やばい、衝撃的なサクサク!
”あの味を知ってから、車にウェットティッシュが必須になったんだ”
そう友人に勧められ向かったのは、
お惣菜・お弁当の店「たまい」のとり天。
早速、揚げたてを手に店を出た。
じんわりと感じる温度と、
鼻くすぐる香ばしい匂い。
信号を待つ間、
堪らずにひとつ口に入れた。
サクっ!!サク、サク、サク、サク…
何これ、何これ。
こんなサクサクってある!?
思わず踵を返し、再来店。
『すみません、さっきのとり天、もう1回頼んでもよいですか』
看板女将&娘に思わず笑顔
今年4月。
フランチャイズから独立し、
とりぶん大福店から生まれ変わった「たまい」
変わらないのは、
女将さんの癒しスマイル。
『この笑顔に会いに来ていますから』
と公言する常連さんも多い。
更に、看板娘さんの透明感にはズキュン。
思わず、目尻、下がる。
もうこの味を知らなかった頃には戻れない
女将さん・娘さんの笑顔と共に、
やみつきになるのが…名物とり天。
唐揚げも超ジューシー。
サクサクの極みを噛みしめたければ、
とりかわもおすすめ。
軟骨まで美味しいひらきにも、
是非かぶりついて頂きたい。
とにかく鶏肉の旨みを、
存分に楽しめるラインナップは、
もはや鳥肌レベル。
どれも揚げたてで出してくれるので、
家に帰るまで待ってなんていられないっ!!
車にウェットティッシュ…激しく同意。
1日の唯一の楽しみかもしれないお弁当
とり天も唐揚げも最高!!
な、たまいさんなのだけど、
お弁当が豊富なのも忘れてはいけない。
ご主人は、
30年程、料亭や式場等にて
腕を磨いてきた和食の板前さん。
業務用真空調理なども手掛け、
長らく、施設への料理提供も行っている。
その腕を活かした、
こだわりの弁当で、
近隣のビジネスマン達を支えているのだ。
飲食店での食事は、
料理以外にも、
雰囲気や友人との会話、サービス含め、
その空間と時間を味わうものだと思うが、
お弁当というのは、
日常の中で向き合うことが多く、
1日通して唯一の楽しみという人もいるだろう。
便利なコンビニではなく、
このたまいのホカホカな弁当を食べたいという
お客さんたちの想いは強い。
ハートフルなチームたまい
たまいに通っていると気付くのが、
行くたびに新メニューが増えていること。
メニュー開発について、
ご主人にお話をうかがった。
ご主人:『これからどんどん増やす予定です。鶏に関して言えば、旨みを引き出すバランスを常に考え、スパイスの配合もかなり試行錯誤しましたね』
―—新メニューを出す時の基準はあるのですか??
ご主人:『妻と娘に試食してもらい、家族3人で美味しいと一致しないと出さないと決めています。特に娘の味覚は信頼しています』
―—なるほど、家族が一丸となって、まるでチームたまいですね!!
因みにたまいさんは、
ご家族でももいろクローバーZの大ファン。
定期的に3人でライブへ行き、
ハッスルするというエピソードも聞かせてくださった。
お弁当のイイ匂いに包まれながらうかがう、
家族経営ならではの温もりあるお話。
通いたくなるスパイスはまさにこれかもしれない。
またあの衝撃サクサクを味わいたい衝動をグッと堪え、
帰路につく。
なんだかじんわりと、
心も満たされているのに気付いた。
お弁当・惣菜の店 たまい
住所:三重県桑名市大福字宮東340
電話:0594-24-7722
定休:毎週火曜日、第1第3水曜日
時間:[3月〜10月]10時30〜19時
[11月〜2月]10時30〜18時30
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事