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芽吹く たまき【後編】移住体験者から見た玉城町

玉城町は「ちょうど良い田舎町」。

「芽吹く たまき【前編】地域プレイヤーから見た玉城町」では玉城町で活躍するヒトにお話を伺って、出てきたキーワードでした。後編では玉城町は本当に「ちょうど良い田舎町」なのか?の確証を得るため、4日間の玉城町移住体験をしたご家族にお話を伺っていきます。ぜひ、前編と合わせて記事をご覧ください。

「芽吹く たまき【前編】地域プレイヤーから見た玉城町」を読む

玉城町移住体験 秋吉ファミリーのご紹介

秋吉ファミリー/滞在場所は玉城町のシェアスペース「CBD」にて 撮影:新井良規

4日間の玉城町の暮らしを体験したのは、岡崎市在住の秋吉ファミリー。夫の直樹さんは神奈川県小田原市出身、妻のはなさんは香川県高松市の出身です。娘の時ちゃんは1歳半になります。秋吉ファミリーは玉城町での暮らしをどう感じたのか?最初にお二人の価値観をお聞きした上で、体験の様子を振り返っていきます。

夫婦の価値観「土のある暮らし、ヒト付き合いが好き」

渥美半島での田植えイベントの様子① 写真:直樹さん提供

はなさん「土に触れて畑ができる、循環のある暮らしができる家を持てそうな場所を探しています。自分たちでちょっと畑を借りて家庭菜園をしたり、自分たちで肥料を作ったり。自然の中の一部である暮らしがしたいというベースは夫婦で共通しています。なので、そんな暮らしができそうなエリアを自然と2人とも選ぶと思います。」

直樹さん「開けた里山の風景が好き。空が広かったり、山が見えたり、自分の中で大事な要素です。仕事の関係で何回か引っ越しを経験して感じるのは、街暮らしで息詰まりを感じること。里山の方へ向かうと緑が増えて川が流れていて..そんな変化していく風景を見ると心地よさが感じます。移住を考える際は里山風景を大事にしていくんだろうなと思います。思い返すと、出身の小田原で住んでいた所は、結構開けた場所がありました。夫婦でお互いに開けた場所がいいよねって話しています。」

直樹さん「僕ら夫婦の特性だと思うんですけど、やっぱり人との付き合いが好きなんです。なので、移住する地域では、例えば、ヒトが集う場所に通って友達を増やすような行動をとると思います。ヒトとの付き合いの中で、自分たちの子供を育てていく、暮らしていくみたいなことをやりたいです。」

お試し暮らしで発見!玉城町のお気に入りポイント

日常に根付く「穏やかに流れる時間」

お買い物に向かう道中 撮影:新井良規

はなさん「自転車で色々回った時に、田園風景が良かった。」

直樹さん「気持ちよかったね。」

撮影:新井良規

はなさん「時ちゃんは気持ち良すぎて寝てしまいました。全方向が田んぼ、畑でめちゃめちゃ気持ち良くて。他の地方で、どんどん田畑ができる方がいらっしゃらなくなってきて…米処に行ったらあるのかもしれないですけど、あまり見る機会がありません。すごい残ってほしい日本の風景だなって思います。」

直樹さん「田園風景にイノシシ用の柵がない。柵がない風景は結構、僕らが暮らしていた香川県の好きな風景に似ているねって話しをしていました。きっと夕日がすごい綺麗なんだろうなって思いますし、人里にある畑は別に柵をつける必要がないので、やっぱり景色が綺麗ですよね。」

たまき 水辺の楽校 撮影:新井良規

直樹さん「水辺の楽校は想像と少し違いました。もし、玉城町に住むのであれば庭先でバーベキューを楽しめるお家に住みたいなと思います。なので、家族や友達など大人数でテントを張って1泊しちゃう、みたいな時に活用するかな。あとは子供とのボール遊び。」

はなさん「川辺の飛び石で飛んで遊べて、すごい楽しそう。ある程度安全に、遊べそうです。」

直樹さん「やっぱり、子供が行って楽しい公園情報は知りたい。危なくなくて、ちょうどいい日陰があって、大人も休めるような場所ですかね。」

シェアスペース「CBD」リビング 撮影:新井良規

はなさん「CBDでの時間はめっちゃ快適でしたよ。初日からすごいリラックスしちゃいました。プライベートなスペースも確保されていて、リビングも過ごしやすくて。例えば、うちの娘はあっちに行ったり、こっちに行ったりして、自分たちはテーブルで食事をしながら、娘の口にご飯を放り込んで過ごせます。子連れじゃなくても時間を共有しながら、一緒に同じ空間を楽しむこともできる。寝泊まりするための、1部屋があるっていうのもいいですよね。」

撮影:新井良規

はなさん「あと、日当たりがめっちゃ良い。 滞在中はCBDから歩いて行ける地域のパン屋さんに毎朝、通ってました。昔ながらのパン屋さんってもう無くて、コンビニまではいかなくても、暮らしのちょっとした日用品やお弁当を置いてくれています。毎朝、焼きたてのパンを買いに少し歩いていく日常の風景。日の光を浴びながら、キラキラしている川を見て、鴨がいる。毎朝、パン屋さんに行くのがすごい楽しかったです。そんな時間ってめちゃめちゃ田舎過ぎたらなくて、良いサイズ感の町だからこそ、ゆっくり時間が流れるんだなって思いました。」

