ホーム 02【遊びに行く】 地元のお祭りはユネスコも認めるお宝!?県内のお祭り道具がMieMuに大集合!

地元のお祭りはユネスコも認めるお宝!?県内のお祭り道具がMieMuに大集合!

連休が終わり日常へ戻っていく。出勤途中の近鉄車内でotonamieの記事を書く今の私は、まさに日常と非日常の狭間にいます。

日常とは「普通の生活」を意味しますが、我々が当たり前と思っていた日常が実は奇跡の連続だった!ものすごい労力で誰かに支えられてきたということを、非日常的な出来事をきっかけに思いがけずに知った。そんな経験はありませんか?

このように日常と非日常を分ける考え方が日本では古来から根付いているそうで、民俗学や文化人類学の分野では「ハレとケ」と呼ばれています。ハレは非日常の儀礼と祝祭など、ケは日常の生活と労働などを表します。

全国各地に残る地域伝統のお祭りはハレを全身全霊で祝い、その喜びや祈りを世代を超えて地域内外の人達と分かち合うことが出来る行事です。

地域に残ってきたものだからあって当たり前という感覚もありますが、担い手不足により中断を余儀なくされているお祭りも少なくはありません。そんな中、三重県内には数百年もの間受け継がれてきたお祭りが各地で残っています。

鯨船行事で使われている鯨の模型と祭りの映像

現在、三重県総合博物館(Miemu)では、第43回企画展「まつりを旅する 受け継いできた三重の宝もの」が開催されています。

ユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」に登録されている

桑名市の「桑名石取祭の祭車行事」

四日市市の「鳥出神社の鯨船行事」

伊賀市の「上野天神祭のダンジリ行事」と「勝手神社の神事踊」

を中心に県内各地のお祭りで実際に使われている道具が展示されています。

石取祭車太一丸造り物「神鹿」

上野鍛冶町楼車前幕「白象と唐子図」の写真

道具そのものの派手さや精巧な技術も素晴らしいですが、これらの道具が数百年もの間それぞれの地域で保管・管理されてお祭りと共に受け継がれてきた事実に圧倒されます。

将来世代にも地元のお祭りが残ってほしいという想いと共に数百年にわたって県内各地で引き継がれている。お祭りはモノではありませんが、宝もののように代々大切にされてきた行事なんだと改めて思いました。

中野獅子舞練習用獅子頭

お祭りの継承に使われている練習用の獅子舞の展示もありました。三重県総合博物館には地元のお祭りに密着して調査を進めている研究グループがあるそうで今後の研究への期待も高まります。

蛇足ですが個人的に一番気になったのは、初めて一般公開されたというある絵巻に描かれているしゃもじ?うちわ?のような頭で微笑む人達… (↓画像の右上部分)

彼らは一体何者でこの絵巻は何を表しているのか?展示を見てからパンフレットの解説もあわせて読むと、県内各地お祭りが異国の文化も取り入れつつ発展してきた様子がよくわかります。江戸時代の三重県民も流行りものが好きだったようで妙に親近感が湧きました。

地元のお祭りにもっと関わりたくなる
他の地域のお祭りにも行ってみたくなる
三重県ってやっぱオモロイな~と思える展示です。

皆さんも是非足をお運びください。関連イベントもたくさんあるので必見です!

ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」登録10周年記念・三重県誕生150周年記念 第43回企画展「まつりを旅する 受け継いできた三重の宝もの」

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