ホーム 04【知る】 口コミは海外にも。たらちね、というアートな民泊施設。

口コミは海外にも。たらちね、というアートな民泊施設。

伊勢市河崎。

江戸時代、爆発的に増えたおかげ参りを支えた、問屋街。

趣のある蔵や古民家があり、最近おしゃれスポットとして、じゎじゎキテいる。

その象徴ともいえるお店、モナリザ。

代表的なサトナカクッキーや、安乗神社のお守りなども手がける。

“THE END”
気になる、Tシャツ。

バックにプリントされている謎の文字列は、フグの毒素の化学式。
焦り気味で一枚購入。

ディープで独特なセンスを感じるモナリザの商品。

アートなモナリザを運営するのは、EMELON(エメロン)というデザインユニット。マネージメントは、はしもとゆきさん、クリエイティブを中谷武司さんが行っている。

そんなEMELONが、モナリザの向かいに “たらちね” という民泊施設を作ったと聞いた。
たらちねって、漢字にすると垂乳根。やはりアート感が漂う。

早速、民泊施設を見せてもらいました。

古民家をリノベーションした建物に入ると・・

何だかアーティスティックな写真が。

ゆきさん:これは武司君の作品。河崎の若者が女装しているんです。

他にも、玄関には武司さんのアート作品が展示してある。

なるほど、垂乳根。

室内も見せていただいた。

2階も見せていただいた。

利用者は外国人が多いという。

ゆきさん:この前、オランダの方が利用して、そのお客さんの紹介でまた外国の方が来ました。海外でも口コミは通用するんだなと。

はしもとゆきさん

ゆきさんは、河崎という街のコンパクトさが好きだという。

ゆきさん:以前の河崎はぜんぜん観光地ではなかったし、私も河崎に特に思い入れはなかった。でも暮らしていると好きになってきて、河崎におもしろい人を誘致したなってきて。今、河崎は尖ったお店が転々と。まるで、おもちゃ箱をぶちまけたみたいに。

粋だなと思う。

冒頭に紹介した、サトナカは、カタカナの「サ」が十個のなかに「中」。
サトナカは元々、河崎にあった地名であり、今はない。

写真:EMELONのFBページより

うどんの麺Tシャツ(写真右)。伊勢うどんだろうか。
先進的な尖った発想を続ける、EMELON。
クリエイティブを手がける武司さんは、NYに暮らしていたこともあった。
以前、武司さんにお話を聞いたときのコトを、私は思い出した。

武司さん:コンセプトは、Fine&Crazy。都会の真似だけはしたくない。

海外に暮らし、伊勢という地が、海外の歴史ある街に負けていないと感じたといっていた。

ゆきさん:遊びをつくり、ゲームにする。そしてそれを市場に放り込む感じです。

目まぐるしく変化し続ける世の中。
THE END。何かが終わっては、何かが始まる。
きっと、このような方々が新しい風をおこすのだと思う。

ゆきさん:廊下にあるこの柄、なんの柄がわかります!?

なんと!
スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督のホラー映画 “シャイニング” に出てくる、オーバールックホテルのカーペット柄らしい・・。

まさに・・

T H E   E N D .

 


 

たらちね|tarachine
三重県伊勢市河崎2-6-1
tel 0596-22-7600
hp http://emelon.net/tarachine/

モナリザ
三重県伊勢市河崎2-4-4
tel 0596-22-7600
hp http://www.emelon.net/monnalisa/

EMELON
hp http://www.emelon-shop.net
fb https://www.facebook.com/EMELON-399403266782892/

 

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