関ヶ原の合戦の後、
桑名藩初代藩主となった
徳川四天王の一人本多忠勝公
50回以上の戦いに出て、
傷一つ受けなかったという
伝説的な武将。
1610年に亡くなり、
桑名にある浄土寺に火葬された。
浄土寺は、
1049年に海中から出現した地蔵尊を安置したのが
始まりといわれるお寺。
10年ほど前に火事で焼けてしまい、
プレハブから最近立て替えられたばかり。
なので新しい。
奥へ進むと
本多忠勝の墓所
本多家の家紋である「立ち葵」も入っている。
へぇ、こんなところに・・・。
駅から距離があり、なーんにもない場所。
それでも忠勝ファンが
結構訪れるのだそう
ちょうど今、
放映中の大河ドラマ「真田丸」では
本多忠勝を激熱な”藤岡弘、”が演じている。
※NHK真田丸公式HPより
この藤岡弘の「、」は何??
調べてみると、
「昔の武将は一度“、”を打って決意した。周囲に流されることなく立ち止まり自分を見つめる」
という覚悟と
「我未だ完成せず」
との意味を込め、
芸名に“読点”を付けたのだそう。
なるほどー。
藤岡弘、さん
ってだいぶ違和感あったけれど、
そういう意味があったのか・・・。
そして不思議なことが発覚。
浄土寺の門前に建っている
本多忠勝の石碑に
なんと「、」が入っているという不思議(゚△゚;ノ)ノ
入ってるー!!
意図して付けたものなのか
ついてしまった傷なのか、
謎なのだけれども、
この事を教えて下さった方曰く、
謎は謎のままに、
不思議な因縁と思っていたほうがどこか面白い
とのこと。
確かに( *´艸`)
これは妄想して、色々楽しみましょう。
浄土寺には
他にも幽霊飴の話が語り継がれている。
日本昔話でもやっていたが、
浄土寺前にあった飴屋に
夜な夜な飴を買いに来る女性がおり、
帰って行く女性を
店主が後をつけると墓場で姿を消した。
その墓場で赤ん坊の声がし、
掘ってみると、
その女性の遺体と
生きた赤ん坊がいたのだそう。
つまり幽霊である女性が、
その赤ん坊を育てていたという・・・
そんな昔話もあり、
今でも浄土寺では
地蔵盆の8月23日(火)・24日(水)18:00から幽霊飴が売られる。
ゾクっ・・・
浄土寺
住所:桑名市清水町45番地
電話:0594-22-5816

福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事