津市にあったオステリア・ミチが伊賀市に移転、ギャラリー&オステリア、『絲とmichi』として、2021年にオープンしました。築60年の一軒家をみずからリノベーションしたお店は、元の家のよさを生かした素敵なつくりでした。しあわせな家の記憶のおしゃべりが、どこからか聞こえてきそうな暖かい雰囲気です。住宅街にこっそり現れる、おとなの童話のおうちみたい。
<11月のある日のメニュー>
soup ふき
物語のイントロダクションのようなワクワクするスープ。
里芋とゴルゴンゾーラ
デザートと見まごうようなタルトの上に里芋とゴルゴンゾーラという初めての組み合わせ。
zuiun椎茸の包み
地元伊賀市の瑞雲ファームの椎茸を使った一品。そば粉のクレープに包まれた肉厚でしっかりとした椎茸に柚子の香りがほんのり。
蛸の煮込み
まるでおでんのふりをした蛸。紫キャベツのザワークラウトとパセリソースでイタリアン。
燻製鰯とフェンネルのスパゲティーニ
とよさ豚のロースト セージのクリームソース
完全自社配合した飼料で育てられた伊賀市のブランドポーク、とよさ豚のロースト。とよさ豚は「ひとと同じご飯を食べている」そう。庭のセージを使ったソースが甘みのあるお肉にぴったり。
自家製パン
竹炭入りのパンは庭の大きな石をモチーフにしている。パンにも物語が宿っている。
ティラミス
珈琲or紅茶
茶菓子
素敵な器で提供されるのは、自家製の野菜や地元の素材を生かし、アイデアと、不思議な魔法がかかったような料理の数々でした。
ていねいに編まれた物語を読むような時間を過ごすことができる、そんなお店です。
住所:〒518-0836伊賀市緑ヶ丘本町1709-2
TEL:059-223-1168
※予約制のため、お店にお問い合わせください。
<7月のある日のメニュー>
とうもろこしのスープ/ファーマーズキタガワのエコスイート/ファームの景色’茄子と無花果/ボンジョルノのフレッシュトマトスパゲティーニ/とよさ豚のロースト シェリービネガーと珈琲スパイス/ナッツとドライフルーツのカッサータ/酒粕とパイナップル/珈琲or紅茶/茶菓子
東京で編集者として勤務。2017年より新潟県の豪雪地帯で地域おこし協力隊経験を経て、現在、名張市在住。伊賀・名張で楽しく暮らす方法を模索中。得意ジャンル:地域情報、飲食店、人物