体験1日目で理解できた「コンパクトでわかりやすい町」

はなさん「暮らしやすいなと思いました。コンパクトで色々と集中している。田舎でも端から端まですごい距離がある町もありますけど、割とコンパクト。滞在した田丸地区は自転車や徒歩でスーパーに買い物に行けたり、近くに駅やバス停があったり。城跡付近には役場や学校、保育園が集中していて、わかりやすいです。やっぱり、教育機関と病院はどんな感じなのかは気になります。私たちの許容範囲は1時間圏内に施設があるかどうかです。」

直樹さん「保育園や学校は、そこまで困ることはなさそうな町だなと思いました。あと、渋滞がない。車通りがあんまり多くないからか、渋滞のストレスがなかったです。 道がちょっと細いなって感じはしますね。」

撮影:新井良規

直樹さん「玉城町を少し出たら、すぐ都会みたいな感じ。徒歩や自転車圏内では、すごく落ち着いた田舎だなって感じでも、車に乗って5分もしたら街通りがあるんだなって。」

はなさん「バス・鉄道は時ちゃんが初めて経験できたから、そこを楽しんじゃってたね。」

撮影:新井良規

直樹さん「駅舎が古き良きで可愛かったですよ。」

グッティ玉城店にて 撮影:新井良規

直樹さん「多分、僕たちが移住した場合、最初に産直を探します。普段のベースはグッティで買い物をして、 週に1回はふるさと味工房アグリに行くみたいな感じになると思います。」

子育て・お仕事の視点で「玉城町の暮らしやすさチェック 」

撮影:新井良規

直樹さん「田丸城跡あたりを見に行った時、意外に子供が多いなって思いました。お城広場でサッカーをする子どもと親御さんがたくさんいて、結構若い世代が住んでんいる印象を受けました。子育て世代が集う様子を見ると、ちょっと安心します。移住するなら誰もいないところで自分たちで開拓していくより、先輩に色々聞きたい。親子が集っている風景は移住先を考える上で安心材料なのかなって思います。」

撮影:新井良規

直樹さん「子育ては全然やりやすいと思いました。移住体験中に出かけた先で周りの人が子供を見ると、可愛いねって気にかけてくださる感じがすごくありました。実際に住むとなると、どこどこの誰々ちゃんっていう感じでご近所コミュニティに溶け込めそうだなって思いますし、車通りがビュンビュンあるとか、 遊び場がないみたいなことも全然ない印象でした。なので、子育ては全く心配いらないんじゃないかな。都会で子育てするよりも安心感がある。きっとみんな子どもを可愛がってくれるかなって思いました。」

シェアスペースCBDでのリモートワークの様子 撮影:新井良規

直樹さん「仕事柄、在宅ワークも多いんですけどCBDは快適でした。僕の場合、ずっと在宅だと気が滅入ってしまうので岡崎市ではオフィスに行ったり、カフェに行ったりしています。仕事ができるカフェは良い息抜きになります。車で5分くらいの街通りに大手チェーンのカフェがありますし、全然、玉城町での仕事環境は問題ないとは思ってます。」

撮影:新井良規

直樹さん「仕事で出張があるので、高速道路や鉄道があるのは助かります。勤め先で出張はレンタカー利用を推奨されているので、カーシェアリングやレンタカー屋が近くにあれば嬉しいです。公共交通を利用して、例えば田丸駅から伊勢の駅まで移動してレンタカーを借りるという方法もあるのかな。」

ヒトとお仕事「移住する上での安心ポイント」

直樹さん「暮らしが楽しくなってくるのは、やっぱり人との繋がり、人との出会いが増えてきた時です。新しい場所でもやれている実感がわきます。移住先を探すときも自分に関わってくれる人が、どんな人柄なのかは無意識で見ていると思います。ヒトを繋げてくれる人の存在は、移住者にとって有り難いです。」

はなさん「昔の田舎暮らしとして、1つの家庭だけじゃできないこと。例えば、みんなで集まってお味噌を作るようなコミュニティがベースにあって成り立つ暮らしの様式があるじゃないですか。そういう暮らしの一部を一緒にやれる仲間のコミュニティがあると良いなって思います。」

撮影:新井良規

直樹さん「働く上で僕はリモート、はなさんの場合はリモートじゃない。移住先に働きたいって思える場所・会社があるか、そういう情報にたどり着けるかみたいなところは移住を考える上で重要かな。玉城町で働きたいって思った時に、 玉城町の情報がちゃんと整理されて見れる場所があれば良いと思います。」

「移住を真剣に考えるポイント」もヒトとお仕事

撮影:新井良規

直樹さん「僕は経験したいなっていう仕事があること。町として何かを仕掛けてて、そこに自分も関われたら楽しそうで経験もできる。結構、真剣に考える可能性があります。キーマンとの繋がりから移住をしたいなとか、そんな人たちの中なら安心して生活できるなって思えます。」

はなさん「私にとっては、やっぱ人との繋がり。」

ちょうど良い田舎町 玉城町にヒトあり

撮影:新井良規

4日間の玉城町移住体験を経験した秋吉ファミリー。お話を伺っていく中でコンパクトで生活しやすく、ゆったり時間が流れる玉城町の暮らしの姿が見えてきました。

地域プレイヤーたちが語った「ちょうど良い田舎町」。その言葉の意味が、秋吉ファミリーの移住体験の声からも伝わってきます。そして、今回のインタビューを通して見えたのは「地域に暮らすヒト」でした。ヒトがヒトを呼ぶ、そんな言葉が頭に浮かびます。

ちょうど良い田舎町 玉城町で芽吹き始めている新たなタネは、ワクワクを持ったヒト達で育まれています。

 

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