ホーム 01【食べに行く】 定番セットは中華そば×ちらし寿司。レトロファン必見!あの映画にも玉山食堂。

定番セットは中華そば×ちらし寿司。レトロファン必見!あの映画にも玉山食堂。

昼時は地元の人でいっぱいになる食堂。
遠方からも「南伊勢にきたら昼食はここ!」というファンも多い店は “THE食堂” という感じの佇まい。

五ヶ所みかんで有名な、南伊勢町の五ヶ所湾沿いにある玉山食堂。
輝く穏やかな海。
燦々と降り注ぐ太陽の光。
ドライブにもおすすめな南伊勢町は、稲垣吾郎主演、阪本順治監督の映画「半世界」のロケ地にもなった自然豊かな場所。
玉山食堂もワンシーンに使われ、映画がきっかけで訪れる人もいると聞く。

ちなみにこちらは湾沿いの入り口。
どちらも正面のような不思議な構造。

暖簾をくぐり、お座敷席へ。

懐かしい感じの日本各地の提灯。
と、こちらも懐かしい味わいの中華そば。

中華そばとセットになっているのは、チャーハンではなくちらし寿司。
初めてきたときは不思議な組み合わせだと思った。
でも今ではちらし寿司が付いていないと、物足りなさを感じる。

奥にあるのは冷蔵ショーケース。
先代は、にぎり寿司も出していたのだとか。
にぎり寿司と中華そばという組み合わせ。
南伊勢の友人に聞いたら「あたりまえ」とのこと。
さすが県下一の水揚げ量を誇る漁師町、南伊勢。

程よく味つけされ、肉感も味わえるチャーシュー。写真はチャーシュー麺。

だしの効いた中華そばと酢飯が不思議と良く合う。
また食べたくなる優しい味わい。
美味しいなと、いつも思う。
友人が注文したのは、かつ丼。

ごはん on とんかつ on たまごのスタイル。
前に書いた同町の三栄食堂も同じスタイルだった。
またもや南伊勢の友人に聞いたところ「町を出るまで、これがふつうと思ってた」とのこと。
南伊勢のソウルフードといってしまいたくなる、かつ丼スタイル。

曜日限定(水・土・日 ※2019/3/18時点)で夜も営業。
干物、パスタ、そして玉山チャーシューぎょうざなんて、とてもそそられる居酒屋メニュー。

注文を聞きにきた店員さん。
高校生のアルバイトかなと思ったら、このお店で働く娘さんだった。
祖母、母、娘の三世代でお店を切り盛り。

私:ごめんなさい!お若いから学生のバイトさんかなと思って。
母:年の割に顔がおぼこいからねー。
娘:そのひと言が余計やねん!(笑)

明るい食堂に、次々とお客さんがやってくる。
勝手ながら玉山食堂は、できればずっと玉山食堂であって欲しいなと思った。

Photo:y_imura

 


 

玉山食堂
三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦969-1
tel 0599-66-0124

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で