駅前のラーメン専門店『ちゃーみーすーぷ』
美味しいと噂は聞いていたものの、
中々行く機会がなかった怪しげなお店
提灯もボロボロ
営業しているのかもわからず、
扉に手をかける。
・・・・開いた。
待っている間に、
お店のママさん(?)にお手洗いの場所を聞く
どうやら耳が遠いらしく、一回スルー。
再度ボリュームを上げて聞くと、やはり聞き取れなかったよう
最終的に
「お手洗いどちらですか」を大声で4回言うという辱めにあってしまった(/ω\)きゃぁ
そして結局、
店内にお手洗いはなく、向かいの桑栄メイトね。
そして普通に出てきたチャーハン
頼んでなくとも、
ここではサービスで、チャーハンが付くらしい。
台湾ラーメンのスープを、浸して食べると完成するチャーハンだそう
あ、美味しい
スープがとてもシンプルでさっぱり。
昔ながらの醤油ラーメンという感じ
店主に話しかけると、
厨房から出て来てくださった。
ご自身を「おじさん」と連呼していたので、
私も「おじさん」と呼ばせて頂こう。
店名「ちゃーみーすーぷ」の由来を伺うと、
「そんなん見た通り、魅力的ってことやろ」
との事
確かに、ちゃーみーなスープだった
普段、ラーメンのスープは飲まないのだけど、
さっぱりしているので、
ついつい飲み干しちゃったもん
なんと塩は一切使用していないそう。
またチャーハンにも、おじさんのこだわり。
食べ終えた後のお皿がサラッとしている。
「ダジャレと違うよ」と店主( *´艸`)
油ギトギトではなく、
優しくヘルシーな中華がこだわりとの事
話の途中、
お客さんが財布忘れたと戻ってきた。
おじさん曰く、
つい最近も50万円入った封筒を
忘れていったお客さんがいたそう。
50万円!?
いつ頃の話が聞くと、
10年以上前だった。
おじさん、それ最近て言わないよ。。
元ボクサーという経歴を持つおじさん。
料理人になってからは、
日本橋のデパートの中華屋さんで働いた後、
27年前に、このちゃーみーすーぷを始めたそう
司厨士1級の認定証の横に、創業当初の写真。
若い。
なぜか「いらっしゃいませ」2回。
遺影にするらしい。
「おじさん自慢のスープ飲んでってや」と厨房に入れて下さった。
朝5時から
豚15キロ、鶏5キロを炊き丁寧に取ったスープ。
これを飲むと、
翌日お肌から、色んなものが出るという。
え?色んなもの!?
透き通ってる
美味しい
さっぱりとして、全身に染み渡る。
コラーゲンたっぷりだわ
こういうシンプルで美味しいスープを作れる中華職人が最近減っていると嘆いていた。
おじさんのおススメは、
体調が悪い時に、このスープにご飯と卵入れて食べること。
「しんど過ぎて病院も行けない時は、ここまで食べにおいで」
と優しいおじさん。
おじさんありがとう(;_;)
優しさが沁みるので、ツッコミはしないでおくね。
お店が混みだしたので、そろそろ行こうかな
ファンが多いのが納得のお店。
ごちそうさまでした。
☆ちゃーみーすーぷ☆
住所:桑名市有楽町63
電話:0594-22-4951
時間:11:30~14:00、18:00~21:00
定休:木曜日
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事