ここのお店のおにぎりはちょっと変わっている。
そう、まん丸い。おにぎりがまん丸いのだ。
これも丸い。
これも丸い。どれもこれもまん丸だ。
まん丸いおにぎりは、土鍋炊きの伊賀米、塩は南伊勢町の真珠塩を使用している。
そこに、鳥羽産の海苔を巻いて美味しくいただく。
パクっとひと口に頬張れば、米粒がふわっと優しくほどける。美味い。
そういえば、なぜここのおにぎりは丸いのだろう?
お店を何度も利用しているが、不思議と考えたことがなかった。
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なぜ、おにぎりが丸いのか…そんな些細な疑問よりも、おにぎりを頬張って飲む温かい汁モノが何故こんなにも心を落ち着かせるのか、そのことに関して真剣に向き合うべきではないか。
そうそう、私としたことがお店の名前を伝え忘れていた。
ここは鳥羽なかまちにある、おにぎりカフェ うさぎのしっぽ。
そう、うさぎの…しっぽ。
そうか、うさぎのしっぽか。
おにぎりカフェ うさぎのしっぽ
濱地雄一朗。南伊勢生まれの伊勢育ち。三重県といっても東西南北、文化や自然・食と魅力で溢れていることに気づき、仕事もプライベートも探求する日々を過ごす。探求を続けると生まれた疑問、それが「何で◯◯が知られていないんだ」ということ。それなら、自分でも伝えていくことだと記者活動を開始。専門は物産と観光、アクティビティ体験系も好物。自身で三重県お土産観光ナビも運営中。