たまご・乳製品を使わない喫茶とお菓子 喫茶ココリエ
亀山市に昨年openした喫茶ココリエ。たまご・乳製品を使わないお菓子が話題となり、アレルギーを持つ方が安心してスィーツが食べれると人気になっている喫茶店があります。
店主は増田理恵さん。素人感覚では、お菓子作りにはたまご・乳製品は必需品じゃないの?という疑問を払拭すべく、たまご・乳製品を使わないお菓子とは、どんなお菓子なのか?敢えて使わないといった選択をした理由などをお伺いしてきました。
たまご・乳製品を使わない理由とこだわり
幼稚園教諭中に結婚、体を無理したこともあり、食の見直しやアレルギーをもつ子供の増加を目の当たりにし、退職後いろいろな経験を踏まえ学び、2012年工房をopen。全て卵、乳製品不使用にし、アレルギーがあってもなくても、子供も大人も、『皆が体に優しい食材で同じおやつを通じて美味しい笑顔に』なってもらいたいという想いをぶれず続けています。
そして規模を広げ、販売と飲食のできる喫茶ココリエとして2019年に新規open。
喫茶は、かねてからの夢で、お菓子を通して”人と繋がる”を大切にしてきた私としては、カウンターをもち、その空間を皆さんが自分らしく、心地よく、過ごしてもらうことが希望だったんです。
一人でも、みんなでも、その人が自分らしい心地よさで、幸せキブンになってもらうことが、私の一番望む喫茶ココリエの形です。
今後も変わらずこの想いはぶれず、でもきっと、このベジスイーツ、植物性のみのお店として、世界的にベジが意識されてる今、この大切な地域にも慕われたらと思っています!
一人で銀行に走ったり、建築の方と打ち合わせをしたりとopenまでは抱えるものが、いち主婦としても辛かったですが、あとはすばらしい周りの方のおかげでほんとに心も支えてもらってます。
と熱く語ってくれました。
アレルギーを持つ人は、増加傾向にあると何かのニュースで聞いたことがあります。そして、肌感覚としても、ひと昔前に比べてアレルギーを持つ子どもが増えているように感じています。その中でも卵と乳製品が5割を占めるといったデータもありますので、この2つを使わないお菓子というのは、食べる事が出来なかったというものを食べる事が出来たという親子の喜びに繋がりますよね。
複雑化する社会の中で、出来たという肯定感は子どもが成長する上でとても大切なことだと私は考えていますので、まだまだアレルギー対応のお店は少数ですが、この先増えていってくれたら嬉しいです。
喫茶ココリエ
住所:亀山市和田町211-1
電話番号:0595-86-5464
営業時間:11:00 ~ 17:00
定休日:日曜、月曜(たまに営業有り) 臨時休業有
岡田聖子。Otona記者。NPO法人shining理事長、ママそらみえ支部代表、介護支援専門員、心理カウンセラー、ゆめのたね放送局パーソナリティ。得意ジャンルはグルメ、お出かけ。