おにぎりせんべいに隠された秘密!マスヤの食堂300円のビュッフェ!

おにぎりせんべいに隠された秘密!マスヤの食堂300円のビュッフェ!

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OTONAMIE記者 W取材
OTONAMIEの記者が、同じ時に同じ場所を取材したらどんな視点で記事を書くのか。

 そんな企画が、今回おにぎりせんべいで有名なマスヤさんに取材する事で実現した。

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nanachiro記者 オトナミエに彗星のごとく現れた元気癒し系の美女だ。


お互い記事の視点や写真は見せないという決まりでこの日nanachiro記者と取材に入った。



 
マスヤ食堂の300円ビュッフェ

約横25m 縦8mはある、マスヤの大きな看板写真。実はこの写真の特撮をしたのが私だ。
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ここだけの話、この特撮で30枚以上の写真を合成した。
以前この撮影に来て、食堂で食事をした際、「あっカメラさんだね!遠慮しないでたくさん食べて行ってね!」と数回しか会った事のない私にも気さくに言葉をかけてくれた。

マスヤの社員食堂は、300円で食べ放題というビュッフェ形式の食堂だ。おかずの美味しさとボリュームに加えて、その人情。すぐにこの食堂のファンになり、今回取材の申し込みをした。

 

300円で食べ放題
破格の価格設定であるが、それができるのは、会社の福利厚生が充実しているためであり、しかも23年間この値段は変えていないという。定食を食堂で食べようとすると普通450円は出さないと食べられない。社員がうらやましい。
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季節に応じて考えられた献立になっている。定期的に新メニューが発表されるときは盛り上がる様だ。

 また、栄養士である丹羽さんと、食堂の村木さんにも、食堂に対する思いを伺うことができた。お二人の作る料理は栄養バランスが良く、なによりも食堂を利用する人たちへの心遣いが素晴らしく感じられるものであった。

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栄養士である丹羽さんと、食堂の村木さんが書いてくれたレポート。食事を作る姿勢に私たちだけでなく、その場にいた担当者さん皆さんが感心した一件となった。




食べる事で命と想いを繋ぐ

大切な人へ何かを作る時、自分が誰かに大切にされているなら、想いも違ってくる。
例えば、写真も撮影者の心が入り込む。同じように食べ物にも、作り出す人の気持ちの部分が大きく作用してくると言える。
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おにぎりせんべいは「一番大切な人に食べさせたい製品を作る」この理念を掲げ作られている。


おにぎりせんべいは、「一番大切な人に食べさせたい製品を作る」この理念を掲げて作られている。そして、あの醤油の深い旨味は、食堂で食べるごはんに入っている、「人を大切に想う気持ち」と繋がっているのだ。


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私はズバリ社長に尋ねた「挫折したことはありますか」と。マスヤ社長ははっきりと「ありましたよ。」と話してくれた。

マスヤ社長の浜田吉司さんに、経営理念について聞く事ができた。


「(このような経営理念を掲げて)もう8年経ちますね。理念経営をスタートした時は、社員の反応はスローで、なかなか社員に浸透しなくて苦労もありました。軌道に乗り出すまで3年はかかりました。本気で人と向き合う会社を作ろうと決めてからは、経営も順調に伸びていますよ。」と話してくれた。

その目は真剣で、一貫した思いで経営をされていると思った。

ところで、取材にいった日はちょうど入社式の日であった。

社長が入社したのは27年前、新入社員を見ると自分の若い頃を思い出すという。
社長が入社したのは27年前、新入社員を見ると自分の若い頃を思い出すという。


お昼の時間、食堂で新入社員と写真を撮っていたところ、社長が新入社員に親しげに話していたのが印象に残った。社長は他の社員ともカラオケに遊びにいく話をしているらしい。この会社では社員の方から社長を遊びに誘うようだ。きっとこの関係は、おにぎりせんべいの理念である「大切に想う気持ち」という言葉と、どうやら関係があるようだ。
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理念経営が軌道に乗り出すまで3年はかかり、それ以降は経営も順調に伸びていると話してくれた。

「私がこの会社に入社したのは27年前、中途入社でしたが、今日の新入社員と同じように働きはじめました。家族経営する企業の悪い面がよく報道されることがありますが、確かに事実でもあります。でも私は逆にその良い面に注目しているんです。」
その良い面とは、幼い頃からずっと親の働く背中を見ている事だと言う。

「会社の行事によく連れて行かれ、おにぎりせんべいを作り出した時の事も、まだ幼かったですがよく覚えています。当時、開発中のせんべいをよく持って帰ってきて、食べて感想を求められましたね。」と笑って話してくれた。
あの醤油の深い旨味の中には、食堂で食べるお昼ごはんに入っている「人を大切に想う気持ち」と繋がっている。


これはまさに、大切な人に食べてもらって作り上げられた、おにぎりせんべい誕生秘話である。
 
親の仕事振りを見て育つ事で、会社の責任を背負う時が来た時、一途な姿勢で取り組む事ができました。今ではさらに重い責任感と、会社そして商品への愛を持っています。」と力強く話してくれた。

「実は私には中学生の双子の息子がいるんですよ、今日の入社式を見学に来ていました。」
マスヤ社長は親にしてもらった事と同じ事を、息子さんにもしていたのだ。


桜の木と会社経営


この話を書いてる時、ちょうど桜の花が散る頃であった。
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よくも悪くも事実というものが、客観的に人に迫る時がある。 時間が経てば人の記憶は薄れていき、やがて忘れされる。 次に少しの花を咲かすかもしれない。 でも大切な木なら積極的なお節介をしては面倒をみたい。 そうするともっと綺麗な花が咲く事を知っているからだ。 それを見えない所で支える人がいるのだ。
池に散っていった桜の花。水面は空を、そして落ちた花びらも、花が落ちた枝も映し出している。
時間はやがて落ちた花びらを、見えなくしてしまう。でも桜の木の根は深い所で、涙のような花びらが混ざった池と繋がっている。

そして、また花を咲かせる準備をする。ただ、桜は自分の力だけでこの場で咲いているのではない。見えない誰かが、この池を、桜を、大切にしてくれているのだ。

マスヤ社長の話が私にはこの桜の木のように思える。


まるでわが子を育てるような愛

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栄養士の丹羽千洋さん、取材日はお休みだったが子どもを連れ会いに来てくれた。

思いやりのある食事を用意してくれるスタッフ、

それを食べる事によって熱量を受け取り、想いのこもったおにぎりせんべいを作る社員。

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中央が村木さん、おにぎりせんべいの美味しさを陰で支える厨房スタッフ。


この記事を書いているうちに、私は無性におにぎりせんべいが食べたくなってきました!

 応接室で
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突然の取材にも快く対応して頂いた奥野育子さんと藤田幸則さん。

さて、nanachiro記者の取材風景だが、どんな記事が出来上がるのか楽しみだ!→http://otonamie.jp/?p=17318
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おまけの動画

 

y_imura
yoshitugu imura。Otona Muster 兼 記者。サーファーからフォトグラファーに、海に持っていったギターでミュージシャン活動もする(波音&Ustreet )ドブロギター奏者。伊勢市在住。
この記者が登場する映像  

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