口の中の水分が持っていかれる。
ではない。
口の中に水分を与えてくれる。
それがbaguette rabbitの名物パン「ブール」
この断面をよーく見て頂きたい。
伝わるかな…
しっとりを越えたもっちり、
もっちりを越えたねっとり。
思わず顔をうずめたくなる艶感。
隣にいた両親に、まずは一口ずつ。
母:「あら!!むちもちで美味しい!」←(出先では必ずパンを買うマニア)
父:「なにこれウマい!こんなパン今まで食べたことないよ!常識超えたね」←(然程パンを食べないくせに上から)
父とコメントが被るのは若干悔しいがその通りで、
パンの常識を覆すような水分量なのだ。
卵・牛乳・バター・オイルは入っておらず、
シンプルゆえに味わえる小麦そのものの甘みとコク。
平均1日300個、多い時には600個も売れるのだそう。
baguette rabbitは、
名古屋に本店を構え、
多くのファン魅了し続けているベーカリー。
2018年2月
東京・自由が丘にもオープンした。
添加物は不使用。
コンセプトは安心安全でおいしいパンを提供すること。
小麦粉は三重県産「ニシノカオリ」を使っており、
店内の石臼で挽いて自家製粉している。
店長:「挽き立ての風味を生かしているので、小麦粉の優しい甘みが味わえると思います。低温長時間発酵で寝かせながら焼き上げ、吸水率は通常のパンに比べて約1.5倍。意外性のある食感に驚かれるお客さんは多いですね」
店内には約80種類のパンが並ぶこともあり、
バケットだけでも4種類。
どれもこれも美味しいのだけど、
やはり人気はブール。
トーストでカリッとさせず、
そのまましっとり食べるのがおススメらしい。
結構な重量感があるが、それは水分量の多さ。
いつの間にかペロリ完食してしまう魔法がかかっている。
また何をサンドしてもピタッと相性合いそうだ。
驚きのみずみずしさ、体験される場合は、
どうかやみつき覚悟で…。
名古屋
住所:愛知県名古屋市名東区社口1丁目916
自由が丘
住所:東京都目黒区自由が丘1丁目16−14
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事