ホーム 01【食べに行く】 地物でつくる、みえごはん!生産者さん訪問&創作version

地物でつくる、みえごはん!生産者さん訪問&創作version

あーいい香り。今我が家はおいしくフレッシュなあの香りに包まれています。そう、みんな大好き『イ・チ・ゴ!!』

お洒落なロゴ。いちごを通して見ると更に可愛い!このお洒落なロゴをデザインした友達に「おいしいイチゴがあるよ!」とわだいちご農園さんを紹介してもらい訪問させてもらいました!

 

パンっと張った真っ赤な表面に、グイッと食い込んだ種。

田んぼの中に長ーいビニールハウスを発見!ご夫婦でこの農園をされていると聞いただけだったので、どんな方なのかなとドキドキしながらハウスに近づくと・・

夫の和田記一さん。このフレンドリーな笑顔で迎えてくださり、一気に緊張が溶けました!まず言っておきます。この方の作るイチゴ、美味しいです、とても!なぜ美味しいか。話を聞くうちにわかってきました。

まずは、なぜイチゴ農家になったのか。第一の理由は「病気をして生き方を変えようと思ったから」とのこと。夫婦2人で自営をするには相当の覚悟がいったでしょうね。

記一さん:前の職よりずっと楽です、誰にでも出来ますよ。

いやいや、誰にもなんて出来ません。和田さんのキャラクターもあり、イチゴの育て方を楽しく話してくれましたが、そこまでの知識や技術を一から学ぶには相当な努力や忍耐がいったはずです。病気の事、今期で2年目の農園、娘さんの成長。大変な事も多いはずなのにそれを感じさせない和田さん。

この笑顔、イチゴにも元気な気持ちが伝わっているでしょうね。育てている章姫は元々甘い品種だそうですが、和田さんのイチゴもモチロン甘い!そしてパンっと張った真っ赤な表面に、グイッと食い込んだ種。

この種の食い込みは、水分不足のイチゴにはみられないのだそう!

これはイチゴの葉っぱ。先っぽに水滴が!ハウスの中だし、朝露でもないのに不思議に思って質問。『葉水』というそうで、和田さんの農園のいちご農園ではたくさん見られた光景。根が健康でしっかりと水分を吸い上げてる証拠だそう。

こうやって根から吸い上げた水分をたーっぷり含んだイチゴ。パンっと張ったイチゴをかじるとジュワーっと甘い果汁が!柔らかいのに少しシャキッとした食感。シャキっとしたイチゴって青くさいというか、渋いというか、そんな味がするじゃないですか。
違うのです!!
甘くてジューシーでシャキっとして、そしてその余韻が口にふわっと残る。『あぁ美味しい…』。和田さん、やられました。惚れましたあなたのイチゴに!!どうしたらこんな美味しいイチゴが育てられるのですか?と聞くと。

記一さん:当たり前の事を当たり前に、普通の事を普通にしているだけです。次に進む為にはまずやれる事を着実にしています。

明るく面白い人柄の裏に真っ直ぐさを感じられました。

毎日こうやってイチゴと真正面に向き合っているのですね。美味しい理由が伝わってきました。イチゴの生産は、6月に親株を植え、2万本の苗を作る。9月に苗を植える。11月中旬から収穫。そして1月下旬の今から一番美味しい時期を迎えるイチゴ。

ぜひ食べてもらいたい。そして毎年和田さんのイチゴを口にして欲しい。そんなイチゴに私は出会えました。

食べ方のおすすめはやっぱりそのまま、そして甘味がよりわかる常温で。

 

和田さんのイチゴの味を生かしたケーキとサラダ

そのまま頂き味わったあと、やっぱりアレンジもしてしまう私。

シンプルに苺のショートケーキ。イチゴの甘酸っぱさとクリームのまろやかさ。そしてどちらにもない少しの苦味として紅茶のシロップをスポンジに染み込ませて。

もう一品はこのジューシーさを活かしてサラダにトッピング。野菜の歯触りと一緒にイチゴのたっぷりの水分が弾け、また生ハムの塩分がイチゴの甘みを引き立てます。ドレッシングにも潰したイチゴを加えて爽やかに。これは主人も美味しい!と気に入ってくれた一品。ぜひぜひ。

和田さんのイチゴ、絶対に食べて欲しいイチゴ。市場に出されているのですが、直売所でも買えます!一番おいしい今の時期。和田さんにも会えます!私が勧めたように、あなたも誰かに伝えたくなる美味しさ。気になった方は、まず一度買いに行ってみてくださいね!

 


 

わだいちご農園
直売所:
三重県津市雲出島貫町954-2
OPEN:月・水・木・金・日 12:00(早くなる時も)〜無くなり次第
in: https://www.instagram.com/wada_strawberry_farm/

※直売所の開店日や開店時間は変更になる場合があります。

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