2015年10月24日に本格運用が始まったOTONAMIE。
おかげさまで1周年を迎えることが出来ました。
この1年で、
登録記者は100名超、Facebook3000イイネ、
PV数は1日約3千6百、月間では11万。
タブロイド判は2版発行し、
県内外のメディアとの連携を持ち始めました。
これまでに配信された記事は
565本(2016.10.24時点)となりました。
いつも応援ありがとうございます。
そんな1周年を記念し、
先日、1日限定イベント スナック オトナミエが開催された。
場所は、「日本三観音」の一つである津観音の門前町として栄えた大門。
「いちご大福」や「天むす」の発祥の地でもある。
会場は、その大門にある・・・
ド直球な店名にキャッとなるけれど、
店内は落ち着いたOTONAな空間。
1日限定ママに扮しお出迎えしたのは
OTONAMIEアイドルのともーこ記者と、
スナックと言えば、
オジサマの場所という印象があるけれど、今、スナックに通う女性も多い。
都心部にはもちろんのこと、
ほぼお店がない田舎にもスナックだけは数軒連なっている・・・
というシュールな光景もよく見掛ける。
スナックとは一体何なのか。
そもそもスナックの由来は、
スナックバーの略称で、スナック(軽食)を提供するバーのこと。
ただお酒を飲みたいだけなら、居酒屋や自宅でよい。
疑似恋愛を求める人もいるかもしれないが、
それでは長く通う常連さんはつかない。
『スナック』は
コミュニケーションの場であり、
癒やしの場であり、情報交換・現実逃避・人生相談の場。
つまりは、
お客様に合わせた居心地の良さを追求している奥深~い社交場。
そんな癒せる夜の蝶を目指して、
美人館マジママのえりちゃんから
お・も・て・な・しの心得を教えてもらう
新米ママともーことチーママ福田。
お酒の量や注ぎ方、おしぼりの渡し方、
ライターの付け方、灰皿の交換方法、
カラオケのタイミング、会話に寄り添う姿勢と
話題のチョイス等々・・・。
とにかくお客様に
気持ちよく過ごしてもらうことに頭フル回転させること。
お酒の席なので、
多少の無礼講もあるかもしれない。
でも最後は
しっかり丁寧にご挨拶し、
礼儀を大切にすることを教えてもらった。
年間300日は、
スナックにいると噂のビーさん。
福田 :「年間300日スナックに通っているって本当ですか?」
ビーさん :「いやいや、月に20日~25日くらいだよー」
はい、噂は大概事実だった為、連行・・・同伴します。
ビーさんという呼び名の由来を伺うと、
職場に同じ姓の方がいて、
「●●(苗字)Aさん」「●●(苗字)Bさん」と
呼び分けされているうちに「ビーさん」が定着したらしい。
スナックに通う理由や、求めている事など色々と聞かせて下さった。
因みに福田の髪型は美容院にて
「嘘でしょ?というくらいに盛って下さい」とお願いした結果です。
↓↓↓
そんなこんなでスタートしたOTONAMIE1周年記念イベント。
1年前、たった二人でスタートしたOTONAMIE。
涙なしでは語れない思い出もあるようで、
大変な道のりだったことがうかがえる。
ご尽力への労いと、応援して下さる方々への感謝、今後のOTONAMIEの発展・・・
・・もう色々ひっくるめて乾杯!!
カウンターでは、
南伊勢の漁師ジュン記者が差し入れのお魚を捌き中。
超高級魚のマハタと伊勢まだい、
コリコリで甘くてとても美味しかった。
働き者のママはグラスやお水の補充に
ついつい自ら席を立って動いていた為、
どっしりと構え、お店の子達を上手に使うようアドバイスを受ける。
結果、ボーイ代わりに使われる若手メンズ記者。
魚も見守るOTONAなカウンター。
衝撃的に美味しかった魚の皮。
魚に与える餌の栄養は
皮部分に多くいき、皮の色味にも直結する。
漁師さん達は、実は魚の皮には
かなり力を入れているのだそう。
なので皮は栄養価が高く、コラーゲンもたっぷり。
テーブルでの話題は、
着物やふんどし文化、東海から世界の話まで豊富。
真面目過ぎることに悩む若者に
真面目にふざける為のアドバイスを
真面目にしているOTONAもいた。
ふと気付くと、
ともーこママに熱視線を送っていたビーさん。
・・・・・・もしもーし・・
夜というのは不思議なもので、
しっとりゆったり時間が進み、
初対面同士は打ち解け、二度見されていた福田の髪型も見慣れられた。
長いような短いような
大人な時間。
■ママ&チーママ体験で感じたこと■
スナックのママの気配りは熟練の技。
料亭での接客経験があるが、
気遣いの細やかさと視野の広さが違う。
特に、料亭での宴席は、
コミュニティ毎の空間になっているから
キーマンがわかりやすい。
スナックの場合は不特定多数。
興味ある話題もそれぞれなので、
同時対応の難しさを感じた。
飲食を準備しつつ、
自らも飲みながら話しながら
複数のお客様から醸し出される空気に神経張るって
ものすごく体力使う。
(途中放棄して、魚の皮食べてた)
コミュニケーション能力を高めるには、
日々鍛錬だな思った。
またママのタイプによって、
店の色や雰囲気は
如実に変わるということを実感。
この頭の疲労感、
英会話を必死に理解しようとした時の感覚に
ちょっと似ているかも。
ちょっとね。。
最後に、
宴会の参加者としての感想だが、
今回の「チーママ」のように
明確な役割があると、
皆さんとコミュニケーションがとりやすく
楽しいということもわかった。
良い経験させて頂きました。
創刊1周年を迎えたOTONAMIE。
これからも三重の暮らしを
より楽しく、より魅力的にすべく、
頑張っていきますので、何卒よろしくお願い致します。
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事