ホーム 04【知る】 三重の【こども食堂】、3周年を迎えて、今の【こども食堂】

三重の【こども食堂】、3周年を迎えて、今の【こども食堂】

桑名には3年前からこども食堂があります。

3年前の春、ほぼ同時期に桑名市に3か所のこども食堂が立ち上がりました。

それから、行けない日もありながらも、3か所のこども食堂に参加し続けています。

 

よちよち歩いていた次女は年少、

めちゃめちゃイヤイヤ期だった長女は小1。

 

長女なんて部屋の隅や机の下に隠れて、ごはん食べずに帰るなんてことが何度もあったり、白ごはんだけ食べるとか、もう、ほんと連れて行くのを諦めたくなることが幾度となくあったのですが、それでも、私が行きたいから通っています。

 

うちは夫の帰りが遅いので、通常は母子で夕飯を囲みます。

そんな夕飯タイム、

作らなくてもよくて、

洗い物もしなくてよくて、

こどもと話をしながら、

外食気分を味わえます。

ママ同士の情報交換もできます。

 

しゃべりたがりの私にとって、月に3回のこの外食は楽しいサークルのような感覚です。

 

そして、こどもにも、最近楽しみができました。

 

あるこども食堂には、「おさがりぼっくす」というものがあり、欲しいものがあれば自由に持っていけます。

小1の娘は、ごはんよりもどちらかといえばこういうのが楽しみで、

こども食堂でよく会うお友達と、「これはどう?」「あんまり〜」「ピンクがいいな」「やっぱりこっちにしよー」など、女子トークをしながら物色しています。

それを太陽のスタッフさんが、ショップ店員のようにアシストしたり(笑)

欲しいものが決まると「おかあさん、これ買っていい?」と言うのだけど、

「お金いらないんだよ、ちゃんと大切に使うならもらえるよ」と答えると、

さらに悩んで「じゃあ、使うからハンカチにしようかな」とか欲しいものが変わることも。

 


お金が絡むと、「えーそれ高いわー」「安いからまあいっか」とか余計な親の価値観が入るのですが、「おさがりぼっくす」のものは、「タダでも使わないものはいらない」とこどもの方がしっかり判断します。(判断が正しかったかは別)

ごはんだけじゃない、いろいろな経験を与えてくれるこども食堂。

 

昨年12月に「こども食堂全国ツアーin三重」を開催したこともあり、

こども食堂開設ハンドブックを三重県が作ったり、

かなり動きが活発になってきています。

みなさんの住んでる街にも、新しく立ち上がったり、立ち上げようとしている方がいるかも??

 

新しいことをはじめたくなる春、「こども食堂」にアンテナ向けてみませんか?

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