ホーム 01【食べに行く】 地物でつくる、みえごはん!モロヘイヤのシャキとろイタリアンオムレツ

地物でつくる、みえごはん!モロヘイヤのシャキとろイタリアンオムレツ

最近、兄と子どもの頃の話になって小さい頃『モロヘイヤのおひたし』をお母さん作ってくれてたよね?という話題に。1980年代にモロヘイヤブームがあったそうです。でも最近食べてなかったなーと調べてみると・・、三重県は出荷量が全国8位。そして三重県産モロヘイヤ出荷量の約8割は松阪(地元です)。全然知らなかったけど生まれ育った地元は全国有数の名産地だったのですね。

青々としていておいしそう!

さらに・・
なんだこれー!栄養満点じゃないですか。
エジプトなどで古くから食べられている緑黄色野菜の一種で、かつて重病を患ったエジプト王がモロヘイヤスープによって治ったという昔話があり『王様の野菜』とも云われているのだとか。

高抗酸化ビタミンの代表であるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがすべて揃っていて、その含有量は野菜の中でトップクラス。代謝をサポートするビタミンB1やビタミンB2を多く含み、疲労物質が体に溜まらないようにしてくれます。鉄分やカルシウムも多く含み本当に栄養価バッチリ!

ということで、早速モロヘイヤを買ってきて夏バテ気味の身体に取り込みます。7月から9月頃の今が旬なので、スーパーや産直市場に並んでいてすぐに見つけることができます。

夏野菜と一緒にサッと炒めてから栄養や旨みをぜーんぶ頂くため、卵などと和え、オーブントースターでこんがり焼いてみました。

 

モロヘイヤのシャキとろイタリアンオムレツ

(16㎝スキレット使用)
・モロヘイヤ     100g程度
・野菜        お好みで
・卵         3個
・顆粒コンソメ    4g
・はんぺん      1/2枚
・生クリーム 又は牛乳  35㎖
・粉チーズ       40g
・塩胡椒       少々
・ニンニクスライス    一片
・バター       少々

—作り方
.モロヘイヤは流水でよく洗い、茎から葉の部分だけをちぎり水気をきる。お好みの野菜とモロヘイヤを一口大にカットしておく。
.温めたオリーブオイルにニンニクを入れ、香りが出たら硬い野菜から順に炒め、最後にモロヘイヤを入れ塩胡椒をしてサッと炒める。
.卵を割り、生クリーム、粉チーズ、顆粒コンソメをよく溶いておく。これにはんぺんを手で潰しながら入れる。
.バターをしっかり塗ったスキレットに、炒めた野菜との卵を流し入れ、200℃のトースターでこんがりするまで焼いたら完成!

—料理のポイント!
モロヘイヤは茹でて刻むとネバりが出るが、今回はそのネバりを主張させたくはなかったので、粗く切りサッと炒めて使用しました。食べるとシャキっとした食感と少しとろっとしたモロヘイヤ独特の食感が味わえます。

そして今回の食卓。
〈アオサのミルクスープ〉
牛乳にアオサの旨みをゆっくりと煮出したスープ。コンソメ、塩、合わせみそ少々で味付け。
〈バニラアイスの蜂蜜レモン岩塩がけ〉
漬けてあった蜂蜜レモンと少量の岩塩で。ミネラルもしっかり補給。
〈シーチキンとオリーブのパテバケット〉
シーチキン、オリーブ、ニンニク、玉ねぎ、ローズマリーをミキサーにかけ、少し煮詰めたパテをこんがり焼いたバケットにたっぷり乗せました。
〈ままかりとイチヂクのカルパッチョ仕立て〉
スーパーで買ってきたままかりをニンニクとオリーブオイルで漬けておき、マリネしたイチヂクと一緒に頂きました。

あっという間に終わってきそうな夏ですが疲れを引っ張らないように『王様の野菜モロヘイヤ』を食べて元気に秋を迎えましょう!さぁ次は食欲の秋だぁー!美味しい旬の食べ物を見つけに行ってこよっと♬

 

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