そこそこ好評だった安永餅(前回の記事)に続き、棒に刺してみたシリーズ第二弾です。今回は三重が全国に誇る「おにぎりせんべい」を刺してきました。
いや決して食べ物で遊んでいる訳ではありません。前回もお伝えしましたが、三重の食を常識に囚われずアピールするという地方創生であり、どうやって日本のお菓子を食べたらよいのか分からない外国人の方への提案型インバウンド作戦なのです。すべては「世界の三重になるため!」なのです。
刺してくれ!と言わんばかりに、ディスプレイされているおにぎりせんべい。
ここで一つ心配ごとが…。それは「割れてしまうのではないか?」ということです。しかし割れないようにがんばるしかないのです。そう、世界の三重になるために!
前回の安永餅の様子をマスヤの浜田社長に確認してもらいました。浜田社長が社員の方に棒を持ってくるように命じていたので…
持参した地方創生棒をお渡ししました。
浜田社長と「ちょっと棒が太いんじゃないか!?」
「おっ!割れずにいけるいける!」などと世界の三重になるためにがんばりました。
この日OTONAMIEを取材していた、三重テレビの番組リポーター近藤さんと一緒にパシャリ。これでまた三重を1mm動かし、地方創生の一助となれる活動を達成しました。
とても嬉しそうな浜田社長。なにがそんなに嬉しいのでしょうか…。
「これを食品サンプルで作って魔法のスティックにできる!」と素晴らしい発想の浜田社長。
「社長は講演などが多いので、その時に指示棒としても使えますね。」とこちらも素晴らしい発想の営業本部チームの田中さん。
でかおにぎりせんべいもありました。
さすがにこんなに大きなおにぎりせんべいに耐えられる強度の地方創生棒は持っていなかったので、またチャレンジしたいと思います。
柔軟な発想こそ、地域を支える企業には必要なのだなと感じました。マスヤさんのようなワクワクドキドキすることを追求するような企業が三重にあることをもっと多くの方に知ってもらい、若者がジモトで働く楽しみを見つけられればと思います。
またマスヤさんもそのような柔軟な発想を持った人材が出てくることを期待していました。
最後に、「ウチは業績が上がっている」と浜田社長に自慢されたので、近々OTONAMIEのスポンサーになっていただけるように、しつこい営業活動を行うことを心にキメました。
「おにぎりせんべいソフトクリーム」という柔軟な発想から生まれた商品があると聞き、隣接する伊勢おかき本舗へ招待してもらいました。
おにぎりせんべいが刺さっているソフトクリーム。
クラッシュ状のおにぎりせんべいがソフトクリームに練り込まれていて食感も良く、とても美味しいとのこと。
店内にはおにぎりせんべいをはじめ、いろいろな商品が売っています。
焼きたてのだんごも売っていました。
職人さんは、だんごを刺していました。
株式会社マスヤ
住所:三重県伊勢市小俣町相合1306
TEL:0596-22-0303
ホームページ:http://www.masuya.co.jp/index.html
なんと!後日マスヤさんから本当におにぎりせんべい指示棒を作ったとの連絡が…
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事