こんにちは!OTONAMIE代表の村山です。
今日も漁村からGood Day!
「漁村ってフォトジェニックだなー」と、夏くらいからいろんな漁村に行くたびに思います。
行けば行くほどその魅力にハマっていく漁村。
そして私の漁村への関心が、いろんな意味でディープな方向に向かってきています。
漁村の過去記事
ん?床屋さん?
気になってしまいました。
沖縄の離島感、いやドクターコトーのドラマを彷彿とさせる存在感。
インタビューすることにしました。
「こんちわー」と元気よく玄関先で挨拶をしてみました。
あれ?だれもいないのかな?と思いきや、おじさんが寝転がっていました。
おじさん「どーしたん?」
私「いま取材のロケハンでこの辺りを巡っていまして。」
おじさん「へー、そうなんや。」
私「整体もされているのですか?」
おじさん「うん。修行してきたんやわ。えーと外に看板替わりにかけてあったやろ。えーと、これこれ。」
私「そうなんですね。それより、壁にいっぱい貼ってある紙は何ですか?」
おじさん「囲碁の作戦。」
私「すごいですね!これ全部違う作戦なのですか?」
おじさん「うん。こんなん一部やで。」
私「えっ!?」
おじさ「家には寝るところ以外、こんな紙だらけやわ。」
おじさん曰く、この書は有名な囲碁の棋士からいただいたらしく、その棋士は滅多にこういう書を誰かにあげることはないらしい。
囲碁で黒と白が打つ平均回数は、両者合計で200手強らしい。
変化の数は10の700乗を超えるらしい。
囲碁は、瞬時に物事の大局を把握する力や感性を養成する芸術らしい。
囲碁は神様が創った最高の芸術らしい。
神とは真理・真実・宇宙ことらしい・・・。
まさか漁村の床屋で「宇宙」を発見するとは。
おじさんとお別れをして、玄関を出ました。
玄関先で、猫が不思議そうに私を見つめていました。
神様、真実ってどこにあるのですか?
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事