『楽しく、美味しく』
今回の取材で最初から最後までキーワードとなった言葉。
生産者さんの熱い熱い想いが温かいお茶を通して伝わってきました。
今回はそんな楽しく美味しいお茶のお話。
出会いは友達のSNSで投稿されていた魅力的なパッケージの「何か」。ん?これは何だ?、とすぐに興味が湧きました!よく読んでみると素敵なパッケージのお茶だったのです。こ、これはどんな人が作って、どんな味なのか?色々と気になり、友達に取材交渉してもらいました。
そして取材の日。
約束の場所は山の奥。ソワソワしながらたどり着くと、三人の人影が。
何と外でお出迎えしてくれていました。
挨拶も早々に、お茶会がスタート!
まず頂いたのは一番茶。
こちらは綺麗な緑色のお茶。一口目…「え、これは何ですか!?いつものお茶のイメージと全然違います!出汁!ダシですねこれは!」
この一番茶は若く柔らかい葉の煎茶で、低温で淹れることにより、甘い口あたりになるそう。贅沢なお茶。
続いて淹れてもらったのは
アールグレイの紅茶。
そう、こちらの方々は煎茶だけではなく、紅茶、ほうじ茶などを販売されているのです。
そうそう!私が最初に惹かれたパッケージがこちら!
これは皆さん気になりませんか!?
そんな中、お茶会は盛り上がっていきます。
まだ紹介していませんでしたね、こちらを作られているのはTEA’S TEA BOYS (ティーズティーボーイズ)さん!
村瀬さん、森本さん、加藤さんの三人で、元々の友人でされている集まり。始まりは2年前、三人で飲んでいた時に「楽しい事したいな、何かしよ」というアバウトな言葉から始まったとの事。
ここからTEA’STEABOYSの『楽しく、美味しく』が始まります!
村瀬さん、加藤さんのお仕事はお茶の生産。森本さんは実家がお茶を生産されていたとのことで、お茶の販売は自然な流れ。
ただ、元々の仕事だからというだけではない『お茶』への熱い想いが話していく中で常に感じられました。
あぁ、この方々は『好き』のなかで仕事をしているからこんなにいい笑顔をされるんだなぁ…
出逢うべくして出逢った三人で作る『お茶』はお世辞抜きで美味しい。そしてお茶会は終始笑い声が絶えませんでした!
あ、またパッケージの話に戻ります。
こちらは村瀬さんが描いているとの事。
20歳頃にイラストを描いていたそうですが、久々に描くこちらのイラストは何と一年程、あーでもないこーでもないと試行錯誤を重ねて産まれたとのこと。
村瀬さんの真っ直ぐさや熱さが伝わってくる。それがパッケージの魅力にも繋がるのですね。
そうそう、TEA’STEA BOYSさんのInstagramでもお茶のように熱い言葉がちょくちょくと。こちらも村瀬さんが更新されており、うん、納得。優しい笑顔の裏側は熱い村瀬さん。
さぁさぁお茶会は続きます。
気になってきましたよね、TEA’STEA BOYSさんのお茶。
インターネット販売もされているのですが、始まりはマルシェ。イベントでの販売は最初はうまくいかなかったようですが、だんだんと色んなイベントに呼んでもらったり、人との繋がりでTEA’STEA BOYSさんのお茶が広がりがうまくいき始めている。
その繋がりはそれぞれの友達であったり、また森本さんがされている音楽からの繋がりなど。そこからも『楽しく、美味しく』が見えてくる。
「楽しくてしゃーない」三人の言葉が頭に残りました。
まだまだお茶会は続き
お茶を淹れてくれる姿も絵になる加藤さん。
次に頂いたのはほうじ茶。
元々ほうじ茶好きの私ですが、今回頂いたほうじ茶の香り、味に魅了されました!
色が薄めに感じるのは、葉ではなく茎茶だから。葉のお茶は苦味もでるが、茎はまろやかで苦味も少ない、と加藤さん。他のメンバー2人からは加藤さんがお茶を淹れるのが1番うまい!っと絶賛!最後の一滴まで丁寧に淹れてくれたこちらのほうじ茶は、本当に苦味か少なく香りが優しく鼻をくすぐるずっと味わっていたいお茶でした。
こうやって色々なお茶を丁寧に淹れて頂きましたが、これはこれとして。
おうちでお茶を飲んでもらうのは、難しく考えずどんな淹れ方をしても美味しく飲んでもらえるように作っていますとのこと。
そう、あのパッケージの中は簡単に淹れられるティーバックになっていて、急須がなくても簡単に美味しいお茶が飲めます。「何度で、何分おいてとか難しいこと言われたら楽しく飲めないでしょっ」との思いがあり、パッケージの裏の淹れ方説明もほんとに簡単。
ここからも『楽しく、美味しく』が見えてきます。
常に飲んでもらいたいという思いから、簡単であったりお手頃な値段設定だったりも。
どんな方にも、またお子さんにも飲んでほしいと、カフェインが少なめな葉を選んでスッキリな味わいのお茶を作ったり。
一度手にとってもらいたい!
この魅力にハマってあなたも『楽しい、美味しい』を体感できるはず!
TEA’STEA BOYSさんは店舗を持たれていない為、インターネットか置かせてもらっている他店舗さんでの購入になりますが、これからもイベントを積極的にしていきたいとのこと!そこではイベント限定で色々なお茶のラテも販売されるとのこと!イベントの開催要チェックですね!
ほっこりお茶会も終わり私も『楽しく、美味しく』という言葉を持ち帰り、お茶を使っていつものように料理も作ってみました!
こちらはは香り豊かなほうじ茶でお魚達を蒸してみました!
タラ・カブ・菜の花のほうじ茶蒸し
味付けは塩のみ。香ばし香りが1番の調味料。
蒸しに使ったほうじ茶に蒸しあがった食材を浮かべました。
ゴボウと焦がしとうもろこしのポタージュ
玄米の粒、ゴボウ、焦がしとうもろこし、それぞれが持つ独特な香ばしさをぶつけ合ってみたらうまーく融合。スプーンですくうと最初にゴボウ、口に入れた瞬間にとうもろこし、そしてカリッと噛んだら玄米が。それぞれがふわっと香る。
ぷるっと煎茶のわらび餅
しっかりと水出しした煎茶で作ったわらび餅。わらび餅に閉じ込められ、香りがない。と思ったら…
ぷるっと口に入れ崩していくとしっかりと味わいが。
アールグレイと共に頂きました。
こんな感じでおうちでも『楽しく、美味しく』
お茶の生産から加工製造、そして出来上がったTEA’STEABOYSさんのお茶。
手にとりそのお茶を頂く私達。
TEA’STEA BOYSの三人には自分達が『楽しく、美味しく』を徹底する事で、お茶の向こう側に見える『楽しく、美味しく』まで、しっかりと見えてるのでしょうね!
TEAS’TEA BOYS
Instagram https://www.instagram.com/teasteaboys/
Homepage https://teasteaboys.theshop.jp
nanachiro。OTONAMIE公式記者。食べる事が大好きで産直市場に通い詰め、好きな気持ちが爆発し、野菜ソムリエ資格取得。三重に産まれ三重で育った30代。出掛けること、写真を撮ること、郵便局を巡る事も好き。常にカメラを持ち歩き綺麗な風景などを見つけるとついつい寄り道。得意ジャンル:写真(風景、親子写真、夫婦写真など)・郵便局巡り(貯金してご当地スタンプをもらう)。この記者が登場する映像