ホーム 01【食べに行く】 商店街に佇む、人と人とを繋ぐイケオジ兄弟の店

商店街に佇む、人と人とを繋ぐイケオジ兄弟の店

津市の繁華街「大門」。
今年は3年ぶりに津まつりも開催されて、少しづつ活気が戻ってきています。


そんな大門で、今回はおすすめのスナックをご紹介します。
日本三観音の一つ「津観音」の横、大門商店街飲食店街にその店はあります。

お店の名前は「時空」。

観音様の真横で店を構えさせてもらうのが恐れ多く、この地の邪魔にならないようにとの思いを込めて名付けたのだとか。


▲(右)マスター、(左)マスターのお兄さん

このお店を経営されているのがマスターの世古博さん(64歳)。とマスターの兄、世古英雄さん(66歳)。二人とも渋すぎる。

7年前にこのお店を構えて、今年の12月で8周年を迎える。

マスターはそれまで東京・名古屋・大阪で美容室を経営されてた凄腕経営者。還暦になったらいつか地元で人と触れ合い、話ができるお店を持ちたいとの思いでこの「時空」を開いたそうです。


お兄さんも、地元企業の代表理事を数年勤め、数社の会社経営をされていて、今は「NPO法人三重の海・山・川を守る連絡協議会」を立ち上げ環境保護活動に取り組まれている。

そんなパワフルで魅力的な兄弟がやってるお店には連日いろんなお客さんが訪れます。
私がお邪魔した日も早い時間にもかかわらず、すでに常連さんで賑わっていました。


「とにかく、人と人との繋がりを大切にして、自分も一緒に楽しむことが大事。自分に元気がなかったらお客さんも楽しいわけがない。うちのお店では、お客さん同士が仲良くなって、次は一緒になって遊びに来てくれる。コロナ自粛が明け営業再開した時も常連さんたちが「ただいまー!」ってドアを開けて入ってきた」と嬉しそうに話すマスター。

「人と人が繋がり、仲良くなってそれぞれのお店に一緒に足を運ぶことで店と店が繋がる。それが大門の活性化にも繋がるんじゃない?この店もそんなお客さん達に支えてもらってる」と最後に話してくれました。

お酒やカラオケを楽しむのはもちろん、人生経験豊富な兄弟といろんな話をするだけでも楽しいお店。一度覗いてみてはいかがでしょう?


 

時空(じくう)
三重県津市大門450-33
営業時間:20:00〜25:00
定休日:元旦のみ

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