ひとり暮らしの人なら、わかってくれるであろう。時々無性に「誰かの手づくりご飯が食べたい」という衝動を。
自炊しても何か物足りない。外食はもちろん美味しいのですが、味だけでない何かが欲しくなるときがあります。食べたいのは、お母さんが私のために作ってくれたような素朴であたたかい食事…。沖縄から学生として津市にきて四年目。そんな私の欲望を満たす店をついに・・・見つけたっ!
近鉄津新町駅から徒歩10分、中部電力の正面にある「千鳥屋食堂」さん。
レトロな外観に出前用のスーパーカブ。渋いです!
ちなみに2階では雀荘も営業。最近では麻雀をする女性も増えているとのこと。地元の人たちの憩いの場になっているようです。
昔ながらの食堂を感じる店内は、4人掛けテーブルが4席、2人掛け座敷が3席。
周辺に中部電力、百五銀行、三交不動産など、会社が多いこともあってお昼時には満席になることも。大勢のビジネスマンで賑わう町の食堂です。
メニューはこんな感じ。麺類が豊富で、うどんだけでも10種類越えです。
美味しそうな定食メニューに食欲をそそられます。みんな大好きなあのメニュー、このメニュー・・。どれにしようか迷ったので、お店のご主人に相談して、人気の「豚焼定食」をチョイス。
待っている間にご店主と少しおしゃべり。
ご家族でお店を切り盛りしていて、今年で67年目。3代続く定食屋さん。
今は3代目の息子さんが厨房をまかされているそう。3代目は和食、中華、イタリアンのお店で約15年の修業後、5年前からこの食堂で腕をふるう。
夜は居酒屋としても営業している千鳥屋さん。和食だけでなく幅広い料理が作れる3代目。締めに居酒屋メニューにはないパスタを注文するお客さんも。
2代目:彼(3代目)の作れる範囲内で何でもやってます。こういう小さい店ですもんで。
知る人ぞ知る裏メニューに少し憧れました。安くて美味しい夜の千鳥屋さんも、津新町や丸之内界隈で働くビジネスマンが日常的に通う。学生の私からみても、色んな魅力が詰まっているお店だ。
そうしているうちに注文した豚焼定食が到着。醬油ベースの甘辛いタレの匂いに誘われながら・・。
早速、いただきまーす!
これだよ!こんなご飯が食べたかったんだ。
あったかくて落ち着く味。母を思い出すような優しさの味。
そして、白飯のお茶碗(どんぶり?)の大きさ!
これで並盛。顔より大きいのでは!?食べきれないと思っていたけど、香ばしいタレで焼かれた豚肉に、ご飯が進むのです!
デフォルトの味付けでもお箸が止まらないわけですが・・
さらにマヨネーズをお願いすれば、どーーん!とチューブごときました(笑)。
豚焼×マヨなんて、合わなわけがない!
男の人には嬉しいサービスですよね。取材に同行していた同じく学生の知り合いは千鳥屋さんの味を「長い旅行から帰ってきた感覚になった」と、上手いこと表現。女子である私でも、美味しさに身を任せ、見事に完食!
「ふぅ、美味しかった。お腹も心も満足だ」と、店内を見渡してみる。
懐かしく、今では日常で見かけることが少ない光景も。
大きめの信楽焼や、
爪楊枝入れも可愛い。たぬきは「他を抜く」という意味で繁盛の縁起物。THE☆定食屋さんを感じるアイテム。(たぬきのお腹や持ってる徳利など、いろんな意味が込められているので興味がある人は調べてみてね)
3代目:最近、津新町界隈にお洒落なカフェや洋食屋も増えています。うれしいことです。
3代目の何気ないひと言を聞いて、60年以上も店を構えて今も人気なのはやはり地域の人々に愛され、地域を想う気持ちがあるから。これからも働く人のお腹を美味しいご飯でいっぱいに満たし続けて欲しいと思いました。
愛情ご飯が恋しくなったら・・。ここには優しい家族の作るあたたかいご飯があります。
今度は何を食べようか。本文を書きながら、早くもお腹が急かすのでした。
千鳥屋食堂
TEL 059-228-4255
住所 三重県津市丸之内7-2
営業時間 9:00~15:00 17:00〜21:00
定休日 日曜日、祝日
※2019年8月24日取材。営業時間、定休日などは変更になっている可能性があります。
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大学生ライター
沖縄から三重へ
サバゲ―、空手、が趣味。専門は江戸文学だけどロックも好き。食べることも好き。