「美杉もなか」は、三重県津市の山里「美杉町」にある、町で唯一のお菓子やさん「京屋製菓舗」の銘菓です。松阪市や津市内のスーパーにも取り扱いがあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。筆者も近所のスーパーで見かけたことがありました。どうせ買うなら製造元で買ってみたいと思い、「美杉もなか」を求めて美杉町まで行ってきました。
山あいの、自然豊かな美杉町へドライブ。透明度の高い川も流れています。
外観
「京屋製菓舗」は、和菓子だけでなく、洋菓子、焼菓子、ケーキを製造・販売。
縦書きの店看板もレンガと組み合わさって、和洋折衷な感じが伺えます。
トップの窓と下部のレンガが印象的な店構えです。
店内の様子
ショーケースには、洋菓子と和菓子が並んでいます。洋菓子は、フルーツショートケーキ、クッキーシュー、プリンなどがありました。和菓子は、いばらまんじゅう、みょうがまんじゅう(期間限定)です。焼き菓子は、ぽんぽこ生サブレやマドレーヌなど。
お目当ての「美杉もなか」は、ショーケースの上にありました。1個から購入でき、贈答用に箱入りの詰め合わせもあります。日持ちは5日です。
「美杉もなか」って?
”美杉もなかは旧美杉村(現在は津市美杉町)の村章である
三本の緑の杉をモチーフにした個性的な形をしており、
中にはつぶあん、餅が入った美味しい最中です。”(京屋製菓舗HPより)
こんな個性的なトンガリ形のもなかはなかなか見かけないので、インパクトがあります。
山のような形にも見え、アウトドア好きの方にあげても喜ばれそうです。
「美杉もなか」140円
最中は、しっとり食感。お客様のアイデアで、食べる前にオーブントースターで少し温めるのがおすすめとのこと。サクサクした食感がお好みの方は、ぜひお試しください。筆者は、魚焼きグリルで少し焼いて、サクサクの食感を楽しみました。大きすぎない食べやすいサイズで、一度に2個ぐらい食べられそうでした。
中はこんな感じです。
「美杉の森」203円
「美杉もなか」の隣に並んでいたのがこちらのお菓子。白餡と抹茶生地に、最高級丹波産渋皮つきの栗がまるごと入っています。「美杉もなか」と同じく”美杉”の名がつき、自然を感じさせる深い緑色のパッケージで、県外の方への贈り物にも喜ばれそうです。
「鯛菓子」486円
砂糖を固めた落雁のお菓子。小さい落雁が多い中でこの大きさや形を「懐かしい!」と言って、これを求めてわざわざ来てくださるお客様もいるのだとか。添えられた”ひのき”の葉は、もちろん美杉のもの。食べる時には、香りも楽しみたいですね。
「みょうがまんじゅう 3個入り」 388円 ※今季は終了しました
季節限定(6〜9月)の、みょうがの葉につつんで蒸したお饅頭。みょうがの葉が、採れる時期がもうすぐ終了するとのことで、慌てて購入しました。みょうがの葉のなんとも言えないさわやかな香りで蒸し上げられた、むっちりと柔らかい食感です。中はこしあんで、外の皮とまじりあってとろける舌触りでした。
「チーズグラタン」 129円
スプーンでいただく洋菓子です。舌触りはなめらかで、濃厚な味わいでした。
四季折々の風景を楽しむことができる津市美杉町。「美杉もなか」を買いにドライブもいいかもしれません。
───────────────────
京屋製菓舗
───────────────────
住所
三重県津市美杉町八知5536-1
TEL
059-272-0203
営業時間
月-土 8:00-18:00
日 8:00-17:30
定休日
不定休
駐車場
あり
───────────────────
2023年より三重に夫と共にUターン移住。フレッシュな目線で、三重のいいところを紹介していきたいです。仕事は、グラフィックデザインとライティング。Yahoo!ニュースで地域情報発信中。