今年(平成27年)に緑綬褒章受賞を受賞された津市の栗真町屋百人衆が主催する、巨大龍踊りに密着しました。
まずは千王神社にてお祓いを行うため、続々と参加者が集まってきます。
辺りが暗くなり始めた19時頃、お祓いが始まります。今か今かと祭りを待ちわびていた参加者の熱気や気迫が会場に満ちあふれています。「うぉー!いぇー!」とかけ声があちらこちらで怒号が鳴り響きます。
日本一の長さを誇る全長55メートル(参道の長さ)の電飾を施した巨大龍が太鼓の音色と共に、練り歩き開始です。道沿いの家の壁にぶつからないように、足で壁を蹴り返しながら、威勢の良いかけ声があちこちで聞こえます。
国道23号線を封鎖して巨大龍が練り歩きます。その迫力はまさに圧巻です。
爆竹や手筒花火などに演舞を盛り立てます。まさに会場はカオス!!
19時から始まり22時近くまで練り歩きは続きます。終盤に向け凄い気迫を感じます。
外国人の方々もいました。大人も子どもも一帯となってまつりを盛り上げ、とても楽しそうでした。
町屋巨大龍踊りは、雨乞い祭りです。
毎年7月の第一土曜日に開催されています。
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事