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美しい風景と職人の作るドイツパンで過ごす休日

 お久しぶりです。緊急事態宣言が出ていたのでどこへも出かけられず、一人寂しく引き篭もっていたmeisuiです。
宣言こそ解除されましたが、油断は禁物。できるだけ不要不急の外出は引き続き自粛しているのが賢明ですね。

 さて、それでも本当は旅行やドライブが大好きな私。
国外はもちろん県外にも出掛けづらいこのご時世に、少しでも気晴らしになる様に県内でドライブに行くことにしました。
前回は海辺の紹介をしたので次は山方面を攻めたいなと思い、どうせ行くなら美味しいものが食べたいよねと一時間半車を走らせ、今回訪れたのはいなべ市藤原町の「フライベッカーサヤ」さん。山のふもとで頂けるドイツパンのお店です。

 今回私はSNSで調べて来たのですが、やはりハードパンが好きな人には堪らないお店らしく、オープンしてわずか5分後には外に列ができるほどの人気店!それもそのはず、営業日は木・金・土の週3日のみで時間も午前11時から午後5時までとやや短めなので、お目当てのパン達を手に入れるべく並んでいるのだとか。
元々は名古屋で営業されていたのが、昨年
2019年の12月にいなべ市に移転された、まだまだ新しいお店でした。ちなみに訪れた時にはコロナ対策で一度に店内に入れるのは人数が限られているなど「密」への対策もしっかりされていました!

待っている間もこの雄大な景色を楽しめるのでとっても気持ちが良い空間です。
 さあワクワクしながら店内に入るとこじんまりとしたドリンクメニューが目に入って来ました。よく見るとドイツ語で書いてあります。う〜ん!この時点で既に雰囲気満載でこれは本場の味が期待できそうだぞと、胸が躍ります(まあ本場行ったことないのだけど笑)!店内の白い壁と木目のバランスもとっても素敵。

この日は暑くて少し喉が乾いたのでコーヒーでも頼もうかな、なんて思いながら待っていたらあっという間に順番が回って来ました。

 ん?!こんなに種類あるの?!しまった下調べしてこれば良かった、全然分からないぞと思っていたら店員さんが優しく丁寧に説明してくださいました。なんとドイツ国家資格のパン職人の資格を取得した職人さんが作られているそうです!まさに「本物」!
どれも美味しそうだけど、やっぱり定番のカイザーゼンメル(プレーン・ごま両方)にまた定番のプレッツェル、そしてメアコルンバウアルン(ちなみにメアコルンとはドイツ語で「たくさんの穀物」のことらしい)を頼もうとして、ふと顔を上げるとそこにはサンドイッチのメニューが! これ全部ドイツパンのサンドイッチです、すごい品揃え。実は朝寝坊してお腹がペコペコだった私は、もう迷わずバウアルンサンドを頼んでしまいました(今思い返すと、シュペック&シュピーゲルアイなんかもとっても美味しそうです。次はこれにしよう)

 テイクアウト形式にして外のテラスで飲食が可能とのことだったので、サンドイッチとコーヒーをこちらでいただくことにしました。

 想像の3倍くらい大きいサンドイッチが来たわけですが、とんでもなく美味しいサンドイッチだったわけです、これが。ドイツパンは前述にも述べた通りハード系なので比較的しっかりしていて、この大きさ食べたら1つで満腹になると思っていたのですが、あっという間にぺろりでした。パン生地に練り込まれた「たくさんの穀物」のザクザク感と、スナップエンドウやレタスのみずみずしさ、そしてロースハムの塩気にマスタードの香りが堪らない。

しかもテラス席なので山を眺めながらの優雅な食事。これはもう今まで史上最高のテラスランチだ、なんて幸せなんだろうと思っていたら目の前からサンドイッチが消えていました。ええいどうせならもう一つ、プレッツェルも食べてしまえ。

こんなドライブも楽しめて、美しい景色も楽しめて、何よりとっても美味しい食事も楽しめる最高な休日、皆様も是非一度は経験してみては?

今回の取材先
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Freibäcker
SAYA
住所:いなべ市藤原町下野尻964−3
営業日時:木・金・土 11:0017:00
TEL
0594-37-5301
Instagram
https://instagram.com/freibaecker_saya?igshid=z4m0pz74b4gs
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