ホーム 03【お店へ行く】 Dr.STONEの世界へ ノスタルジックな鳥羽なかまち

Dr.STONEの世界へ ノスタルジックな鳥羽なかまち

一瞬の出来事だった。

あたりを真っ白に包んだ閃光に、思わず目を瞑る。数秒後、徐々に収まっていく光を瞼越しに感じながら、ゆっくりと目を開いた。…すると、そこには信じられない光景が広がっていた。

ここはどこだろう?

おかしい。ここは普段、僕が過ごしている鳥羽なかまちのはず…

思わず目を閉じて、深く息を吸って、吐く。そして、もう一度目を開いた。それでも、目の前の光景は変わらない。夢ではないらしい。ここは…本当に鳥羽なかまちのようだ。

鬱蒼と生い茂った草木に覆われてしまった鳥羽なかまち。あたりを見渡しても、物音もなく人の気配も感じない。一体、どうしてこんなことになってしまっただろうか。

このままじっとしてもいられない。幸い、僕の身体は特に異常はないみたいだ。ただ棒立ちしていて固まっていた片足をあげて、おそるおそる一歩を踏み出す。沈み込む柔らかな地面の感触を確かめながら、事務所のあるクボクリらしき建物に向かった。

…ここがクボクリ?

ちょっと中に入ることを躊躇う。入りたくない。でも、行くしかない。ブチブチと植物が切りながら、何とか扉は開いた。

クボクリ1階のカフェスペースだった場所を見つめ、ただただ呆然とする。驚きを通り過ぎて、何だか美しいとも思えてくる。そして、なぜか電気はついた。

さて、これからどうしたものか。僕以外にも誰かいないだろうか。まずは、近くから探してみることにしよう。

・・・ガタガタ

カフェ奥の鳥羽ちゃんぽんの花清水さんの方で音が鳴った。誰かいるのか?

おそるおそる覗き込むように奥へと歩を進める。

「誰かいますか?清水さん?…」

!!!

そこにいたのは…

続・・・きません。完。

Photoshopの新しい機能で、実在する場所や建物をジブリっぽい写真に加工して遊んでみました。手軽に何でもありな時代になったものです。

※.ジブリっぽい緑緑したクボクリは、実在しませんのであしからず。

ちなみにクボクリカフェスペースの元画像

鳥羽なかまち公式WEB

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