ホーム 01【食べに行く】 『あのお酒はある?』の声に応えて、現地までお酒を買い付けに行く居酒屋店主に話を聞いてみた!

『あのお酒はある?』の声に応えて、現地までお酒を買い付けに行く居酒屋店主に話を聞いてみた!

酒菜 マサイチ(サカナ マサイチ)店長 堀江正剛/松阪市

松阪駅表口 新町通りを南に徒歩約5分。ウインドウアートが映える居酒屋『酒菜 マサイチ(さかなまさいち)』さんがあります。

オーナーは堀江 正剛(ほりえ まさたけ)さん。多くは語らない大人な男性というイメージですが、今回取材に伺うと大変お話が上手で、才気煥発(さいきかんぱつ)な方という印象を受けました。

いつから飲食業界に?という質問をさせて頂いた所、中学卒業からとの事で、この業界は28年の大ベテラン。長年接客に携わり、お話が上手なのも納得です!

『酒菜 マサイチ』さんは、最近スタイリッシュなお店が増えてきた松阪駅前商店街の中にある、ウインドウアートが目印のハイセンスなお店。

その洗練されたデザインは、東京 青山通りにあっても全く違和感のないようなお洒落な外観で、店内は西海岸をイメージされて作られています。

一階はカウンタースタイル、2階はテーブル席になっています。

ウインドウアートをデザインされた方は、某エナジードリンクのドリンク缶の商業デザインを手掛けられた、東京でクリエイティブディレクター、グラフィックデザイナーとして活躍しているJINさん。JINさんは、マサイチさんのウインドウアートの他にもロゴや名刺、コースター等もデザインされています。

(酒菜 マサイチさんのブランディングページ:https://plums-celery-gzw3.squarespace.com/pjsakanamasaichi

(JINさんのポートフォリオサイトはこちら:jinshiitomi.com

初めてお店に入った時から印象に残り、心を惹かれたデザインだったので合点がいきました。

取材に伺った際に、静かな店内からそのグラフィックデザインを見ていると、私は居酒屋にいるというより、外国のカフェにいるような気分になりました。

お酒のツマミからお腹を満たす料理まで、和食、洋食、中華と色んな創作料理が揃う『酒菜 マサイチ』さんですが、デザインコンセプトはアメリカン居酒屋です。

店の外にはFree-WiFiの看板。

最近はFree-WiFiのお店も増えてきましたが、既に4年前からインバウンド需要を狙って外国からのお客様も気軽に入って頂きたいとの想いから、この看板を作られたそうで、松阪駅前のアーケード街にクールな看板が目立ちます。

海外のお客様にも目を向けて、広い視野をお持ちの『酒菜 マサイチ』店長 堀江さんは、外食チェーンで店舗造りにも携わっていた経歴をお持ちで、そこで培ったたくさんのアイデアと経験が今の経営に活かされています。

そんな素敵な『酒菜 マサイチ』さんは、お酒の種類がとても豊富!なんと、種類は100種類以上。

お客様の「あのお酒はある?」という声に応えるうちにどんどんお酒の種類が増えて、今や希望にお応え出来ないお酒はないくらいだとか。もし、ご希望に沿えなかったら現地まで直接お酒を買い付けに行かれるそうです。

なんてお客様思い!『酒菜 マサイチ』さんにお客様が絶えない人気の理由がわかります。

今回は、そんな沢山のお酒の中から4種類を厳選して『酒菜 マサイチ』さんのメニューのなかからそのお酒に合う料理をご紹介します。

①コノスル(赤ワイン)&合鴨ステーキ

醤油とバルサミコ酢が効いたソースと食べ応えのある厚みにスライスされた合鴨ステーキ。肉汁と赤ワインの渋みの相性が良く、ワインの渋みとバルサミコ酢の効いたソースの甘さの調和が肉の旨みを引き立てます。後味はサッパリしていて、いただいた後にはワインのフルーティーな香りが残ります。

②黄水仙(日本酒)&刺身盛り合わせ

「黄水仙(きすいせん)」は無濾過生原酒。アルコール度数は13%と低く、純米大吟醸で清涼感のある香りと甘みがありますが、メリハリのあるサッパリとした味が特徴です。やはり、日本酒にはお刺身!アルコール度数が低くて軽い、サッパリとした味が特徴の黄水仙を一献傾けながらお刺身をいただくと、互いの風味や旨み、甘み等を補い合って調和し、お刺身の味がさらに際立って旨みが舌いっぱいに広がり、「美味しい!」と心の中で自然と声が出る幸せな気分になります。

③佐藤黒(焼酎)&山賊焼き

焼酎は私も居酒屋でよく頂きますが、佐藤黒は鹿児島県の佐藤酒造が製造する芋焼酎。なかなか手に入らないプレミアム焼酎として知られています。コクがありスパイシーで辛口なキレのある味わい、塩と胡椒とニンニクのシンプルな味付けの山賊焼きには、辛口の芋焼酎が鶏肉の味を邪魔をせず引き立て、お酒もお肉も両方をより楽しめる組み合わせ。

『酒菜 マサイチ』さんには、他にもたくさんのメニューがありますが、やはり店主こだわりのカレーを食べずには帰れません!

居酒屋にカレー??と思われるかもしれませんね。

私も数々の居酒屋には出向いてきましたが、カレーがメニューにある店舗に出会ったのは初めてです。

メニューの名前は『8代目 カレー番長』。

7種類のスパイスを厳選し、独自の配合でじっくり煮込み、松阪豚を隠し味に使った本格的なスパイスカレーです。しかも、仕込みには10時間以上かけて作られていて、じっくり煮込んで作られたカレーはコクがあり、お酒の〆には最高です!

お茶漬けなど、お酒の〆は数々ありますが、『8代目 カレー番長』も是非ご賞味あれ!

今のお店は、お酒を置くスペースが足りなくなって1度改装されているそうですが、『まだ満足していないんですよね。今はまたこんな風にしたいというアイデアがあって改装したいんです』と、より良い店舗を目指して堀江さんの夢はまだまだ膨らんでいます。オーナー堀江さんが描く『酒菜 マサイチ』の今後の展開が楽しみですね!

 

◇酒菜(サカナ)マサイチ

住所:三重県松阪市日野町617
電話番号:0598-30-5123
ウェブサイト:https://sakanamasaichi.com/
『酒菜 マサイチ』ブランディングページ:Gallery 3 — JIN (squarespace.com)

◇デザイナー「JIN」

『デザイナーJIN』ポートフォリオサイト:JIN (jinshiitomi.com)

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