提だからだよね。
私のなかの「布団は聖域説」が、見事に崩壊。
いてもたってもいられずに、
翌日、布団も洗えるというランドリーマジックへ行ってみた。
抱えてきたのは、
昔ながらの重~い綿の敷布団と、シンサレートの掛布団。
もちろんどちらも一度も洗ったことはない。
「いらっしゃいませ」
笑顔で迎え入れてくれたスタッフの伊藤さん。

伊藤さん:もちろん洗えますよ。即日仕上げでよろしいですか。
福田:はい、お願いします。今夜もこの布団で寝たいです。
伊藤さん:かしこまりました。お布団、大切に使っていらっしゃいますね。
福田:そうなんです!実はこの敷布団、数十年前に祖母が布団屋さんに頼んで仕立てたものなのです。
一度も洗っていないということを伝えると、
洗剤を少し多めで対応してくださった。
—な、なんですかこの色。。
伊藤さん:ふふふ。これが汚れです。ちょっと洗剤浸け置きしますね。
臨機応変に対応してくださる伊藤さん。
笑顔で渡されたパンフレットによると
人は眠っている間に約200㏄の汗をかくと書かれている。
し・か・も・・・
ひぇぇぇ。。き、気持ち悪い。。
伊藤さん、早く、早くキレイにしてください。。
汚いっ!!
やはし天日干しでも掃除機でもダメだったのか。。
福田:あの、他の人の布団と一緒に洗われることあるのですか?
伊藤さん:ないです。完全個別洗いですよ。
福田:ほっ。この汚れを見てしまうとちょっとね・・・。まぁ一度も洗っていない私が言うなという感じですね。すみません。。
この乾燥機は、ガスで約80度、中綿も約60度となり、ダニをほぼ完全に死滅。
(※ダニは50度で死滅。天日干しの場合、表面温度約40度までしか上がらないそう)
ダニの死骸・フン・花粉・ちり・ゴミ・毛なども強力熱風で吸引除去し、ふっくら清潔になるのだそう。
待っている間に伊藤さんにお話を伺った。

福田:お布団はどれくらいの周期で洗えばいいですか?
伊藤さん:お客様によりますが、季節毎に出される方が多いですね。洗ってから使う場合や、しまう前に洗う場合など。お正月前に一気に出すお客様もいらっしゃいます。

福田:コインランドリーって単身者や学生が利用するものと思っていました。
伊藤さん:今一番多いのは主婦層ですね。1週間分纏めて持ってこられる方も多いです。カーペットやカーテン等の大物をお持ちだったり。
買い物のついでに、乾燥だけ利用されるお客様もいらっしゃいます。ガスの乾燥機は生地が傷まずふっくら仕上がるのですよ。

ふーむ、どうやら世の中は確実に進化しているようだ。
コインランドリーは清潔で安心。
客層は変わり、布団まで洗える。
仕上がったお布団は、
本当にふっくらふわふわ。
ほのかに香る洗濯後の気持ちいい匂い♪

この夜、
清潔に生まれ変わったお布団で
心身共に気持ちよーく熟睡。
「私、布団キレイ女子になれたわ。さよなら過去の私。」
1日の1/3は使っているお布団。
丁寧な暮らしには布団洗いは必須で、
大人のたしなみなのかもしれない。
後日友人と・・・・
うわっ。。
今回お布団を洗っていただいたのは、
ランドリーマジック星川サンシティ店さん。
★洗濯後の布団を、
有人対応時間内に受け取りに来れない場合は、
コインロッカーにて授受OK。
★1週間分の洗濯物を、
洗濯~乾燥~たたみまでお願いできる洗濯代行サービスもあります。
★その他布団以外の大物にも対応
ふとん(綿・羽毛・羊毛混・化織など、ほとんどの種類)
毛布・カーペット・こたつ布団・ダウンジャケット等。
ランドリーマジック星川サンシティ店
住所:三重県桑名市星川785 サンシティ星川駐車場
電話:(0594)32-2887
時間:9:00~14:00(ふとんや大物・スタッフがいる時間)
24時間(コインランドリー)
定休:年中無休

福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事