ホーム 04【知る】 名古屋から鈴鹿に帰るのに、近鉄ではなく特急南紀で帰ってみた

名古屋から鈴鹿に帰るのに、近鉄ではなく特急南紀で帰ってみた

名古屋から、地元の鈴鹿市に帰る。

いつもなら迷わずに近鉄に乗るけど、たまには、他の方法で帰ってみようと思った。

それで選んだのが、JR東海の「特急南紀」。

特急南紀は伊勢鉄道に乗り入れており、鈴鹿市内では伊勢鉄道・鈴鹿駅に停車する。

なぜ近鉄ではなく特急南紀を選んだのかというと、今の特急南紀の車両がもうすぐ引退するからだ。

現在の「南紀」の車両はキハ85系と呼ばれる特急形気動車で、2023年6月30日に定期運行を終了することが決まっている。キハ85系はJR東海が所有する車両であり、1989年に登場した。

既存の車両が引退するときには、毎回決まって、「お別れの前に乗っておこう」と鉄道ファンが多数押し寄せる。

だから、混雑する前に南紀に乗っておこうと思ったのだ。

ふっかふかの座席。

特急南紀からの車窓には、静かな住宅街や田園風景が広がっており、のどかな雰囲気が漂っている。

田園風景がいい感じ。

伊勢鉄道鈴鹿駅に到着。

子供の頃、ここの駅の雰囲気が少し怖かった。

伊勢鉄道鈴鹿駅。

鈴鹿市には中心駅がどこか分からない問題があり、候補として「伊勢鉄道鈴鹿駅」「近鉄白子駅」「近鉄鈴鹿市駅」「近鉄平田町駅」があるが、その中でも鈴鹿駅は利用者が比較的少ないため、その地域の中心駅としてはやや存在感が薄いのかもしれない。

特急南紀の選択は、近鉄名古屋線とは異なる雰囲気や景色を楽しむ機会を提供してくれた。
地元への帰り道を特別な思い出として心に刻みつつ、これからも鈴鹿市の魅力を再発見していきたいと思う。

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